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1962/08/06 第41回国会 参議院 参議院会議録情報 第041回国会 本会議 第2号
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1962/08/06 第41回国会 参議院

参議院会議録情報 第041回国会 本会議 第2号

#1
第041回国会 本会議 第2号
昭和三十七年八月六日(月曜日)
   午後五時四十九分開議
  ━━━━━━━━━━━━━
 議事日程 第二号
  昭和三十七年八月六日
   午後一時開議
 第一 議長辞任の件
 第二 副議長の選挙
 第三 常任委員の選任
 第四 常任委員長の選挙
 第五 会期の件
  ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、日程第一 議長辞任の件
 一、議長の選挙
 一、日程第二 副議長の選挙
 一、日程第五 会期の件
 一、請暇の件
  ━━━━━━━━━━━━━

  〔事務総長河野義克君議長席に着く〕
#2
○事務総長(河野義克君) 国会法第七条の規定により、私が議長の職務を行います。
 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
   ─────・─────  
#3
○事務総長(河野義克君) これより本日の会議を開きます。
 日程第一、議長辞任の件。
 去る三日、議長松野鶴平君から辞任願が提出されました。
 辞表を参事に朗読させます。
  〔参事朗読〕
   辞 任 願
 先般の通常選挙により参議院は議院の半数が改選された。よつて改選後初の国会が召集されたこの機会に参議院議長を辞任いたしたい。
 右御願いする。
  昭和三十七年八月三日
    参議院議長 松野 鶴平
 参議院事務総長河野義克殿

#4
○事務総長(河野義克君) 議長の辞任を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○事務総長(河野義克君) 御異議ないと認めます。よって許可することに決しました。
   ――――・――――
#6
○事務総長(河野義克君) この際、直ちに議長の選挙を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○事務総長(河野義克君) 御異議ないと認めます。
 投票は無名投票でございます。議席に配付してございます白色の無名投票用紙に被選挙人の氏名を記入して、白色の木札の名刺とともに、御登壇の上、御投票を願います。
 氏名点呼を行います。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔投票執行〕
#8
○事務総長(河野義克君) 投票漏れはございませんか。――投票漏れないと認めます。投票箱閉鎖。
  〔投票箱閉鎖〕
#9
○事務総長(河野義克君) これより開票いたします。投票を参事に点検させます。
  〔参事投票及び名刺を計算、投票を点検〕
#10
○事務総長(河野義克君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数   二百十三票
 名刺の数もこれと符合いたしております。
 本投票の過半数は百七票でございます。
  重宗 雄三君 百二十九票
  〔拍手〕
  原島 宏治君   十五票
  〔拍手〕
  白票      六十九票
  〔拍手〕
 よって重宗雄三君が議長に当選せられました。(拍手)
   ─────・─────
  〔事務総長河野義克君、議長重宗雄三君を演壇に導く〕
#11
○事務総長(河野義克君) ただいま議長に当選されました重宗雄三君を御紹介申し上げます。
  〔拍手〕
#12
○重宗雄三君 ただいま議員諸君の御推挙により、はからずも私が議長の職につくことになりました。まことに身に余る光栄でありまして、感激にたえないところであります。微力短才、この重任を全うすることができますかどうか、はなはだおそれておるのでございまするが、その職務を行なうにあたりましては、常に公正無私、最善の努力を尽くして、議院の正常にして円滑なる運営をはかり、もって国民の信頼にこたえたいと念願いたしております。
 どうか議員各位におかれましては、私のこの念願を了とせられまして、今後一そうの御援助と御協力を賜わりまするよう、ここにお願いを申し上げまして、はなはだ簡単でございまするが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
  〔議長重宗雄三君議長席に着く〕
   ――――・――――
#13
○議長(重宗雄三君) 日程第二、副議長の選挙を行ないます。
 投票は無名投票でございます。議席に配付してございます白色の無名投票用紙に被選挙人の氏名を記入して、白色の木札の名刺とともに、御登壇の上、御投票を願います。
 氏名点呼を行ないます。」
  〔参事氏名を点呼〕
  〔投票執行〕
#14
○議長(重宗雄三君) 投票漏れはございませんか。――投票漏れないと認めます。投票箱閉鎖。
  〔投票箱閉鎖〕
#15
○議長(重宗雄三君) これより開票いたします。投票を参事に点検させます。
  〔参事投票及び名刺を計算、投票を点検〕
#16
○議長(重宗雄三君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数   二百十六票
 名刺の数もこれと符合いたしております。
 本投票の過半数は百九票でございます。
  重政 庸徳君 百二十七票
  〔拍手〕
  千葉  信君  八十七票
  〔拍手〕
  無効        一票
  白票        一票
 よって重政庸徳君が副議長に当選せられました。(拍手)
   ─────・─────
  〔参事 副議長重政庸徳君を演壇に導く〕
#17
○議長(重宗雄三君) ただいま副議長に当選されました重政庸徳君を御紹介いたします。(拍手)
#18
○重政庸徳君 ただいま、はからずも副議長の栄職に御選任いただき、光栄に存ずる次第であります。
 元来未熟の者でございまして、その任重くして力足らざるを憂えておるのでありますが、その職務を行なうにあたりましては、中立公正を旨とし、議長を助け、諸君の御厚意にこたえる考えでございます。どうか諸君におかれましても、一そうの御厚情と御鞭撻とを賜わりますようお願い申し上げる次第でございます。
 はなはだ簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
   ――――・――――
#19
○議長(重宗雄三君) 佐藤尚武君から発言を求められました。この際、発言を許します。佐藤尚武君。
  〔佐藤尚武君登壇、拍手〕
#20
○佐藤尚武君 私は、議員一同を代表して、新議長並びに新副議長にお祝いの言葉を申し上げ、あわせて、前議長並びに前副議長にお礼の言葉を申し上げたいと存じます。
 重宗雄三君は議長に、重政庸徳君は副議長に当選いたされました。われわれ一同ここに衷心より祝意を表する次第であります。
 重宗議長は、永年にわたる議員生活を通じ、常に民主議会政治確立のため努力を傾倒せられた方でございまして、去る昭和二十八年には副議長に御就任になり、三カ年にわたり、議長を助け、本院の円滑な運営に貢献せられましたことは、皆様御承知のとおりであります。その高邁なる御識見と円満なるお人柄は、私どものかねて敬服申し上げておったととろでございます。
 重政副議長は、昭和二十八年、本院議員に御当選以来、その誠実なお人柄と豊富な御識見をもちまして、国政のため真摯なる努力を傾倒せられた方でございます。
 かかる両君が本院を代表する議長並びに副議長の重職に御就任になりましたことは、わが参議院のため、まことに御同慶にたえない次第であります。われわれは、両君の卓越した識見と力量とによって、必ずや国政の円滑なる審議が推進され、本院の威信を高め、多大の功績をおさめられることを確信するものであります。どうぞ健康に御留意を願いまして、常に公平をもって事に当たられ、その重責を全うせられんことを切望してやみません。
 はなはだ簡単でございまするが、お祝いの言葉といたします。
 次に、前議長松野鶴平君並びに前副議長平井太郎君に対し、感謝の意を表するものであります。
 松野鶴平君は、引き続き三回本院の議長に当選せられ、六年有余の長きにわたり、その重責を全うしてこられました。思えばこの間、本院として、重大な、かつ、困難な問題に逢着することも再三ありましたが、同君は、終始公正無私、きわめて忍耐強くその解決に当たられ、本院の運営上にも多くの足跡を残され、また、本院の権威を一そう高められましたことは、皆様御承知のとおりであります。
 また、平井太郎君は、引き続き二回本院の副議長に当選せられ、四年有余の間、その円満なるお人柄と豊富な識見をもって、議長とともに議院の正常なる運営に尽瘁され、幾多の功績をあげられたのであります。
 両君におかれましては、今後とも御自軍御自愛の上、議会政治のため御健闘あらんことを切望いたします。
 ここに、両君の御在職中のなみなみならぬ御心労並びに御努力に対しまして、深甚なる謝意を表する次第でございます。(拍手)
   ――――・――――
#21
○議長(重宗雄三君) 松野鶴平君から発言を求められました。――この際、発言を許します。松野鶴平君。
  〔松野鶴平君登壇、拍手〕
#22
○松野鶴平君 このたび、私が議長を辞任したことにつき、ただいま佐藤尚武君から、議員一同を代表されまして、身に余るお言葉をいただき、感謝にたえません。
 私は、第二十四回国会、昭和三十一年四月、議長に選任されましてから六年有余、その間、三たび諸君の御推挙を賜わり、栄誉ある本院の議長の席を汚して参りました。私は、昨年五月ごろから健康を害しまして、養生に努めて参りました。その間、議長の職責にいささかなりとも欠くるところがあっては、参議院のため、また、諸君に対し相済みませんと存じ、この要職にたえ得るやいなやを疑懼したことが一再ならずございました。幸いに、本院の意義ある慣行に従い、通常選挙が行なわれ、半数の新議員を迎えたこの機会に辞任することを得ましたことは、私としましてまことに時期を得たことと存ずるものでございます。
 在任中を顧みまするとき、成果の見るべきものが少なかったことに対し、また、諸君の御希望に沿うことのおそらくは多くなかったことにつき、私は深く恥じ入るものであります。
 演壇に立ちましたこの機会に、所感の一端を述べることをお許し願いたいのでございます。
 私が議長に就任した当初、本院に非常な騒擾がありましたことは、御承知のとおりであります。私はこれにかんがみ、本院の権威を回復し、使命を達成するためには、何としても院の運営を正常化せねばならぬとの決心をしました。幸いに御同調をいただいた各会派によって、翌三十二年、正常化の申し合わせがなされ、自来今日まで、はなはだしい混乱はなく推移して参りましたことは、御同慶の至りでございます。
 国会の正常化が問題になります際には、常に国会法や規則の改正が論ぜられ、少数意見尊重や多数決原理の確認が叫ばれます。必要な法規の改正や重要な会議原則の尊重は、もとより大いにけっこうでございますが、私は、国会運営の根本は、お互い国会議員の心がまえにあると存じます。各党各派ないし各議員が国民に対する責任を自覚し、みずからを尊重するとともに、他に対しても寛容と信義をもってすることが、何よりも必要であると信ずるものであります。お互いに参議院を辱かしめないようにとの気持をもって忍耐強く話し合えば、大ていのことは解決するものと信じます。私は、このような信念をもって議長の職務を行なって参ったつもりでありますが、これはすべて諸君の御同調の結果によるたまものであると感謝いたしております。
 これに関連してきわめて肝要なことは、本院は、良識に従い、常に自主的な態度を持するということであります。国民の声に耳を傾けることは、お互いに国会議員として当然のことでありますが、院内の事の処理にあたっては、みだりに院外の運動に影響せられたり、利害団体の圧力に屈することのないようにいたさねばなりません。この趣旨に関しましては、対衆議院の関係においても同様でありまして、両院が協調しながらも、各院がその自主性を堅持することが、二院制度の要諦であります。かくして初めて参議院の権威は高まり、使命は達成せられるのであります。
 ただいま、重宗君が新たに議長に、また、重政君が副議長に選任せられました。諸君御承知のとおり、両君ともに人格円満、識見高邁の士であります。参議院は、この新正副議長のもと、国政の上にいよいよ重きを加えるでありましょう。
 私も健康に留意し、諸君とともに、わが国議会政治の完成のために、さらに微力をささげたいと存じます。
 ここに、議長在任中の御支援に感謝し、なお将来の御厚情をお願いいたしまして、議長退任のごあいさつといたします。(拍手)
   ――――・――――
#23
○議長(重宗雄三君) 平井太郎君から発言を求められました。この際、発言を許します。平井太郎君。
  〔平井太郎君登壇、拍手〕
#24
○平井太郎君 ごあいさつを申し上げます。
 ただいま、佐藤尚武君より過分なるお言葉をちょうだいいたし、まことに恐縮に存じておるのでございます。
 私、永年にわたり参議院の副議長の重責を汚し、大過なくその職責を全うし得たことは、これひとえに、松野前議長を初め、議員各位の絶大なる御支援、御鞭撻、御協力のたまものでございます。ここに心から厚く感謝を申し上げる次第でございます。
 なお、今後は私、一議員といたしまして、皆様方とともに議会政治発展のために微力を尽くす所存でございます。どうか各位におかれましては、より一そうの御交誼を賜わらんことを切にお願いを申し上げ、簡単でございまするが、私のあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
   ――――・――――
#25
○議長(重宗雄三君) この際、日程の順序を変更し、
 日程第五、会期の件を議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#26
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 本院規則第二十二条により、議長は、衆議院議長と協議の結果、会期を三十日間と協定いたしました。
 議長が協定いたしましたとおり、会期を三十日間とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#27
○議長(重宗雄三君) 総員起立と認めます。よって会期は、全会一致をもって三十日間と決定いたしました。
   ――――・――――
#28
○議長(重宗雄三君) この際、お諮りいたします。病気のため、田中清一君、野村吉三郎君、松村秀逸君、赤松常子君から、また、海外旅行のため山口重彦君から、いずれも会期中請暇の申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#29
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。よっていずれも許可することに決しました。
 本日は、これにて延会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#30
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 次会の議事日程は、決定次第、公報をもって御通知いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後六時五十分散会
   ――――・――――
ソース: 国立国会図書館
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