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1947/08/25 第1回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第001回国会 外務委員会 第5号
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1947/08/25 第1回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第001回国会 外務委員会 第5号

#1
第001回国会 外務委員会 第5号
昭和二十二年八月二十五日(月曜日)
    午後一時三十九分開議
 出席委員
   委員長 安東 義良君
   理事 加藤シヅエ君 理事 細川 隆元君
   理事 栗山長次郎君 理事 堀江 實藏君
      猪俣 浩三君    田中  齊君
      馬場 秀夫君    和田 敏明君
      小澤專七郎君    中山 マサ君
      菊池 義郎君    竹尾  弌君
      佐々木盛雄君    仲内 憲治君
      若松 虎雄君   唐木田藤五郎君
      多賀 安郎君    綱島 正興君
    ―――――――――――――
八月二十一日
 ソ連からの引揚促進に關する請願(境一雄君外
 五名紹介)(第二三三號)
の審査を本委員會に付託された。
八月二十三日
 東南アジア地區作業隊員歸環促進に關する陳情
 書外八件(馬來ウエスズレー州勤勞第十六大隊
 長北脇芳雄外三百五十一名)(第一〇九號)
 在外同胞引揚促進に關する陳情書外十件(長崎
 縣海外殘留同胞引揚促進連盟代表坂田眞瑛外九
 十四名)(第一一〇號)
 在外同胞引揚に關する陳情書外一件(長崎縣北
 高來郡田結村井田成彦外三十八名)(第一一五
 號)
 樺太殘留同胞引揚促進に關する陳情書外一件(
 樺太引揚團對連合會外十一名)(第一二六號)
 南方殘留同胞引揚促進に關する陳情書外八件(
 南方殘留同胞引揚促進全國家族同盟佐賀縣支部
 秀島鋭二外一萬九千七百五十名)(第一二七
 號)
 在外未復員者歸環促進に關する陳情書外七件(
 山梨縣外地殘留元軍人軍屬復員促進同盟北都留
 支部代表小宮義照外一萬五千四百六十名)(第
 一二八號)
を本委員會に送付された。
    ―――――――――――――
本日の會議に付した事件
 國政調査承認要求の件
    ―――――――――――――
#2
○安東委員長 ただいまより會議を開きます。
 先般理事會におきまして、本委員會として國際經濟の調査をやることはどうであろうかということを御相談したいのであります。皆様の御意見では、それは至極いいことだからひとつやろうではなかろうかというお話がありました。そこで大體どういう趣旨でこの國際經濟の調査をやるかというわけでありますが、その調査の目的は、要するに今日の日本は國際經濟の一環として生くるほかに途がないのであつて、國際經濟の現状と動向というものを眞によく把握してやらなければ、日本の將來の外交政策というものは立ち得ない。從つてわれわれ外務委員會にあるものとしては、その意味においても現在の國際經濟の動向をよく把握したい。これが趣旨であります。そこで調査する事項は、結局國際經濟に關する綜合的調査及び研究ということだろうと思ひます。殊にここに綜合的と申しまするのは、元來この委員會におきましては人數も少いことであり、また專門調査委員も、できたところで二名というようなわけで、直接携わることはきわめて困難である。いろいろな機關とか、あるいは官廳方面とよく連絡をとつて、それらの研究の結果を綜合し、また批判もし、研究もしていくというような方法が主になるように考えられるのであります。從つてここに綜合的の調査及び研究をするということが必要ではなかろうかと思います。調査の方法でありまするが、それはただいま申し上げましたように、關係各省竝びに關係民間團體及び個人より意見を聽取することと、また調査研究資料の提出を要求すること。さらにまたでき得るならば必要な書類、新聞、雜誌等の購入をすること。これらの方法によらざるを得ないだろうと思います。
 次に調査の期間の問題でありますが、これは何も今會期中に限るべきものではなくて、少なくとも講和會議までは會期ごとにわれわれはこれを組織的に研究を深めていきたい、こんな風に思うわけであります。しかしながらただ、便宜上國政調査承認要求書を議長に出さなければなりませんので、そのためには調査の機關は本會期中と一應しておいた方がいいかとも思います。しかしこれは本會期中に限るという意味ではありませんので、この次にまた國會が召集せられましたときには同じく續行するという趣旨であります。こういうふうに御諒解を願いたいと思います。
 以上のような趣旨におきまして、國際經濟の調査をやるということについて皆様の御賛同を得たいと思いまするが、これについて御意見がございまするならば、どうかおつしやつていただきたいと思います。
#3
○馬場委員 書く官廳で今までやつていた資料、これらは當然提出されるものと思いますが、いかがですか。
#4
○安東委員長 馬場委員は先日外務省の總務局長の來たときにおられましたか。
#5
○馬場委員 おりました。
#6
○安東委員長 ああいうふうに相當の資料はできているわけでございますが、ただ遺憾ながら印刷と費用のために、こちらの方に十分提供ができないという話でございました。もう一つは、その筋との關係においてにわかに提出ができないものがあるというような説明だつたのです。そこでこちらの研究を進める上からいえば、そういうような障害もありましようが、なおいかようにもして、何らかの方法でそういうものをこちらが利用できるような態勢におかなければならぬと私は考えます。
#7
○馬場委員 今度これが承認されれば、そういう印刷の費用なんか出るのですか。
#8
○安東委員長 費用はもちろん許す限りにおいては出ることと思います。
#9
○馬場委員 もう少し外務委員會の目指す目標をはつきりした方がいいじやないかと思います。これから調査していくなんという行き方でいつたら、とても間に會う者ではない。從つて調査したものを總合した上に立つて、日本の外交政策を樹立するのが、われわれの行き方ではないか。
#10
○安東委員長 ちよつと速記を止めて…。
    〔速記中止〕
#11
○安東委員長 ただいまの國政調査承認要求を議長にだしますことについて、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○安東委員長 それではそういうことにいたします。
 本日はこれにて散會いたします。
   午後二時三十一分散會
ソース: 国立国会図書館
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