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1962/05/14 第43回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第20号
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1962/05/14 第43回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第043回国会 議院運営委員会 第20号

#1
第043回国会 議院運営委員会 第20号
昭和三十八年五月十四日(火曜日)
   午後零時五分開議
 出席委員
   委員長 佐々木秀世君
   理事 福永 健司君 理事 鈴木 正吾君
   理事 小平 久雄君 理事 久野 忠治君
   理事 天野 公義君 理事 柳田 秀一君
   理事 下平 正一君 理事 前田榮之助君
      宇野 宗佑君    草野一郎平君
      細田 吉藏君    毛利 松平君
      兒玉 末男君    山中 吾郎君
      佐々木良作君
 委員外の出席者
        議     長 清瀬 一郎君
        副  議  長 原 健三郎君
        事 務 総 長 山崎  高君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員の選
 挙
 本会議における議案の趣旨説明聴取の件
 石炭対策特別委員会の委員派遣承認申請の件
 本日の本会議の議事等に関する件
     ――――◇―――――
#2
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
 まず、湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員の選挙についてでありますが、同委員に、日本社会党から野口忠夫君を推薦してまいっております。
 本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになっておりますので、御了承願います。
    ―――――――――――――
#4
○佐々木委員長 次に、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、大村守江君外六名提出にかかる地代家賃統制令の一部を改正する法律案は、先般の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことになっておりましたが、本日の本会議においてこれを行なうこととなりましたので、御了承願います。
 なお、本案の趣旨説明は、自由民主党の木村守江君が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の岡本隆一君から質疑がございます。
 質疑時間は、十五分以内とするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、岡本君の要求大臣等は、お手元の印刷物のとおりであります。
 なお、総理大臣は、所用のため出席できませんので、御了承願います。
#6
○佐々木委員長 また、内閣提出にかかる本院予備審査の生活環境施設整備緊急措置法案及び参議院議員藤田藤太郎君外四名提出、本院予備審査の清掃法の一部を改正する法律案について、日本社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。
 右両案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、生活環境施設整備緊急措置法案の趣旨説明は、西村厚生大臣が行ない、また、清掃法の一部を改正する法律案の趣旨説明は、提出者参議院議員藤田藤太郎君が行なうことになっております。
 右両案の趣旨説明に対し、日本社会党の島本虎三君から質疑の通告があります。
 質疑時間は、十五分以内とするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 島本君の要求大臣は、総理、経済企画庁長官、厚生大臣及び自治大臣ということになっておりますが、総理は、先ほどのように出席できませんから、御了承を願います。
 なお、自由民主党から質疑の申し出がある場合は、同様にこれを許可するに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#10
○佐々木委員長 また、内閣提出にかかる特定産業振興臨時措置法案について、日本社会党及び民主社会党から、また、田中武夫君外十名提出にかかる市場支配的事業者の経済力濫用の防止に関する法律案について、日本社会党から、本会議において趣旨説明を聴取いたしたいとの申し出があります。
 右両案は、次回の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうこととするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#12
○佐々木委員長 次に、委員派遣承認申請の件についてでありますが、本日、石炭対策特別委員長から委員派遣承認申請書が提出されてまいっております。
 派遣の目的等について、事務総長の説明を求めます。
#13
○山崎事務総長 派遣の目的は、大浜炭鉱出水災害の実情調査でございまして、派遣委員は藏内修治さん、岡田利春さん、伊藤卯四郎さんの三名でございます。派遣の期間は三日間でございまして、派遣地は山口県でございます。
#14
○佐々木委員長 それでは、本件は、ただいま事務総長から説明のありましたとおり、これを承認すべきものと答申するに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#16
○佐々木委員長 この際、佐々木良作君から発言を求められております。これを許します。佐々木良作君。
#17
○佐々木(良)委員 ILO関係法案の審議促進につきまして、ちょっと発言をお許し願いたいと存じます。
 去る十日に、わが党の国会対策委員長から議長あてに同様趣旨のILO関係法案の審議促進の要望をいたしましたが、すでに御案内のように、このILO条約関係議案は、本年の三月二日に本院に提出されましてからきょうまで約二カ月余、七十日の間一回の審議も行なわれないばかりでなく、委員会への付託すら決定をされていない状態でありまして、わが党は、ILO八十七号条約早期批准の立場をとるものでありますけれども、このわが党の立場いかんにかかわらず、このような事態は、国会運営上重大な問題であると考えるわけであります。
 御承知のように、過去三回にわたりまして、三十四回の国会におきましては、三十五年の四月二十八日から約八十日間もそのまま付託されずに、今回と同様な形で、同年の七月十五日会期終了とともに審議未了、廃案ということになっており、また、三十八国会におきましても、三十六年の三月二十五日に提案をされて、同様な運命をたどって、六月の八日に、これまた七十数日間同じように議長の手元にありながら審議未了、廃案となり、第四十国会におきましても、三十七年の四月十三日に提案がされて、同じように五月の七日に審議未了、廃案と相なっております。しかしながら、審議未了、廃案とはいいながら、先ほど申し上げましたごとくに、国会におきましては一回の審議も行なわれておらない。審議も行なわれずに審議未了、廃案という、まことに特異な状態になっておるわけであります。今回、いま申し上げましたように、三月二日に提案になりまして、すでに七十日になんなんとする期間を過ぎておりますが、同様な状態と相なっておるわけであります。私は、この事情につきましては、個人的にも、また党の立場からも、いろいろな角度からいろいろ苦労されておる実情は十分知っておる者ではありますけれども、そのような実情のいかんにかかわらず、このような状態は、結果的に見ますと、議長、あるいはまた議長を補佐すべき立場にあるわが議院運営委員会の重大な怠慢であるというそしりを外部から言われた場合にも、言いわけのないような状態だと考えます。本来、議案の可否、修正などの各党あるいは各議員の態度の決定は、国会審議の場を通じて行なわるべきものでありますことは多言を要しないところでありますが、国会におけるいわゆる話し合いというのも、この国会審議の本筋を乱すものであってはならないと私は考えます。しかるに、最近における話し合いの傾向が、ややもすると一般の国民やまた一般の議員を、言うならばつんぼさじきに置くような状態で、まあたいへんことばは悪いのでありますけれども、いわゆる裏口取引的傾向を帯びているように見受けられる点もあり、国民の前に審議過程を明らかにすべき国会審議という観点から見ますと、この国会審議のあり方について大いなる反省をする必要があるのではないかと考えるわけであります。こういう見地から、今申し上げましたように、わが党は去る十日に同趣旨の申し入れを議長に行ないまして、ILO関係議案が一日も早く審議の軌道に乗ることを要望いたしたわけであります。前三回の轍を踏まないように、どうかこの委員会におきまして特段の措置をとられるようにお願いを申し上げたい、委員各位にも心から私はお願いを申し上げたいと存じます。
 なお、わが党としましては、一番玄関口でありますところのこの議案の審議の方法につきまして、前回の場合と同様に、特別委員会の設置をめぐる問題につきましては、必ずしも特別委員会の設置は必要ではないと考えるのでありますけれども、しかしながら、事情がいろいろありまして、この特別委員会を設置するような段階になりまするならば、特別委員会において条約案件と公労法、地公労法の三件を取り扱い、それから内閣委員会におきまして国家公務員法及び地方公務員法の二案件を取り扱い、運輸委員会において鉄道営業法を取り扱う、こういう従来の考え方で付託をしてしかるべきものではなかろうかと、こういうふうに考えておりますけれども、いま私はこのような付託のしかたについて特別言おうとするのではありませんで、申し上げまするところは、このような状態で、もう四回目に、しかも七十数日間もこのままの状態で置くということは、繰り返すようでありますけれども、国民の前に明らかにしながら審議を行ない、その審議経過に基づいて賛否あるいは修正等の決定が行なわれるということと相当筋が違った状態に相なっておると存じまするので、この委員会の各位におきまして、どうか純粋にお考えをいただき、一口も早くこの案件が軌道に乗るような措置をとられるように希望を申し上げたいと存じます。
#18
○福永(健)委員 佐々木君からただいま御意見の御開陳があったのでありますが、わが党といたしましても、ILO八十七号条約及び関係諸案件の審議促進については強い熱意を持っているところであります。過去いろいろの経緯がございましたし、また、それについてはそれ相応の理由があったわけでありますが、別途ある種の話し合いが行なわれているというようなことがしばしば伝わりますので、ただいまの佐々木君のおことばをお借りしまするならば、裏口取引的印象を与えておる、こういう見方もあるいはあろうかと思いますが、さような意図においてこの種の話し合いがされておるのでは決してないのであります。言うなれば、まず道路を舗装して、あと車がうまく走れるようにと、こういうようなつもりでございます。その舗装作業が非常に長くかかっているというようなことが今までしばしば繰り返された次第で、はなはだ遺憾に存じております。御説のように、今度という今度は、われわれもぜひいま佐々木君の言われるような、どういう形で委員会をどうというようなこと、これはまあそれぞれ意見がございましょうが、いずれにしても、審議を促進するという考え方についてはしごく同感でありまして、できるだけの努力を私たちもいたしたいと考えております。
#19
○下平委員 民社党さんの方から、ILO条約の問題についての促進の希望がありましたが、私ども社会党も従来から、年を数えれば五年も前から、ILO条約は即時批准をすべきだ、こういう態度をとってきております。しかし問題が問題でありまするので、各党間にILO条約の批准に伴ういろいろの措置とか、あるいは考え方の相違でなかなか一致点が見出せずに、今民社党さんが言われたような経過になっていることは、わが党としてもはなはだ遺憾であります。幸い今回、たとえよしそれが半ば非公式的な形であろうとも、正規の議会の審議に乗らなくても、やや両党間に歩み寄りのめどができてきたのは非常に私どもうれしいことだと思います。しかし、この種の問題がいかに公式であろうとも、党と党というだけで処理をされるということはいかがかと思いますので、せっかく乗ってきましたこの議運で早急に基本線の了解をつけて、早急にILO条約が批准されるような審議の場所を議会で求められるように、私たちも努力もしたいし、希望もしたいと考えております。
#20
○佐々木委員長 それでは、各党の御意見が出たようでありますが、各党ともにILO条約の批准に対しては、早急にこれを審議に乗せるということについては、お互いの熱意が発表されたようでありますから、当委員会といたしましても、その趣旨に沿うて今後とも一そうの努力を続けることにいたしまして、佐々木君の発言を了承してよろしゅうございますね。
    ―――――――――――――
#21
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
#22
○山崎事務総長 まず、第一に、日程にあります永年在職議員の表彰の件をお願いいたします。議長発議で表彰がございまして、次いで表彰されました西尾さんから謝辞がございます。次に、湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員の選挙をお願いいたします。議長指名でございます。次に、趣旨説明に入りまして、地代家賃統制令の一部を改正する法律案につきまして大村さんから趣旨説明がございまして、岡本さんの質疑がございます。次に、生活環境施設整備緊急措置法案の趣旨説明と清掃法の一部を改正する法律案の趣旨説明がございまして、それに対しまして、ただいま発言通告がございましたが、自民党は小沢辰男さんが質疑をなさいます。次いで、島本虎三さんの質疑でございます。
#23
○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
    ―――――――――――――
#24
○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる十六日午後二時から開会することといたします。
 また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会いたします。
 本日は、これにて散会いたします。
   午後零時二十分散会
ソース: 国立国会図書館
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