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1947/08/29 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第22号
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1947/08/29 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第22号

#1
第001回国会 議院運営委員会 第22号
  付託事件
○新憲法の活用に關する陳情(第二十
 七號)
○戰爭犠牲者の負擔公平を自由討議の
 問題とすることに關する請願(第百
 三十二號)
○合同審査會の報告
○北海道地方の農地等の水害状況調査
 のための議員派遣要求に關する件
○庶務關係及び國會調査機關擴充等に
 關する小委員の一部變更に關する件
○國會法第三十九條第二項の規定によ
 る國會の議決に關する件(中央勞働
 委員會の委員)
  ―――――――――――――
昭和二十二年八月二十九日(金曜日)
   午後一時五十九分開會
  ―――――――――――――
  本日の會議に付した事件
○合同審査會の報告
○北海道地方の農地等の水害状況調査
 のための議員派遣要求に關する件
○庶務關係及び國會調査機關擴充等に
 關する小委員の一部變更に關する件
○國會法第三十九條第二項の規定によ
 る國會の議決に關する件(中央勞働
 委員會の委員)
  ―――――――――――――
#2
○委員長(木内四郎君) それではこれより委員會を開きます。本日午後一時より兩院議院運営委員會の合同審査會を開きまして、國会議員の特別手當の金額に關する件について先ず決定いたしました。即ち國會議員の特別手當に關する法律の規定による特別手當の金額は、議長月額三千圓、副議長月額二千五百圓、議員月額二千圓として、五月一日に遡つて支配することに決定いたしました。次いで議院に出頭する證人等の旅費及び日當支給規程の改正について協議いたしまして、その結果、車馬賃一キロにつき二圓、日當一日につき三百圓と改正いたしまして、昭和二十二年八月一日からこれを適用することにいたしました。但し昭和二十二年八月中に出頭した證人及び公述人に對する日當は、今申しました金額に拘わらず、一日につき二百圓といるということに相成りました。
 更に國會職員、考査委員會規程について協議いたしましたところ、全會一致これを可決いたしました。尚引續いて懇談會に移りまして、議員の事務補助員の給料及び議員に支給する通信料の引上げにつきまして協議いたしました結果、兩院の議院運営委員長において更に協議をして、その引上げの法律案を議會に提出することに話合ができました。このことを御報告いたします。
#3
○木下盛雄君 ちよつとさつきの合同審査會に遲くなつたのですが、實質上、公述人の旅費、車馬賃というものは九月一日から一キロ二圓と、日當三百圓ということで、八月中のものはこれに拘わらず結局二百圓ということなんですね。
#4
○委員長(木内四郎君) そうです。
#5
○木下盛雄君 取りも直さずこの二圓と三百圓というのは、九月一日から實施するわけですね。そういうわけですか。
#6
○委員長(木内四郎君) そういうわけですね。
#7
○木下盛雄君 分りました。
#8
○委員長(木内四郎君) 議員派遣の要求書が出ております。委員部長から御説明いたします。
#9
○参事(河野義克君) 農林委員長から、議員派遣の要求書が出ておりますので、お諮りを申上げる次第であります。朗讀いたします。
   議員派遣要求書
 一、派遣の目的 今次の北海道地方の農地等の水害状況を實地調査して今後の災害對策に資する。
 一、派遣議員 木下源吾、岡村文四郎
 一、派遣期間 九月四日より同月十三日まで
 一、派遣地 北海道
 一、費用 四、〇〇〇圓
    内譯
  議員派遣旅費(一名一日に付二〇〇圓)二名十日分
 右本院規則第百八十條により要求する。
  昭和二十二年八月二十九日
     農林委員長 楠見 義男
   参議院議長 松平恒雄殿
#10
○委員長(木内四郎君) 御質問ありますか。
   〔「質問なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(木内四郎君) 私ちよつと伺いますが、どういう議員が行かれるのですか。
#12
○參事(河野義克君) 農林委員會の木下源吾君、岡村文四郎君が行かれます。
#13
○委員長(木内四郎君) 北海道選出の議員ですか。
#14
○參事(河野義克君) 全國選出の方もありますが、御住所は北海道のようでございます。
#15
○委員長(木内四郎君) 御意見ありますか。
#16
○天田勝正君 今度の北海道の水害は、殆ど秋田と同樣なひどい水害で、その町歩は、二萬八千町歩と私は聞いております。そういう點からいたしましても、これは私共としては、派遣するのに同意いたしたい、こういうふうに考えております。
#17
○委員長(木内四郎君) 御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。ちよつと速記を止めて下さい。
   〔速記中止〕
#19
○委員長(木内四郎君) 速記を始めて……。民主政治教育連盟から、參議院の方で民主政治教育連盟の方で使う室を一つ貸して貰えないかという申出が參りました。この點につきましては、目下庶務關係小委員の方で、室割のことを研究しておりますので、その方に板して研究して貰うということで御異議ありまんせんか。
#20
○伊東隆治君 餘地があるかどうですか。
#21
○木下盛雄君 それは大體餘地はないので、政府委員室まで追い出そうという議論まで出ておるときに、本來ならば前に來ておつた人を追い出すことを中止をするというのならば話は分るが、新らしく來るのを又入れて、前のを追い出しては、これは大變まずいので、僕はこれは斷つて貰いたいと思うんですがね。話がうまく釣合わないらしい。先きのを追い出して後から來るのを考えるという手はないのだから、政府の委員の委員室を追い出さないならば宜しいが、恐らくそういうことになるだろうと思う。そうして又入れ代る人が、民主政治教育連盟が入つて來ると、それはちよつと話がおかしいから、これは手狹につきお斷り申すということが一番いいじやないかと思う。
#22
○委員長(木内四郎君) 他に御意見ありませんか。
#23
○松本治一郎君 今の話は非公式に役員の中から話を受けたのですが、室が足りないので、この間も室調査をしたようなわけであるから、それはできないだろうという私は話をして置きました。それから又あなたは交渉を受けたのですね。
#24
○委員長(木内四郎君) 私の方の大隅君からの話でした。それから尚事務總長の方にも申出があつたのです。
#25
○木下盛雄君 僕は不賛成だな。
#26
○委員長(木内四郎君) これはちよつと速記を止めて下さい。
   〔速記中止〕
#27
○委員長(木内四郎君) それでは速記を始めて……。それでは民主政治教育連盟の方からの申出については、非常に困難であるという趣旨で答えて置くことにいたします。尚先般設けました庶務關係小委員に出ておられた下條氏の代りに緑風會は駒井藤平君を、又調査機構擴充の小委員下條氏の代りに佐佐弘雄君を指名して參られましたので、兩委員が交代されたことを御報告いたして置きます。
 本日私の方からお諮りすることは實はこれだけですが、何か……。
#28
○佐佐弘雄君 お尋ねしますが、調定機構云々ということは、臨時的のものですか、こういうふうにして調査機構をやるという、原案みたいなことを考えるだけの使命ですか。
#29
○委員長(木内四郎君) それと、來年度の國會議算の要求について併せて研究するということになつております。
#30
○木下盛雄君 變な小さな問題ですが、院内を廻つてみると、議員便所というものがあるのですが、あれはそうすると議員だけしか入つちやいけないということになるのですか、皆が入つていいといふことになるのであるならば、議員きり入つちやいかんということはない。一般便所は下の方まで行つて見んから分からないですが、こういう誰でも院内に入つて來た人は皆使つているのですから、だからあの議員便所と書く必要はない。止めたらいいぢやないか。唯便所と書いてもらう。これは小さなことだけれどもどうも理窟が合わんと思うのだが、外に便所がなくて皆がそこに入つていて、それに議員便所と書いて置くのがおかしい。私は何だか變な氣がする。普通の便所と書いて貰らつた方がいいと思う、これは小さなことだが感じの上からいつたら非常に封建的な感じが出る。だからあれは一つ庶務の方で便所と書いて貰らうといふうことにして貰いたいね。
#31
○板野勝次君 同時に專用エレベーターは、あんなのは止めたらどうでしようかね。
#32
○木下盛雄君 あれは止めたのだよ。
#33
○板野勝次君 そうですか。
#34
○木下盛雄君 何だかあれをこの間から苦にしているが、非常に嫌な感じだね事實は誰でも職員便所に入つておるのだから……。議員以外に誰も入つちやいかんのなら別だが……而も然るべきところに便所がないのだ、それとも議員だけ便所をすればよいというのか、これは少しおかしい。それから食堂も便所のように議員食堂と書いてあるかどうか知らんが、あれも墓通に食堂と書いたらよいと思う。これはよそから來たときに餘程ぴんと感じさせることだと思う。
#35
○委員長(木内四郎君) 庶務關経の委員にそういう各方面の問題を採り上げて貰らうことになつておる。
#36
○木下盛雄君 これはエレベーターに議員專用と貼るのとは逆なことだが、これは一つやらなければならんと思う。
#37
○櫻内辰郎君 それが閣員便所がそうで、あすこが近くてよいと思つても、閣員便所だからというので入れない。
#38
○木下盛雄君 こつちが先鞭をつけたら衆議院も眞似するだろうから、一つ先鞭をつけてやればよいと思う。
#39
○天田勝正君 職員便所は實際は下にあるのだが我々でも下におるときは下でやつておる。委員長、部屋割の問題はやらないのですか。
#40
○委員長(木内四郎君) あれは庶務關係の小委員會が案をこしられることになつておる。速記中止。
   〔速記中止〕
#41
○委員長(木内四郎君) 速記を始めて……。
#42
○政府委員(大久保武雄君) 私は運輸省の船員局長の大久保であります。御承知の勞働組合法に基ずきまして勞働委が會が設けられております。勞働委員會は御承知のように勞働條件に關する調査及び建議竝びに勞働爭議等における調停というような役割を持つたおりまする機關であります。そこで勞働委員會は一般の中央勞働委員會と、それから船舶法に基ずきまして船員に關しては船員中央勞働委員會が設けられております。それで船員中央勞働委員會は勞資、中立、各七名の委員を以て構成されることに相成つております。昨年から發足いたしておりまするが、一年の任期が滿了いたしまして、今囘改選に相成りましたわけであります。勞働委員會の委員は法令に基ずきまして使用者團體、竝びに勞働者の團體から推薦をいたしまして、この推薦をせられました候補者を三週間公表をいたしまして、公表に異議ない場合に主務大臣が委嘱するということに相成つております。かような關係で海運關係の船主の團體から現在の船主協會の會長の板谷順助氏が推薦をされておつたわけであります。三週間の公表をいたしました結果、別に異議の申立がございませんので、去る二十五日を以てその期間が滿了をいたしましたような次第でございます。かような關係から政府といたしましては、板谷順助氏を使用者側委員に委嘱をいたしましたわけでありますけれども、參議院議員であります關経上、國會の方承認を得る必要があると、かように存じておる次第であります。船員の中央勞働委員會は一般の勞働委員會におきましても左樣でありまするが、別に政府の行政を補佐するという立場にはなく、勞働關係の諸問題についての一つの裁定機關と申しますか、そういうような機關でありまして、いわば一つの政府から獨立しました、そうして職權を行う機關であるといつても差支ないと存ずる次第であります。かような機關でありますから、板谷順助氏の船員中央勞働委員會使用者側推薦委員となりますことにつきまして、何率御承認を頂きまするようにお願いを申上げる次第であります。尚甚だこれは申譯ない事情でございまするが、先程申しましたように、二十五日の期間が滿了いたしました關係上、できうれば九月の五日に第一囘の新らしい委員に基ずく委員會を開會いたしたい、かように存じまして、連合軍方面とも内々打合せを姫めて參つておりますような事情もございまして、甚だ休會切迫の問際におきまして、恐縮至極と存じますが、相成るべくは御審議を賜わりますれば、甚だ幸いと思うのであります。どうぞよろしくお願いを申上げます。
#43
○委員長(木内四郎君) 何か御質問がありましたらどうぞ……。
#44
○木下盛雄君 そうすると、政府の行政方面には直接關係はないわけですか。
#45
○政府委員(大久保武雄君) 政府の行政と直接關係はございません。
#46
○木下盛雄君 そうしますと、この前の委員の問題のときに、中央農地委員などのときには政府と直接關聯がない、團體の選出だということでこれを承認し、政府の行政調査部顧問のときにはこれは政府と直接關係があるばかりでなく、而も立法まで、立案までするのだというようなことからこれは否としたわなんですが、そうするとこれは概ね前者に該當するようなことになりますね、前者に該當するとすればこれは承認してもよい途筋になりはせんか、その點をよく委員長の上で十分お調べ願つて行かれれば、前例のあることですから問題は速いと思います。
#47
○委員長(木内四郎君) 速記を止めて……。
   〔速記中止〕
#48
○委員長(木内四郎君) 速記を始めて……。只今船員局長から御説明がありました點につきましては、何れ正式に議長の方に要求書を出されることでありまするから、議長からの諮問を待つてこの委員會の態度を決定いたしたいと思います。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
#49
○委員長(木内四郎君) 何か外に問題がありますか、それではこれで委員會を閉じます。
   午後二時三十七分散會
 出席者は左の通り。
   委員長     木内 四郎君
   理事
           藤井 新一君
   委員
           天田 勝正君
           塚本 重藏君
           松本治一郎君
           木下 盛雄君
           黒川 武雄君
           左藤 義詮君
           伊東 隆治君
           稻垣平太郎君
           櫻内 辰郎君
           佐佐 弘雄君
           板野 勝次君
  事務局則
   事 務 總 長 小林 次郎君
   參     事
   (事務次長)  近藤 英明君
   參     事
   (委員部長)  河野 義克君
  政府委員
   運輸事務官
   (船員局長)  大久保武雄君
ソース: 国立国会図書館
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