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#1
第033回国会 商工委員会 第10号
昭和三十四年十二月二十四日(木曜
日)
   午前十時五十一分開会
  ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     山本 利壽君
   理事
           川上 為治君
           古池 信三君
           栗山 良夫君
           大竹平八郎君
   委員
           井川 伊平君
           斎藤  昇君
           鈴木 万平君
           岡  三郎君
           近藤 信一君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       小田橋貞寿君
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○小売商業調整特別措置法の一部改正
 に関する請願(第一二九九号)
○零細企業対策強化のための商工会組
 織の法制化促進に関する請願(第一
 四〇〇号)(第一四一二号)(第一
 四一三号)(第一四一四号)(第一
 四三一号)(第一四三二号)(第一
 四三三号)(第一四四七号)(第一
 四五八号)(第一四七九号)(第一
 四八〇号)
○日朝間直接貿易許可に関する請願
 (第一四〇一号)(第一四一一号)
 (第一四七七号)(第一四七八号)
○山口県小型自動車競走場移転反対に
 関する請願(第一四五七号)
○継続審査要求の件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(山本利壽君) これより委員会を開会いたします。
 まず、請願の審査を行ないます。
 第千三百九十九号を議題といたします。
 趣旨について説明をいたさせます。
#3
○専門員(小田橋貞寿君) 第千三百九十九号は、小売商業調整特別措置法の一部改正に関する請願でありまして、本年の夏施行になりましたこの法律を、さらに成果を期するために、幾つかの項目について改正をしてほしいということでありますが、その趣旨は、小売市場の規制であります。小売市場の乱立を防ぐということがこの法律の目的でありましたが、実際に実施してみると、なかなか抜け穴があって、小売市場の規制が十分にできないからと、こういうのでありますが、その項目は八項目にわたっております。
 申し上げるのはくどいようでありますが、小売商が共同出資によって市場を開設し、または市場開設者が小売商人に委託売買を行なわせ、貸付料を徴しない場合は規制の対象にならないというりふうに解されるが、この場合にもこれを、本法の規制を受けるように改めたい。二番目に、十以上の小売商が小売市場であるが、それ以下では小売市場でないというのであるが、もっと数が少なくても小売市場として規制してもらいたい。あるいはこの法律にある施行令で指定物品というのがありますが、その中に食肉、塩干魚類、乾物、つけもの、くだもの、とうふというようなものを追加指定してもらいたい。立ち入り検査事項を付加してほしいとかあるいは強化してほしいというようなこと。あるいは罰則を強化してほしいというようなこと。主婦の店、スーパーマーケットの経営について適正な規制を実施してほしい。そういうようなことが請願の趣旨になっておるわけであります。
#4
○委員長(山本利壽君) 御質疑、または御意見があれば御発言願います。
#5
○川上為治君 請願の趣旨はわかる点もあるのですけれども、この法律は施行しましてからわずかに半年くらいしかたっておりませんし、かつまたこの請願の内容につきましても、いろいろ検討しなければならぬ点もございますので、これは採択というよりも、むしろ保留して、今後もっと研究するということにしておいた方がよくはないでしょうか。(「賛成」と呼ぶ者あり)
#6
○委員長(山本利壽君) それでは本件を保留することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○委員長(山本利壽君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 次に、第千四百号外十件を議題といたします。
 趣旨について説明いたさせます。
#8
○専門員(小田橋貞寿君) 千四百号以下十件の請願は、零細企業対策強化のための商工会組織の法制化促進に関する請願でありまして、これはすでに先般本委員会で採択した同名の請願と同趣旨であります。
#9
○委員長(山本利壽君) では先般採択したものと同趣旨のものでございますから、第千四百号、第千四百十二号、第千四百十三号、第千四百十四号、第千四百三十一号、第千四百三十二号、第千四百三十三号、第千四百四十七号、第千四百五十八号、第千四百七十九号、第千四百八十号は、いずれも採択することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(山本利壽君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 次に、第千四百一号外三件を議題といたします。
 趣旨について説明いたさせます。
#11
○専門員(小田橋貞寿君) 第千四百一号以下のただいま議題になりました請願は、日朝間直接貿易許可に関する請願でありまして、これも先般採択した請願の趣旨と同趣旨であります。
#12
○委員長(山本利壽君) それではすでに採択済みのものと同趣旨でございますから、ただいまの第千四百一号、第千四百十一号、第千四百七十七号、第千四百七十八号は、いずれも採択することに御異議ございませんか。
   「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(山本利壽君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 次に、第千四百五十七号を議題といたします。
 趣旨について説明いたさせます。
#14
○専門員(小田橋貞寿君) ただいま議題になりました請願は、山口県小型自動車競走場移転反対に関する請願でありまして、山口県の柳井市に今小型自動車競走場があるのでありますが、この競争場は開始当初から業績不振を続けまして、一昨年の九月を最後に全く開催不能になっておるのだそうであります。今回たまたま競走場付近の都市計画を理由にして、幾分立地条件のいい山陽町に移転して復活しようという計画があるそうであります。その復活については、本競走場のごときはむしろこれを積極的に整理するのが当然である、他に移転しても成績をあげ得る見込みが少ないのだから、これはむしろ移転をしないようにすることがよろしい、こう取り計らわれたいという請願であります。
#15
○委員長(山本利壽君) 御意見がございまするなら、御発言を願います。
#16
○川上為治君 現在競輪の問題とか、あるいはこうした問題につきましては、いろいろ社会的にも、また本委員会においても問題になっておる最中でございますから、請願を採択された方がよくはないかと思いますが、どうでしょうか。(「賛成」と呼ぶ者あり)
#17
○井川伊平君 これいつごろこういうような競走場ができたものか、どういう値段でこさえたものか、どんな方法でやっておるかということを実際知らないのですが、簡単に一つ御説明願えないでしょうか。
#18
○専門員(小田橋貞寿君) 請願によりますと、柳井市に競馬場があったのだそうでありますが、その競馬場を小型自動車競走場として、二十五年八月に認可を受けて、小型自動車の競走場とし、二十六年十一月にスタートしたそうであります。そしてもちろん、これは柳井市及びほかにも施行者があったかと存じますが、地方財政の救済というようなことが目的であったと思います。しかし、その後非常に成績が悪くて、昭和二十七年四月、第二回の開催をもって一時中止するようになり、その後山陽振興株式会社というのが中心になって復活運動をして、二十八年五月に再開をしたのだそうであります。しかしそれでも成績が思わしくなく、しかし開催を全然中止しては困るので、ときどき開催をして、三十二年まで続けて参りましたが、三十二年九月を最後にして、赤字を続けたために、開催不能になっているのだそうであります。過去七年間にこの競走場から連合会に納付すべき賦課金が、この競走揚では七十五万円だそうであります。これを埼玉県川口にあります同じような競走場が四千万円納付しているのと比較しまして、経営上、入場者の数が非常に少なくて、経営が不振になっている、こういう状態なんだそうであります。
 ですからこれを新らしく山陽町に移したところで、おそらく成績があがる見込みはないだろう。大体関西方面のこのオートレースの競技は非常に不振なんだそうでありまして、それで昭和二十六年に一斉にこういう競技を開始した大阪、兵庫、山口の三競走場は、大阪は二十七年、兵庫は二十九年、山口は三十二年に、ついに競技を中止するのやむなきに至っている状態なんだそうであります。そういう状態だから、もうこれはやらない方がいいだろう、こういう意見がこの請願の趣旨には盛ってあるのであります。
#19
○井川伊平君 了承しました。
#20
○委員長(山本利壽君) 本件について採択することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○委員長(山本利壽君) それでは御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 以上、採択となりました請願の報告につきましては、委員長に御一任を願います。
  ―――――――――――――
#22
○委員長(山本利壽君) 次に、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 本法律案は第三十一国会に提出され、継続して審査して参ったのでありますが、本国会中に審査を終了することは困難と思われますので、本院規則第五十三条により、継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#23
○委員長(山本利壽君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、報告書の内容、手続等につきましては、委員長に御一任願います。
 ちょっと速記をとめて。
   〔速記中止〕
#24
○委員長(山本利壽君) 速記を始めて。
 本日は、これをもって散会いたします。
   午前十一時十九分散会
ソース: 国立国会図書館
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