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第033回国会 本会議 第2号
昭和三十四年十月二十七日(火曜日)
    ―――――――――――――
    開 会 式
午前十時五十八分 参議院議長、衆議院参議院の副議長、常任委員長、議員、内閣総理大臣その他の国務大臣、最高裁判所長官及び会計検査院長は、式場である参議院議場に入り、所定の位置に着いた。
午前十一時 天皇陛下は、衆議院議長の前行で式場に出御され、玉座に着かれた。衆議院議長は、左の式辞を述べた。
    …………………………………
  天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第三十三回国会の開会式をあげるにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。
  本年の数次にわたる豪雨と台風は、各地にかつてない災害をもたらし、これがため幾多の人々が生命を失い、傷病にたおれ、家産に多大の損害をこうむったことは、まことに同情にたえないところであります。われわれはこの際、諸般の対策を講じて復興に万全を期するとともに、その他の重要問題についても慎重審議を重ね、民生の安定と国家の繁栄に一段の努力を傾けなければなりません。
  ここに開会式を行うにあたり、われわれに負荷された使命達成のために最善を尽し、もって国民の委託にこたえようとするものであります。
    …………………………………
次いで、天皇陛下から左の御言葉を賜わった。
    …………………………………
  本日、第三十三回国会の開会式に臨み、全国民を代表する諸君と親しく一堂に会することは、わたくしの喜びとするところであります。
  本年の相次ぐ豪雨と台風とによる被害はきわめて大きく、その救護と復興とは現下の急務であります。加えて内治外交上にも種々の重要問題があり、これらに対処して、国会が、当面する諸案件の審議に努めることは、わたくしの深く多とするところであります。
  ここに、国会が、国権の最高機関としてその使命を遺憾なく果たし、また全国民が、互いに協力して各自の最善を尽くすことを切に期待します。
    …………………………………
衆議院議長は、御前に参進して、御言葉書を拝受した。
午前十一時六分 天皇陛下は、参議院議長の前行で入御された。
次いで、諸員は式場を出た。
   午前十一時七分式を終わる
ソース: 国立国会図書館
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