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1947/08/22 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第19号
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1947/08/22 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第19号

#1
第001回国会 議院運営委員会 第19号
  付託事件
○新憲法の活用に關する陳情(第二十
 七號)
○觀光事業に關する調査承認要求に關
 する件
○職業安定法案審査のための議員派遣
 承認要求に關する件
○調査機構の擴充、豫算の要求等のた
 め小委員設置に關する件
○自由討議日に關する件
  ―――――――――――――
昭和二十二年八月二十二日(金曜日)
   午後一時三十一分開會
  ―――――――――――――
  本日の會議に付した事件
○觀光事業に關する調査承認要求に關
 する件
○職業安定法案審査のための議員派遣
 承認要求に關する件
○調査機構の擴充、豫算の要求等のた
 め小委員設置に關する件
○自由討議日に關する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(木内四郎君) それではこれより委員會を開きます。ちよつと速記を止めて……。
   〔速記中止〕
#3
○委員長(木内四郎君) 速記を取つて。觀光事業に關する調査承認要求書が提出されておりまするので、委員部長から説明いたします。
#4
○參事(河野義克君) 文化委員會において八月二十一日に觀光事業に關する調査承認を議長に要求することを決議いたしまして、承認要求書が提出されておりますから朗讀いたします。
    觀光事業に關する調査承認要求書
 一、事件の名稱 觀光事業に關する調査
 一、調査の目的 觀光事業の振興を圖るため、これに關する機關、施設、宣傳及び法規の現状を檢討して、將來の對策を樹立する。
 一、利益 平和國家としての我國を海外に紹介し、外客を誘致して外貨獲得を圖り、併せて國民の厚生文化の發展を促進する。
 一、方法 小委員を設けて關係者から意見を聽取し及び資料を蒐集する。
 一、期間 今期國會開會中。
右本委員會の決議を經て、參議院規則第三十四條第二項により要求する。
 昭和二十二年八月二十一日
     文化委員長 山本 勇造
  参議院議長 松平恒雄殿
これは將來實地調査等の計畫が生ずるかも知れないけれども、今のところ、その計畫がないので、若しそういうことがあれば、追加承認をお願いするかも知れん、そういうことでございます。
#5
○委員長(木内四郎君) 何か御質問なり、御意見なりありましたら……。
#6
○天田勝正君 今のについてちよつと質問したいのですが、經費の點はなしですか。
#7
○參事(河野義克君) ちよつと先程申上げましたような次第で、費用の點は今度は書いてございません。
#8
○天田勝正君 分りました。
#9
○委員長(木内四郎君) 議長において承認されることに御異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
#10
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
#11
○參事(河野義克君) 今度の本會議が火曜日にあるように承知しておりますし、或いはその前にあるかも知れませんが、それで議院運營委員會がそれまでに開かれれば宜しいのでございますが、或いは開かれない場合にちよつと工合が惡くなる點がありますので、その點をここで御了解を得たいと思うのでありますが、勞働委員會で、職業安定所を視察をするために、横濱に勞働委員會から議員を派遣することを本日の午前の委員會で決議されたのでございますが、その議員派遣の要求書が出ますと、議長は本議場にお諮りになる前に本委員會に諮られるならましでございますけれども、勞働委員會としては、火曜日の本會議の議決を經て水曜日頃出かけたというお話でございます。一日だけでございますけれども…。それでそれまでに議院運營委員會がありますれば、勿論正式の書面を朗讀いたしましてお諮りを願うわけでございますが、或いはそれまでちよつと議院運營委員會が開かれんようなことを顧慮しまして、今の私のそれだけの口頭で、止むを得ん場合には御了承願つて、議院運營委員會が本會議前に開かれない場合は、議院運營委員會に改めてかけることなく、直ぐそれを本會議の議に付してもいいという御了承を頂ければ、勞働委員會の方としては、實地視際に非常に便宜かと思いますが、その點を御相談をお願いいたします。
#12
○委員長(木内四郎君) 只今の點に御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
 それからこの際にちよつとお諮りいたして置きたいのですが、昨日、木下委員から、調査機關擴充に關する小委員を設けたいということでありましたが、設けることに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
 それでは如何いたしましよう。委員は各會派から一人ずつということで宜しうございましようか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○木下盛雄君 各會派から一人だと、若し都合の惡い人があるというと、どうしても會派から一人は出て貰わんと工合惡いから、やはり一人と決めない方がいいのじやないのですか。會派にもよりますけれども、二人ぐらいにして置かんと、結局、一人が都合惡いというと……。
#16
○委員長(木内四郎君) 都合の惡いときには代理の人が出られるということにして……。
#17
○木下盛雄君 そういうことを認められれば、それで結構です。
#18
○天田勝正君 簡單に各會派といつてしまうけれども、これはこの委員會に出ている各會派という意味なんでしようか。
#19
○委員長(木内四郎君) そういう意味です。
#20
○天田勝正君 從つて純無はいつでも除外という形になつておるわけですね。
#21
○委員長(木内四郎君) 併しこの委員會として小委員を選ぶのだから、この委員の中から選ぶのが當然と思います。
#22
○天田勝正君 それならばそれでいいけれども、要するにこの委員會に出席するところの各派から各一名ということに了解すればいいわけですね。
#23
○委員長(木内四郎君) そういうわけです。
#24
○佐々木良作君 今の小委員會ですね。この委員會の小委員會ということでやるわけですか。そうして今天田委員からあつたようにこの運營委員の中から各一名、こういうことですか。
#25
○委員長(木内四郎君) そうです。この運營委員として擴充機關に要する豫算の要求その他の準備をするために、豫めその小委員において研究して頂く。こういう意味の委員會です。
#26
○佐々木良作君 ちよつとその小委員會に希望して置きたいのですが、ということは、先達つての運營委員會で申上げました通り、これはいろいろな恰好で調査機關の擴充の方法があると思います。從つてこの前の運營委員會でちよつと委員長から出たような一つの方法だけが、決して一つじやないので、いろいろなる方面の内容を聽いたりする必要があると思います。例えば國會圖書館との關係、或いはその他政府が持つておる調査機關との關係、そういつて問題も來ると思いますから、この運營委員會の小委員會として、この運營委員を以て構成する委員會であるならば、できるならば、その委員會の正式の委員として入ることができなければ、そういつた關係の人を數人でも入れて、そうして十分にこの内容の檢討ができるような小委員會にして頂きたい。
#27
○委員長(木内四郎君) 勿論その委員會に他から委員を入れませんでも、今お話しのように、圖書館の方の委員會と連絡を取つたり、又政府の他の調査機關とも連絡を取つたり、その委員會として連絡を取る必要は十分あると思います。そういう連絡では足りませんか。
#28
○佐々木良作君 單に連絡ということでなしに、もつと積極的に意見を出させるチヤンスを作つて置いて頂きたいということであります。
#29
○委員長(木内四郎君) それはその委員會の運營に當つてそういうふうにするようにいたしたいと思います。それじや委員は各會派から一ずつ委員部長の手許まで申出て頂きたいと思います。
 それから次に自由討議を今一囘ぐらいは開かなければならんことになるんじやないかと思いますが、その際の題目について各會派で御研究おきを願いたいと思います。
#30
○天田勝正君 それにつきまして、どうなんでしよう。これはもうすでに自由討議も數囘おやりになつたのですが、大抵題目を決定いたしまして、それを中心としてやつてきたんでありますが、こういう方向を今度は止めて、どなたが一番最初の發言者になるにいたしましても、その人が一つその日の主題を提供する。その一番初めの發言者の論を中心といたしまして、これに賛否の論を討わせる、こういう方法を採つて見たらどうかと思うんです。題を全く定めずして、定めずというのは、最後まで定めないということでなくて、一番初めの發言者の題目をその日の討論の題目とする方法です。
#31
○委員長(木内四郎君) それも確かに一つの案だと思いますが、各會派においてもいろいろ研究しておられる點もあるらしいので、いかがでしようか。そういう方法、それから題目についても一つ御研究置きを願つて、そうして次囘にお決め願うということにいたしたいと思います。
#32
○木下盛雄君 その問題に關して、これはまあ成功するかどうか分らんが、天田君の意見非常に結構だと思う。それと同時に發言の順序とか、それから各黨から何名を出すということを全然考えずに、そうして本當のフリー・トーキングの形で一つやつて見たらどうだろうか。(「賛成」と呼ぶ者あり)そうしたら縛られん範圍において本當の意見が出るだろうと思うので、そういうことに對しても一つ御研究願いたいと思う。
#33
○委員長(木内四郎君) 何かその點については法規上の支障もあるらしいのです。全然時間の割當なども制限なしにやるということについては、議院規則上多少の支障があるらしいのですけれども……。
#34
○木下盛雄君 いや、時間の割當に支障があつたら、それは十五分ならば十五分でいいでしようけれども、豫め先に決めなんでそうして發言を求めた者にやらして行き、十五分ならば十五分の時間を區切つてやらそて行くということに……。
#35
○委員長(木内四郎君) いや、各會派に對する割當というものがやはり議院規則によつて決つておりますから、全然決めないということもどうかと思いますが、そういう點もいろいろ一つ御研究願いたいと思います。
#36
○兼岩傳一君 併し十分くらいにして、やはり豫めこれを決めないで十分ということで本當の自由討議をやる。それが法規が云々ということがあるが、各會派の數に應じて、それは一囘一囘その通りにやらんならんといつたら、人間が法律のあれになるので、それで全體としてそういうふうに運んで行くということで、たまに一囘ぐらいは本當の自由討議、本來の自由討議にしたらどうか。そういうように運用されるように希望します。
#37
○藤井新一君 私は天田委員、木下委員及び兼岩委員の意見に同感ですが、この際どうしても一囘だけは自由問題で自由討議を、而も十分で二時間以内にやつてしまうというような意味で、是非ともこれを實行して欲しいのです。それが本當の憲政の發達のための必要なものです。我々はいつも議題の枠に入れられて、そうして枠の中で研究するのもいいが、時には憲政發展のために、何でもいいからやる。この際次囘は必ずそれを實行して欲しいということは私は熱望して止まない。
#38
○委員長(木内四郎君) どうでしよう。一つこれは各會派で十分お練りになつて頂いて、この次に御相談願いたいと思います。
#39
○下條康麿君 自由討議はいつやるのですか。
#40
○委員長(木内四郎君) 今月の末日になるか、若し假りに會期が延びれば、來月の一日が二週間目に當るそうです。併しこの二週間目に當るその日までに必ずやらなくちやならんかという點についても、多少解釋の餘地があると思いますが、嚴格に解釋すれば來月の一日で二週間ということになるそうです。それではその點については次會までに御考慮願うことにいたします。
 尚御相談願いたいと思いますことは、來年度の豫算の要求に關する準備ですが、それにつきましても別に小委員を設けて研究するが、先程の調査研究機關擴充の問題、豫算の問題も含んでおりますので、その委員會において併せて來年度の豫算の要求についても御檢討願うということにいたしましようか。
#41
○木下盛雄君 その方がいいじやないか、各黨から皆出ておりますから、そうしてその原案を作つて、そうして本會議にかけて決定するというふうに運んで行つたらどうでしよう。
#42
○委員長(木内四郎君) それでは先程の小委員の方に來年度の豫算の要求についても豫め御研究願うということにしても御異議ありませんか。
#43
○天田勝正君 私はそういう方法に異議があるわけではないのですが、實は今日事務局にこの點を質しておきたいと思つたので、尚この小委員會ができるに當りまして、私がこれから申す點も一つ提示して貰つて、その小委員會にかけるということをお願いしたい。それは臨時雇の職員の諸君が相當おられると思うので、こういう諸君の待遇がどういうふうになつておるか、給與状況はどういうふうになつておるか。これは一般の職員と違いまして、一般の職員はまあ足らずながらも、とにかく一年一ぱい雇われておるという、多少の何と申しますが、とにかく普通の勤めと同じようにやつて行かれるのに、この臨時の諸君は全くその場限りで、いわばお拂箱になるというようなこともあるので、相當こういう點の給與もよくしてあげなければならないのじやないかというふうに私は實は考えておるので、そういう點も、これも一般の方々と、こういう臨時雇の用員、給仕諸君の給與というものを一つ別に表を作つて頂きたい。こういうふうにお願いしたいのです。尚ちよつと速記を止めて頂いて、これは各委員の諸君に要望しておきたいことも、念のために一つ發言さして頂きたいと思います。
#44
○委員長(木内四郎君) 今の豫算のことに關係しておりますか。
#45
○天田勝正君 そうです。豫算のことに關係しております。
#46
○委員長(木内四郎君) ちよつと速記を止めて……。
   〔速記中止〕
#47
○委員長(木内四郎君) それでは本日はこれにて委員會を閉じます。
   午後二時七分散會
 出席者は左の通り。
   委員長     木内 四郎君
   理事
           藤井 新一君
           駒井 藤平君
           結城 安次君
   委員
           天田 勝正君
           塚本 重藏君
           木下 盛雄君
           黒川 武雄君
           左藤 義詮君
           伊東 隆治君
           稻垣平太郎君
           佐藤 尚武君
           下條 康麿君
           高橋龍太郎君
           竹下 豐次君
           野田 俊作君
           板野 勝次君
           兼岩 傳一君
           佐々木良作君
  事務局側
   事 務 總 長 小林 次郎君
   参     事
   (事務次長)  近藤 英明君
   参     事
   (議事部長)  寺光  忠君
   参     事
   (委員部長)  河野 義克君
ソース: 国立国会図書館
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