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1959/07/03 第32回国会 参議院 参議院会議録情報 第032回国会 本会議 第7号
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1959/07/03 第32回国会 参議院

参議院会議録情報 第032回国会 本会議 第7号

#1
第032回国会 本会議 第7号
昭和三十四年七月三日(金曜日)
   午前十一時四十一分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
 議事日程 第七号
  昭和三十四年七月三日
   午前十時開議
 第一 競輪従事員の処遇改善に関する請願
 第二 国土調査事業の推進に関する請願
 第三 石炭鉱業の振興等に関する請願
 第四 九州地方開発促進のための事業金融関係の立法化促進に関する請願
 第五 国道福岡有田線完全舗装実現に関する請願
 第六 漁業転換対策に関する請願
 第七 さけ、ます増殖事業の強化に関する請願
 第八 新潟県に農林漁業金融公庫支店設置の請願
 第九 かんしや糖業の保護対策に関する請願(二件)
 第一〇 昭和三十四年生産者米価算定措置等に関する請願
 第一一 農山漁村振興措置に関する請願
 第一二 信越本線横川、軽井沢両駅間鉄道改良工事施行に関する請願
 第一三 義務教育学校の新、改築に伴う起債の利子軽減の請願
 第一四 町村財政の確立に関する請願
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#3
○議長(松野鶴平君) これより会議を開きます。
 この際、お諮りいたします。
 地方行政委員長   館  哲二君
 法務委員長     古池 信三君
 外務委員長     杉原 荒太君
 大蔵委員長     加藤 正人君
 文教委員長     相馬 助治君
 農林水産委員長   秋山俊一郎君
 逓信委員長     手島  栄君
 予算委員長     木暮武太夫君
 決算委員長     西川甚五郎君
 議院運営委員長   高橋進太郎君
 懲罰委員長     鈴木 万平君から、それぞれ常任委員長を辞任いたしたいとの申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕
#4
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よっていずれも許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#5
○議長(松野鶴平君) つきましては、この際、常任委員長の選挙を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。  
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。 
   〔羽生三七君発言の許可を求む〕
#7
○議長(松野鶴平君) 羽生三七君。 
#8
○羽生三七君 私は、この際、議事進行について発言を求めます。
#9
○議長(松野鶴平君) よろしゅうございます。
   〔羽生三七君登壇、拍手〕 
#10
○羽生三七君 これから、ただいま議長が諮られました院の役員の選任について議事に入るわけでありますが、この機会に、私は、この問題に関する社会党の考え方を表明いたしたいと思います。
 今次参議院の選挙において、半数改選の結果、周知の通り、自民党は安定過半数を獲得いたしました。そうして、その結果、自民党は、にわかに高姿勢になり、さきに正副議長の党籍離脱問題を拒否し、さらに常任委員長の独占に近い状態を今や現出しようとしております。この機会に私どもは、あらためて参議院のあり方について、御同様十分な検討を試みる必要があると思います。(拍手)
 まず第一に、多数党と少数党との関係でありますが、本来、多数党が絶対過半数を占めて、いかなる案件もその思うままに処理されることになるならば、これは自民党とすれば当然のことでありましょうが、そうなれば、一体、議会というものはどうなるのか。少数党というものの発言が、それが正しいものである限り、あるいは政府与党といえども、時にはこれをとり入れて、法案の修正、案件の是正等について十分な配慮を行い、そうして正しい議会運営が行われるならば、正しい議会政治は確立されるでありましょうが、しかし、そうでなしに、いかなる意見が出されようとも、多数の議決で万事が進むというならば、これは、終着点は最初からきまっております。議会に出て来て、登院をして、歳費をちょうだいして、若干の質問を試みるということにすぎない。(発言する者あり)大谷君、まじめに聞きなさい。そんなことで院の確立ができますか。そこで、少数党が正しい意見を出した場合に、これが尊重される、その慣行を作らなければならない。しかし少数党も、いわゆる少数党の力を乱用して、院をいつも混乱にしていいということはありません。これは当然であります。さてそういう場合に、今のような形であるならば、先ほど申し上げましたように、終着点は最初からきまっている。賛成、反対を自宅から電話で通告しても差しつかえないような議会になることは、もうきまっている。だから、少数党、多数党、今の二大政党の中における議会のあり方、これを御同様まじめに検討しなければならないところに来ております。
 特に、もう一つは衆議院と参議院の関係であります。もとより二院制が現に存在をしているという立場でわれわれがものを考えるとき、一院制か二院制かの原則論をやれば、これは際限のない話でありますから、二院制が現に存在をしているという立場でわれわれがものを考えたときに、衆議院の決定通りに参議院の決定を進めたいというのは、参議院自民党の当然の願望でありましょう。しかし、そうであるならば、ことごとくそうであるならば、一体、参議院というのは何をする所かということになります。そこで、衆議院の決定にして明らかに、これは正しくない、誤まりであるということが確認された場合には、参議院は、それが自民党であると社会党たるとを問わず、またいかなる会派とを問わず、これを是正する義務を持っております。政党政治でありますから、一定のワクがあります。これを逸脱して勝手なことができると、だれも考えている人はないでありましょう。また、参議院の全部なり、あるいは、ある会派が、主観的には自分の判定が正しいと考えても、果して衆議院の決定と参議院の決定を比較した場合に、どちらが正しいかという客観的な基準をどこに求めるかということは、これは非常にむずかしい問題であります。また参議院が、小じゅうとのように、あらゆる問題について衆議院の決定に異議を差しはさむ必要は毛頭ありません。しかし、明らかにこれは誤まりであると認められた場合においても、なおかつ、それが修正もできず是正もできないというならば、参議院は、これは何でありますか。もとよりわれわれは、今申し上げました通り、政党政治でありますから、党という一定のワクを負っております。このワクの中でわれわれは問題を考えなければならない。基本的な問題について、われわれか百歩のべだたりがあるとは考えません。しかし、個々の問題について考えるならば、明らかに問題はたくさん存在をしているのです。それを参議院がどう解決していくかという非常に大きな責任を負わされております。
 そういう立場で、先般来の正副議長の党籍離脱問題、また、現にこれから行おうとする常任委員長の選挙等を見まするならば、これは、明らかに一党独裁の形を現出しようとしている。これでいいとお考えになりますか。私たちはまじめに考えているんです。もちろんこの場合に、今日、私たちは、この議事を遷延しても徹底的に戦ったらどうかという意見は、非常な強い意見であります。しかし皆さん、自民党が暴をもってするならば、社会党も暴をもってしていいという理論は成り立ちません。われわれは、今日のこの本会議を幾らでも長引かせるたくさんの手段を持っております。しかし、今日は国会の最終日であります。しかも、本会議にも緊急質問があります。あるいは予算委員会その他の各委員会が開かれようとしている。そこにおいて、当面重要な問題である安保改定問題あるいは財政金融問題等、多くの議員諸君がこの問題について、とにもかくにも全力をあげて審議をしようとしている。この本会議の議場が混乱すれば、それは不可能になる。これは必ずしも国民の期待するところではないでありましょう。泣く子と地頭には勝てぬという言葉がありますが、わが少数党たる社会党が、院のあり方について自由民主党の有識者に訴えなければならないことを、私は、はなはだ遺憾に存じます。(拍手)私どもは、あらゆる抵抗の手段を知っております。しかし、そんなことは国民が喜ばないでしょう。また、そんなことは必ずしもこの問題の解決にはならないということを知っている。だから私どもは、今後とも、今これから正常な形でこの問題の審議に入りますが、しかしそのことは、今後今までのような形でいいということを是認するわけではありません。また、常任委員長が全部自民党に独占されていいということを確認するわけじゃありません。これは将来に持ち越します。また、われわれは、あらゆる機会に、この問題について、自社両党間あるいは他の会派も含めて、まじめな検討の機会を将来に留保することをつけ加えておきます。今、大谷君が非常にヤジっておりますが、まじめに参議院のあり方を考えていただきたい。そんなヤジ気分でやる性質のものではありません。まじめにおやりなさい。とにかく私どもは、以上の角度から、今これから正常な審議に入ります。しかし、これは少数党が逆に良識を示して皆様に訴えなければならないことを遺憾としつつ、わが社会党の見解を表明することをもって、私の議事進行の発言といたします。(拍手)
#11
○田中茂穂君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
#12
○加賀山之雄君 私はただいまの田中君の動議に賛成をいたします。
#13
○議長(松野鶴平君) 田中君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって議長は、各常任委員長を指名いたします。
 地方行政委員長   新谷寅三郎君
   〔拍手〕
 法務委員長     大川 光三君
   〔拍手〕
 外務委員長     鹿島守之助君
   〔拍手〕
 大蔵委員長     加藤 正人君
   〔拍手]
 文教委員長     相馬 助治君
   〔拍手〕
 農林水産委員長   堀本 宜実君
   〔拍手]
 逓信委員長     柴田  栄君
   〔拍手〕
 予算委員長     小林 英三君
  [拍手]
 決算委員長     上原 正吉君
   〔拍手〕
 議院運営委員長   高橋進太郎君
   〔拍手〕
 懲罰委員長     大谷 贇雄君
   〔拍手〕
     ―――――・―――――
#15
○議長(松野鶴平君) この際、お諮りいたします。
 木下友敬君、大竹平八郎君から裁判官弾劾裁判所裁判員予備員を、山本利壽君、光村甚助君、北村暢君、森八三一君から裁判官訴追委員を、白木義一郎君から同予備員を、それぞれ辞任いたしたいとの申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よっていずれも許可することに決しました。
    ―――――――――――――
#17
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備員、裁判官訴追委員、同予備員、皇室会議予備議員、皇室経済会議予備議員、検察官適格審査会委員、同予備員、北海道開発審議会委員、積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員、鉄道建設審議会委員、国土総合開発審議会委員、日本ユネスコ国内委員会委員、湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員、飼料需給安定審議会委員、海岸砂地地帯農業振興対策審議会委員、離島振興対策審議会委員、中央青少年問題協議会委員、畑地農業改良促進対策審議会委員、首都圏整備審議会委員、国土開発縦貫自動車道建設審議会委員、東北開発審議会委員、台風常襲地帯対策審議会委員及び九州地方開発審議会委員の選挙を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
#18
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
#19
○田中茂穂君 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名することとし、裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備員及び裁判官訴追委員、同予備員の職務を行う順序は、これを議長に一任することの動議を提出いたします。
#20
○光村甚助君 私はただいまの田中君の動議に賛成いたします。
#21
○議長(松野鶴平君) 田中君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#22
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 よって議長は、裁判官弾劾裁判所裁判員その他の各種委員を指名いたします。これを参事に朗読させます。
   〔参事朗読〕
 裁判官弾劾裁判所裁判員
           杉浦 武雄君
           相沢 重明君
           森 元治郎君
           大竹平八郎君
 同  予備員
     平島 敏夫君(第二順位)
     鈴木  強君(第三順位)
     須藤 五郎君(第四順位)
 裁判官訴追委員
           太田 正孝君
           梶原 茂嘉君
           片岡 文重君
           棚橋 小虎君
           平林  剛君
           辻  武壽君
 同   予備員
     井川 伊平君(第一順位)
     林田 正治君(第二順位)
     成瀬 幡治君(第三順位)
     横川 正市君(第四順位)
     奥 むめお君(第五順位)
 皇室会議予備議員
           野村吉三郎君
 皇室経済会議予備議員
           佐藤 尚武君
 検察官適格審査会委員
           古池 信三君
           栗山 良夫君
 同     予備委員
  古池信三君の予備委員
           大谷藤之助君
 栗山良夫君の予備委員
          赤松 常子君
 北海道開発審議会委員
          堀  末治君
          大矢  正君
 積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員
          松平 勇雄君
          村松 久義君
          東   隆君
 鉄道建設審議会委員
          中村 正雄君
          野溝  勝君
 国土総合開発審議会委員
          木内 四郎君
          小林 孝平君
          田中  一君
          千田  正君
          石黒 忠篤君
 日本ユネスコ国内委員会委員
          笹森 順造君
          武藤 常介君
          山田 節男君
 湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員
          重政 庸徳君
          田中 啓一君
          清澤 俊英君
 飼料需給安定審議会委員
          梶原 茂嘉君
          松野 孝一君
          大河原一次君
 海岸砂地地帯農業振興対策審議会委員
          石谷 憲男君
          櫻井 志郎君
          中田 吉雄君
 離島振興対策審議会委員
          天埜 良吉君
          藤野 繁雄君
          佐多 忠隆君
          森中 守義君
 中央青少年問題協議会委員
          紅露 みつ君
          高田なほ子君
 畑地農業改良促進対策審議会委員
          上林 忠次君
          伊藤 顕道君
 首都圏整備審議会委員
          安井  謙君
          重盛 壽治君
 国土開発縦貫自動車道建設審議会委員
          青木 一男君
          田中 清一君
          小酒井義男君
          羽生 三七君
          小平 芳平君
 東北開発審議会委員
          村山 道雄君
 台風常費地帯対策審議会委員
          秋山俊一郎君
          西郷吉之助君
          矢嶋 三義君
 九州地方開発審議会委員
          田中 茂穂君
     ―――――・―――――
#23
○藤田進君 この際、私は、爆発物その他による事故対策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
#24
○田中茂穂君 私はただいまの藤田進君の動議に賛成いたします。
#25
○議長(松野鶴平君) 藤田君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#26
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よってこれより発言を許します。藤田進君。
   〔藤田進君登壇、拍手〕
#27
○藤田進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、爆発物その他による事故対策に関しまして、緊急質問をいたすものであります。
 最近、人命の軽視ということが、町の愚連隊ばかりではなくて、岸内閣においても人命軽視の風潮はきわめて強いと言わざるを得ません。(拍手)大じかけには核武装論争によって表現されております。先般も、岸総理に対して、核非武装、世界平和を訴えて長年運動した一僧侶が面会を求めて参りましたが、これに会わないで、総理官邸のそばで、ついに自殺を遂げた事件もあります。私は、本日、そういった核武装その他による大量殺戮の方向を論じようといたしておるのではなくて、もっと身近に、国内に頻発する爆発物、これは花火工場や、あるいは火薬庫、それだけでなくて、空を飛んでいる爆発物、昨日の新聞でも御承知のように、あの沖縄においても大量の損害、重軽傷者あるいは死人を出したわけです。これらに対する予防措置や、あるいは現実に起きた事態に対するこれが緊急対策、将来にわたる立法上、予算上の対策について、明確な御答弁を賜わりたいと思います。
 まず、岸内閣総理大臣に対してであります。私が緊急質問を申し上げるまでもなく、すでに御承知かと思うのでありますが、ちょうど選挙中でございましたが、先般、五月二十九日には、長野県の飯田市において、実に二千有余戸が全半壊その他死傷者を出しているのであります。続いて先月、六月の八日には、広島市において、これまた大量の死傷者を出すに至りました。これらをつぶさに調査をいたしてみますと、かりに広島の例をとってみますと、市営住宅がその周辺に立ち並んでいる。しかも火薬庫から二十メートル、三十メートルの所にあって、市の当局者も、その火薬庫がさような威力を持つものであるということは全然知らないで、住宅地帯に指定いたしました。そうして監督官庁は過去三年間全然これが調査も何もしていない。こういったような現状であります。私の調べによりますと、昭和二十九年から三十三年の五カ年間を数字的に見て参りますと、製造中あるいは消費中、運搬中、貯蔵中、その他を含めまして、件数におきまして三千百六件の事故を起しております。死人の数は、これがために八百三十九人に上っております。その他重軽傷者は四千三百五十六であります。この死人の八百三十九だけを考えてみましても、この本会議場にいる皆さんの数倍であります。しかも年寄りではなくて、若い、いわゆる青年男女の前途有為な人たちであります。昭和二十九年の件数を見ますというと五百六十一件、岸内閣になって昭和三十三年度は六百二十八件、六十七件ふえている。また、重軽傷者も百人を増しているのであります。私は、この大きな原因は、今日、その予算において、立法その他において、国内の人命軽視の風潮が、むしろ岸内閣から発足をして、これが事前の、あるいは事後の措置について全く顧みられていない点にあると思う。事故発生後においても、災害救助法の適用ということは、この飯田の場合もそうですが、ほとんど国家の適切な扶助救済というものはなし得ない現状にある。また飛行機、これは主として米軍機でありますが、年間約百件のそういった事故を起している。これが国家が補償する割合は三割に満たない現状であります。こういう実態をまず御存じであるかどうか。私は、実態を御承知になっているとするならば、これに対して岸内閣としてはいかなる予防措置をとろうとされてきたのであるか。私の見たところでは全然ない。広島の例を見ても、三年もほったらかしておいて、二十メートル、三十メートル付近から市営住宅が建っている。こういうことでありまして、これに対する予防措置をいかに講じてこられたのか、はっきりしていただきたい。起きた事件に対して緊急にいかなる措置をなされるのか。また予算上、立法上、今後これに対して従来通りでいいとおっしゃるのか。さらに、国会等に対して提出をなさる法案なり、あるいは予算措置等についてこれまた具体的にお答えをいただきたいと思います。
 次に、通産大臣に所管大臣としてお伺いを申し上げたいと思います。花火工場あるいは火薬庫、いわゆる火薬の貯蔵、広島の場合はダイナマイトその他の貯蔵、これが問題でありまして、わが国の中小零細企業が花火工場その他の火薬物を多数取り扱っております。その貯蔵におきましても、大体九千二カ所と私は承知いたしております。これが火薬庫の数であります。煙火工場は三百三十三、これらの煙火工場だけを取り上げてみても、零細企業で過当競争をしている。給料その他を見ますと、婦人労務者は一日がわずかに百五、六十円、一カ月五千円から高給者でも八千円です。昨年起きた事例を見ましても全滅をしているところもあります。婦人労務者、男子を含めて、作業員は全滅をしている。男子の労務者でも大体一万二千円前後であり、こういったところに事故発生の大きな原因がありますとともに、これらで働いている労務者の悲惨な現状というものは申し上げるに忍びません。こういう毎度から、中小企業金融公庫なり、あるいはその他の金融等によりまして、設備の改善、こういった事故を再び起さないための措置を、通産大臣としてはとられる必要があろうかと私は思うのであります。これらに対して緊急にいかなる措置をとり、さらに恒久的には、具体的にどういう措置をとろうとされているのか。国の災害救助法の適用もないという現状におきまして、これらについて詳しい御説明をいただきたいと思います。特に現場の火薬庫やあるいは煙火工場、こういったところの災害の未然防止につきましては、出先の機関において相当な手不足を訴えていることを、私はこの調査で非常にはっきりとつかんで参りました。広島の場合の原因もそういったところにもあろうかと思うのであります。こういう点において、あるいはまた、いわゆる保安距離、国宝、文化財、保護すべき物件等についての場合と、学校、病院の場合とは、従来のやり方が違っておりますし、一方また、都市建築基準法の面から見ても、大きな矛盾があるのであります。こういった点について、所管大臣として今後いかなる立法措置をしようとしているのか、いないのか、こういったことについてお伺いをいたしたいと思います。国家公安委員長に伺いますが、これは過去の例を調べてみますと、事故が発生いたしまして、世間がやかましくなると、国家消防本部あるいはそれぞれの警察本部等に対して通牒を発しているにすぎないと、私は資料によって知ったのであります。これらの事故未然防止ということに重点を置いて、今後もっと一つ督励をされて、かかる事故頻発の折柄、公安委員長の立場からも、具体的にこれが未然防止措置について特にお伺いをしておきます。
 外務大臣につきましては、これは一たん外国のジェット機その他が墜落をいたしますと、爆発物に変化をいたしております。この被害はきわめて甚大であります。特に、一昨日の沖縄におけるあの小学校に墜落をしたということ、これを新聞その他の報道によって見ますというと、搭乗員はいち早く飛びおりて助かっているのであります。私も沖縄には参りました。上空から見ればまことに小さい鳥であります。早く自分が飛びおりるよりも、少しその退避を考えたならば、ああいう事故は起きなかったであろうというのが、現地沖縄島民の批評であります。これは要するに、このわが内地四つの島にも頻発しておりますが、これらの搭乗員、ひいては岸内閣も含んで、人命に対する尊重の観念ということが希薄だからこそ、かように事故を発生し、その被害が甚大化していると私は言わざるを得ません、(拍手)かような意味合いにおきまして、これを契機に、ああいったまことに残念な、悲惨なことが契機で、私どもは遺憾でございますが、外務大臣とされては、沖縄を含むわが日本領土におきましても、一カ年に百件をこえるという事故が頻発をしているのであります。これらについて一つ具体的にアメリカとの交渉をなさる必要がある、私はかように考えます。しかし、従来の答弁のように、全く実も葉もないようなことになるかどうか、お答えを聞いて再質問をいたしたいと思っておりますが、私は、これを機会に、米軍との間に、あるいはアメリカ国との間において、これが事故頻発に関してでも、沖縄に対する態度を鮮明にされる必要がある。その態度の内容については、しばしば日本社会党が申し上げているところであります。
 防衛庁長官にお伺いいたしますが、この爆発事故を契機にいろいろ調査を進めて参りますというと、防衛庁所管の火薬、弾薬庫についても、同様な危険性を多々全国至る所に持っております。人家がかなり近接している所もある。こういったようなことで、私は、防衛庁における弾薬庫、火薬庫に爆発があるとするならば、さらに従来に見ない大惨害を起す可能性があるということを心配いたしております。防衛庁長官におかれては、こういう悲惨な現状を前にして現在、私は時間がございませんから、指摘申し上げ事例を申し上げる時間がないのでありますが、防衛庁所管の火薬庫につきまして現状でいいと考えられているのか、これらについて具体的に対策をお伺いいたしたいと思います。
 大蔵大臣につきましては、結局、わが国の予算、財政の運営というものが、いわゆる再軍備に重点が置かれて、国作り、町作りというところが結局は手薄になってきている。そのしわ寄せが、人的な手不足において、あるいは設備において、とうとう今日のような事故を発生している原因にもなっているところであります。かような現実から、今後大蔵大臣とされましては、各省要求その他の削減をされて参りましたが、こういった少くとも人命に関することについて、もっと耳をかして、これらの予算についても十分受け入れる心がまえを持たれるべきだと思うのであります。これまた緊急に、今日、飯田並びに広島市その他の災害に関して、どういう財政上の措置をされようとしているか、もし立法を要するならば、その点も含めてお伺いをいたしたいと思います。また、沖縄の一昨日の事故は、これは御承知の通りでありますが、新聞によりますと、電報等による見舞を打電されたというふうに聞いております。私は、国としてこれに対して手厚い救済の手を差し伸べるべき必要があろうかと思うのであります。これにつきましても、大蔵大臣とされましてはどういうお考えをお持ちであるか、お伺いをいたしまして、まず一応の質問を終るものであります。(拍手)
  [国務大臣岸信介君登壇、拍手〕
#28
○国務大臣(岸信介君) お答えを申し上げます。
 最近、花火工場であるとか、あるいは火薬を貯蔵している所等におきまして、爆発の事故が生じて惨害を出しておりますことは、非常に私も遺憾に存じております。従来、御承知のように、これらの火薬類の取扱いにつきましては、火薬類取締法という法規がございまして、その製造、運搬、貯蔵等に関する制限や、あるいは監督に関する規定を設けております。これが十分に励行されておったかどうかという点につきましては、私も、今までよりも、より計画的に、より徹底して、ひんぱんにこれらの検査であるとかその他の監督を励行する必要があると思います。また、従来の規定においてだけでは不備な点もあるように考えられますので、これらにつきましては十分一つ検討して、将来そういう惨事を生じないように、未然に防ぐ上にこの上とも努力いたして参りたいと、かように考えます。(拍手)
   〔国務大臣池田勇人君登壇、拍手〕
#29
○国務大臣(池田勇人君) お答え申し上げます。
 火薬類取締法は通産省の所管でございましてしかも、最近爆発事件等が頻発いたしますることは、まことに申しわけないことと考えているのであります。御質問の各点につきましては、まことに適切なお話でございまして、われわれは今後、保安、立ち入り検査につきまして計画的にやっていきたい。また、製造施設とか火薬保存施設につきましても、十分改善を加えていき、また、住宅その他が建ちまして種々の状況が変化して参りますときにおきましては、貯蔵の火薬の数量その他各般の制限を加えますると同時に、その火薬製造の業者につきまして保安に関する教育を十分に徹底さしていきたいと思います。何分にも、ただいまのところ、実際の監督は地方官庁にゆだねておりますので、今後、地方官庁と十分打ち合せをいたしまして取締り体制を整備していきたい。これがためには、もちろん人員の増加あるいは予算を要することと思います。また、中小企業等の方々でおやりになっている関係上、待遇その他が悪いということも、これは事故発生の原因であるのであります。また、災害防止法も適用になっていないとか、ほんとうに不備の点が多々ありますので、今後、御質問の点を十分考えまして、極力善処いたしたいと考えております。(拍手)
   〔国務大臣石原幹市郎君登壇、拍手〕
#30
○国務大臣(石原幹市郎君) お答えをいたします。
 火薬類の規制につきましては、ただいまも通産大臣からお答えがありましたように、火薬類取締法によって、通産大臣の所管のもとに行われているのであります。従いまして、警察といたしましては、事故防止のために側面的に協力をしてきているのでございますが、最近、特に花火工場や火薬庫の爆発事故が頻発する状況にかんがみまして、今後一そう主管省と緊密な連絡協調をはかり、事故防止に努めて参りたいと思っております。ことに公共の安全維持という立場からいたしまして貯蔵所の設置許可や、あるいは管理等につきまして、警察の立場からも意見を述べることができまするよう、要すれば、火薬類取締法の改正の機会等にも、そういう意見を検討してもらいたいと思っております。消防といたしましては、特殊火災の発生の状況にかんがみまして防火対象物に対する立ち入り検査など、防火査察の励行、危険物の規制の徹底等を重点的に指導をしてきております。また、通産省など所管行政官庁に十分協力をいたしまして、事故防止に当りたい、かように思っておる次第でございます。(拍手)
   〔国務大臣藤山愛一郎君登壇、拍手]
#31
○国務大臣(藤山愛一郎君) 米軍の飛行機の墜落が多くあるということは、まことにわれわれも遺憾だと思っております。この問題が起りましたときの当面の処理は、御承知のように、日米合同委員会等で損害賠償その他の問題の解決をはかっているのでありまして、内地における問題としてはそういう方法で今日まで進めて参ってきているわけであります。今回の沖縄の問題は非常に大きな損害を与えましたので、私どももまことに重大な問題だと思っております。現地からの情報が参りまして、逐次判明をして来、その処置に対しても、アメリカ政府に対しまして、政府を通じてわれわれとしては遺憾の意を申し入れなければならないと思っております。それらの処置の問題につきましては、内閣の方において、南方連絡事務局の調査その他によりまして外交折衝すべきものは私ども折衝して参りたいと思っております。
 なお、ただいま藤田議員の御質問の趣旨というものは、根本の沖縄問題について社会党も一つ政策を掲げている、従って、そういう問題についても十分今後留意したらどうだというお話のように存じております。われわれ、沖縄の人たちの幸福と安全のために、できるだけの努力をして参らなければならないことはもちろんでありまして、従って、内閣の方針の決定に従いまして、アメリカ政府を通じてわれわれとしては、教育制度の問題その他について、十分今日まででも交渉をしており、また、その福利の増進等について注意を喚起することを努めて参ってきておりますけれども、今後とも、なお、それらの問題につきましては、お説のように、できるだけ沖縄住民の立場を考えましてわれわれ努力をして参りたいと存じております。
 なお、沖縄の施政権返還の問題等につきましては、かねてから申し上げております通り、われわれは機会がありますごとに、絶えずこの問題は日本国民の願望であることをアメリカ側に伝えまして、そうして一日も早く日本復帰ができますように努力して参りますことは当然のことでありまして、われわれとしてはそういう努力を決して惜しむものでないのでありますから、今後ともそういう面につきましては機会あるごとに努力して参りたい、こう考えます。(拍手)
  [国務大臣赤城宗徳君登壇、井手」
#32
○国務大臣(赤城宗徳君) お答え申し上げます。
 防衛庁は現在十万トン以上の弾薬を保有しております。そのうち大部分は補給処の火薬庫に、それから一部は部隊の火薬庫に貯蔵保管しております。これらの火薬庫につきましては、通産省の定めております火薬類取締法の技術的基礎に合致した構造を有しているわけであります。弾薬は御承知のように、花火などとは違って、非常に安定しておりますので、幸いに、警察予備隊発足以来、まだ一回も爆発等、保管上の事故は起しておりません。しかし、起きたら大へんですから、定期的に検査を十分に行いまして、事故の発生がないことを期しております。御注意の点もありますので、この点もともとと心して万全を期していきたいと思っております。(拍手)
  [国務大臣佐藤榮作君登壇、拍手〕
#33
○国務大臣(佐藤榮作君) 事故防止のための指導取締り等につきましての必要な予算は、関係庁と十分連絡をとりまして、今後とも実情に即した所要の予算を確保する考えでございます。
 また、沖縄の問題につきましては、ただいま南方連絡事務同等が中心になりまして、いろいろ実情調査なり、その後の措置等について見舞等をいたしておりますが、報告を受けました後に、私どもこれに対処して参りたい、かように考えております。(拍手)
   〔藤田進君発言の許可を求む〕
#34
○議長(松野鶴平君) 藤田進君。
   〔藤田進君登壇、拍手〕
#35
○藤田進君 ただいまお答えをいただきましたが、いずれも、このような事件か発生して、これを緊急にとうしなければならぬという悲痛感をもっての具体的お答えはなかったのであります。私は、そのような態度自体が、三たび四たびと、この事故を繰り返すもとになってくるということを、ひしひしと感じ拝聴いたしました。私がお伺いをいたしております諸点は繰り返しませんが、要するに、立ち入りその他取締りだけ強化するということでは、もう解決がつかない段階になっている。過当競争においてしかりであります。金融難においてしかりであります。このような状態の中において、とりあえず設備の改善をさせる、あるいはまた、旧来の法規を改正する、こういうことについては、もっと熱心な、具体的な意見が出なければならぬ段階が来ているということを指摘いたしたのであります。ただ抽象的にこの問題は非常に軽くあしらっている感じを受けた点が不満であります。再度私は、設備改善その他について、緊急的に、恒久的にどのようにするのかということを、それぞれの所管の大臣からお伺いをして質問を終ります。(拍手)
  [国務大臣岸信介君登壇、拍手〕
#36
○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。
 決して私ども、最近も頻発しておるところのこの事態を軽視したり、あるいはこれを等閑に付すというような考えは毛頭持っておりません。きわめて重大な問題でございますから、藤田君の御指摘になっているような点に関しましては、各所管大臣をして、できるだけこういうことの発生しないように、監督やあるいは施設の改善、事業経営の基礎の強化その他あらゆる面に僕しまして措置をとるように、横議をいたしたいと考えております。(拍手)
  [国務大臣池田勇人君登壇、拍手]
#37
○国務大臣(池田勇人君) ただいま各種の施策を申し述べたので、これをできるだけ早急に、また、多面的にやっていきたいと思うのであります。ことに、私は、中小企業であり、また、賃金その他が非常に少い関係も事故発生の原因であると考えまするので、そういう点も考慮すると申し上げているのであります。また、災害救助法につきましても、今まで施行されていなかったという点につきましては、われわれも十分やっていこう。私は、ほんとうに心から対策を講ずるつもりでお答えした次第でございます。再度私の気持を申し上げます。(拍手)
#38
○議長(松野鶴平君) 議事の都合により、これにて暫時休憩いたします。
   午後零時三十分休憩
     ―――――・―――――
   午後四時八分開議
#39
○議長(松野鶴平君) 休憩前に引き続き、これより会議を開きます。
 この際、日程に追加して国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(皇居造営審議会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#40
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、衆議院議員昂鳥二郎君、本院議員村上義一君を皇居造営審議会委員に任命することについて、本院の議決を求めて参りました。両君が同委員につくことに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#41
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は、両君が皇居造営審議会委員につくことができると議決されました。
     ―――――・―――――
#42
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(肥料審議会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#43
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、衆議院議員足立篤郎君、重政誠之君、永井勝次郎君、三宅正一君、本院議員河野謙三君を肥料審議会委員に任命することについて、本院の議決を求めて参りました。これらの諸君が同委員につくことに賛成の諸君の起立を求めます、
   〔賛成者起立〕
#44
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は、これらの諸君が肥料審議会委員につくことができると議決されました
     ―――――・―――――
#45
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(国立近代美術館評議員会評議員)を議題とすることに御異議ございませんか。
  [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#46
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、衆議院議員北村徳太郎君、佐藤觀次郎君、本院議員林屋亀次郎君を国立近代美術館評議員会評議員に任命することについて、本院の議決を求めて参りました。これらの諸君が同評議員につくことに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#47
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもってこれらの諸君が国立近代美術館評議員会評議員につくことができると議決されました。
     ―――――・―――――
#48
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(米価審議会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#49
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、衆議院議員始関伊平君を米価審議会委員に任命することについて、本院の議決を求めて参りました。同君が同委員につくことに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#50
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は、同君が米価審議会委員につくことができると議決されました。
     ―――――・―――――
#51
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(海外移住審議会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#52
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、衆議院議員石坂繁君を海外移住審議会委員に任命することについて、本院の議決を求めて参りました。同君が同委員につくことに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#53
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は、同君が海外移住審議会委員につくことができると議決されました。
     ―――――・―――――
#54
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(蚕糸業振興審議会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#55
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、衆議院議員天野光晴君、鴨田宗一君、栗原俊夫君、長谷川四郎君、松平忠久君、本院議員木内四郎君、清澤俊英君、最上英子君を蚕糸業振興審議会委員に任命することについて、本院の議決を求めて参りました。これらの諸君が同委員につくことに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#56
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもってこれらの諸君が蚕糸業振興審議会委員につくことができると議決されました。
     ―――――・―――――
#57
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、首都圏整備委員会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#58
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、首都圏整備法第八条第三項の規定により、金子源一郎君、次田大三郎君、工藤昭四郎君、島田孝一君を首都圏整備委員会委員に任命したことについて、本院の承認を得たいとの申し出がございました。本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#59
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は承認することに決しました。
     ―――――・―――――
#60
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、中央更生保護審査会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#61
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定により、久保田万太郎君を中央更生保護審査会委員に任命したことについて、本院の承認を得たいとの申し出がございました。本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#62
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって承認することに決しました。
     ―――――・―――――
#63
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、日本電信電話公社経営委員会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#64
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、日本電信電話公社法第十二条第二項の規定により、井上富三君、古野伊之助君を日本電信電話公社経営委員会委員に任命したことについて、本院の承認を得たいとの申し出がございました。本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#65
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は承認することに決しました。
     ―――――・―――――
#66
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、旧軍港市国有財産処理審議会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#67
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、旧軍港市転換法第六条第四項の規定により、荒井誠一君、田中治彦君、千金良宗三郎君、中村建城君、渡辺武次郎君を旧軍港市国有財産処理審議会委員に任命することについて、本院の同意を得たいとの申し出がございました。本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#68
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は同意することに決しました。
     ―――――・―――――
#69
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、公安審査委員会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#70
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、公安審査委員会設置法第五条第一項の規定により、戸塚九一郎君を公安審査委員会委員に任命することについて、本院の同意を得たいとの申し出がございました。本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#71
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は同意することに決しました。
     ―――――・―――――
#72
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、国家公安委員会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#73
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、警察法第七条第一項の規定により、安井英二君を国家公安委員会委員に任命することについて本院の同意を得たいとの申し出がございました。本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#74
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は同意することに決しました。
     ―――――・―――――
#75
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、公正取引委員会委員長の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#76
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 内閣から、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第二十九条第三項の規定により、佐藤基君を公正取引委員会委員長に任命することについて、本院の同意を得たいとの申し出がございました。本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#77
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本件は同意することに決しました。
     ―――――・―――――
#78
○議長(松野鶴平君) 参事に報告させます。
   〔参事朗読]本日衆議院から左の内絹提出案を受領した。
 行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案
 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案本日内閣から左の議案につき委員会の審査省略要求書を提出した。
 行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案
 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案
     ―――――・―――――
#79
○議長(松野鶴平君) この際、お諮りいたします。
 行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案及び裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(いずれも内閣提出、衆議院送付)の委員会審査を省略し、日程に追加して、一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#80
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって両案を一括して議題といたします。
 まず、提出者から順次趣旨説明を求めます。益谷国務大臣。
   〔国務大臣益谷秀次君登壇、拍手〕
#81
○国務大臣(益谷秀次君) ただいま議題となりました行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案の提案理由について御説明いたします。
 今回提案いたしました行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案は、昭和三十四年度における各行政機関の事業予定計画に即応して、必要やむを得ない事務の増加に伴う所要の増員と、業務の縮小等に伴う余剰定員の縮減とを行いますとともに、各行政機関及び内閣機関の定員配置の適正化を行うため、定員外職員の定員化を行うこととするものであります。
 次に、法律案の内容について御説明申し上げます。
 まず、第一に、行政機関職員定員法の一部改正の部分について申上げますと、今回の改正によりまして、第二条第一項の表における各行政機関の定員の合計六十七万四千百四十四人に対しまして、昭和三十四年度事業予定計画に伴う増五千四百九十三人、及び定員外職員の定員化に伴う増七千六百十七人で、結局一万三千百十人を増加いたしまして、合計六十八万七千二百五十四人といたしました。事業予定計画に伴う増員のおもなるものといたしましては、科学技術庁付属の研究所の整備拡充等に伴うもの二百三十七人、国立大学の学年進行、学部の増設等に伴うもの六百二十六人、郵便取扱い業務量の増加に伴うもの二千五十五人、電気通信施設の拡張に伴うもの千九百十七人、道路事業の増加に伴う増三百八十人等がありますが、いずれも業務の増加拡張に伴う必要やむを得ないものであります。
 なお、事業計画に伴う減員のおもなるものといたしましては、郵政省の電信電話業務を日本電信電話公社の直轄に移管することに伴うもの五百八十七人、調達庁の行なっております駐留軍施設等の提供業務の減少によるもの三百二十人等があります。
 第二に、法制局設置法の一部改正の部分、憲法調査会法の一部改正の部分及び国防会議の構成等に関する法律の一部改正の部分は、いずれも各行政機関の定員外職員の定員化に即応して、これらの内閣機関の定員外職員の定員化を行うこととするものであります。
 次に、この改正法律は公布の日から施行することといたしております。
 以上がこの改正法律案のおもな内容であります。
 なお、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案は、第三十一回国会において御審議を願ったところでありますが、その後の情勢の変化に伴い不要となった増員分二十四人を削減するとともに、第三十一回国会における御審議の趣旨を尊重いたしまして、事業予定計画に伴う増減とあわせて各行政機関及び内閣機関の定員外職員の定員化を行うことといたした次第であります。
 何とぞ御審議の上、すみやかに可決あらんことをお願いをいたします。(拍手)
     ―――――・―――――
#82
○議長(松野鶴平君) 井野法務大臣。
  [国務大臣井野碩哉君登壇、拍手]
#83
○国務大臣(井野碩哉君) ただいま議題となりました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
 この法律案の要点は、裁判所における定員外職員の処遇の改善をはかるため、二カ月以内の期間を定めて雇用される定員外の常勤職員の定数の一部を裁判所職員定員法による裁判所の職員の員数に組み入れることであります。
 従来、裁判所におきましては、二カ月以内の期間を定めて雇用される定員外の常勤職員が相当数勤務しているのでありまするが、これらの職員の中には、雇用期間更新の結果、すでに相当長期間にわたって恒常的に職務に従事している者があり、また、その従事する職務の内容その他の点において、定員内の職員との間に大差を認めがたいものもあるのにかかわらず、これらはすべて裁判所職員定員法による定員の外に置かれているのであります。よって、この法律案は、行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案に対応して、裁判所においても、定員外職員の定数の一部を裁判所職員定員法による裁判所の職員の員数に組み入れるため、裁判官以外の裁判所の職員の員数を三十三人増加しようとするものであります。
 以上が本法律案の概要であります。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御可決下さいますようお願いいたします。(拍手)
#84
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより両案の採決をいたします。両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立〕
#85
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって両案は可決せられました。(拍手)
     ―――――・―――――
#86
○議長(松野鶴平君) この際、参議院事務局職貰定員規程の一部改正に関する件についてお諮りいたします。
 本件につきまして、議長は、参議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案を立案いたしまして、あらかじめ議院運営委員会に付議いたしましたところ、同委員会においては異議がない旨の決定がございました。
 この規程案は、議席に配付いたしました通りでございます。
    ―――――――――――――
#87
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本規程案の採決をいたします。本規程案全部を問題に供します。本規程案に賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]
#88
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本規程案は可決せられました。
     ―――――・―――――
#89
○議長(松野鶴平君) 日程第一より第四までの請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕
#90
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。まず、委員長の報告を求めます。商工委員長山本利壽君。
   〔山本利壽君登壇、拍手〕
#91
○山本利壽君 ただいま議題となりました四件の請願について商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました四件の請願は、第七号競輪従事員の処遇改善に関する請願、第二十六号国土調査事業の推進に関する請願、第一十九号石炭鉱業の振興に関する請願、第三十二号九州地方開発促進のための事業金融関係の立法化促進に関する請願でありまして、商工委員会におきましては、これらについて慎重に審査した結果、いずれも願意を妥当なものと認め、採決し、これを議院の会議に付し、内閣に送付することを要するものと決定いたしました。
 右御報告申し上げます。(拍手)
#92
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立]
#93
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#94
○議長(松野鶴平君) 日程第五の請願を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。建設委員長岩沢忠恭君。
  [岩沢忠恭君登壇、拍手〕
#95
○岩沢忠恭君 ただいま議題となりました国道福岡有田線完全舗装実現に関する請願について、建設委員会は、国土の保全及び民生の安定上願意おおむね妥当と認め、これを議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたした次第であります。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#96
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。本請願は、委員長報告の通り採決し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立]
#97
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#98
○議長(松野鶴平君) 日程第六より第十一までの請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#99
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長堀本宜実君。
   〔堀本宜實君登壇、拍手〕
#100
○堀本宜実君 ただいま議題となりました漁業転換対策に関する請願外六件の請願について、農林水産委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。
 今国会において農林水産委員会に付託されました請願は、ただいま議題となりました七件でありまして、その趣旨は請願文書表によって御承知願いたいと存じます。
 委員会におきましては、これらの請願について種々審議の結果、右七件は、いずれも全会一致をもって、議院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。
 右御報告申し上げます。(拍手)
#101
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立〕
#102
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#103
○議長(松野鶴平君) 日程第十二の請願を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。運輸委員長平島敏夫君。
  [平島敏夫君登壇、拍手〕
#104
○平島敏夫君 ただいま上程になりました日程第十三の信越本線横川、軽井沢両駅間鉄道改良工事施行に関する請願について御報告いたします。
 本請願は、碓氷峠の輸送力増強対策として、国鉄では、現行線路に並行して線路を増設する案と、迂回線の新設案の一案が検討されているが、輸送力に将来性を持たせるために、迂回新線案にしてほしいという趣旨であります。
 委員会におきましては、政府当局より説明を聴取し、審議の結果、本請願は、全会一致をもって、議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#105
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。本請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立〕
#106
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#107
○議長(松野鶴平君) 日程第十三及び第十四の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#108
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。まず、委員長の報告を求めます。地方行政委員長新谷寅三郎君。
  [新谷寅三郎君登壇、拍手〕
#109
○新谷寅三郎君 ただいま議題となりました請願二件について、地方行政委員会における審査の結果を御報告申し上げます。
 日程第十三の請願は、義務教育学校の新改築に伴う起債の利子に対する軽減措置を望むものであり、日程第十四の請願は、自主財源の強化による町村財政の確立のために、すみやかに税財政制度の改革を推進する等の措置を講ぜられたいというものであります。
 委員会においては、右二件いずれも願意おおむね妥当と認め、これを議院の会議に付し、内閣に送付を要すべきものと決定した次第であります。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#110
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立〕
#111
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#112
○議長(松野鶴平君) 参事に報告させます。
  [参事朗読]本日委員長から左の報告書を提出した。
 内閣委員会請願審査報告書第一号
 社会労働委員会請願審査報告書第一
 号
 大蔵委員会請願審査報告書第一号
     ―――――・―――――
#113
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して内閣委員長報告にかかる軍人恩給の加算制復元に関する請願外三件の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#114
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。まず、委員長の報告を求めます。内閣委員長中野文門君。
   〔中野文門君登壇、拍手〕
#115
○中野文門君 ただいま議題となりました請願四件につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 内閣委員会は、今国会、当委員会に付託せられました請願合計四件を、本日の委員会において審査いたしました結果、軍人恩給の加算制復元に関する請願一件、軍人恩給是正に関する請願二件、国立病院等の医師の待遇改喜に関する請願一件は、いずれもその願意おおむね妥当なものと認め、院議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#116
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#117
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#118
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、社会労働委員長報告にかかる、けい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法の一部改正に関する請願外五件の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#119
○議長(松野鶴平君) 御提議ないと認めます。まず委員長の報告を求めます。社会労働委員長加藤武徳君。
    ―――――――――――――
  [加藤武徳君登壇、拍手]
#120
○加藤武徳君 ただいま議題となりました請願につきまして、社会労働委員会における審査の結果を報告いたします。
 委員会におきましては、審査の結果、第八号けい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法の一部改正に関する請願外五件の請願は、おおむね願意妥当なものと認めましていずれも議院の会議に付して、内閣に送付すべきものと決定した次第であります。
 以上御報告いたします。(拍手)
#121
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#122
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決しました。
     ―――――・―――――
#123
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、大蔵委員長報告にかかる、占領期間中における連合国将兵による被害補償の請願三件を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#124
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員会理事山本米治君。
  〔山本米治君登壇、拍手〕
#125
○山本米治君 ただいま上程されました大蔵委員会付託の請願は、委員会において懐重審議の結果、請願第五号外二件は、いずれも妥当と考えられ、議院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#126
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#127
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付するこ
 とに決しました。
     ―――――・―――――
#128
○議長(松野鶴平君) 参事に報告させます。
   〔参事朗読〕
 本日委員長から左の調査について継続調査の要求書を提出した。
  内閣委員会
   一、国家行政組織に関する調査
   一、国の防衛に関する調査
   一、国家公務員制度及び恩給に関する調査
  地方行政委員会
   一、地方行政の改革に関する調査
  法務委員会
   一、検察及び裁判の運営等に関する調査
  外務委員会
   一、国際情勢等に関する調査大蔵委員会
   一、租税及び金融等に関する調査
  文教委員会
   一、教育、文化及び学術に関する調査
  社会労働委員会
   一、労働情勢に関する調査
   一、社会保障制度に関する調査
  農林水産委員会
   一、農林水産政策に関する調査
  商工委員会
   一、経済の自立と発展に関する調査
  運輸委員会
   一、運輸事情等に関する調査
  逓信委員会
   一、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査
  建設委員会
   一、建設事業並びに建設諸計画に関する調査
  予算委員会
   一、予算の執行状況に関する調査
  決算委員会
   一、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査本日委員長から左の案件について継続審査の要求書を提出した。
  大蔵委員会
   一、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案(第三十一回国会閣法第一七八号)(衆議院送付)
  社会労働委員会
   一、結核医療法案(第三十一回国会参第九号)
   一、身体障害者雇用法案(第三十一回国会参第一一号)
   一、保健婦、助産婦及び看護婦等の産前産後の休業中における代替要員の確保に関する法律案(第三十一回国会参第一三号)
  商工委員会
   一、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案(第三十一回国会参第一二号)
  決算委員会
   一、昭和三十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十二年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十二年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十二年度政府関係機関決算書
   一、昭和三十二年度国有財産増減及び現在額総計算書
   一、昭和三十二年度国有財産無償貸付状況総計算書
   一、昭和三十二年度物品増減及び現在額総計算書
  議院運営委員会
   一、議院及び国立国会図書館の運営に関する件
     ―――――・―――――
#129
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#130
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 本件は、ただいま報告いたしました各委員長要求の通り、決することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#131
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって本件は、各委員長要求の通り、委員会の審査及び調査を閉会中も継続することに決しました。
 これにて散会いたします。
   午後四時四十八分散会
     ―――――・―――――
○本日の会議に付した案件
 一、常任委員長辞任の件
 一、常任委員長の選挙
 一、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員並びに裁判官訴追委員及び同予備員辞任の件
 一、裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備員、裁判官訴追委員、同予備員、皇室会議予備議員、皇室経済会議予備議員、検察官適格審査会委員、同予備委員、北海道開発審議会委員、積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員、鉄道建設審議会委員、国土総合開発審議会委員、日本ユネスコ国内委員会委員、湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員、飼料需給安定審議会委員、海岸砂地地帯農業振興対策審議会委員、離島振興対策審議会委員、中央青少年問題協議会委員、畑地農業改良促進対策審議会委員、首都圏整備審議会委員、国土開発縦貫自動車道建設審議会委員、東北開発審議会委員、台風常襲地帯対策審議会委員及び九州地方開発審議会委員の選挙
 一、爆発物等による事故対策に関する緊急質問
 一、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(皇居造営審議会委員)
 一、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(肥料審議会委員)
 一、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(国立近代美術館評議員会評議員)
 一、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(米価審議会委員)
 一、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(海外移住審議会委員)
 一、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(蚕糸業振興審議会委員)
 一、首都圏整備委員会委員の任命に関する件
 一、中央更生保護審査会委員の任命に関する件
 一、日本電信電話公社経営委員会委員の任命に関する件
 一、旧軍港市国有財産処理審議会委員の任命に関する件
 一、公安審査委員会委員の任命に関する件
 一、国家公安委員会委員の任命に関する件
 一、公正取引委員会委員長の任命に関する件
 一、行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案
 一、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案
 一、参議院事務局職員定員規程の一部を改正に関する件
 一、日程第一乃至第四の請願
 一、日程第五の請願
 一、日程第六乃至第十一の請願
 一、日程第十二の請願
 一、日程第十三及び第十四の請願
 一、重人恩給の加算制復元に関する請願外三件
 一、けい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法の一部改正に関する請願外五件
 一、占領期間中における連合国将兵による被害補償の請願(三件)
 一、委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件
ソース: 国立国会図書館
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