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1963/12/17 第45回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第045回国会 決算委員会 第2号
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1963/12/17 第45回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第045回国会 決算委員会 第2号

#1
第045回国会 決算委員会 第2号
昭和三十八年十二月十七日(火曜日)
   午前十一時二十四分開議
 出席委員
   委員長 白浜 仁吉君
   理事 押谷 富三君 理事 鈴木 善幸君
   理事 田中 彰治君 理事 福井  勇君
   理事 勝澤 芳雄君 理事 芳賀  貢君
      伊東 正義君    竹山祐太郎君
      古井 喜實君    湊  徹郎君
      山本 幸雄君   米内山義一郎君
 出席政府委員
        大蔵政務次官  纐纈 彌三君
 委員外の出席者
        会計検査院長  芥川  治君
        専  門  員 茨木 純一君
    ―――――――――――――
十二月十二日
 委員山田耻目君辞任につき、その補欠として松
 原喜之次君が議長の指名で委員に選任された。
同日
 委員松原喜之次君辞任につき、その補欠として
 山田耻目君が議長の指名で委員に選任された。
同月十三日
 委員伊東正義君辞任につき、その補欠として正
 力松太郎君が議長の指名で委員に選任された。
同日
 委員正力松太郎君辞任につき、その補欠として
 伊東正義君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査に関する件
 昭和三十六年度一般会計歳入歳出決算
 昭和三十六年度特別会計歳入歳出決算
 昭和三十六年度国税収納金整理資金受払計算書
 昭和三十六年度政府関係機関決算書
 昭和三十六年度国有財産増減及び現在額総計算
 書
 昭和三十六年度国有財産無償貸付状況総計算書
 昭和三十六年度物品増減及び現在額総計算書
     ――――◇―――――
#2
○白浜委員長 これより会議を開きます。
 本委員会における今後の決算審査につきましては、お手元に配付してあります決算審査に関する運営方針及び決算の審査方針にしたがって議事を進めることに先日の理事会で決定いたしましたので、御了承願います。
 次に決算等の審査の方法についておはかりいたします。委員各位も御承知のごとく、当委員会には、去る十二月九日、昭和三十六年度決算及び昭和三十六年度国有財産増減及び現在額総計算書等がそれぞれ付託になっております。これは第四十三回国会に提出せられ、概要説明の後、質疑も行なわれておりますので、今回は、決算及び国有財産関係各件の説明は、お手元に配付の説明資料によって御承知おきいただくこととし、その説明資料を会議録に参照として掲載するにとどめたいと存じます。また今後の決算審査の進め方につきましては、特に問題のない限りは、すでに一応審査を行なった部分については、委員会議録等を参考とせられ、残余の部分について審査を進めたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○白浜委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。なお、具体的には、同時に配付してあります「決算審査の要領について」によって進めてまいりますので、御了承願います。
 昭和三十六年度決算外三件を議題とし、審査に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。勝澤君。
#4
○勝澤委員 まず最初に会計検査院長にお尋ねしたいのですが、先般の新聞によりますと、三十七年度の検査報告が概略発表されております。大まかにいいまして、三十六年度の比較といいますか、件数あるいは批難金額、これらの比較を少し簡単でけっこうですが、御説明願いたいと思うのですが。
#5
○芥川会計検査院長 本年の検査報告は、いま印刷中でございますので、年内には内閣からお手元に送付されることと存じますので、詳しくはその節また概要説明等で御報告を申し上げたいと思うのですが、ただいま御質問の概略を申し上げますと、三十七年度の検査報告では件数において六百五十一件、金額において二十四億九千万円となっております。前年に比較しますと、件数において七十二件、金額において六億円増加になっております。
#6
○勝澤委員 そこで三十六年度、三十七年度の比較で批難件数が増加をしてきたというのは、全体的な国の予算がふくらみ、その中からまた検査としてもいろいろと精細な検査が行なわれたと思うのであります。しかし何といいましても、まだまだ実地検査不十分な点がたくさんあると思うのです。それで毎年検査院としても予算の要求の段階におきましては十分な国民の期待する検査を行なおうということで予算の要求をされているようでありますが、その予算要求についての実績というものは必ずしも十分なものでなかったということが過去の実績で明確になっております。ことしの春、予算委員会におきまして大蔵大臣に私も質問したわけでありますが、大蔵大臣としても会計検査院の予算については十分に考えて、検査に支障のないようにしたい、こういう発言をされておったわけであります。そういう意味からいきまして、三十八年度予算について会計検査院としてはどのような手を打たれておるかという点について、御説明願いたいと思います。
#7
○芥川会計検査院長 勝澤委員のお話のように、年々業務量も増加いたしております。検査個所等もふえておりますので、検査院といたしましても年々増額の要求はいたしてきております。三十八年度は、この前お話し申し上げましたように、人員において約六名増員を、三十九年度におきましては八十名の増員要求をいま提出いたしております。その他の増額要求は、人員の増に伴いまして庁舎の増築が計画されておりますので、その関係で増額を要求いたしておる次第であります。
#8
○勝澤委員 そこで大蔵政務次官にお願いいたしたいのですが、この会計検査院の予算というものはなかなか、何といいますか、査定というのはむずかしいものだと思うのです。あまり多くしてそして十分な検査をさせるのもどうも……。そういってしぼるわけにもいかない。そういう点で人員の増加の傾向を見てみますと、業務量、全体的な国の予算あるいは財政投融資、あるいは公社、公団、公庫というものができたにかかわらず、人員の増加というのはほんのわずかであるわけであります。最近は海外にもようやく検査に行くようになってきたというような状態です。また会計検査院の方向自体が、いままでは不適正なものを指摘をする、これにとどまっておりましたけれども、昨年度の検査報告から経済的効果というものを十分考えながら奥深い検討をし始めました。このことは私はたいへんけっこうなことだと思うのです。しかし、会計検査院本来の目的によってそういう経済的な効果をあらわすために、むだなもの、あるいは重点的に予算を運用するためには相当な調査が必要になっている。いまわれわれが審査している報告はまさにそういう点がたくさん出ているわけであります。そういう点からいきますれば、この際やはり検査院が新しい角度で経済的効果という面から一つ一つ――いままで行政管理庁でも指摘をされておったけれども、解決できなかった。それを今度は検査院が取り上げた。しかも決算委員会としても、いままでのような摘発的なことから経済的効果というものを重点に取り上げて、そして政治の方向というものをひとつ重点的な施策のほうに持っていくという点からいうならば、この際、やはりいままでのような消極的な扱いでなくて、検査院の要求というものを十分考慮して、そして運営がマッチをされる、こういうふうにしていかなければならぬだろう、こう思うのです。過般大蔵大臣も努力をしているし、今後も努力をするという御答弁をいたしておりましたので、いま予算をせっかく審議している段階でありますので、ひとつこれについてのお考えをお聞かせ願い、そして努力できるものにつきましては努力をしていただきたい、こういう点でひとつ御意見を賜わりたいと思うのでございます。
#9
○纐纈政府委員 お答えします。
 御承知のようにただいま三十九年度の予算を一生懸命になって検討中でございまして、私も詳しい問題は十分承知いたしておりませんですが、ただいま検査院長のお話もございましたし、御質問の趣旨にも沿いましてひとつ十分努力をして、ことに経済的効果の面についても検討されるというような状態になっておるといたしますれば、相当な人員が必要ではないかと思いまして、御希望に沿うように努力をいたしたいと思います。
#10
○勝澤委員 特に私は、この問題につきましては決算委員という立場で予算委員会の中で質問をいたしまして、大蔵大臣にも特に要望しておりましたし、最近の決算委員会でも経済的効果の面については与野党一致をしてできるだけむだのないように、あるいは行政のひずみについては是正をさせるということで協力し合ってきておるのですから、そういう点を今度の予算の中に十分取り入れていただくように特に要望いたしまして、きょうは初めてでありますから質問を終わります。
     ――――◇―――――
#11
○白浜委員長 次に閉会中審査申し出に関する件についておはかりいたします。
 すなわち決算審査のため
 一、昭和三十六年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十六年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十六年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十六年度政府関係機関決算書
 二、昭和三十六年度国有財産増減及び現在額総計算書
 三、昭和三十六年度国有財産無償貸付状況総計算書
 四、昭和三十六年度物品増減及び現在額総計算書
以上について閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○白浜委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。本日は、これにて散会いたします。
   午前十一時三十五分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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