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1947/11/26 第1回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第001回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第3号
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1947/11/26 第1回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第001回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第3号

#1
第001回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第3号
昭和二十二年十一月二十六日(水曜日)
    午前十一時二十五分開議
 出席委員
   財政及び金融委員
   委員長 北村徳太郎君
   理事 島田 晋作君 理事 中崎  敏君
 理事 梅林 時雄君 理事 早稻田柳右エ門君
   理事 塚田十一郎君 理事 吉川 久衛君
      川合 彰武君    川島 金次君
      河井 榮藏君    佐藤觀次郎君
      田中織之進君    西村 榮一君
      松尾 トシ君    八百板 正君
      泉山 三六君    島村 一郎君
      周東 英雄君    苫米地英俊君
      宮幡  靖君    井出一太郎君
      内藤 友明君    石原  登君
 商業委員
   理事 石神 啓吾君 理事 笹口  晃君
   理事 片岡伊三郎君 理事 中村元治郎君
      金子益太郎君    佐竹 新市君
      林  大作君    松原喜之次君
      櫻内 義雄君    坪川 信三君
      山本 猛夫君    鈴木 仙八君
      關内 正一君   唐木田藤五郎君
      小枝 一雄君    寺崎  覺君
 出席國務大臣
        大 藏 大 臣 栗栖 赳夫君
 出席政府委員
        大藏政務次官  小坂善太郎君
        大藏事務官   前尾繁三郎君
        大藏事務官   伊原  隆君
 委員外の出席者
        財政及び金融委
        員會專門調査員 圓地與四松君
        財政及び金融委
        員會專門調査員 氏家  武君
    ―――――――――――――
本日の會議に付した事件
 企業再建整備法等の一部を改正する法律案(内
 閣提出)(第八七號)
 企業再建整備法の一部を改正する法律案(内閣
 提出)(第八八號)
    ―――――――――――――
#2
○北村委員長 會議を開きます。
 企業再建整備法等の一部を改正する法律案及び企業再建整備法の一部を改正する法律案を議題といたしまして商業委員會との連合審査會をこれより行います。なおこの兩案に關しましては商業委員會以外に鑛工業委員會にも關連するところがございますけれども、これは鑛工業委員の方の御出席がありました場合に發言を許可することにいたします。質疑を繼續いたします。
#3
○塚田委員 本法律案については大體内容は了承したのでありますが、ただ私どもが非常に遺憾に存ずるのは、政府側の御説明によれば、今月中に企業再建整備計畫というものを出さなきやならぬ。それでこの法案の審議が非常に急ぐんだという御意見なのでありますけれども、どうしてこういうような重大な――内容は必ずしも重大とは思わないですが、こういう厖大な法案の改正が今まで行われずにおつたものかどうか、その邊のいきさつをひとつ御説明願いたい。
#4
○伊原政府委員 お答えいたします。今囘企業再建整備法等の一部が改正法律案といたしまして、非常に雜多な問題を含みました改正法を御審議願つておるわけでございますが、その内容につきましては、過日も御説明申し上げましたように、整備計畫の記載事項の變更の問題とか、それから第二會社を建てます場合の退職金の取扱いとか、それから整備計畫の法律的の問題でありますとか、それから擔保の問題というふうに、一つの目的を實はもつておりませんで、今まで不都合と考えられます點が雜多にはいつております點は、はなはだ恐縮でございますが、これらの點につきましては、ただいま御指摘のありましたように、もつと早く改正すべきではないかというお示しもあつたのであります。實は企業再建の問題がいろいろな關係で延び延びになつておりまするうちに、どうしても改正しなければならないというふうな關係で、今囘御審議を願うことになりました點は、非常に恐縮に存じておりますが、實はこの法律の改正には特別の一つの目的というものがございませんので、いろいろな點を含んでおるのでございます。
#5
○塚田委員 御説明を了承いたしますが、いま一點お尋ねいたしたいのは、かりに本日この法案が衆議院の本委員會を通り、最近の機會に本會議を通つて、參議院へいつてこれが成立しました場合に、はたして今月一ぱいに整備計畫を出さなければならないということに間に合うかどうか。また整備計畫の提出時期が延長されるようなことになるのではないか、それ點をお尋ねいたします。
#6
○伊原政府委員 お示しのように本日の委員會で御決定を願いまして、參議院の方では今月一ぱいにこの法律を通していただくということに假定いたしました場合におきましても、なお實は認證を願います關係等がございまして、あるいは一番早い機會におきましても、この法令の公布施行が來月のあるいは四、五日くらいになるのではないかと思うのであります。一方御存じのように再建整備法の整備計畫の提出期限は再三延ばしまして、十一月一ぱいということに相なつておるのでありますが、この法律の公布が來月の三日とか四日とかいうことに相なりますると、この法律の結果を織りこんで整備計畫を出すことになりまするので、もう一度ごく短期間整備計畫の提出期限を延ばさなければならないのではないかと考えておる次第であります。できるだけ早く御制定を願えますれば、整備計畫の提出期限も延長が非常に少くて濟む、從いまして企業再建の方もできるだけ早く濟むということに相なりまするので、はなはだ恐縮でございますが、急速な御審議をお願いしておるわけでございます。
#7
○北村委員長 塚田君の御質問ごもつともでございますが、これは多少委員長にも責任があります。というのは鑛工業にも關連するところがあるのでありますから、鑛工業委員會と商業委員會と連合審査をやる方針であつたために、鑛工業委員會がほとんど御承知のような石炭問題に終始して、どうしても出てこなかつたというようなことが、本委員會において審査が遲れた一つの理由になると思います。その點も御了承願いたいと思います。
 商業委員會からお見えになつている方で、質疑があればどうぞ御質疑が願いたいと思います。
#8
○林(大)委員 商業委員の一員としてお尋ねいたしますが、この法案の中でかなり重要な部分が、いわゆる舊會社の拂込金の問題に關係しておると思いまするが、その間のいきさつはどういうふうに處理されておるか、また將來處理されるつもりであるかという見透しを伺つておきたいといます。
#9
○伊原政府委員 ただいまのお尋ねは、企業再建整備法に基きまする未拂込株式の徴收の問題が、どういうふうになつておるかという御質問でございますが、これは實は本年の六月二十五日の企業再建整備法施行令におきまして規定をいたされておるわけであります。過般この國會において御審議を願いまして、本日參議院を通過いたしました金融機關の再建整備法中改正法律案といたしまして、金融機關の未拂込株式の徴收に關する事項は、法律で規定をいたされておるのでありまして、企業再建整備法施行令の方は勅令で規定をいたされておりまするが、最近におきまして、從來は勅令、政令等で規定いたしました事項も、法律で規定する方が適當であるという方針に基きまして、企業再建整備法では、未拂込の株式の事項は勅令で規定いたしましたにかかわらず、金融機關再建整備法では法律で規定いたしたい、こういう經過に相なつておるわけであります。
#10
○北村委員長 別に御質疑がないようでありますから、質疑を打切ることにいたしたいと思います。
 連合審査會はこれで散會いたします。
   午前十一時三十七分散會
ソース: 国立国会図書館
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