くにさくロゴ
【PR】姉妹サイト
 
#1
第033回国会 本会議 第1号
昭和三十四年十月二十六日(月曜日)
   午前十一時十二分開議
  ―――――――――――――
 議事日程 第一号
  昭和三十四年十月二十六日
   午前十時開議
 第一 議席の指定
 第二 会期の件
  ―――――――――――――
#2
○議長(松野鶴平君) 第三十二回国会閉会後の諸般の報告は、朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#3
○議長(松野鶴平君) これより本日の会議を開きます。
 日程第一、議席の指定。
 議長は、本院規則第十四条により、諸君の議席をただいま御着席の通り指定いたします。
     ―――――・―――――
#4
○議長(松野鶴平君) この際、新たに議席に着かれました議員を御紹介いたします。
 議席第十五番、地方選出議員、山形県選出、白井勇君。
   〔白井勇君起立、拍手〕
    ―――――――――――――
#5
○議長(松野鶴平君) 議席第百十一番、地方選出議員、兵庫県選出、岸田幸雄君。
   〔岸田幸雄君起立、拍手〕
     ―――――・―――――
#6
○議長(松野鶴平君) 議員成田一郎君は、去る七月四日逝去せられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。同君に対しましては、すでに弔詞を贈呈いたしました。ここに、その弔詞を朗読いたします。
   〔総員起立〕
 参議院は議員従三位勲一等成田一郎君の長逝に対しましてつつしんで哀悼の意を表しうやうやしく弔詞をささげます。
    ―――――――――――――
#7
○議長(松野鶴平君) 新谷寅三郎君から発言を求められております。この際、発言を許します。新谷寅三郎君。
   〔新谷寅三郎君登壇、拍手〕
#8
○新谷寅三郎君 ただいま議長から御報告のありました通り、議員成田一郎君は、去る七月四日病気のため逝去せられました。同僚議員としてまことに痛惜にたえません。ここに同君の御生前をしのび、つつしんで哀悼の意を表する次第であります。
 成田君は明治二十七年仙台市に生まれ、大正九年京都大学を卒業して直ちに内務省に入り、その後累進して、内務省社会局労働部長、厚生省労働局長、石川県知事、内務省土木、国土、地方各局長、兵庫県知事を歴任の上、台湾総督府総務長官を最後として昭和二十一年官界を去られましたが、同二十四年以来、東和海運会社社長、東和汽船会社取締役等として実業界に活躍せられる一方、兵庫県顧問に委嘱せられて、戦後の新しい地方行政運営の上にも多大の貢献をいたされたのであります。その後、昭和三十年、第四回参議院議員通常選挙に当たり、兵庫県地区より本院議員に当選せられ、自来、自由民主党に所属して、政務調査会地方行政部会長、政策審議会副会長、総務等の重責に任ずる一方、院内におきましては、地方行政、運輸、予算等の各常任委員または理事に選ばれて、党務に政務に挺身せられ、その卓越した識見と重厚な人格に対しては、同僚友人の信頼と尊敬を一身に集められたのであります。
 戦後の地方行政は、シャウプ勧告を中心とする大改革、占領政策の行き過ぎ是正等の諸段階を経て、今や一応の安定を見たとはいえ、いわゆる道州制等地方制度改革の問題、地方財政確立の問題等、なお困難な問題が山積して、しかもその多くが未解決のままに残されている状態でありましてわれわれ同僚といたしましては、かねて地方行政の権威者である成田君に対し多大の期待を寄せていたのでありますか、本院といたしましても、これらの問題の処理に当たり、同君のごとく豊かな経験とすぐれた識見とを有する人材の活躍に待つべきものがきわめて多いことを思えば、今さらに同君に対する哀惜追慕の情切なるを覚える次第であります。われわれ同僚といたしましては、前国会の後半、成田君の健康ややすぐれざるやに見受けましたので、切に御自愛御静養をお勧めしたことも幾たびかあったのでありますが、責任感の強い同君は、病苦を押して努めて登院せられ、ひたすら国政の審議に精進せられたのであります。同君のこの生前の面影は今なお眼前にほうふつとして思い起こされるのでありますが、同君はすでになく、内外多事のこの際、ともに国事を談じ、ともに国政を議する日の再び帰りくることなきを思えば、万感胸に迫ってまことに言うべき言葉を知らないのであります。
 ここに成田君の御逝去に対し、つつしんで哀悼の誠を捧げ、心から御冥福を祈る次第であります。(拍手)
     ―――――・―――――
#9
○議長(松野鶴平君) 日程第二、会期の件。
 本院規則第二十二条により、議長は衆議院議長と協議の結果、会期を五十日間と協定いたしました。議長が協定いたしました通り、会期を五十日間とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#10
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって会期は、全会一致をもって五十日間と決定いたしました。
     ―――――・―――――
#11
○田中茂穂君 私は、この際、本年七月、八月、九月における水害及び台風等による被害を調査し、その対策樹立に資するため、委員三十名からなる風水害対策特別委員会を設置することの動議を提出いたします。
#12
○阿部竹松君 私は、ただいまの田中茂穂君の動議に賛成いたします。
#13
○議長(松野鶴平君) 田中君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって本年七月、八月、九月における水害及び台風等による被害を調査し、その対策樹立に資するため、委員三十名からなる風水害対策特別委員会を設置することに決定いたしました。
 特別委員は、迫って議長において指名いたします。
     ―――――・―――――
#15
○議長(松野鶴平君) この際お諮りいたします。
 海外旅行のため、松村秀逸君から三十一日間、市川房枝君、山田節男君から十六日間、加藤シヅエ君から十一日間、請暇の申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって、いずれも許可することに決しました。
 次会の議事日程は、決定次第、公報をもって御通知いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十一時二十二分散会
     ―――――・―――――
○本日の会議に付した案件
 一、日程第一 議席の指定
 一、新議員の紹介
 一、故議員成田一郎君に対する追悼の辞
 一、日程第二 会期の件
 一、風水害対策特別委員会設置の件
 一、請暇の件
ソース: 国立国会図書館
【PR】姉妹サイト