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1947/12/07 第1回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第001回国会 財政及び金融委員会 第49号
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1947/12/07 第1回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第001回国会 財政及び金融委員会 第49号

#1
第001回国会 財政及び金融委員会 第49号
昭和二十二年十二月七日(日曜日)
    午後一時五十三分開議
 出席委員
   委員長代理 理事 中崎  敏君
   理事 島田 晋作君 理事 梅林 時雄君
 理事 早稻田柳右エ門君 理事 塚田十一郎君
   理事 吉川 久衛君
      川合 彰武君    川島 金次君
      河井 榮藏君    佐藤觀次郎君
      田中織之進君    西村 榮一君
      林  大作君    松尾 トシ君
      後藤 悦治君    松田 正一君
      青木 孝義君    泉山 三六君
      島村 一郎君    苫米地英俊君
      宮幡  靖君    井出一太郎君
      内藤 友明君    石原  登君
 出席國務大臣
        大 藏 大 臣 栗栖 赳夫君
 出席政府委員
        外務事務官   山田 久就君
        大藏政務次官  小坂善太郎君
        大藏事務官   福田 赳夫君
        大藏事務官   愛知 揆一君
        大藏事務官   今井 一男君
        大藏事務官   石原 周夫君
        貿易廳長官   永井幸太郎君
        商工事務官   村岡 信勝君
 委員外の出席者
        專門調査員   圓地與四松君
        專門調査員   氏家  武君
    ―――――――――――――
十二月六日
 臨時金利調整法案(内閣提出)(第一五七號)
の審査を本委員會に付託された。
    ―――――――――――――
本日の會議に付した事件
 特別都市計畫法第四條の規定による國庫補助を
 國債證券の交付により行う等の法律案(内閣提
 出)(第一三五號)
 勞働基準法の施行に伴う政府職員に係る給與の
 應急措置に關する法律案(内閣提出)(第一四
 二號)
 金融機關再建整備法の一部を改正する法律案(
 内閣提出)(第一四五號)
 舊日本銀行券の未囘收發行高に相當する金額の
 一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付
 金に關する法律案(内閣提出)(第一五〇號)
 貿易資金特別會計法を改正する法律案(内閣提
 出)(第一五三號)
 物品の無償貸付及び讓與等に關する法律案(内
 閣提出)(第一五四號)
 大藏省預金部特別會計、國有鐵道事業特別會計、
 通信事業特別會計竝びに簡易生命保險及郵便年
 金特別會計の保險勘定及び年金勘定の昭和二十
 二年度における歳入不足補填のための一般會計
 からする繰入金に關する法律案(内閣提出)(
 第一五五號)
 臨時金利調整法案(内閣提出)(第一五七號)
    ―――――――――――――
#2
○中崎委員長代理 これより會議を開きます。
 舊日本銀行券の末囘收發行高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案、臨時金利調整法案を議題といたします。まず政府の説明を求めます。
 栗栖大藏大臣。
    ―――――――――――――
#3
○栗栖國務大臣 ただいま議題となりました舊日本銀行券の未囘收發行殘高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案について、提案の理由を御説明いたしたいと存ずる次第であります。
 昭和二十一年勅令第八十四號日本銀行券預入令によりまして、昭和二十一年三月七日以降、その強制通用の效力を失つた舊日本銀行券につきましては、日本銀行券預入令第五條の規定により、昭和二十一年三月三十一日現在における未囘收發行殘高相當額を、翌四月一日の發行高から引き落し、右の引落し額に相當する日本銀行の財産に、これを同行の假受金勘定に別整理保留せしめてあつたのであります。またこの財産の處分につきましては、同じく預入令の第五條第三項の規定によつて、大藏大臣がこれを定めることになつておるのであります。しかして昭和二十二年九月三十日現在におきまする右の舊券の引換未濟殘高は、二十六億九千七百餘萬圓となつておるのでありますが、この中には朝鮮の京城その他で連合軍立會の上燒棄したものや、その他海外からの引揚者の持歸り金の引換等のため、今後とも引換を要するものがありますので、これらの差引いた殘額のうち、結局のところ引換を要しないと推定せられる金額約七億圓を限つて、今般これを國庫へ納付せしめることにいたしたのであります。しかして右の舊券の未囘收發行殘高相當額の一部を、國庫へ納付せしめることに伴いまして、一方將來日本銀行におきまする舊券の引換が豫想外に多額に上り、その結果未囘收殘高が、右の國庫納付額よりも少額となるような場合が起きるときは、その不足額に相當する金額は、これを日本銀行に交付する必要を生じますので、かような場合、日本銀行へ交付金をなすため、この法律を制定することといたしたのであります。何とぞ御審議の上御協贊あらんことを希望いたします。
 次に臨時金利調整法案について、その提案理由の説明を申し上げます。
 わが國現下のインフンーシヨンを克服いたすために、政府は全力を盡しているわけでありますが、物價のコスト高を抑え、その安定に資するため、金利の調整をする必要が生じてまいりました。從來東京、大阪その他各地の銀行等は、實際に行う金利について、大藏、日銀兩當局の了解のもとに協定をなし、これを嚴守することを確約し、もつて經濟界に好ましからざる影響を與えることを防止してまいりましたが、今般かかる協定が私的獨占の禁止竝びに公正取引の確保に關する法律の趣旨に違反するとの疑義が生じ、最近廢止せざるを得ざるに至りました。しかるに現下の諸情勢において、これをそのまま放置しておくときは、金利が不當に高騰するおそれがあり、物價安定その他に悪影響を與えることとなるので、本法の制定を必要とするに至つたのであります。
 本法案の趣旨は、一、大藏大臣が經濟一般の状況に照らし、必要があると認めるときは、日銀總裁に命じ、金利の最高限度を定めさせ、またこの定めたものを變更または廢止させることができること。二、日銀總裁が大藏大臣の命をうけ、金利の最高限度を決定、變更または廢止をなすには、金利調整委員會に諮問することを要し、該委員會は大藏大臣の任命する委員をもつて民主的に構成せられることであります。何とぞ御審議の上、速やかに御承認あらんことを切望いたす次第であります。
    ―――――――――――――
#4
○中崎委員長代理 これより財閥同族支配力排除法案、特別都市計畫法第四條の規定による國庫補助を國債證券の交付により行う等の法律案、經濟力集中排法の施行に伴う企業再建整備法の特例等に關する法律案、勞働基準法の施行に伴う政府職員に係る給與の應急措置に關する法律案、金融機關再建整備法の一部を改正する法律案、舊日本銀行券の未囘改發行高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案、貿易資金特別會計法を改正する法律案、物品の無償貸付及び讓與等に關する法律案、大藏省預金特別會計、國有鐵道事業特別會計、通信事業特別會計竝びに簡易生命保險及郵便年金特別會計の保險勘定及び年金勘定の昭和二十二年度における歳入不足補填のための一般會計からする繰入金に關する法律案、臨時金利調整橘案を一括議題として質疑を繼續いたします。塚田君。
#5
○塚田委員 物品の無償貸付及び讓與等に關する法律案について質疑をいたしたいと思います。まず第二條に規定しておられる――これは第二條に限らず本法全體にありますが、こういうぐあいに無償貸付されることを豫定しておられるが、物品は大體現在あるものだけであるが、それとも今後新しく政府において取得されるものも含まれるものであるか、この點をお伺いいたします。
#6
○石原政府委員 お答え申し上げます。ここに掲げております種類は、大體現在行われている種類だけであります。從つて新しく附け加わるものはございません。しかしながら今後同じ種類のもので、再び同じような事情が發生した場合には、相變らず無償貸付が行われることになりますが、種類の幅としては擴がつていないというふうに御承知を願います。
#7
○塚田委員 次に時價よりも低く貸付けをされたり、また讓渡をされるということであるが、そういう場合に政府がきめられる標準は、一體どこに目標をおいておきめになつておるか。過去の實績であるか、また今後のお考えであるか、お伺いしたい。
#8
○石原政府委員 お答え申し上げます。大體から申しますると、帳簿價格を目安にした場合が多いと思います。それ以外は大體公定價格、公定料金にあるものについては、できるだけそれに近いものでやつておりますが、大體の目安は帳簿價格が標準であるというふうにお考え願いたいと思います。
#9
○塚田委員 帳簿價格ということであつたのでありますけれども、もし帳簿價格といふことになると、これはおそらく今日のような情勢では、非常に安いものがあるだろうと考えるのであります。また公定のあるものは公定に直すということでありますが、その公定に直された場合にも、現在の實際の市中に行われている値段とは、相當大きな開きがあると思うのであります。もちろん政府の立場として、市中のやみ價格を基準にされることもできないと思うのでありますけれども、國家の收入の非常に不足な際に、もう少しそういうものに何らか理由のつく範圍では適當な評價をされて、なるべく高く貸付けてやるということの方がいいのではないかと考えられるのでありますが、それと、なおその問題に關連して、こういうものによつて得られる收入がどれくらいの豫定されているか、もしそれがおわかりであつたら、お聽かせ願いたいと思います。
#10
○石原政府委員 大體この法律は先ほど申したように、現在行われておりまするような貸付、あるいは讓與というようなものを目安といたしまて、昨日政務次官からの提案理由の御説明にもあつたように、財政法第九條の關係からいたしまして、法律化をすることが必要である。その意味においてこれを出しているのでございまして、實際の運用の點については、今塚田委員がおつしやいます通り、できる限り收入の増加をはかることをやつている。と申しますのは、この法律に限定せられておりますのは少いのでありますが、一般の雜收入において、大體昭和二十二年度に比べて、二十一年度においては二倍ないし三倍、場合によると五倍くらいに、そういつた料金なり、あるいは價格なりを引上げてありますが、また明年度においても、そういうような問題があるかと思うのですが、大體の趣旨はまさにおつしやる通りにやつているのでありまして、これは法律によつてそういうことのできる幅をとつているというふうに御承知を願います。從つてここに今あがつておりますものは、實際の貸付料のごときは非常に微々たるものでありまして、數字として特に申し上げるほどの數字ではないのであります。
#11
○塚田委員 次に、特別都市計畫法第四條の規定による國庫補助を國債證券の交付により行う等の法律案について、質問いたしたいと思います。それは戰爭中強制疎開で家をとられたものの敷地があるわけでありますが、こういうものの敷地の處分はどういうことになつておるか。もちろんその土地が、その後都市計畫か何かによつて制限を受けずに、自由に民間において使用のできるものはいいのですが、そういうことのできないものがある。そういうものの處置は今までどうされておつたか。また今後どういうぐあいに處分なされるのか。それから、そういう土地をもし國家において買上げられるというような場合の評價はどうされるか、そういう點についてひとつお尋ねいたしたいと思います。
#12
○石原政府委員 ただいまのお尋ねの點は、法律に直接關係がございませんので、戰災復興院の方を今呼びに行つておりますから、その方からお答えいたした方がいいと思います。
#13
○塚田委員 次に大藏省預金部特別會計云々の法律案についてでありますが、この法律案によつてそれぞれ一般會計から繰入れをしていかなければならぬということは、やむを得ないことだと思うのであります。そしてこの法律により、最後に借りたものはまた一般會計に繰入れをするということになつておるのでありますが、これも當然そうすべきであると思うのですが、現實に今日のこれらの特別會計の状態から推していつて、はたして將來一般會計に繰戻しをするということの見込みが十分あるのかどうか。ただ法律ばかりこしらえて、それで納得するというわけには、實は委員會としていかぬと思うのですが、そういう點の見透しをひとつお聽かせ願いたいと思います。
#14
○福田政府委員 お答えいたします。預金部におきましては、その運用資産の大部分が國債であります。しかもこの國債を戰時中多額に保有した結果、三分半という非常に低いものでやつております。そうして非常に赤字が出てまいつておるのでありまして、その額が本年度といたしましては十六、七億にはなるのであります。それを全部一般會計からもらえばいいのでありますが、一般會計においてもなかなか窮屈でありますから、差當り十億圓を入れるというふうにしておるのであります。しかしながら財政問題といたしては、各特別會計は、それぞれ獨立採算制をとりたいという考え方をもつておるのであります。預金部の獨立採算制がどういうふうになるかという問題でありまするが、今後預金部預金というものが相當殖えまして――この預金部預金の大部分は郵便貯金でありますが、これが殖えてまいりまして、新規の三分半公債でないものに有利に投資し得るということになれば、りつぱに一般會計に返し得るというふうなことになるわけであります。本年度といたしましても、地方債あたりに相當額を投資するのがあります。地方債の利囘りは御承知の通り六分になつておりますが、これが全部六分で運用されるということになれば、相當の利益が出てくるという状況なのであります。しかしながら郵便貯金その他の運用資産が相當多額に殖えまして、三分半という安い運用利率をカバーする、そうしてしかも利益を出していくというようなことが實現されるためには、郵便貯金が非常に多額に集まることが必要であろうと考えておるのであります。本年度あたりはせいぜい五十億程度までいけばいいのではないかと思うのでありますが、これは將來一千億とか何とかいうことになりますれば、當然一般會計に返濟できるというふうに考えております。その時期いかんということでありますが、これは通貨の安定、貯蓄の状況という、その推進いかんによるのでありまして、二、三年ではなかなかそういうことはできない。五年とか十年とかの日子を要するというように考えます。しかしながらただいまの特別會計のあり方といたしまして、一般會計から借りつぱなし、そういうことではいかぬ、これはできる限りの努力をいたしまして、その五年、十年という日子をできる限り縮めまして、早期に一般會計に返すという建前を確立したいという見地から、ただいまお願いしておるような法案を出しておるのであります。
#15
○塚田委員 特別會計はたくさんあるが、他の特別會計はいかがですか。
#16
○福田政府委員 預金部以外につきましては通信、鐵道でありますが、通信、鐵道におきましては、やはり獨立採算制を原則としていきたい。しかしながらその場合において通信、鐵道の料金というものが、他の物價水準に比べまして相當低目になつておりますので、この料金をどうするかという問題が一つあります。料金のみならず、通信鐵道兩會計におきまする經理全般にわたつての合理化という問題があり、この兩面から兩會計の獨立採算制というものを考えなければ、とうていその實現はむずかしかろうというように考えております。適當な機會に料金の調整をすると同時に、人件費、物件費双方にわたりまして、經理の合理化をできる限り斷行いたしまして、獨立採算の基礎をつくる。こういうことを考えております。鐵道料金につきましては、旅客運賃だけについてかりに値上げするとすれば七割値上げをする。そうすれば明年度より獨立採算をなし得る状況にあります。それから通信にいたしましても、平均七割の料金の値上げをすれば、明年度以降において獨立採算制が立てられる。しかもその際においては既存の今まで發行いたしました公債、それから一般會計から繰入れた金額、これを相當短期間に償還し、または繰戻すということが實行し得るというふうに考えておるのであります。
#17
○塚田委員 今の御説明で大體了承するのでありますけれども、ただこういうことを考えるわけであります。鐵道や通信のような多少企業に類似した會計においては、今おつしやる通り今後の働きによつて過去の負債を返すということはもつともなのでありますが、預金部特別會計や、ただいまの御説明にはなかつたのでありますが、簡易生命保險、郵便年金特別會計の方は、これは過去の赤字を將來の收入でカバーするということは、事業の性質上どうかと考える。過去に生じたものは、必ず獨立して、その特別會計が採算がとれるようにしなければならぬということはもちろんなのでありますけれども、預金部や簡易生命保險や郵便年金の特別會計というものは特殊のものでありますから、將來の會計において生じた利益というものは、將來のそういう原因を生じさせた預金者なり保險契約者なりがその利益を受くべきもので、時期の點において將來の利益で過却の缺損を埋めるということは、これはちよつと理窟に合わぬように思うのです。むしろこういう特殊の會計は、何か別個の方法で尻をぬぐつてしまつて、將來利益を生じたものは、それはそれでその時代の當然利益を受くべき人たちに、利益を得させるということの方がいいのではないかと思うのですが、その點について御意見を伺います。
#18
○福田政府委員 ただいまの御説、まことにごもつともな點があるのでありますが、しかしながら獨立採算制をやつていくという根本方針を立てた以上、ただいま獨立採算制がとれない過渡期におきまして、これを處理する方法といたして、一般會計から借入れをする金額をそのまま不問に付するということになりますと、なかなかこれは獨立採算制自體が成立しないというふうに考えるのであります。御説の點まことにごもつともな點があるのでありますが、獨立採算制という方針を立てました以上、これをぜひやつてもらいたい。そのためには、ぜひともその方針を立てたそのときから、獨立採算制であるというふうに觀念いたしておるのであります。實際問題といたしまして、もしかりに、獨立採算制の實現方が數年間を要するその間、いつも繰入れをするようなことになりますれば、この數年間がどんなに延びるかわからぬというようなことになると思うのでありまして、獨立採算制の實施、またその實現する熱意というものをそこに現わして、ぜひこれを完遂いたしたいと考えておるわけであります。
#19
○塚田委員 私が特にそういう感じを強くもちますのは、簡易生命保險及び郵便年金の特別會計においてそうなのでありますが、どうも政府がやります保險なり、年金なりは非常に掛金が高い。殊に健康保險などの場合においては、昨年度の決算委員會において政府の説明を受けたときなども感じたのでありますが、相當に剰餘金を生じておるのでございます。ああいうものは剰餘金を生じないように、もつと料率を低くするなり何なりして、當然その時代に保險契約をしておる、もしくは年金契約をしておるものに利益を受けさせるということでないと、どうもうまくいかないのではないかという感じが非常に強いのであります。簡易生命保險やそういうものは、どんな收支計算になつておるか、私も存じませんが、今度の簡易保險あるいは郵便年金等の特別會計における缺損が、どこから生じたか、その理由もよく承知しておらぬのでありますが、政府の言われる保險あるいは年金は、本來の趣旨から言えばもつと料率を安くして、たくさんの人がより餘計利益を得られるようにした方がいいと考えるのでありますが、その點についてのお考えを承りたいと思います。
#20
○福田政府委員 政府事業であるところの簡易生命保險その他の事業におきまして、料金を一般民間よりも安くして、これを吸收するのに便益なようにした方がいいのではないかというお話でありますが、これも非常に民間と違えて有利にすることになりますと、民業の壓迫という問題になつてくるのでありまして、その間の調整になかなかむずかしい問題があるのであります。大體におきまして民業を壓迫せず、しかも官業獨自の分野として存在の理由があるというふうな運營をいたしたいと思つております。從いましてこれを、おつしやるように非常に有利にして、これにすべてのものを吸收するというような方式はとつておらないのであります。しかしながら非常に料金が高過ぎて集まらぬということではまた困るのであります。場合によりまして多少高目な料金である場合もありますが、さようなものにつきましては、國家の信用であるとか、あるいは各種の便益等も考慮いたしまして、大體政府にそれが適正に集中し得るというふうなぐあいに考えておるわけであります。もちろん經費の支出に放漫な點があり、そうして料金が高いというのでは非常な大問題であります。今後の運營におきましては經費には非常に氣をつけまして、運營の合理化には十分考慮しなければならぬと思うのであります。まず民間とそう上下の開きのないところでいくのが、大體において適正ではないかと考えております。
#21
○中崎委員長代理 政府委員に對する質疑はこれで打切ります。次に特別都市計畫法第四條の規定による國庫補助を國債證券の交付により行う等の法律案、勞働基準法に伴う政府職員に係る給與の應急措置に關する法律案、金融機關再建整備法の一部を改正する法律案、舊日本銀行券の未囘收發行高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案、物品の無償貸付及び讓與等に關する法律案、大藏省預金部特別會計、國有鐵道事業特別會計、通信事業特別會計竝びに簡易生命保險及郵便年金特別會計の保險勘定及び年金勘定の昭和二十二年度における歳入不足補填のための一般會計からする繰入金に關する法律案、以上一括して議題といたしまして、討論採決に移りたいと思います。
#22
○川合委員 討論を省略してただちに採決あらんことを望みます。
#23
○中崎委員長代理 川合君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#24
○中崎委員長代理 御異議なしと認めましてさようにいたします。
 これより以上の各案を一括議題といたしまして採決いたします。以上の各案に贊成の諸君は起立を求めます。
    〔總員起立〕
#25
○中崎委員長代理 起立總員。よつて以上の各法律案は可決されました。
 それでは暫時休憩いたします。
    午後二時二十六分休憩
     ――――◇―――――
    午後二時三十一分開議
#26
○中崎委員長代理 休憩前に引續き會議を開きます。これより臨時金利調整法案、貿易資金特別會計法を改正する法律案を一括議題といたしまして、まず貿易資金特別會計法を改正する法律案について政府側の補足説明を求めます。
#27
○石原政府委員 貿易資金特別會計法の改正につきまして、昨日政務次官から大體の趣旨の御説明がございましたので、おおむねそれに盡きておると思いますが、若干補足いたしまして、大雜把な點でその趣旨を申し上げたいと思います。從來の貿易資金特別會計法の仕組というものは、問題は損益の計算の問題でございますが、貿易資金というのは申すまでもなく、輸入輸出を扱いますので、輸入の場合におきますところの支拂の外貨、それから輸出の場合におきますところの受取りの外貨というものを全部計算に入れまして、初めてどれだけの損か、どれだけの益かということがわかるわけであります。從來ありましたところの會計法は、その趣旨におきまして外貨――そこには請求權という言葉で使つてあるのでありますが、實質上の外貨の一應勘定を通過いたしまして、その結果の損益計算をいたしたというのが從來の第四條、第五條の趣旨であります。ところが、最近までの實情におきましては、輸出をいたしました場合の手取りの外貨がどの程度になつており、輸入の場合の外貨の負擔がどの程度になつておるかということが正確に、しかも迅速に承知し得ない状況にございます。從いまして、今差上げておりますところの全文改正の趣旨は、その原則は將來といえどもあり得るわけでありますから、その本則はそのままにいたしまして、暫定的にそういうような外貨を通じまする損益の計算が、事實上不可能であるという状況に處しまするために、十九條と二十條という規定を設けまして、しばらくの間は圓資金の收支をもちまして損益の計算をいたすということが大體の骨子であります。
 それはどういうことであるかと申し上げますると、一應外貨の受取、支拂の關係はしばらく拔きまして、輸出品の買取の支出、それから輸入品を賣り渡しました收入、それ以前に若干のものが加わるわけでありまするが、それの收支をにらみまして、その收支の差額のうちで、現在は收入がないが、將來は收入になり得るという、いわば資産的な勘定に相なりまするもの、及び現在までは支出になつておらないが、將來は支拂わなければならないという未拂金の類、そういうような圓の面におきまする損益の計算をいたしまして、その差額を一般會計から繰入れるということが全體の骨子であります。なおそれ以外に、先般の財政法の施行に伴いまして、若干技術的な修正を要する點がありますので、その點がありまして全文の改正となつているというふうに御承知を願いたいと思います。
#28
○川合委員 この法案の審議と密接な關係あると貿易資金の計畫表を配付してもらつたのでありますが、ごく簡單にひとつその説明を承りたいと思います。
#29
○村岡政府委員 それでは私から、ただいまのお尋ねについて簡單に御説明申し上げます。この間申し上げました資料に、貿易資金計算表と昭和二十二年度一般會計から貿易資金への補填金概算額調べという二つの資料がありますが、貿易資金計畫表はこの厚い方でございます。本昭和二十二年四月から、來年三月までの貿易資金の計畫の數字でございますが、先ほど大藏省者の政府委員の御説明がありましたように、この貿易資金の受拂いの最も大きなものは、輸出物資の買上げのための支出、それから輸入物資の賣拂いによりまする代金の收入、これが收入支出の大部分を占めるわけでありまして、その他若干こまかいものとして、たとえば貿易外の送金に伴いますところの圓の受拂い、あるいはホテルの經營に伴います圓の支拂いというようなものがございますが、いずれにいたしましても、大宗を占めますものは輸出入の代金の受拂いであります。この資金計畫を立てますにつきましては、もちろん別途輸出入の貿易計畫の數字をもとといたしまして、その資金的な數字を計上いたしてございますが、この一番上の表にございますように、輸出物資の買上げ、その他支拂いの金額を合計いたしまして、當初の計畫として三百九十六億餘圓、それに對して收入の合計が輸入物資の賣却を中心といたしまして二百七十九億、差引約百十七億というのが當初の資金計畫だつたのでございますが、その後いろいろと情勢の變化等がございまして、たとえば輸出の場合ですと、輸出のために手持ちいたしておりますものの輸出不適品の賣拂いという關係で、資金の餘裕が出てまいる。あるいは輸入物資につきましては、食糧その他の價格を當初計畫いたしておりましたものよりは、たとえば新米價の改正等の關係から、ほかの輸入食糧につきましても、價格の引上げをいたすというような調整を加えました結果、若干資金繰りに當初の計畫に比して餘裕がないと申しますか、資金の不足の現象を見るに至つたのでございます。その結果本年度の全體の資金の不足といたしましては、先ほど御審議を得て通過しました借入限度の擴張、すなわち五十億圓の借入限度を百億圓にいたしました。その限度の擴張に基いての借入金のほかに、今度の法律の附則の第二十條に基いての繰入金は、當初の見込みよりも多少減じまして、約五十五億という繰入金でもつて、この年度が經過できるという見透しを立てるに至つたのでございます。五十五億圓の繰入金につきましては、別途追加豫算の方でお願いがしてあるのでございます。大體今年度の資金繰りのきわめて概略の御説明を申し上げた次第であります。
#30
○塚田委員 臨時金利調整法案について質疑をいたします。本案の趣旨は今拜聽いたしましたので、ややのみ込めたような感じがいたしますが、この法案によりましての感じでは、大藏大臣と日銀總裁と、金利調整委員會というものの關係が、どうもしつくりしないように思うのでありまして、日銀總裁にやらすということですが、「それは大藏大臣がやらせるのであり、また大藏大臣が日銀總裁に必要があればきめさしたり、變更さしたり、廢止させたりする。それを日銀總裁がやるときには、諮問委員會に相談する、調整委員會に相談するのでありますが、その調整委員會は大藏大臣の所轄に屬する。その専門委員を今度入れたが、それは大藏省銀行局長、經濟安定本部財政金融局長、日銀副總裁、それに金融界を代表する者が委員ということになつておる。こういう委員會の構成であつて、大藏大臣が所轄されている、しかも諮問機關でであるということになると、金利のきめ方は、結局大藏大臣のお考え方だけでもつてきまつてしまうことになりはしないか。今までのお互いに相談し合つてやつておつたときよりも民主的になるとは、どうしても思えないのであるが、それらの點について、政府はどういうふうにお考えになつておるか。
#31
○愛知政府委員 お答えいたします。この法律案におきましては、ただいま御指摘のような問題があると思うのであります、そこで補足的にこの立案の趣旨と經過等を申し上げたいと思うのでありますが。まず第一に金利一般の政策といつたようなものにつきましては、大藏大臣としてあくまで責任をとらなければならぬ問題だと考えるわけでございます。第二には、この法律案の第一條にもございますように、ここで金利と言つておりまするのは、全國各地における金融機關の實際に行うところの金利を言つておるわけでありまして、言つてみれば、相當技術的な部面になると思うのでございます。その技術的な實際に行われる金利というようなものにつきましては、何と申しましても、金融界の状況に最も明るい日本銀行總裁が、これらの金利の實際のレートにつきまして、常時それらの情勢にも明るいし、またそれに對しまして相當の意見ももちろんあり得るわけでありますので、日本銀行總裁を大藏大臣の手足として使つてまいりたいというような考え方を基礎にいたしておるわけであります。ただしかしながら、ただいま御指摘のように、できるだけそういう問題につきましては、民主的なやり方でやりたいというので、金利調整委員會というものをつくりまして、そこの構成の中にも、たとえば當業者でありますところの、金融界を代表するというような方々七人というような、相當多数の方々を豫定いたしているわけでございます。しからば從來とどういうふうに異るかと申しますと、私は率直に申しまして、從來銀行同士あるいはその他の金融機關同士において協定されておりましたのと、實質的にはそう大した違いはなかろうと思うのであります。從來といえども、やはりそれぞれの金融機關は大藏省の監督下にあつたわけでございます。また實際問題としては、たとえば國債の利囘りが決定されましたり、あるいは全體の金利水準を變更するというような政策がきまりました場合、その範圍内において各關係の金融機關同士で相互に申し合せをしておられたわけでございますし、またそれに對しましても、監督官廳としての權限を行使しなければならない責任ももちろんあつたわけでございますが、それらの關係を明確に法律的にもいたしまして、それぞれ大藏省の責任、それから日本銀行が實際に行います事務というようなことについても、その關係をはつきりいたしますし、また民間側の意向も十分發揮できますように考えたつもりでございます。たとえば第六條の第二項にございますように、委員會としても自主的に随時いつでも金利問題について大藏大臣に答申する、意見を積極的に具申するという途もあけてあるようなわけでございます。
#32
○塚田委員 そういう場合は起らないかもしれないのでありますが、かりに大藏大臣が金利に對しての責任を負うているということで、大藏大臣が、日本の經濟の實勢からすればこの邊の金利でなければならないと大體お考えになつている點があるとする。また日本銀行總裁にも獨自のお考えがある。また金利調整委員會に諮つたら、調整委員會はまた別な考えをもつておつたというようなことになつたら、これはどうされるのでありましようか。もちろん諮問機關ということであれば、意見が違つても聽くだけ聽いて、あとはこつちの考え通りやるということであるか。その邊の比重というか、その三者の間の關係が妙なものになると私は思う。むしろいつそのこと日銀總裁に全部任せてしまつて、日銀總裁がある機關に諮問して、それできめたら大藏大臣はそれでいくということでなければ、ほんとうに民主的ということにはならないと思いますが、その邊のお考えはどうですか。
#33
○愛知政府委員 ただいまの點につきましては、實は率直に申しまして、私どもの間でもいろいろ議論のあつた點でございます。ただしかしながら、現在の日本銀行は、現在の状況においてはガバメント・エーゼンシーというような、政府機關として國會その他に對して直接責任をとり得ざる立場にあると思いますし、また大藏大臣として、ほとんど全權を委任してしまうというようなかつこうになりますことは、現在の行政組織なりその他の法律關係から申しまして不適當であろう、こういう結論でございまして、やはり大藏大臣として責任をとるべきところははつきりいたしておきまして、そうして實際上その運用の衝にあたる者として日本銀行總裁にこれをお願いする、こういう考え方にいたしましたわけでございます。さらに法理的にだんだん突込んでまいりますれば、御指摘のように、結局最終の責任は大藏大臣にあるのが當然でございます。またそこがはつきりいたしておりませんと、全部をあげて日本銀行總裁に一任するというのは不適當ではなかろうか、かように考えております。
#34
○川合委員 臨時金利調整法案に關しまして大藏當局に伺いますが、歳末の金融の状態はどういう見込みであり、またこれに對する大藏省の方針はどうであるか、この機會に明らかにしておいていただきたいと考えます。
#35
○愛知政府委員 實は歳末の金融状況につきましては、率直に申しますと、きわめて樂觀を許さない状況にあると言わざるを得ないと思うのであります。通貨の發行状況等は御承知の通りでございまして、必ずしも前々から當局から言つておりますように、千九百億臺で止るというような状況ではないように豫測せざるを得ないような状態になつているわけでございます。ただしかしながら、そうだからと申しまして、たとえば當然に支拂うべき政府の支拂を故意に遲延させるとか、あるいは必要な向きに對する資金の融通を極端に抑えるとかいうことは、かえつていかがかと考えますので、たとえば政府支拂におきましても、いわゆる特建關係の事業の支拂についても、これを支拂うべきものはむしろ十二月のあまり終りになりませんうちに、できるだけ上中旬のうちにこれを支拂うようにする。あるいは特別會計の鐡道、遞信その他大口の資金の支拂等につきましても、故意にこれを遲延するということより、むしろ正常に支拂うべきものは月の半ばごろまでに出しまして、その金が末梢に浸透し、あるいは金融機關に返るべきものは返つて、貸付に餘裕を殘すというような方法を講じまして、ぎりぎりの年末には、かえつてある程度の資金の環流が期待されるようにいたしたいと考えているわけであります。ただ申すまでもなく、いわゆる赤字金融等の問題につきましては、實は年末を控えまして越冬資金その他いろいろの要求があるのでございますが、これらに對しましては何とかして、いわゆる赤字金融ということのあまり大きくなりませんように、できるだけ引締めてまいりたいというふうには考えているわけでございます。
#36
○川合委員 貿易資金特別會計法を改正する法律案、臨時金利調整法案に關しましては、大體質疑も終つたようでございますから、討論を省略して至急採決していただきたいと思います。
#37
○中崎委員長代理 川合君の提案に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#38
○中崎委員長代理 それでは兩案を一括して、討論を省略して採決に移ります。本案に贊成の諸君の起立を求めます。
    〔總員起立〕
#39
○中崎委員長代理 起立總員、本案は可決決定いたしました。
     ――――◇―――――
#40
○中崎委員長代理 この際大藏次官より發言の申し出があります。これを許します。
#41
○小坂政府委員 この委員會を通じましても、いろいろと御審議を煩わしているうちに、われわれとしての希望を申し上げまして、皆樣にも御了解願つているのでありますが、できるだけこの際政府の財政あるいは金融の實態につきまして、全國民にわかりやすく發表する機會を得て、全國民に實情を知つての上の協力を要請するということが必要であると考えておるのでありますが、この點につきまして、先般來の經濟白書というようなものにつきましても、いろいろと批判のある際でもありますが、大藏省といたしましては、このほど御承知の國の臺所展覧會というものを、非常にわかりやすく、柄を落しまして、國民の中に浸透するように、財政の状態を説明する機會をもつたのでありますが、これを今囘、わが國財政の實情につきましてという簡單なパンフレツトを出して、國民に訴えたいと考えておるのであります。それにつきましても、本委員會の皆樣の御了解を得ておきたいと存じまして、特に發言をお許し願いたいということを申し出た次第であります。
 ごく簡單にこの概要を申し上げますると、大體現在わが國のもつておる國の豫算、國民經濟全般との關連、あるいは豫算の實績と將來の見透し、さらに財政と金融との關連、そういつたものにつきまして、項目をわけてございまするが、なお本年度の歳入の分析というようなものについて、一應こんなふうな考え方をしておるという點を簡單に申し上げておきたいと思います。
 本年度の一般會計の歳入は、御承知のように二千六十六億圓でありまするが、このうち國民と直接關連があり、國民の負擔になりまする部分は、租税、印紙收入及び專賣益金でありますが、その合計は千八百十九億圓に達するのでありまして、總額の八八%にあたつておるのであります。これを國民一人當りの所得について比較してみますると、本年度の總人口を七千八百萬人といたしまして、これに對する一人當りの國民所得を出してみますると、一萬一千五百三十八圓となるのであります。そういう所得と、全體の財政負擔とのパーセンテージ等につきまして、なるたけわかりやすくもつてまいりまして、これだけ負擔してもらえば、とにかく國が健全財政ということをやつていける、あるいはどういう建前で貯蓄を要請しておるのかというような、皆さんにはよくおわかりのことでありますが、これを國民になるたけ滲透せしめ得るような書き方によつて、ドラフトをやつてみたのであります。今日は十分に印刷ができておりませんので、餘部がなく、差上げられませんが、明日お手もとに配付いたしたいと思いますが、この際御了承願つておきたいと思います。
#42
○吉川(久)委員 ちよつと今の次官の御説明を伺いますと、何かそれを發表することによつて、政府の千八百圓ベースとの關係について、國民に疑惑をもたせるようなことになりはしないかということが案じられますが、その點何かお考えになつておりますか。
#43
○小坂政府委員 私どもの考えといたしましては、今の御指摘のような點は實は考えておりません。財政の現状についてあからさまに、あまりむずかしい表現を用いないで、國民に周知徹底せしめるというのが、この財政の現状報告の趣旨であります。それにつきまして千八百圓ベースの問題は特に取上げておりません。それによつて見る人の感覺はいろいろとありましようが、それはその感覺を取上げてまた問題にすればよいのでありまして、この報告書が今御指摘の點について問題になることはないというふうに考えております。
#44
○島田委員 ただいまの財政白書の問題ですが、政府が財政白書というものを幾度御發表になつても御自由でございますけれども、われわれ委員會としては、了承してくださいと申しましても、これは了承するかしないかは別問題でありますから、その點は明らかにしてもらいたい。私どもは批判の自由をもちたいと思います。發表することは御勝手ですから、どうぞ發表していただきたいと思います。
#45
○小坂政府委員 私どもといたしましては、こういうものを政府が發表するという事實について御了解を賜わつておけば結構でございます。別にこれを押しつけて皆さん方にこれを守れとか、そういつたようなあつかましいことは考えておりません。
#46
○佐藤(觀)委員 非常に白書がはやり出して、どこでも出しておるのですけれども、どうもただやりつぱなしで、締め括りがないというのが多いのですが、大藏省で今囘出される財政白書に對する措置はどういうことになりますか。
#47
○小坂政府委員 御指摘の通りでありまして、われわれとしては、なるたけ國民にこの現状を知らしめることによつて奮起を促したいというのが目的であります。差當りの措置といたしましては、これに伴います納税の完納運動というものがすぐ次に行かなければならないと思いますし、その點は本委員會においてすでにお取上げを願つております。その裏づけとしましてこれを出すわけであります。
#48
○中崎委員長代理 それではこれをもつて會議を終ります。
   午後三時五分散會
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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