1960/05/31 第38回国会 参議院
参議院会議録情報 第038回国会 議院運営委員会 第32号
#1
第038回国会 議院運営委員会 第32号昭和三十六年五月三十一日(水曜日)
午前十時五十五分開会
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出席者は左の通り。
委員長 斎藤 昇君
理事
前田佳都男君
宮澤 喜一君
岡 三郎君
光村 甚助君
竹中 恒夫君
加賀山之雄君
委員
天埜 良吉君
石谷 憲男君
加藤 武徳君
北畠 教真君
鍋島 直紹君
松野 孝一君
基 政七君
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議 長 松野 鶴平君
副 議 長 平井 太郎君
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政府委員
郵政政務次官 森山 欽司君
事務局側
事 務 総 長 河野 義克君
事 務 次 長 宮坂 完孝君
議 事 部 長 海保 勇三君
委 員 部 長 岸田 実君
委員部副部長 若江 幾造君
記 録 部 長 佐藤 忠雄君
警 務 部 長 渡辺 猛君
庶 務 部 長 小沢 俊郎君
管 理 部 長 佐藤 吉弘君
法制局側
法 制 局 長 斎藤 朔郎君
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本日の会議に付した案件
○電波監理審議会委員の任命同意に関
する件
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#2
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。電波管理審議会委員の任命同窓に関する件を議題といたします。
まず、政府委員の説明を求めます。
#3
○政府委員(森山欽司君) 電波監理審議会委員金子鋭及び田上穣治の両君は六月二日任期満了となりますが、両君を再任いたしたいので、電波法第九十九条の三第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出することにいたしました。両君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と豊富な知識を有する者でありますので、電波監理審議会委員として適任であると存じます。
何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
#4
○光村甚助君 政務次官にお聞きしますが、田上さんという人はあらゆる委員会に首を突っ込んでいますが、どのくらいあるか。それをちょっと明後日の委員会までに知らせてくれませんか。#5
○政府委員(森山欽司君) お手元に履歴書が参っているかと思いますが、現職は電波監理審議会委員のほか、憲法調査会委員、一橋大学教授兼一橋大学東京商科大学教授、学術奨励審議会委員、町名地番制度審議会委員、以上の通りでございます。その意味では、多い方でもないかと思います。#6
○岡三郎君 これは次回に聞いてもいいんですが、ちょうど政務次官がいられるから伺います。この金子さんという方は銀行家の経歴の人ですね。田上さんは大学教授ですが、この二人と電波監理審議会とはどういう関係があるんですか。電波という関係と。#7
○政府委員(森山欽司君) 電波監理審議会の委員につきましては、法律に書いてありますように有識の士を選ぶことになっておりまして、これを実際的には各分野、各方面からお願いするようになっておりまして、現在、報道関係から松方三郎氏、産業関係から秋山竜氏、財政金融関係から金子鋭氏、法律、学界関係から田上穣治氏、それから技術関係から丹羽保次郎氏を選んでおるわけでございます。その他、この電波の技術に関しましては、電波技術審議会というものが別途ありまして、郵政大臣の諮問に応じ、電波の技術に関する事項を調査審議するということで、技術プロパーの問題は電波技術審議会の方で所掌するようになっております。
#8
○岡三郎君 あとは次回にまた質問いたします。#9
○委員長(斎藤昇君) 他に御発言はございませんか。――それでは本件につきましては、各派にお持ち帰りの上御検討を願い、次回に決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(斎藤昇君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。本会議の都合により暫時休憩いたします。
午前十時五十九分休憩
〔休憩後開会に至らなかった〕