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#1
第033回国会 予算委員会 第6号
昭和三十四年十一月十日(火曜日)
    午前十一時五分開議
 出席委員
   委員長 小川 半次君
   理事 上林山榮吉君 理事 北澤 直吉君
   理事 西村 直己君 理事 八木 一郎君
   理事 井手 以誠君 理事 今澄  勇君
   理事 田中織之進君
      青木  正君    池田正之輔君
      稻葉  修君    内海 安吉君
      江崎 真澄君    岡本  茂君
      北村徳太郎君    久野 忠治君
      倉石 忠雄君    佐々木盛雄君
      田中伊三次君    床次 徳二君
      橋本 龍伍君    松浦周太郎君
      山崎  巖君  早稻田柳右エ門君
      淡谷 悠藏君    石村 英雄君
      岡  良一君    北山 愛郎君
      小松  幹君    佐藤觀次郎君
      島上善五郎君    楯 兼次郎君
 出席国務大臣
        大 蔵 大 臣 佐藤 榮作君
        文 部 大 臣 松田竹千代君
        厚 生 大 臣 渡邊 良夫君
        農 林 大 臣 福田 赳夫君
        建 設 大 臣 村上  勇君
        国 務 大 臣 石原幹市郎君
        国 務 大 臣 益谷 秀次君
 出席政府委員
        大蔵事務官
        (主計局長)  石原 周夫君
 委員外の出席者
        専  門  員 岡林 清英君
    ―――――――――――――
十一月十日
 委員岡田春夫君及び河野密君辞任につき、その
 補欠として高田富之君及び佐藤觀次郎君が議長
 の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 昭和三十四年度一般会計予算補正(第2号)
 昭和三十四年度特別会計予算補正(特第1号)
 昭和三十四年度政府関係機関予算補正(機第1
 号)
     ――――◇―――――
#2
○小川委員長 これより会議を開きます。
 井手以誠君。
#3
○井手委員 議事進行について。
 本委員会はいよいよ本日から一般質問に移るわけであります。御承知の通り、今度の臨時国会予算委員会は、未曽有といわれる伊勢湾台風の対策を講ずるのが主題であります。従いまして私どもはこの臨時国会においては、いろいろな安保問題あるいは賠償問題その他多くの政府の今までのやり方に対する追及の材料を山ほど持っておったのでありますけれども、すみやかに災害対策の予算を審議せねばならぬというので、私どもは極力審議促進に協力して参ったのであります。
 この災害予算で最も重要なることは、激甚地の指定にあると私ども社会党は信じておるのであります。それは激甚地をどのように指定するかによって予算の基礎が変わってくる。特別措置をとることによって、激甚地を広げるか、狭めるかによって、あるいは二百億の予算が違い、あるいは百億でとどまるかもしれない。そういったことに対する災害地の関心というものは、きわめて大きいと私どもは考えておるのであります。従って私ども社会党の災害地特別委員会においては、少なくとも政府が約束をしておる二十八年災害を下回らないことを強く要求して参りました。それと同時にこの予算委員会の開会にあたりましては、私は理事会において、まずもって激甚地の指定基準を示してもらいたいということを要求したのであります。ところが、その際に大蔵当局から、若干の時日を置いた後に説明はありましたけれども、それはきわめて抽象的なことでありました。それではとっても私ども満足するわけには参りませんし、またこの予算の基礎をなすところの積算の基礎が明らかでなくては、この災害予算を審議するわけには参らないのであります。
 一方災害地対策特別委員会におきましても、この点を非常に重大視いたしまして、きのうの特別委員会においてはわが党の委員から、すみやかに、いな、即刻その指定基準を示すべしという決議案の提出を与党の諸君に諮ったのでございますけれども、これは満足なる結果を得ることができませんでした。
 すでに私どもが要望いたしましてから、一週間近くになるのであります。これほど重大な問題を、多くの資料を持っておる当局が、さらにまた二十八年災というそういう、過去の実績を持っておる当局が、今日まで指定基準を持ち得ない、作り得ないということは、私はあり得ないと思っております。
 いよいよ本日から一般質問に入りまして、その災害予算の詳細について審議しなくてはならぬのでありますけれども、その審議の基礎をなす激甚地の指定基準が明らかでないとするならば、私どもはこれ以上審議をするわけには参らないのであります。もちろん私どもは、この災害予算をりっぱなものに仕上げて、一日も早くこれの審議を完了して、災害復旧に資したいというその熱意には毛頭変わりがございません。従って私どもは十四日にはこの予算を上げたいという目途をもって今日まで臨んで参りました。今でも変わりはございません。従ってその基準が示されますならば、たとい国会の審議が不正常になる、すなわち夜間にわたるといえども私どもはこれに応ずるつもりであります。指定基準が明らかになりますならば、私どもは徹夜ででも審議を続行して、すみやかに上げたいという熱意を持っておるのでありますけれども、このままでは私どもは審議に臨むわけには参らないのであります。
 従ってここに私どもは委員長に対してその善処を強く要求する次第であります。
#4
○小川委員長 西村直己君
#5
○西村(直)委員 与党の立場からただいまの動議に対する態度を申し上げておきます。
 ただいま社会党を代表されまして井手理事から激甚地の指定の基準をすみやかに出せということでありまして、その点については私ももっともな点があると思います。ただし当局の立場を考えますれば、政府与党といたしまして被害がきわめて甚大であったという点から被害の事実が漸次わかってくる部分もあるのでありまして、政府当局としても非常に急いでおられることもまた一面わかります。また被害を受けました人たちとしましては、一日もすみやかに本予算が正常な形で進行することも望んでおると思うのであります。
 従ってこの問題につきましては、ただいまの動議を理事会におきましてよく社会党の御希望される部分、また政府側の努力の状況等を検討いたしました上結論を出したいこう考えております。その意味で理事会に移されんことを希望いたしまして与党の立場といたす次第であります。
#6
○小川委員長 ただいまの井手以誠君並びに西村直己君の激甚地指定基準に関する件につきましては理事会で協議することといたします。委員会は暫時休憩いたします。
    午前十一時十三分休憩
     ――――◇―――――
    〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕
ソース: 国立国会図書館
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