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1962/02/26 第43回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第9号
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1962/02/26 第43回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第9号

#1
第043回国会 議院運営委員会 第9号
昭和三十八年二月二十六日(火曜日)
   正午開議
 出席委員
   委員長 佐々木秀世君
   理事 鈴木 正吾君 理事 小平 久雄君
   理事 久野 忠治君 理事 天野 公義君
   理事 柳田 秀一君 理事 前田榮之助君
      草野一郎平君    細田 吉藏君
      毛利 松平君    安宅 常彦君
      兒玉 末男君    山中 吾郎君
      佐々木良作君
 委員外の出席者
        議     長 清瀬 一郎君
        副  議  長 原 健三郎君
        議     員 谷口善太郎君
        事 務 総 長 山崎  高君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 土地調整委員会委員長及び同委員任命につき同
 意を求めるの件
 緊急質問の取扱いに関する件
 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律
 等の一部を改正する法律案起草の件
 国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件
 本日の本会議の議事等に関する件
     ――――◇―――――
#2
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
 まず、土地調整委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員長に黒河内透君を、同委員に谷口寛君を、それぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めて参っております。
 本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#4
○佐々木委員長 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、日本社会党の岡田春夫君から、韓国の政情と日韓交渉に関する緊急質問が提出されました。
 右緊急質問は、本日の本会議において行なうこととし、発言時間は十五分程度とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、岡田君の要求大臣は、内閣総理大臣及び外務大臣であります。
    ―――――――――――――
#6
○佐々木委員長 次に、本日委員会の審査を終了または終了する予定になっている議案で、委員長から緊急上程の申し出のある議案について、事務総長の説明を求めます。
#7
○山崎事務総長 内閣委員会で、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案が上がって参る予定になっております。なお、法務委員会において、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案が上がって参る予定になっております。
#8
○佐々木委員長 それでは、ただいま事務総長の説明のありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○佐々木(良)委員 異議ありませんが、この書きつけに私のところは落ちておりますが、内閣委員会の給与関係も法務委員会の給与関係も、民社は反対ですから……。
#10
○佐々木委員長 それでは、御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#11
○佐々木委員長 次に、ただいま緊急上程するに決しました給与関係五法案に関連し、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律及び国会議員の秘書の給料等に関する法律並びに国会職員の給与等に関する規程についても、所要の改定を行なう必要があります。
 この際、事務総長の説明を求めます。
#12
○山崎事務総長 まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。
 この法律案は、今般の特別職の職員の給与改定に伴い、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律並びに国会議員の秘書の給料等に関する法律に所要の改正を行なうものでございます。
 その内容は、まず第一に、国会議員の期末手当について、その支給日に在職しない者でも、その日前一月以内に退職または死亡した者には、期末手当を支給すること。第二に、国会議員の秘書の給与について、秘書の給料月額三万二千七百円を三万五千九百円に増額するとともに、三月十五日に新たに〇・二カ月分の勤勉手当を支給することとし、また、期末手当または勤勉手当について、その支給日前一月以内に退職または死亡した者にも、それぞれこれらの手当を支給することができるようにする等、一般職の職員の給与法改正と同様の改正を行なうものであります。
 なお、この法律は、公布の日から施行し、昭和三十七年十月一日から適用することといたしております。
 次に、国会職員の給与等に関する規程の一部を改正する規程案につきまして御説明申し上げます。
 この規程案の内容は、今般の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対応して、国会職員についても、政府職員と同様に給料の増額改定を行なうとともに、勤勉手当につきましても、政府職員と同様に改正し、昭和三十七年十月一日から適用することといたすものであります。
 以上、御説明申し上げます。
#13
○佐々木委員長 ただいまの事務総長の説明に対し、何か御発言はございませんか。
#14
○谷口議員 歳費を上げるという話が前にありましたね。
#15
○佐々木委員長 ええ。
#16
○谷口議員 これについての法律等の準備なんか進んでいるのですか。
#17
○佐々木委員長 進んでおります。
#18
○谷口議員 どういうふうに進んでいるか、ちょっと御説明願えませんか。
#19
○佐々木委員長 それなら、三月に法律案を出しますから、そのときでいかがですか。
#20
○谷口議員 いつごろですか。
#21
○佐々木委員長 予算が上がりましたら、なるべく早く出したいと思います。
#22
○谷口議員 もう一つ、別のことですが、職員の給与の問題はこうして出ましたが、職員でない、たとえば食堂とかなんとかに働いている人たちがおりますね。おそらく食堂というのは独立した営業者が入っているだろうと思うのですが、この人たちに対して、国会としては何ら責任がないわけですね、若干あるのもあるかもしれませんが……。実は私なんか住んでいる宿舎なんかの勤務員に対しては、われわれ年末だとかあるいは夏季には若干の心づけをみなでするわけです。ところが、国会の中の食堂の人たち、喫茶部の人たちなんかには、そういうものもないんじゃないかというような気がするのですが、これはどうなっておりますか。
#23
○佐々木委員長 御承知の通り、中の食堂は、たとえばある店が国会から許可を得て営業しているでしょう。これはどこまでも民営ですね。だから、その店のしきたりなり、店の今までの習慣に基づいて待遇をやっているわけで、国会から、ある国会内の食堂に対して特別の何をやるということはしておりません。
#24
○谷口議員 ないわけですね。ところが、実情をいろいろ聞いてみますと、人が減ったり、仕事が多くなったりするけれども、そういう関係で、われわれに関係のないところにあるわけですからどうにもできないだろうと思うのですが、事実はそういうふうな非常に気の毒な状況にあって、たとえば今申しました宿舎なんかだと、われわれ自身で心づけをするわけです。しかし、国会の中のそういったところで働いている人たちにはそういうものもないんじゃないかというような気がするのですが、そこらを何かできるように、営業者に勧奨するというわけにもいくまいと思いますけれども……。
#25
○佐々木委員長 私の聞いている範囲では、御承知の通り、人手がだんだん足りなくなって、電話で三階等の遠いところから出前の注文があったりして、非常に忙しくなって、労働が過重になっておる。それに対して、出前をやることを、この程度はやめてもらいたいとか、この程度のことは今度改良してもらいたいというような陳情は来ております。いずれにいたしましても、国会内にはあるけれども、国会の食堂でないものですから、それらの点について、業者、経営者といろいろ話していかなければならないのではないかと、こう思っております。
 そこで、小平君がその方の庶務小委員長だものですから、小平君の方にもそういう出前やなんかの陳情が来ているでしょう。
#26
○小平委員 会館の場合は、会館に食堂がありますね。あれなどは、やはりとにかくいろいろな種類をまちまちに注文されて、それを部屋に運んでくれといわれるようなことは、非常に能率的にも困るというので、ある程度種類を制限するといいますか、統一して、そして能率的にやれるようにしてほしい、それはもっともだろうというので、今管理部ですか、そこへそういうふうに諮っているわけです。
 それから、先生のお話の手当の関係は、宿舎の食堂と議院の内部にある食堂というのと若干性格が違うと言っては語弊があるかもしれぬが、先生御承知の通り、向こうはなるほど国会の施設ではあるが、あそとでの生活というのは、いわばうらうらの、ある意味では家庭生活というような関係にもなっています。そういう関係で、自発的に世話人の皆さんが御心配下さって、心づけを盆暮れなんかにたしかやっているようなことは承知しております。宿舎の方は勤務も不規則で、夜おそくまでやってもらったり、いわゆる家庭的なサービスまでもしてもらうという関係でああいうことになっているのだろうと思うのですが、そこらは若干違うのじゃないでしょうか。
#27
○谷口議員 そうだと私は思うのですが、実際は国会の中で、われわれの身辺におって、食堂に雇われている人たちは、われわれに関係のないことではあるけれども、ああして人が減って、配達することもできなくなるというような状況になっている。しかも、若干のことは盆暮れにはあるかもしれませんけれども、しかし困難な状況にあることは事実らしいのです。といって、国会としてどうこうするという建前のものでもないわけです。しかし、それは国会の中におる人たちだから、そういう実情にあるとすれば、何か……。
#28
○佐々木委員長 それでは谷口さん、こうしましょう。このことは議運の委員会できめて手当を出せとかなんとかいうこともできないわけです。だから、庶務小委員長が実情を聞いて、経営者に対して、そういうお話もあったし、御要望もあったので、できるだけ待遇をよくするとか、あるいは人員をもう少しふやしてサービスをよくするとかしなさいと、とりあえず、そういうことでどうでしょう。
#29
○谷口議員 ええ。
#30
○安宅委員 この問題は、私、庶務小に出ておったときに問題になったのですよ。高輪宿舎みたいに人の少ないところは、いろいろまたやりようがあるのですが、普通の食堂なんかの場合には、純然たる請負でやっておるのですから、その請負経営の中ではっきりした手当を出すべきだし、労働基準法にかなった運用をすべきだし、早出とかおそ出とかちゃんときめて、労働過重にならないようにすべきだ、そういうことになって、金額までいろいろ検討したことがあるのです。ところが、そうすると、大へん間に合わない間に合わないということを食堂の経営者は言うわけです。それじゃ上げられるかというと、上げられないような状態なんです。そういうことになると、それではしからば請負の申請のときに、そんなに間に合わないのだったらやめると経営者が言えばいいのだけれども、間に合わないと言いながらぶら下がっておる。経営者の責任だから、そういうことについては従業員はみな団結してやったらどうかという話まで出たことがあるのです。だから、そういうふうな方向で解決するほか今のところないのじゃないでしょうかね。
#31
○佐々木委員長 まあそういうことで……。庶務小委員長がよくあなたの御趣旨を体して向こうの方に要求して下さい。
 それでは、ただいまのお話は、庶務小委員長におまかせいたしまして、事務総長の説明の通り、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案起草の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案として決定し、これを委員会提出の法律案とすることとし、なお、国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件については、お手元に配付の案の通り改正すべきものと議長に答申するに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#32
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ただいま決定いたしました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、本日の本会議に緊急上程することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#33
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
#34
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
#35
○山崎事務総長 まず、第一に、土地調整委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件につきましてお諮りいたします。次に、緊急質問をお願いいたしまして、岡田春夫さんが緊急質問をなさいます。次に、日程第一は、運輸委員長木村さんが御報告になります。全会一致でございます。次に日程第二、第三、第四を一括いたしまして、外務委員会理事の正示啓次郎さんが御報告になりますが、共産党が反対でございます。次に、ただいま御決定願いました緊急上程を行なうのでございますが、まず、第一に、内閣委員会関係の三法律案につきまして緊急上程願いまして、委員長永山さんの御報告がございまして、民社と共産党が反対でございます。次に、法務委員会関係の二法律案につきまして緊急上程がございまして、報告者はまだ承っておりませんが、反対は社会党と民社と共産党だそうでございます。次に、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案を緊急上程願いまして、議院運営委員長の趣旨弁明がございます。
#36
○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
    ―――――――――――――
#37
○佐々木委員長 次に、次回の委員会は、明午前十一時理事会、理事会散会後に委員会を開会することといたします。本日は、これにて散会いたします。
  午後零時十五分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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