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1962/03/30 第43回国会 参議院 参議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第18号
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1962/03/30 第43回国会 参議院

参議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第18号

#1
第043回国会 議院運営委員会 第18号
昭和三十八年三月三十日(土曜日)
   午前十時十九分開会
    ―――――――――――――
委員の異動
 三月二十九日
  辞任      補欠選任
   久保 勘一君  小林 英三君
    ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     田中 茂穂君
   理事
           鍋島 直紹君
           中村 順造君
           米田  勲君
           白木義一郎君
           加賀山之雄君
           天田 勝正君
   委員
           鹿島 俊雄君
           栗原 祐幸君
           竹中 恒夫君
           徳永 正利君
           日高 広為君
           渡辺 勘吉君
    ―――――――――――――
   議     長 重宗 雄三君
   副  議  長 重政 庸徳君
    ―――――――――――――
  政府委員
   内閣官房長官  黒金 泰美君
  事務局側
   事 務 総 長 河野 義克君
   事 務 次 長 宮坂 完孝君
   議 事 部 長 海保 勇三君
   委 員 部 長 岸田  実君
   委員部副部長  若江 幾造君
   記 録 部 長 佐藤 忠雄君
   警 務 部 長 渡辺  猛君
   庶 務 部 長 小澤 俊郎君
   管 理 部 長 佐藤 吉弘君
   管理部副部長  浅井亀次郎君
   渉 外 部 長 森  純造君
  法制局側
   法 制 局 長 今枝 常男君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○日本銀行政策委員会委員の任命同意に関する件
○法制局職員任用の件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。
 まず、日本銀行政策委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
 政府委員の説明を求めます。
#3
○政府委員(黒金泰美君) 日本銀行政策委員会委員吉川智慧丸君が今年の三月四日に死去いたしました。後任といたしまして大久保太三郎君を任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定によりまして、両院の御同意を得るために本件を提出いたした次第でございます。
 同君の経歴につきましては、お手元に差し上げております履歴書で御承知願いたいと存じますが、地方銀行に関し経験と識見を有するものでありますので、同法第十三条ノ四の第二項第四号の規定により、委員として適任であると私どもは信じておる次第でございます。何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意賜わりまするようにお願い申し上げます。
#4
○中村順造君 官房長官にこの際お尋ねしますが、今の提案だと、三月四日に前任者が亡くなられて、今日新しく大久保太三郎君を提案されておるんですが、大体、三月四日といえば欠員後かなりな日数がかかっておるんですが、その間どうしていたのか。これは前の山添委員の任命の際にも非常に急いで任命がしたいというような御趣旨もありましたが、大体一カ月近くたっておるんですが、その間一体どういう手順をとっておられたのであるか。その点ひとつお尋ねしたい。
#5
○政府委員(黒金泰美君) 非常に内輪なことを率直に申し上げます。この人事についていろいろ選考しております間に、大蔵省から大久保太三郎君の名前が新聞に出てしまいました。私どもとして非常に不愉快な感じを持ちまして、これは感情に走って申しわけないかもしれませんけれども、両院と内閣とのお約束もありますのに、そういうものが出ましたので、私どもとしては大蔵省の反省を求める意味で実はしばらく押えておった次第でございます。ところが、これも正直に申し上げまして、この四月になりますると、今期の決算の千葉銀行の株主総会がございまして、この際に後任をきめさしていただきたい、これがかりに地方選挙後の国会の承認になりますると、その機会を失しますので、ぜひその前にお願いしたいと、たっての御希望でございましたので、また実はお願いに参った次第でございます。そういう次第でございまして、多少その間に期間のありましたことを御了承願いたいと存じます。
#6
○中村順造君 その後任者の大久保さんの御事情ということで、その点はわかりますが、前の公取委員長の問題のときにもあれだけぶざまな格好になって、いろいろこの委員会としても遺憾の意を表明して、そういうことがないようにということは重々私も申し上げておったわけですが、大体、今回の日銀政策委員も同じ道をたどっておるということで、一体われわれがそういう点については万遺憾なきようにという要請をしたものが全然顧みられない。こういうことでは後日またこういう人事案件については非常に問題が残るということを言わざるを得ないと思うんです。
 それから、まあ急いでおられるということでありますが、その間の事情は別にして、もう一点、われわれの要請の点につきまして、この大久保さんは別にして、従来の山添さんの任命のときも、兼職については内容を十分検討して、われわれの要請については希望どおりに取り計らうというようなことが本委員会で言われておって、今日出された資料を見ますと、その当時問題になっておった兼職は一つも整理されておられない。これはさっそくやってもらわなければならぬと思いますが、ただこの際、私が申し上げておきたいのは、山添委員が当時任命されているから、全員の兼職の問題を申し上げたけれども、その兼職の本質についてはこれは日銀政策委員全体にわたって言われることであって、ただ単に山添さんだけではない。この中にもかなり兼職をたくさん持っておられる人がおるが、これも一つもそういう趣旨に基づいた措置がしてない。大屋委員もそうですが、この日銀政策委員というのは、法律に基づいて、もちろん報酬のあるその他の兼職につくことができないということにはなっているわけですが、報酬のあるなしにかかわらずその兼職というものは好ましくない。しかもその政策委員の性格と、それから兼職をされているその兼職の性格と相いれないようなものが多分にある。こういうこともこの前指摘しておいたのですが、この日銀政策委員の兼職の点については、従来の経緯もあるが、一体どういうふうにお考えになっているのか。その点ひとつお伺いしたい。
#7
○政府委員(黒金泰美君) ただいまのお説ごもっともでございまして、山添委員につきましては、本年の七月に任期の参りますものが二つございます。それから大屋委員につきましても、今年中に任期の参りますものが三つございます。で、まあ任期中に解任というようなことは事が荒立つものでございますから、任期満了の際に御意思を十分尊重して処置いたしたいと考えております。
#8
○中村順造君 時間が長くなりますからやめますが、任期一ぱいやらせるということになれば、これは内容もどの兼職がどこまで――大屋さんの場合だと、ことに九つも兼職持っておられるわけです。一々聞きたいのですが、きょうは時間がないから後日に譲って、その点はきょうは質問やめます。
#9
○委員長(田中茂穂君) ほかに御質疑ございませんければ、本件につきましては、後刻さらに御協議を願い決定することにいたします。
    ―――――――――――――
#10
○委員長(田中茂穂君) 次に、法制局職員任用の件を議題といたします。
 法制局長の説明を求めます。
#11
○法制局長(今枝常男君) 御説明申し上げます。今回、ただいまの法制次長の菊井三郎君から都合により退職いたしたいという希望が出されておりますので、退職を命ずることにいたしたいと存じているのでございますが、それに伴いまして、その後任者といたしまして、現委員部長の岸田実君を充てたいと考えている次第でございます。そこで、実は前もって事務総長と話し合いを進めましたところ、幸い総長から賛成を得ることができましたので、もし本委員会の御承認を得ることができますれば、そのように運んで参りたいと思っている次第でございます。なお、岸田君は、事務局の部長に就任いたします前に、約九年間法制局におきまして、課長並びに部長として職を奉じていた者でございまして、その知識経験に照らし、現在法制次長の後任者として最も適任者であると考えている次第でございます。どうぞ御審議の上御承認願いたいと存じます。
#12
○委員長(田中茂穂君) 別に御発言ございませんければ、本件につきましては、これに承認を与えることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本会議の都合により暫時休憩いたします。
   午前十時二十九分休憩
  〔休憩後開会に至らなかつた〕
ソース: 国立国会図書館
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