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1962/08/10 第41回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第041回国会 議院運営委員会 第3号
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1962/08/10 第41回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第041回国会 議院運営委員会 第3号

#1
第041回国会 議院運営委員会 第3号
昭和三十七年八月十日(金曜日)
   午前十一時三十六分開議
 出席委員
   委員長 佐々木秀世君
   理事 福永 健司君 理事 鈴木 正吾君
   理事 小平 久雄君 理事 久野 忠治君
   理事 天野 公義君 理事 柳田 秀一君
   理事 下平 正一君 理事 前田榮之助君
      宇野 宗佑君    金丸  信君
      草野一郎平君    細田 吉藏君
      安宅 常彦君    有馬 輝武君
      兒玉 末男君    武藤 山治君
      佐々木良作君
 委員外の出席者
        議     長 清瀬 一郎君
        副  議  長 原 健三郎君
        議     員 谷口善太郎君
        事 務 総 長 山崎  高君
    ―――――――――――――
八月七日
 委員古川丈吉君辞任につき、その補欠として草
 野一郎平君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 国会法改正等に関する小委員長の報告
 国会の正常な運営及び役員の構成等についての
 申合せの件
 内閣委員長外十四常任委員長辞任の件
 内閣委員長外十四常任委員長の選挙
 国務大臣の演説に関する件
 国務大臣の演説に対する質疑の件
 激甚(じん)災害に対処するための特別の財政
 援助等に関する法律案(内閣提出、第四十回国
 会閣法第一五八号)中修正の件
 本日の本会議の議事に関する件
 次回の本会議等の件
     ――――◇―――――
#2
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
 この際、国会法改正等に関する小委員長から、報告のため発言を求められております。これを許します。福永健司君。
#3
○福永委員 去る七日の議院運営委員会理事会におきまして、役員構成の問題については、従来検討してきた国会正常化の諸問題との関連もありますので、国会法改正等に関する小委員会において検討の上しかるべく結論を出すようにとのことでございました。
 この際、その後の小委員会の経過について簡単に御報告を申し上げます。
 小委員会といたしましては、本問題の委託を受けまして、直ちに翌八月八日及び九日の両日にわたり、小委員各位の真剣かつ良識ある討議検討が続けられたのでありますが、昨日午後に至りまして、国会正常化という大局的見地に立って本問題に関する意見の一致を見るに至り、議長、副議長同席のもとに、特に自民、社会、民社の三党国会対策委員長の出席を願いました上で、全会一致をもって次の通り申し合わせを行なったのであります。これを朗読いたします。
   第四十一回(臨時)国会
    昭和三十七年八月九日(木)
     申し合せ
 一、国会の正常な運営については、共に責任を持つものとし、役員の構成はこの精神で行なうものとする。
 一、これが具体化については、国会法改正等に関する小委員会において検討するものとする。
以上であります。
 なお、この申し合わせにつきましては、従来の経緯にもかんがみまして、第二項の「検討するものとする。」という言葉が、単なる検討に終わることのないようにとの顧慮からいたしまして、社会党の柳田君及び私から三党の国会対策委員長に対し、この点についての所見をただしましたところ、いずれもこの具体化については小委員会に一任する、ないしおまかせするというような用語の表現をされております。このことを特に申し添えまして、本件の御報告といたします。
#4
○佐々木委員長 それでは、ただいまの国会法改正等に関する小委員長の報告を了承するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#6
○佐々木委員長 次に、常任委員長辞任の件についてでありますが、去る四日、内閣委員長外十四の常任委員長から辞任願が提出されました。
 本件につきましては、本日の本会議においてこれを許可するに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#8
○佐々木委員長 次に、常任委員長の選挙についてでありますが、ただいま御決定願いました各常任委員長の辞任が本会議において許可されましたならば、引き続き内閣委員長外十四常任委員長の選挙を行なうこととするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、この選挙は、衆議院規則第十五条第二項の規定によりまして、その手続を省略し、議長の指名によることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、自由民主党から推薦して参っておりまする新委員長の候補者は、お手元に配付の印刷物の通りであります。
#11
○佐々木委員長 次に、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、昨日の理事会における話し合いの通り、本日の本会議において、内閣総理大臣の所信についての演説を行なうこととするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#13
○佐々木委員長 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、明十一日午後一時から本会議を開会して、国務大臣の演説に対する質疑を行なうこととし、質疑者の数は、日本社会党二人、民主社会党一人とし、発言時間は一人三十分以内、従って、日本社会党六十分、民主社会党三十分、発言順位は、まず日本社会党の矢尾喜三郎君、次に日本社会党の片島港君、民主社会党の佐々木良作君の順序で行ない、明日一日をもって国務大臣の演説に対する質疑を終了することとするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、日本共産党の志賀義雄君から質疑の通告がありますが、これは理事会での話し合いの通り御遠慮願うこととなりましたので、御了承願います。
#15
○谷口議員 これはいつもあなたにお目にかかってお願いしておるのですが、私の党の代表質問ですね。これは一つ今回やらしていただきたいというふうに、いま一度ここでお願いしておきたいと思います。
 今までこの問題につきましては、各国会ごとに施政方針とかあるいは所信表明に対する質問をさしていただきたいということをお願いしてきたのですが、そのつど、時間がないとか、あるいはいろいろな理由で御遠慮願うということで済んできておるわけです。しかも、そのときに、きょう私調べてきたのですが、次には考えようじゃないかという含みと御了解のもとで、そういうことに私どもは服してきたわけですが、これはいつも同じ状態でなくて、ぜひ一つ実現させていただきたい、こういうふうに思います。特に、ことしの一月十七日に、今調べてきたのですが、あなたの御発言の中で、今回は時間がないからぜひ一つ遠慮してくれ、次の機会にぜひ考えるからということで、公式に御発言があって、議事録に残っております。ところが、皆さん覚えておられると思いますが、あのときに、時間がないというととが理由でしたが、発言された質問者のすべてが三十分の時間を、特に自民党の代表者などは、約一時間ばかりしゃべっておられる。時間がないどころじゃないのでありまして、十分あったと思います。ところが、時間がないという理由で私どもに発言を遠慮しろということだったのですが、実際は時間はそういうふうに十分あって、規定の時間をいずれの方も超過される。ひどいのになりますと、今申しましたように、倍の一時間以上もかかる、そういろ状況であったわけであります。ですから、時間がないというのは、一つの、事前における理由づけにすぎないのであって、実際は十分にやれるにもかかわらず、できなかったという事情もあります。ですから、この問題は、詳しく言っておればいろいろ御理由もあると思いますけれども、国会勢力としては小さい政党でありましても、やはり一つの政党でありますから、所信表明あるいは施政方針に対する代表質問を許されるのが正常だと思いますので、ぜひ一つ今回まげてお許し願いたい、こういうふうに考えるのであります。
#16
○佐々木委員長 お答えいたします。
 理事会で一応決定したことでございますから、今回は一つ御遠慮願うことにいたしたいと思います。先ほどの谷口さんの御発言ですと、共産党の発言を特に封じておるようなふうに聞き取れるのですが、共産党は、御承知のように、比例からいきましても、二・二でしたか、一番よけい発言の時間をとっておるわけです。比例からいうと、社会党、民社党おのおの一・八、一・六、あなたの方は二・二というわけで、ここに資料はありませんが、二・二という記憶があります。共産党が人数の割合に一番よけいとっておるのです。そういうとともありますので、決して共産党の発言時間をことさら押えておるというのじゃございません。常に共産党の発言に対しては、われわれは配分以上の考慮を払っておるのでございますから、いずれまた十分考えることといたしまして、今回は一つ御遠慮願うことにいたしたいと思います。
#17
○谷口議員 その点はこの前も私申し上げたのでありますが、確かに議員数からいいましたら、私の方は割合としてはよけいだろう、二・二ですか、そういう割合になっているだろうと思います。そういう点は私どもは深く感謝しておるわけです。しかし、数からいえばそうでありますけれども、やはり一つの政党でありますから、私どもこの前も言ったんですが、あらゆることに発言させろというようなことを言っておるのじゃないのでありまして、所信表明とか、あるいは施政方針とか、あるいは特に重要な問題などでお願いしておるわけです。それは割合からおっしゃられれば確かにそうだろうと思いますが、一つの党派として、やはり政府のお考えに対して最も鋭い批判勢力として意見を持っておりますので、そういう点で発言を許していただくことは、やはり国会の運営、あり方という点から考えましても当然のことじゃないだろうか。割合をおっしゃいますと一言もないので、確かにその通りだと思いますが、しかし、一つの党派であるから、やはりそこのところは認めていただいて、重要なことには、わずかでもいいから発言さしていただく、そういうふうな態度を国会がおとりになることが正しいのじゃないかというので、そろいう意味で私はお願いしているのですから、そういう点から一つ御配慮願いたい。特に、この前のときには、あなたの御発言で、次の国会では十分その点を考慮してやるからということだったのです。そういうこともございますので、しかも、いつの国会でも同じような理由で発言できないというのは非常に残念なので、そこを一つお含み願いたい、こういうふうに思います。
#18
○佐々木委員長 皆さんもあなたの御発言を聞いていらっしゃるのですから、よく皆さんと御相談申し上げて善処したいと思います。
#19
○谷口議員 どうぞよろしくお願いいたします。
    ―――――――――――――
#20
○佐々木委員長 次に、内閣提出法律案修正の件についてでありますが、現に地方行政委員会に付託されている激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律案について、国会法第五十九条の規定により本院の承認を求めて参っております。
 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#22
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
#23
○山崎事務総長 まず、第一に、常任委員長辞任の件をお諮りいたします。次に、第二といたしまして、常任委員長の選挙でございますが、ただいま御決定の通り、選挙の手続を省略いたしまして、議長の指名によることになります。次に、ただいま御決定願いました法律案の政府の修正の申し込みでありますが、これをお諮りいたします。続きまして、国務大臣の演説で、総理の演説がございます。
#24
○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
    ―――――――――――――
#25
○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十一日土曜日午後一時から開会し、国務大臣の演説に対する質疑を行なうことといたします。
 また、次回の委員会は、同日午前十時半理事会、理事会散会後に委員会を開会することといたします。
    ―――――――――――――
#26
○下平委員 一つ御相談をいたしたいのですが、今度の国会では、前国会で継続ないしはいろいろ残された問題を処理するというのが、大体今度の臨時国会の、院の構成を除いては、重大な問題だと思うわけであります。そこで、政府におきましても、そういう意味で法案の提出がされておりますが、各委員会でも、やはりそういう形で一つ処理をすべきものはしていくという方針でいった方がいいのじゃないかと思います。当委員会では、御承知のように、懸案になっている問題は、国会正常化の問題と、それから例の議員の互助年金法の問題が実は懸案になっておるわけであります。そこで、国会正常化の問題は、当面四十一国会の正常化の方針は、今、福永小委員長が御発表になった通り、昨日大体の妥結を見て、正常化ができたと思うので、残されるのは将来にわたっての全般的の正常化の問題だと思うのです。もう一つの議員立法の互助年金法は、御承知のように、当委員会で数回にわたる議論の結果、意見の一致を見て、委員長提案の法案として、本会議の議題にまでなったわけでありますが、本会議場へ参りまして、本日の提案は一つ見合わせてくれというので、当時の議運委員長福田さんから私どもに話があって、それでは明日の本会議へこれをかけましょう、こういうやりとりがあったわけでありますが、いずれにいたしましても、委員会において各党満場一致で確定をした法案を、多少事情は私どもわかりますけれども、事情があるということだけで葬り去ることもどうかと思うので、今国会においては、この互助年金法の成立について各党派の御協力を得て実現をするように、委員長においてもお取り計らいをいただきたいと、こう思います。
#27
○佐々木委員長 ただいまの下平君の発言は、先ほど理事会でもお答えいたしましたように、十分善処いたしまして、党との調整もとりたい、こう考えております。
#28
○谷口議員 この問題で、この前本会議にかからなかったのは、どういう理由だったのですか。
#29
○佐々木委員長 もちろんこの委員会では満場一致でいったのですけれども、正直に申し上げますと、わが党内にもまだ異論がありまして、十分調整がとれていなかったということで、お答えにかえたいと思います。
#30
○谷口議員 それだと、内容はわかりませんな。どういう異論だったのですか。
#31
○佐々木委員長 内容ですか。内容は五十五才から五十才に……。
#32
○谷口議員 いやいや、そうじゃありません。かからなかったということについて、自民党の方で意見が違ったのですか。
#33
○佐々木委員長 調整のされ方がまだ不十分だったと、はっきり申し上げておきます。
#34
○天野委員 この問題は、内容のこともお話がありましたけれども、答える必要はないと思います。
#35
○佐々木委員長 それでは、その程度で……。
 本日は、これにて散会いたします。
   午前十一時五十三分散会
ソース: 国立国会図書館
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