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#1
第033回国会 国土総合開発特別委員会 第2号
昭和三十四年十一月六日(金曜日)委員会におい
て次の通り小委員及び小委員長を選任した。
 四国地方開発に関する小委員
      秋田 大助君    志賀健次郎君
      進藤 一馬君    丹羽 兵助君
      濱田 幸雄君    坊  秀男君
      足鹿  覺君    兒玉 末男君
      田中織之進君    竹谷源太郎君
 四国地方開発に関する小委員長
                濱田 幸雄君
―――――――――――――――――――――
昭和三十四年十一月六日(金曜日)
    午前十時四十五分開議
 出席委員
   委員長 寺島隆太郎君
   理事 二階堂 進君 理事 松田 鐵藏君
   理事 足鹿  覺君 理事 石山 權作君
   理事 館  俊三君
      秋田 大助君    進藤 一馬君
      田中 榮一君   橋本登美三郎君
      坊  秀男君    兒玉 末男君
      長谷川 保君    竹谷源太郎君
 出席政府委員
        経済企画政務次
        官       岡部 得三君
        総理府事務官
        (経済企画庁総
        合開発局長)  藤巻 吉生君
 委員外の出席者
        議     員 川島正次郎君
        議     員 中村 梅吉君
    ―――――――――――――
十月二十八日
 委員亘四郎君辞任につき、その補欠として坊秀
 男君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
十月二十八日
 東北開発促進法の一部を改正する法律案(日野
 吉夫君外二十三名提出、第三十一回国会衆法第
 六四号)
 臨海地域開発促進法案(川島正次郎君外三名提
 出、第三十一回国会衆法第六七号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 小委員会設置並びに小委員及び小委員長選任に
 関する件
 臨海地域開発促進法案(川島正次郎君外三名提
 出、第三十一回国会衆法第六七号)
     ――――◇―――――
#2
○寺島委員長 これより会議を開きます。
 去る十月二十八日本委員会に付託になりました、臨海地域開発促進法案を議題といたします。
    ―――――――――――――
    ―――――――――――――
#3
○寺島委員長 本案につきましては、すでに第三十一回国会においてその趣旨の説明を聴取いたしたのでありますが、この際提出者より趣旨の説明を求めることにいたします。中村梅吉君。
#4
○中村(梅)議員 ただいま提案せられました臨海地域開発促進法案の提案理由について、提案者を代表いたしまして御説明申し上げます。
 およそ狭隘な国土に過大な人口をかかえ資源の大半を国外に依存しなければならないわが国におきまして、経済の自立再建をはかり、民生の福祉を増進するためには、国土を最大限に開発し、効率的にこれを活用することが、当面する最も緊要な課題であることは申すまでもありません。
 近年来、わが国経済のおびただしい伸長発展と人口増加の趨勢に伴いまして、工業用地、公共用地の確保その他一般市街地の建設等のため、土地に対する需要が急激に増大し、必然に適地の減少、地価の高騰、土地の取得難等を招来いたしまして産業の助長振興と民生の安定向上に重大な険路となっているのであります。このような実情に即応いたして臨海地域における公有水面の埋め立て等により、新たに国土を造成し、新しい国作りを行なわんとする与望がとみに高まって参りました。現に東京湾、伊勢湾、北部九州等における大規模な土地造成の構想が、世上しばしば論議せられているところでありますが、これら二、三の事例に徴しましても、この際、臨海地域を対象とする総合的かつ基本的な開発計画を策定し、これが実施の推進をはかることは、国の積極的施策に待つところきわめて大なるものがあると確信するものであります。すなわち、これがためには、これらの臨海地域開発の基本となるべき事項に関し、あらためて立法の措置を講ずる必要があると存ずるのであります。
 本法案は、如上の趣旨をもって、ここに制定せんとするものでありまして、その主眼とするところは、国土開発上の重点施策として、かつまた、産業及び人口の適正配置等の見地より、工業その他の用に供する土地の造成、利用及び道路、港湾その他交通施設、用排水施設、民生諸施設等の整備拡充に関する基本計画を確立し、これが積極的実施の促進をはかり、もって産業基盤の育成強化と、健全にして機能的な臨海都市の建設整備を行なわんとするものであります。
 以上が、本法案を提案する理由でありますが、次にその要旨を御説明申し上げます。
 まず第一に、本法案の適用区域となる臨海開発区域の指定の問題でありますが、これは、内閣総理大臣が、臨海地域開発審議会の審議を経て、これを行なうこととなっております。審議会の審議に当たりましては、厚生、農林、通産、運輸、建設等関係大臣は、審議会の委員としてこれに参画することとなっておるのでありますが、なお、最終的には、閣議の決定を経なければならないことといたしております。
 第二に、内閣総理大臣は、関係大臣と協議して、臨海開発基本計画を立案し、これを審議会に付議して、閣議の決定を求めることとなっております。この基本計画には、臨海開発区域における土地の造成、利用、及び前述のような関連諸施設の整備に関する基本的な事項について定めることとされているのであります。なお、これらの関連諸施設と密接不可分の関係にある区域外の諸施設についても、必要に応じ、基本計画にこれを含めることができることといたしております。
 第三には、基本計画の円滑な実施をはかるため、本法と既存の現行関連諸法規との所要の調整を規定しているのでありますが、まず、公有水面埋立法、河川法、港湾法、漁港法等に基づく関係行政機関の行なう処分または事業について、必要のある場合においては、内閣総理大臣がこれを総合調整することといたしております。他面、都道府県知事が行なう公有水面の埋立免許につきましては、基本計画の実施に密接な関係がありますので、これを所管大臣の認可にかからしめる等の規定を設けた次第であります。さらにまた、国土総合開発計画、首都圏整備計画、その他法律の規定に基づく特定の地域に関する計画と、本法による基本計画との相互の調整についても、内閣総理大臣において、それぞれの審議会等の意見を聞き、必要な調整を行なうことといたしております。
 第四には、本法の実施にあたって、関係行政機関の長等の協力義務を規定するとともに、計画の実施に要する資金について、政府はこれが確保をはかるよう努めるべきことを定めております。
 第五には、臨海地域開発審議会の設置に関する問題でありますが、審議会は、これを総理府に設置することといたしまして、臨海開発区域の指定、基本計画の策定、その他重要な事項の調査審議を行わしめることといたしますほか、審議会の組織、専門委員の設置、運営等について所要の規定を設けております。なお、審議会の設置に伴う所要の経費は、さしあたり現行予算の範囲内においてこれを処弁せしむるよう善処する所存であります。
 最後に、本法による基本計画に基づく事業を実施せしむるため、将来、別に法律で定めるところにより、特別の事業体の設置を規定いたしております。この種事業体の設置については、今後、審議会において慎重な審議を重ねることはもとより、関係行政機関及び関係地方公共団体等においても十分に検討せられることを期待している次第であります。
 なお、附則におきまして、審議会の設置に伴う総理府設置法の一部改正を行なうとともに、経済企画庁設置法の一部改正により、本法における内閣総理大臣の権限の行使について、経済企画庁長官はこれを補佐すること等を明確にいたした次第であります。
 以上が、この法案提案の理由及びその要旨でありますが、何とぞ慎重御審議の上、御可決あらんことをお願いいたします。
#5
○寺島委員長 本案に対する質疑は次会に行なうことにいたします。
 この際、足鹿覺君より発言を求められておりますので、これを許します。足鹿覺君。
#6
○足鹿委員 資料を要求したいのですが、これは第一次の要求でございまして、また次の機会に、必要なものを逐次お願いすることにいたしたいと思います。
 第一には、本法案の逐条説明書を御提示願います。それは、この法案は、全条二十カ条足らずの、きわめて簡単な法案でありますが、その内容は広範かつ多岐にわたっておりまして、ただいまの提案の趣旨説明のみをもってしましては、とうてい理解しにくいので、責任のある文書による逐条説明書を御提示願いたいと思います。
 それから第二に、特に第十六条によって設置せんとする特別の機関の構想に関する資料を御提示願いたいと思います。これは本法案に関連するきわめて重大な条項であろうと思いますので、この際その構想を明らかにしていただきたい。
 三番目に、五条その他各条項に出て参ります関係法令の参照条文の内容、その他、それに伴う政令とか省令といった詳細なものを御提示願いたい。
 それから四ですが、臨海開発基本計画とはどんなものでありますか、それを理解するに必要な資料を御提示願いたい。本法案で一番中心をなしておる臨海開発基本計画というものの構想なり内容について理解しない限り、本法案の審議はとうてい不可能であろうと思います。この詳細を御提示願いたいと思います。
 それから五でありますが、農地を工業用地等につぶした年度別、目的別の面積等を御提示願いたい。たとえば、ダムとか、あるいは道路とか、工場敷地とか、住宅関係とか、そういうようなもの、最近五カ年くらいでけっこうと思います。その年度はどこで仕切ったのがよいか、私にも見当がつきませんが、最近の農地等がつぶれ地になる一つの傾向を見たい。特に工業用地としてつぶさた面積等については、本法案審議の上から非常に必要であろうと思いますので、それを御提示願いたいと思います。
 それから六でありますが、本法案成立後において第十六条関係によって設置せられるであろう特別の機関が造成せんとする工業用地等の面積、及びその予定する個所を御提示願いたいと思います。
 第七に、関連のある他の審議会の名称及びその構成等必要な事項、国土総合開発審議会だとか、首都圏整備委員会だとか、いろいろなものがありまして、この法案の随所に出てくるのでありますが、どういうものがあるのか、関連のある他の審議会の名称及び構成等必要な資料を御提示願いたいと思います。
 これに関連しまして、第八点として、他の開発計画の名称及びその実施状況、また、年度別計上予算額といったようなものでお示し願いたいと思います。九州開発だとか、あるいは東北開発、北海道開発、あるいは特定地域開発というふうに、開発計画が非常に相錯綜して現在あるのであります。そこへまたこの臨海開発という新しい計画が実施されんとしておる。それらの関連をわれわれよく理解しにくいのであります。これは重大な点だろうと思いますので、八点としてそれをお願いいたしたい。
 最後に、本法実施に必要な政令案の内容をお示し願いたい。これは、本法に定められてない点は政令に譲るという条項が随所にありますので、その政令案の内容について御提示を願いたい。
 これは、法案を読んでみまして、ちょっと気のついた点でありまして、審議の過程におきましては、また続いてお願いいたしたいと思っておりますが、とりあえずこれを至急にお示しいただきたいと思います。
#7
○長谷川(保)委員 ちょっと関連して。ただいまの足鹿委員の御請求になりました資料第五の、農地等つぶれ地の問題でありますが、農地等といわれた場合、多分含まれていることと思いますけれども、念のために申し上げておきますが、私は、農地及び水面をあわせて資料を提出していただきたい。
#8
○寺島委員長 ただいまの足鹿君の資料の要求につきましては、今後質疑等を通じて明らかにされる点もあろうかと思われますが、提案者その他の関係当局において早急に御準備をお願いいたしたいと存じます。
    ―――――――――――――
#9
○寺島委員長 次に、小委員会設置の件についてお諮りいたします。
 四国地方開発促進のため、四国地方開発に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○寺島委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。
 なお、小委員の員数は十名とし、小委員及び小委員長は委員長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○寺島委員長 御異議なしと認め、よって
   秋田 大助君  志賀健次郎君
   進藤 一馬君  丹羽 兵助君
   濱田 幸雄君  坊  秀男君
   足鹿  覺君  兒玉 末男君
   田中織之進君  竹谷源太郎君を小委員に指名し、濱田幸雄君を小委員長に指名いたします。
 なお、委員の異動等に伴う小委員及び小委員長の補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○寺島委員長 御異議なしと認め、さよういたします。
     ――――◇―――――
#13
○寺島委員長 この際、前国会において、三重県及び和歌山県、並びに九州地方に実情調査に参られました諸君より、委員長の手元に報告書が提出されておりますので、これを参考のため会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○寺島委員長 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。
     ――――◇―――――
#15
○寺島委員長 この際、経済企画庁総合開発局長より発言をいたしたいとの申し出がありますので、これを許します。経済企画庁総合開発局長。
#16
○藤巻政府委員 私、先般経済企画庁の総合開発局長を命ぜられました藤巻でございます。何かと御厄介になることが多いかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
#17
○寺島委員長 次会は、十一月十一日水曜日午後一時より開会することにいたし、本日はこれにて散会いたします。
    午前十一時五分散会
ソース: 国立国会図書館
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