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1962/03/13 第43回国会 参議院 参議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第14号
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1962/03/13 第43回国会 参議院

参議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第14号

#1
第043回国会 議院運営委員会 第14号
昭和三十八年三月十三日(水曜日)
   午後一時五十分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 三月十一日
  辞任      補欠選任
   河野 謙三君  鹿島 俊雄君
 三月十三日
  辞任      補欠選任
   渡辺 勘吉君  稲葉 誠一君
    ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     田中 茂穂君
   理事
           鍋島 直紹君
           中村 順造君
           白木義一郎君
           加賀山之雄君
   委員
           青田源太郎君
           鹿島 俊雄君
           栗原 祐幸君
           徳永 正利君
           温水 三郎君
           長谷川 仁君
           日高 広為君
           増原 恵吉君
    ―――――――――――――
   議     長 重宗 雄三君
   副  議  長 重政 庸徳君
    ―――――――――――――
  政府委員
   内閣官房副長官 八田 貞義君
   公正取引委員会
   事務局長    小沼  亨君
  事務局側
   事 務 総 長 河野 義克君
   事 務 次 長 宮坂 完孝君
   議 事 部 長 海保 勇三君
   委 員 部 長 岸田  実君
   委員部副部長  若江 幾造君
   記 録 部 長 佐藤 忠雄君
   警 務 部 長 渡辺  猛君
   庶 務 部 長 小澤 俊郎君
   管 理 部 長 佐藤 吉弘君
   管理部副部長  浅井亀次郎君
   渉 外 部 長 森  純造君
  法制局側
   法 制 局 長 今枝 常男君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○公正取引委員会委員長の任命同意に
 関する件
○本会議における議案の趣旨説明聴取
 及び質疑に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。
 まず、公正取引委員会委員長の任命同意に関する件を議題といたします。
 政府委員の説明を求めます。
#3
○政府委員(八田貞義君) 公正取引委員会委員長佐藤基君は、本月二十二日定年となりますので、同君の後任として渡辺喜久造君を任命いたしたく、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第二十九条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。
 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、法律、経済に関する深い学識経験を有するものでありますので、公正取引委員会委員長として適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
#4
○委員長(田中茂穂君) 御質問がおありでございましたならば、お述べ願います。
#5
○中村順造君 公正取引委員会委員長の人事案件が議題となりましたが、人物、経歴、人格、識見その他については、別に異存のないところであります。委員長としては適材であると思いますが、ただこの際、副長官にひとつお尋ねをし、また約束をしていただかなければならぬ問題なんですが、従来いろいろな国会の承認を要する人事案件が、いつも、たびたび言うことなんですが、新聞辞令がどうしても先になるということで、この点は、この前、懇談会で官房長官にも私から申し上げておきました。一体どういうことでこういうことになったかという経過については一応私も聞きましたが、聞けば聞くほど非常に遺憾な点があったわけです。特に新聞にスクープされるという、それまでの経過が、われわれとしても納得いかないけれども、これはもうできたことで、やむを得ないということで、今回はいたし方ないにしても、今後一体どういうふうな約束をされるか。これは何回約束されてもむだになるような格好になるのですが、今後こそひとつはっきりして、そういう新聞辞令が先に出ないというふうな取り扱いについて十分約束をされるかどうか、まずその点を伺いたい。
#6
○政府委員(八田貞義君) 中村委員の今のお言葉、まことにわれわれとして申しわけない感じを持っておる次第でございますが、このたびの人事につきましても、新聞報道等に対しましては相当注意したのでございまするが、つい漏れてしまうようなことになりまして、御迷惑をおかけいたしましたことについて、深くお詑び申し上げます。官房長官とも今後のことにつきましては、互いに相談いたしまして、一そう緊密な連携をとりまして、報道陣によって、御承認を願う前に漏れるということのないように、一そう自戒して参りたい、こういうふうに考えます。
#7
○中村順造君 それから、この機会にひとつ、これはお願いなんですが、これは関連のないことではないわけです。たまたま渡辺さんが住宅公団の副総裁である。今度当然やめられるわけでありますが、その問題が、新聞報道だからどこまでがほんとうかわからないといえばそれまでですが、かなり内容をうがった、いわゆる警察庁長官の後任人事の問題まであって、われわれとしてはそういうことがあってはけしからぬ。特に公団、公社、公庫などが、おおむね設立当初の精神に反して、人事については、これは、かつては官僚の姥捨山などと言われましたけれども、そうじゃなくして、今後においては、これは一つの官僚の登竜門だ、一つのポストを充てておる、こういうふうな印象を与えておる。内容についても非常に不明確なものがある。こういうことをわれわれとしては指摘したいのであります。
 そこでお願いなんですが、たまたま渡辺さんがおやめになったので、住宅公団副総裁の後任の問題をめぐってそういうこともあるし、かつて日銀政策委員等の問題から、この役職員の待遇の問題、それから公団、公庫、公社の運用の問題、有名無実なものがある、いろいろ内容が承服できない点があるので、私どもとしては、これに対して調査委員会、特別委員会を設けることにきまりましたので、今後の私どもの参考にしたいと思いますので、この際、政府機関に属する公社、公団、公庫、こういうものを含めて、ひとつ役員の経歴、処遇、それからそれらの公団、公庫、公社の実際の運用がどうなっているか、そういう点をひとつ資料として出していただきたい。これはなかなか広範にわたっておりますから、なるべく早くと申し上げたいわけでありますが、そういう趣旨で可及的すみやかに出していただきたい。
 それからもう一点お尋ねでありますが、今度は公正取引委員長という要職につかれるわけでありますが、兼職が七つばかりあるわけでありますが、この点は、かつて副長官とも、兼職の問題につきましては、公取委員長だけでなしに、ほかのそれぞれの人事案件とも関連して、兼職はなくするということでありましたが、今回のこの点についてはどうなんですか。
#8
○政府委員(八田貞義君) 中村委員の今の資料提出の件につきましては、可及的すみやかに提出するように取り計らいたいと思います。
 なお渡辺喜久造君を公取委員長としてはお認め願いました場合におきましては、ただいま履歴書に書いてあるような兼職は一切やめることにいたします。
#9
○委員長(田中茂穂君) ほかに御発言もなければ、公正取引委員会委員長に渡辺喜久造君任命につき同意を与えることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#11
○委員長(田中茂穂君) 次に本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。
 理事会において協議いたしましたところ、次のとおり意見が一致いたしました。すなわち、
 先般内閣から送付されました「失業保険法の一部を改正する法律案」につきましては、次回の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、日本社会党、一人、十五分の質疑を行なうこと。
 また、同じく内閣送付にかかる「石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案(閣法第六四号)」、「石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案(閣法第九二号)」、「電力用炭代金精算株式会社法案」、「石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案」、「臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案」及び「石炭鉱業経理規制臨時措置法案」の以上の六法案につきましても、次回の本会議においてそれぞれ趣旨説明を聴取するとともに、これを一括して、日本社会党、一人、十五分の質疑を行なうこと。
 また、本院議員辻武寿君外四名発議にかかる「公職選挙法等の一部を改正する法律案」につきましても、同様次回の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、自由民主党、一人、十分の質疑を行なうこと。
 以上のとおりでありますが、右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後二時一分散会
ソース: 国立国会図書館
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