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1960/06/07 第38回国会 参議院 参議院会議録情報 第038回国会 決算委員会 第32号
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1960/06/07 第38回国会 参議院

参議院会議録情報 第038回国会 決算委員会 第32号

#1
第038回国会 決算委員会 第32号
昭和三十六年六月七日(水曜日)
   午後三時五十一分開会
   ――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     佐藤 芳男君
   理 事
           岡村文四郎君
           鳥畠徳次郎君
           仲原 善一君
           相澤 重明君
           北條 雋八君
   委 員
           上原 正吉君
           川上 為治君
           木内 四郎君
           岸田 幸雄君
           高野 一夫君
           田中 清一君
           増原 恵吉君
           谷村 貞治君
           阿部 竹松君
           大倉 精一君
           大森 創造君
           北村  暢君
           武内 五郎君
           千葉千代世君
           山田 節男君
  国務大臣
   法 務 大 臣 植木庚子郎君
   大 蔵 大 臣 水田三喜男君
   運 輸 大 臣 木暮武太夫君
   郵 政 大 臣 小金 義照君
   国 務 大 臣 西村 直己君
  政府委員
   内閣官房長官  大平 正芳君
   文部政務次官  纐纈 彌三君
   厚生政務次官  安藤  覺君
   農林政務次官  八田 貞義君
   通商産業政務次
   官       砂原  格君
   労働政務次官  柴田  榮君
   建設政務次官  田村  元君
   ――――――――――
  本日の会議に付した案件
○昭和三十三年度一般会計歳入歳出決
 算(第三十四回国会内閣提出)
○昭和三十三年度特別会計歳入歳出決
 算(第三十四回国会内閣提出)
○昭和三十三年度国税収納金整理資金
 受払計算書(第三十四回国会内閣提
 出)
○昭和三十三年度政府関係機関決算書
 (第三十四回国会内閣提出)
○昭和三十三年度国有財産増減及び現
 在額総計算書(第三十四回国会内閣
 提出)
○昭和三十三年度国有財産無償貸付状
 況総計算書(第三十四回国会内閣提
 出)
○昭和三十三年度物品増減及び現在額
 総計算書(第三十四回国会内閣提出)
○継続審査要求に関する件
○継続調査要求に関する件
○委員派遣承認要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
   ――――――――――
#2
○委員長(佐藤芳男君) これより決算委員会を開会いたします。
 昭和三十三年度決算外三件を一括して議題といたします。
 去る六月二日の委員会をもって一切の質疑を終了しておりますので、本日は直ちに討論に入ります。
 昭和三十三年度決算についての本委員会の議決内容の案は、委員長及び理事打合会において打ち合わせた結果を取りまとめまして、お手元に配付してある通りでございます。これより事務当局に朗読いたさせます。
  〔調査員朗読〕
#3
○委員長(佐藤芳男君) 本件につきまして討論の通告がございます。順次発言を許します。相澤君。
#4
○相澤重明君 私は日本社会党を代表して、昭和三十三年度の決算終結にあたりまして、次の諸点について意見を申し上げたいと存じます。
 昭和三十三年度の決算は、一般会計におきましては、歳入において一兆四千五百三十七億四千六百万円、そして歳出において一兆三千三百十五億六千二百万円、こうした膨大なものであります。特別会計においては、歳入決算額は三兆五百八十五億二千万円、歳出決算額二兆八千二十七億六千八百万円という膨大な予算を含んでおるのでありますが、この中で指摘いたしましたように、十二億、三百五十五件という会計検査院の指摘事項が出ております。しかもなお決算審査の過程におきましては、これはまさに氷山の一角であるということがわかったのであります。各省庁においての内容をつまびらかに検討すればするほど非常な多くの問題点が提供されております。で、私はこうした国の歳入歳出がいかに適正に行なわれておるかということは、国民の大きな関心事であることを否定はできないのであります。従って各省庁におきましては、今後こうした不当不正の指摘を受けないように努力をすべきだと思うのであります。従ってまず政府においては官吏の綱紀粛正――特に先ほど来私ども審査の中で明らかにされたのは、労働省の災害事業関係、あるいはまた防衛庁の予算の支出関係、あるいは運輸省、国鉄関係のいわゆる多額の支出関係について、非常な問題点が提供されておるのであります。従ってこれらについては政府全般として、当然官吏の綱紀粛正問題を取り上げれば未然に防止できることが多々ある、と私は考えるのであります。特に私は本日の決算終結にあたって、今列席の各省庁の大臣諸公の顔を見ながらこのことを申し上げるのは大へんお気の毒でありますけれども、これは過年度におけるこうした支出についての決算上、現在の大臣諸公に自分の責任ではないという考え方もあるかもしれぬが、保守党の内閣によるところの歳入歳出の結果であることについては、これは間違いない。従って日本社会党としてはこうした問題については、やはりいずれの時期においても最も国民の信頼をされる方向を出していただく、これが私どもとしては特に意見を申し上げておきたいところだと思います。
 さらにこれらの事案の審査の過程において、今問題になっておりますのは、国民の生活と権利をいかにして守るか、こういう点について関係の法律の整備ができておらないというような点も多々見受けられました。従って法律の整備をすることによって、これらの不正不当の支出の問題もなくなるということも考えられます。そうした点については、関係各省庁に対して特に強い反省を求め、それらの中で法整備をしていただきたいと思うのであります。その中には特に国家賠償法の整備、あるいは米軍基地を含む日本国民の生活条件をどう打開していくか、こういうような大きな問題がかかっております。そういう点を特に保守党内閣においてこの際明らかにし、そうして国民の疑惑をなくすることが最も適切ではないかと考えるのであります。
 私ども日本社会党は以上の諸点を申し上げまして、今委員長から朗読をさせましたところの諸事項について、特に内閣総理大臣に対して警告を発する、関係各省庁においては今後こういう事態のないように特に自粛自戒を求める次第であります。
 以上、日本社会党の意見を付しまして、三十三年度決算について承認を与えるものであります。
#5
○北條雋八君 私はただいま議題になりました昭和三十三年度の決算外三件について、無所属クラブを代表しまして承認を与えるものでございます。
 承認にあたり若干希望をして討論にかえたいと存じます。
 累年決算の審議にあたり、会計検査院より相当多くの指摘事項があげられておることは、予算の執行上幾多の問題点を含むものでありまして、毎年これを繰り返しておることはまことに遺憾と存ずる次第でございます。執行の責任を有する各行政省庁の猛省を心から望むものであり、いやしくもこれについては百年河清を待つがごときことは許されるものではないと思うのであります。かかる中にあって昭和三十三年度決算における指摘事項が前年度の五百一件、十五億円に比しまして、三十三年度は三百五十五件、十二億円に減少したことは喜ぶべきことであるというよりもむしろ当然のことでありまして、なお各省庁における努力の不足を指摘せずにはおられないのであります。
 私はこの際各省庁の責任者が国民の負託に十分こたえ得るよう、一そう真剣な努力を傾けられるように特に希望いたしたい次第でございます。
 しかしながら、この問題は一般的に見て、戦後急激に膨張複雑化してきた各行政機関の非能率性や、あるいはセクト主義運用の不適正等いろいろの問題と表裏一体をなす関係にありまして、決算上の諸問題はこれを除いて考えられるものではないと思います。従ってわれわれは行政機構の簡素化と能率の増進を根本的に求めたいのであります。これらの問題は直接には当委員会で扱うべき事柄ではありませんから一切省略することといたしまして、現在の決算の諸問題のうち、特に件数並びに金額の多い大蔵省、農林省に対しまして、また例年に比してやや改善のあとが見られるとはいえ、依然として相当の指摘数に上る補助金のあり方については、特に再考を要するものと認められます。さらに国が特別会計を設けております十三の保険事業において、指摘事項が前年度のこれに比べまして、件数は三倍、金額で一・五倍となっていることは、その主たるものが農業災害再保険関係である事実と相待ちまして、農林省の末端行政について根本的検討を加える必要すら感じさせるものがあるのでございます。
 今回当委員会に決算の提出手続及び審査方法に関する小委員会が設けられ、従来の決算審査の方法に反省を加えて問題点を整理検討をすることとなりました。例年のようにこれがために繰り返される決算のあり方にも、大きな前進が期待されるものと信じます。従ってわれわれもまたこの大事な決算のあるべき正しいあり方を追及することによりまして、国民がひとしく注目している予算執行の実態とその結果について、本院に寄せられました信託に応ずべきだと信ずるものでござい
 ます。
 ここに討論を終わるにあたりまして、一言づけ加えまして討論にかえる次第でございます。
#6
○鳥畠徳次郎君 私は自由民主党を代表いたしまして、昭和三十三年度一般会計歳入歳出決算外三件につきまして、審査報告書の通り議決することに賛成するものであります。
 審査報告書に述べられておりますが、私は特にこの際次の諸点につきまして、関係各省の当事者並びに関係者の注意を喚起いたしたいと思うのであります。
 第一に職員の不正行為の事項についてであります。審査報告書の趣旨に尽きるのでありますが、特に郵政省の特定局などにおけるこの種の報告が毎年多額に上り、三十三年度におきましても六千百万円もの莫大な金額になっていることははなはだ遺憾なことであります。当局におかれては監察制度の活用と相待って、種々その防止に努めておられるものと認めますが、一そうの改善の実効を上げられることを期待してやみません。
 第二に、食糧の管理の問題でありますが、検査院の報告によれば千葉県、青森県等の食糧事務所におきまして、三十一年ころからわずか二、三年の間に二万四千五百四十五俵、約一万石の政府保管米を亡失しておるという事実であります。このことを知って食糧庁は一体何をしておるかという気持がいたすのはわれわれだけではないと思います。くどくどは申しませんが、関係の各位に対しまして、今後絶対にかかることのなきようあえて警告をいたすものであります。
 第三に、労働省が行なう失業対策事業費の国庫補助金の使途に関する件であります。すなわち、補助の対象として算入してはいけないものにまで補助金を出している不当な事態で、昭和二十五年以降会計検査院の再度の報告にもかかわらず、いまだに改善の跡も見えず、特に福岡県のごときは六年間も引き続きこの指摘を受けつつ、いまだに改善の成果がなかったのであります。国庫返納となる金額が実に一千二百万円の巨額になっていますが、毎年々々検査院より指摘されつつも、ただ返納すればいいというような甘い考え方が行政面に存在するとすれば、これは由々しき問題であって、この点関係者の厳粛なる反省を促しておきたいと思います。また会計検査院においては、特にこの種事態に対しまして、実地検査率四〇%ということでありますけれども、でき得るならば一〇〇パーセントの実地検査を実施するくらいの努力を払われるよう要望いたす次第であります。
 以上が特に私の申し上げたい要点でありますが、この三十三年度の委員会の審議中、特に強調されたる投資的国費投入の効率的計画の問題については、今後さらに投資の額も年々増大の一途をたどって参りますので、内閣においても一段と御留意あることは当然とは存じますが、その点一そうの御研究、検討を強く要望して私の討論を終わりたいと思います。
#7
○山田節男君 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十三年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十三年度国税収納金整理資金受払計算書並びに昭和三十三年度政府関係機関決算書、以上の審査に関しましての本院の決算委員会といたしまして、この事案に、以下述べまする希望を付しまして賛成をいたすものであります。
 元来、この検査院の毎年度政府並びに特別会計機関の決算を私どもが審査するにあたりまして、まず感じますることは、今日日本の公務員のいわゆる公金、パブリック・マネーというものに対する観念がきわめて希薄であるということであります。たとえば英国のごときは。パブリック・マネー、公金の不正または不当なる支出をいたした場合におきましては、普通の刑法における罰則の三倍ないし五倍の重刑を課せられるというような建前をとっておるのでありまして、これをもちましても、いわゆる国民の税金をもってまかなわれる政府並びに政府機関の公金というものに対しましては、これは国民の血税であるという観念からいたしまして、罰則を強くするのが民主国家、また道義の高い民主国家におきまする通念でございます。このことはことに本院の決算委員会におきまして年々これを強調いたすのでありますが、昭和三十三年度の諸般の決算を見ますると、依然として会計検査院の指摘いたします不当事項は三百五十数年にわたるという状況であります。これはもとより公務員の自覚あるいは責任感並びに公金に対する認識を高めることが必要であることはもちろんでありますけれども、これまた私たち本院の決算委員会におきまして多年主張いたしております、いわゆる監査ないし監察機構の拡充強化ということでございます。もとよりこの監察機関に専従いたします者は経験と学識その他の技能を要しますから、一挙にして多数を増員することはできませんけれども、各政府機関におきましては、もう少しその監査並びに監察機構を厳重に訓練をし、その能率並びに強化ということを強く要望いたさざるを得ないのであります。
 なおまた、この決算についてわれわれ審査するにあたりまして、各関係各省の不正ないし不当行為に対します会計上の1犯罪とは申しませんが、そういう機構に対しまする、従来この行政罰というものがあまりに軽きに失するという点である。先ほど申し上げましたように、公金を尊重し公金を大事にしなくてはならないという観念から申しますならば、今日の各官庁の会計上の不正不当行為に対します行政罰というものが、あまりに軽きに失するという点であります。今回の昭和三十三年度の不正不当事項に対しまする行政罰の事例を見ましても、まだまだこの公金といろものに対する認識が足りないために、行政罰というものがきわめて信賞必罰の効果を上げていないということを指摘せざるを得ないのであります。
 最後に、農林省あるいは建設省、厚生省その他のいわゆる現業機関を持つところ並びにいわゆる助成団体――助成の地方団体等におきまする補助金の問題であります。本院の決算委員会が率先いたしまして、昭和三十二年と記憶いたしますが、補助金適正化に関する法律を本委員会がイニシアチブをとって国会を通過せしめましたことは、従来補助金なるものが国費を非常に乱費している、またそれがために政治の堕落の大きな原因になっていることを、私どもはまことに目をおおうべき事実をたくさん見ましたのでこの法律を作ったものであります。自来毎年度政府の決算を見ますると、その効果はやや見るべきものがあります。この法律が適用されまして間もない三十三年度の事例等を見ましても、効果は非常に上がっているようでありますけれども、この補助金の交付につきましては、各関係官庁が一そうの厳正なる条件のもとにこれを交付される必要があるのじゃないかということを痛感いたします。
 私は、以上の四点を昭和三十三年度の政府並びに諸機関の決算の審査にあたりまして痛感をいたしましたので、このことを総理大臣、官房長官並びに各省の首長の方々に強く要望しまして討論を終わる次第であります。
#8
○委員長(佐藤芳男君) 以上をもちまして討論通告者の御発言は全部終了いたしました。討論は終局したものと認めます。
 それではこれより採決に入ります。まず昭和三十三年度一般会計歳入歳出決算、同じく特別会計歳入歳出決算、同じく国税収納金整理資金受払計算書、同じく政府関係機関決算書を問題に供します。
 本件につき、お手元に配付いたしました案の通りに議決することに、賛成の方の挙手をお願いいたします。
  〔賛成者挙手〕
#9
○委員長(佐藤芳男君) 全会一致と認めます。よって昭和三十三年度決算は、全会一致をもって配付案の通り議決せられました。
   ――――――――――
#10
○委員長(佐藤芳男君) 次に、昭和三十三年度国有財産増減及び現在額総計算書、同じく国有財産無償貸付状況総計算書、同じく物品増減及び現在額総計算書を問題に供します。
 以上の三件につきましては、いずれも異議がないとの議決をすることに賛成の方の挙手を願います。
  〔賛成者挙手〕
#11
○委員長(佐藤芳男君) 全会一致と認めます。よって右三件は、全会一致をもって異議がないと議決されました。
 なお、本院規則第七十二条により議長に提出すべき報告書の内容につきましては、ただいまの本委員会の議決内容によりこれを作成することにいたしまして、委員長に御一任賜わりたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(佐藤芳男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
 この際、水田大蔵大臣より発言を求められております。これを許します。
#13
○国務大臣(水田三喜男君) ただいまの御決議の点は十分尊重いたしまして、各省各庁と連絡いたし、御趣旨の徹底をはかりまして、御指摘のような弊を年々歳々繰り返すようなことのないよう万遺憾なきを期したいと存じます。
   ――――――――――
#14
○委員長(佐藤芳男君) 継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
 昭和三十四年度決算ほか三件の審査、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を従来より行なって参りましたが、会期も切迫し、会期中にこれを完了することは困難でありますので、本院規則第五十三条により継続審査並びに継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○委員長(佐藤芳男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
 なお、要求書の作成は、委委長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○委員長(佐藤芳男君) 御異議ないと認め、さように決定いたしました。
   ――――――――――
#17
○委員長(佐藤芳男君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。昭和三十四年度決算の審査、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査に資するため、閉会中必要により委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○委員長(佐藤芳男君) 御異議ないと認めます。つきましては、本院規則第百八十条の二により、委員派遣承認要求書を議長に提出しなければならないことになっておりますので、その内容及び手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○委員長(佐藤芳男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
   ――――――――――
#20
○委員長(佐藤芳男君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。閉会中、決算の提出手続及び審査方針に関する小委員会、及び、虎の門公園地に関する小委員会から、参考人の出席を求め、意見を聴取したい旨の申し入れのありました場合、その他本委員会において参考人を呼ぶ必要ありと認めた場合は、そのつどこれを委員会に諮ることなく、その人選その他の手続を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○委員長(佐藤芳男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
#22
○相澤重明君 今、討論並びに採決を終わったわけでありますが、大蔵大臣から政府を代表しての答弁がなされたように思うのでありますが、当然本日は内閣に対するところの警告を与えておるのでありますから、総理大臣が出席をして答弁をすべきであると私は思うのであります。自来、当委員会におきまして総理大臣の出席はきわめて不熱心である。このことはまことに遺憾でありまして、本日も他の所用があるにしても、この時間というものはきわめて短時間であります。従って、私どもといたしましては、必ず決算審査議決の際には総理大臣の出席要求をしておったのでありますが、ごらんの通り出席しておらぬのであります。従って、これについては委員長から、特に本日の最終……この審査報告書を提出するにあたって、総理大臣にその意向を伝えてほしい。本来私は、総理大臣の出席なくして、この審査を実は議決することができないと考えるのでありますが、諸般の事情も考慮いたしまして、この点は強く意見を付しておく次第であります。官房長官が出席しておるはずでありますから、その経緯について、若干やはり答弁を願っておきたいと思います。
#23
○委員長(佐藤芳男君) 私からお答えを申し上げますが、委員長より、本日の出席方を要請をいたしたのでございますが、よんどころなき所用のために出席ができなかった次第であります。かわって官房長官が先ほどからお見えになっておった次第でございますが、これまた他の用件のために退席をすることの許可を求められましたので、委員長はこれを許した次第でございます。相澤君の御趣意はまことにごもっともと考えますので、委員長において、適当に総理大臣にお話をいたしたいと思います。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後四時二十七分散会
ソース: 国立国会図書館
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