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1962/08/28 第41回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第041回国会 商工委員会石油に関する小委員会 第1号
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1962/08/28 第41回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第041回国会 商工委員会石油に関する小委員会 第1号

#1
第041回国会 商工委員会石油に関する小委員会 第1号
本小委員会は昭和三十七年八月二十四日(金曜
日)委員会において設置することに決した。
八月二十四日
 本小委員は委員長の指名で次の通り
 選任された。
      小川 平二君    岡本  茂君
      首藤 新八君    白浜 仁吉君
      山手 滿男君    板川 正吾君
      岡田 利春君    田中 武夫君
      伊藤卯四郎君
同日
 小川平二君が委員長の指名で小委員長に選任さ
 れた。
―――――――――――――――――――――
昭和三十七年八月二十八日(火曜日)
   午後二時二十九分開議
 出席小委員
  小委員長 小川 平二君
      岡本  茂君    白浜 仁吉君
      板川 正吾君    田中 武夫君
      伊藤卯四郎君
 出席政府委員
        通商産業政務次
        官       廣瀬 正雄君
 小委員外の出席者
        通商産業事務官
        (鉱山局長)  川出 千速君
―――――――――――――――――――――
本日の会議に付した案件
 石油に関する件
     ――――◇―――――
#2
○小川小委員長 これより会議を開きます。
 石油に関する件について調査を進めます。
 発言を求められておりますので、これを許可いたします。田中武夫君。
#3
○田中(武)小委員 商工委員会の中に石油に関する小委員会ができまして初めての開会でございますので、この際政府委員に一言お伺いをいたしておきたいと思いますのは、前国会で石油業法が通りました。そのときに御承知のように附帯決議をつけました。また参議院におきましても、若干の表現は違いますが、同じような附帯決議がついておるのであります。われわれの観点からすれば、この附帯決議を政府が実行に移す、そういうことによって、石油業法がほんとうに動くのだ、言いかえるならば、この附帯決議が十分実施されなかったならば、せっかく作った石油業法も十分その効果を発揮しない、こういうように考えております。ついては、先日板川委員から通産大臣その他に若干の質問をいたしましたが、大臣はまだかわって間もなくでございまして、十分この点について把握をしておられないんじゃないかというような感じを受けましたので、きょうこの際、石油業法通過後、この附帯決議について政府なりあるいは通産省なりがその実現についてどのような努力を重ねてきたか、そういう点について、中間的になろうと思いますが、御報告を願いたい、このように思うわけであります。
#4
○廣瀬(正)政府委員 この前の国会におきまして、商工委員会で石油業法成立後の対処方につきまして御決議をいただきまして、この決議に対しましては、政府といたしましては十分尊重して対処して参りたいということで、各種の事項につきましてただいま検討をいたしておる最中でございます。御承知のように明年度の予算の編成要求の時期でもあるわけでございますから、特に力を入れてやっておるわけでございます。
 御決議の中で一番むずかしい問題は、引取、買取機関であるかと思っておりますが、しかし、私どもといたしましては、買取機関につきましても、この前の商工委員会で板川委員に大臣から御答弁申し上げましたように、大体四つの案があるわけでございます。そのうちの一つを中心といたしまして真剣な討議をただいまやっておるわけでございます。しかし、何と申しましても買い取りということが問題でございます。これが円満に解決できれば、極端に申しますれば買取機関は要らないということになるわけでございまして、そこで特殊原油の買い取りにつきまして、ただいま国産原油は下期の方は一キロリットル六千円で、これは御承知のように日石、日鉱、昭石の三社が買うわけでございますが、これは引き取りの話し合いができているようでございまして、大体大かたのところはきまっておるようでございますが、上期につきまして価格の問題でまだはっきりしない点があるわけでございます。しかし、役所といたしましても、一日も早くそういうようなことを決定いたしますように側面からあっせんをいたしておるわけでございます。
 それから北スマトラの原油につきましては、三十七年度は四十万二千キロリットルということになっておりますが、これは各社の引き取りの話がついておるようでございます。
 一番大きな問題のカフジ原油でございますが、これは精製会社すべてに対しまして引き取り方をあっせん中でございまして、総体の量等につきましてはいろいろ大臣、業界でも御心配下さっておるようでございますので、そのうち何とか見通しがつきやせぬだろうかと思っておるわけでございます。ただいまいろいろ努力をいたしております最中でございます。
 附帯決議にあります総合エネルギーの対策につきましては、御承知の産業構造調査会のうちに総合エネルギー部会というのがありまして、ここにおきまして、石炭対策を中心といたしまして今その対策を検討中でございます。石油の問題を解決いたすにいたしましても、総合エネルギーの全体の対策ということが一応の基礎になることは申すまでもないことでありまして、そういうような観点からさような作業をしているわけであります。その答申によりまして、役所の方も考えなければいかぬかと思っております。
 それから、決議に原油、天然ガスの探鉱についてのいろいろ助成策を御提示いただいているわけでございますが、現在石油については、御承知の石油資源開発会社というのがありまして、これには本年度は政府出資が四億円ということになっておりますが、これを来年度はかなり増額いたしたいということで考えております。
 それからこの会社には政府の債務保証があるわけでありますが、これは引き続きさような措置を講じて参りたいと思っております。
 それから、天然ガスにつきましては、地質調査所に三十七年度は一億円金をつけまして、御承知の埼玉県の春日部に穴を一本掘っているわけでありますが、三十八年度においては国会の御意向等もございますので、もう一本、つまり二本掘りたいということで、さような予算の要求をいたしたいと思っております。二本と私ども考えておりますのは、新潟と高崎でございます。
 それから帝石その他天然ガスをやっている会社に対しましては、試掘補助金を三十七年度もごくわずかつけましたが、三十八年度はできるだけ増額してつけたいと思って、予算の要求をいたしたいと思っております。
 また、税制の点についても考えよという御趣旨をいただいているわけでありますが、これについては鉱区税の減免について目下検討中でございます。
 それから、精製業に対する助成措置を考えよ、自主経営のできるよう十分援助すべきだというような御意見が附帯決議についておりますが、これについては、外国資本で非常に困っているという実態もあるわけでございますから、開発銀行の資金をある程度要求いたしたいというふうに考えております。これはまだはっきり省の意向がきまったというわけではありませんが、鉱山局あたりでは、しきりにその点強く主張しておるようでございますので、私どもにおいても考えてみたいと思っております。
 最後の一番大きな問題の買取機関の問題でございますが、これにつきましては、冒頭申しましたように、国会の御趣旨の一番の要点であるかと思っておるわけでございますけれども、いろいろ検討はいたしておりますが、まだ結論に達しておらないのでございまして、目下のところそういう特殊原油の引き取り方に特に重点を注いでやっておるようなわけでございます。
#5
○田中(武)小委員 議事進行。――ただいま次官から附帯決議の各項目についての現在の状態といいますか、あるいは今の考え方等について御答弁を願ったのでありますが、なお具体的に掘り下げて検討していくためには、懇談会形式の方がいいんじゃないか、このように考えますので、小委員長の方でお取り計らい願いたいと思います。
#6
○小川小委員長 田中君の御提案に御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○小川小委員長 御異議なしと認めますので、ただいまから懇談会に入ることにいたします。
     ――――◇―――――
  〔午後二時四十分懇談会に入る〕
  〔午後三時十六分懇談会を終わって散会〕
ソース: 国立国会図書館
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