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1957/11/14 第27回国会 参議院 参議院会議録情報 第027回国会 本会議 第7号
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1957/11/14 第27回国会 参議院

参議院会議録情報 第027回国会 本会議 第7号

#1
第027回国会 本会議 第7号
昭和三十二年十一月十四日(木曜日)
午一後一時五十八分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
 議事日程 第七号
  昭和三十二年十一月十四日
   午前十時開議
 第一 国会議員の歳費、旅費及び
  手当等に関する法律の一部を改
  正する法律案(衆議院提出)
          (委員長報告)
 第二 国会議員の秘書の給料等に
  関する法律の一部を改正する法
  律案(衆議院提出) (委員長
  報告)
    ―――――――――――――
#2
○議長(松野鶴平君) 参事に報告させます。
  〔参事朗読〕
本日委員長から左の報告書を提出した。
 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案可決報告書
 地方行政委員会請願審査報告書第一号
    ―――――――――――――
#3
○議長(松野鶴平君) その他諸般の報告は、朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#4
○議長(松野鶴平君) これより本日の会議を開きます。
 この際、日程に追加して、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。内開委員長藤田進君。
  〔藤田進君登壇、拍手〕
#6
○藤田進君 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。
 政府は、本法案を提出する理由として、国家公務員の給与に関し、本年七月十六日付をもって人事院から勧告が提出されたので、政府は、その内容について検討した結果、十二月に支給する期末、手当に関する部分については、この際、これを実施することが適当であるとの結論に達したので、国家公務員に対し、十二月十五日に支給する期末手当の額を〇・一五月分増額することに決定した。なお、本改正法案により増額されることとなる部分の本年十二月における支給については、昨年の例にならない、各庁の長が既定人件費の節約等によりまかない得る範囲内で定める割合により支給することとした、と述べております。
 内閣委員会は、前後四回にわたり委員会を開きまして本法案の審議に当りましたが、その間、今回の期末手当増額は補正予算によらず、各省庁の既定人件費の資金繰りの措置によることにたっているが、この増額分に充てる各省庁の財源の現状、地域給の暫定手当への切りかえによって生ずる剰余財源の処置、人事院が期末手当の増額と同時に勧告している通勤手当について、政府が今同法改正の措置をなさざりし理由と今後の措置、地方公務員に対する期末手当の増額に伴う地方団体の財源措置等の諸点につきまして、郡自治庁長官その他関係政府委員との間に質疑応答が重ねられましたが、その詳細は委員会会議録に譲りたいと存じます。
 本日の委員会におきまして、日本社会党の永岡委員より次の修正案が提出せられまして、その趣旨説明がなされました。右修正案の案文を朗読いたします。
   一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案
  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。
  本則中「二百六十」を「三百」に改める。
  附則第一項の項番号及び附則第二項を削る。
 右修正案に対し、国会法第五十七条の三の規定により、内閣の意見を徴しましたところ、藤原総理府総務副長官より、期末手当を〇・三五カ月分増額することは、民間のこの種の手当との均衡上適当でないので反対の旨の答弁がありました。
 質疑を終り、原案並びに修正案について討論に入りましたところ、日本社会党を代表して伊藤委員より、日本社会党提出の修正案に賛成、政府原案に反対の旨、自由局主党を代表して上原委員及び緑風会を代表して竹下委員より、それぞれ、日本社会党提出の修正案に反対、政府原案に賛成の旨の発言がありました。
 かくて討論を終り、採決に入り、まず、日本社会党提出の修正案について採決いたしましたところ、賛成少数をもって否決すべきものと議決せられ、次いで政府原案について採決いたしましたところ、賛成多数をもって政府原案通り可決すべきものと議決せられました。
 以上、御報告卑し上げます。(拍手)
#7
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。
 本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#8
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本案は可決せられました。
     ―――――・―――――
#9
○議長(松野鶴平君) 日程第一、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案
 日程第二、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案(いずれも衆議院提出)
 以上、両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。議院運営委員長安井謙君。
  〔安井謙君登壇、拍手〕
#11
○安井謙君 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案及び国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、議院運営委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 両案は、一般職の職員の例によりまして、各議院の議長、副議長、議員及びこれらの秘書が十二月十五日に受けるべき期末手当の額を、歳費ないし給料の〇・一五ヵ月分増額するため、それぞれ現行規定のうち「百分の二百三十」とあるのを「百分の二百六十」に改める等の内容を持つものであります。
 両案は、いずれも衆議院提出にかかるものでありまして、予算を伴うものでありますが、さしあたり本年度においては、既定予算の節約によって実行することになっております。
 本委員会といたしましては、あらかじめ庶務関係小委員会におきまして、その内容に検討を加え、さらに本委員会において慎重審議をいたしました結果、いずれも全会一致をもって可決すべきものと決定した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
#12
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより両案の採決をいたします。
 まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#13
○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本案は可決せられました
     ―――――・―――――
#14
○議長(松野鶴平君) 次に、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#15
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本案は、全会一致をもって可決せられました。
     ―――――・―――――
#16
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、地方行政委員長報告にかかる地方自治の確立に関する請願外二百二十六件の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。まず、委員長の報告を求めます。地方行政委員長小林武治君。
  〔小林武治君登壇、拍手〕
#18
○小林武治君 ただいま議題となりました請願について地方行政委員会における審査の結果を御報告申し上げます。
 請願第四百五十三号は、今次府県制度の根本的改革に当り、地方自治の本旨を具現するような改正をはかられたいというもの、第一号より第十号に至る十件、八十一号より百二号に至る二十二件、百九十九号より二百十三号に至る十五件、二百二十九号より二百七十五号に至る四十七件、三百十五号より三百四十三号に至る二十九件、四百二十三号より四百四十七号に至る二十五件、六百三十二号より六百九十四号に至る六十三件、三百五十二号及び五百二号の二件、合計二百十三件は、町村の議会に条例の定めるところにより事務局を置くことができるように地方自治法を改正されたいというもの、四百七十五号以下二件及び五百六十二号以下五件、合計七件は、市町村立全日制高等学校教職員の在職期間の全国通算を認められるように立法措置を望むというもの、二十七号、三百四十九号及び四百五十一号及び四百五十四号の四件は、いずれも新町村建設促進、あるいは新町村の育成強化のため各種の施策を要望するもの、四百八十五号は、地方自治体に対する国庫補助の額並びに起債のワクの早期決定と、その交付を早急にされたいというもの、四百五十号は、市町村民税の準率による減収に対する補てん措置を講ぜられたいというものであります。
 以上の請願二百二十七件は、委員会において審査の結果、いずれも願意おおむね妥当と認め、これを議院の会議に付し、内閣に送付を要するものと決定した次第であります。
 以上、御報告いたします。(拍手)
#19
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#20
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。
 よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決定いたしました。
     ―――――・―――――
#21
○議長(松野鶴平君) 参事に報告させます。
  〔参事朗読〕
本日委員長から左の案件について継続審査の要求書を提出した。
 法務委員会
  一、恩赦法の一部を改正する法律案(第二十六回国会参第二号)
  一、刑法等の一部を改正する法律案(第二十四回国会参第三号)
  一、幼児誘拐等処罰法案(第二十二回国会参第二六号)
  一、裁判所法等の一部を改正する法律案(第二十六回国会閣法第八九号)(予備審査)
 大蔵委員会
  一、入場税法の一部を改正する法律案(第二十六回国会衆第二〇号)(衆議院提出)
  一、接収貴金属等の処理に関する法律案(第二十四回国会閣法第一四八号)(衆議院送付)
 社会労働委員会
  一、公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案(第二十六回国会参第五号)
  一、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案(第二十四回国会参第一一号)
  一、慰老年金法案(第三十四回国会参第一三号)
  一、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案(第二十二回国会参第九号)
  一、駐留軍関係離職者等臨時措置法案(衆第二号)(予備審査)
  一、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(衆第四号)(予備審査)
  一、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(衆第五号)(予備審査)
  一、国又は地方公共団体が失業対策事業のため雇用した職員に対する期末手当に関する法律案(衆第六号)(予備審査)
  一、最低賃金法案(第二十六回国会衆第三号)(予備審査)、家内労働法案(第二十六回国会衆第四号)(予備審査)
  一、病理細菌検査技師法案(第二十六回国会衆第四一号)(予備審査)
  一、角膜移植に関する法律案(第二十六回国会衆第四三号)(予備審査)
  一、地区衛生組織の育成に関する法律案(第二十六回国会衆第四八号)(予備審資)
 逓信委員会
  一、電波法の一部を改正する法律案(第二十六回国会参第七号)
  一、郵政事業職員等共済組合法案(第二十六回国会参第八号)
 建設委員会
  一、公営住宅法の一部を改正する法律案(第二十六回国会参第一一号)
  一、住宅公社法案(第二十六回国会参第二一号)
  一、建設業法の一部を改正する法律案(第二十二回国会参第二二号)
 決算委員会
  一、昭和三十年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十年度政府関係機関決算書
  一、昭和三十年度国有財産増減及び現在額総計算書
  一、昭和三十年度国有財産無償貸付状況総計算書
 議院運営委員会
  一、議院及び国立国会図書館の運営に関する件
本日委員長から左の調査について継続調査の要求書を提出した。
 法務委員会
  一、検察及び裁判の運営等に関する調査
 外務委員会
  一、国際情勢等に関する調査
 大蔵委員会
  一、租税及び金融等に関する調査
 社会労働委員会
  一、労働情勢に関する調査
  一、社会保障制度に関する調査
 農林水産委員会
  一、農林水産政策に関する調査
 商工委員会
  一、経済の自立と発展に関する調査
 運輸委員会
  一、運輸事情等に関する調査
 逓信委員会
  一、郵政事業の運営に関する調査
  一、電気通信並びに電波に関する調査
 建設委員会
  一、建設事業並びに建設諾計画に関する調査
 予算委員会
  一、予算の執行状況に関する調査
 決算委員会
  一、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査
     ―――――・―――――
#22
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#23
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 ただいま参事に報告させました通り、各委員長から継続審査及び継続調査の要求書が提出されております。
 各委員長要求の通り、委員会の審査及び調査を閉会中も継続することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#24
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 よって各委員長要求の通り、委員会の審査及び調査を閉会中も継続することに決しました。
 これにて暫時休憩いたします。
   午後二時十八分休憩
     ―――――・―――――
   午後七時十一分開議
#25
○議長(松野鶴平君) 休憩前に引き続き、これより会議を開きます。
 参事に報告させます。
  〔参事朗読〕
本日委員長から左の報告書を提出した。
 文教委員会請願審査報告書第一号
 内閣委員会請願審査報告書第一号
     ―――――・―――――
#26
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、文教委員長報告にかかる義務教育学校の学級編成基準等に関する請願外百四十九件の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。文教委員長秋山長造君。
  〔藤田進君登壇、拍手〕
#28
○藤田進君 ただいま議題となりました請願二十二件につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果をご報告いたします。
 内閣委員会は、本日の委員会にお勇まして、付託の請願二十四件を審査いたしました結果、寒冷地手当、石炭手当及び薪炭手当等に関する請願七件、旧令共済組合に関する請願一件、常勤職員等の定員化に閉する請願二件、行政機構に関する請願二件、恩給に爾する請願六件、退職手当に関する請願四件は、いすれもその願意おおむね妥当なものと認め、院議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。
#29
○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 これらの請願は、委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#30
○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決定いたしました。
     ―――――・―――――
#31
○議長(松野鶴平君) 参事に報告させます。
  〔参事朗読〕
本日内閣委員長から左の議案について継続審査の要求書を提出した。
 一、恩給法第十一条第一項等の金融機関を定める法律案(第二十六回国会参第一〇号)
 本日委員長から左の調査について継続調査の要求書を提出した。
 内閣委員会
  一、国家行政組織に関する調査、
  一、国の防衛に関する調査
  一、国家公務員制度及び恩給に関する調査
 地方行政委員会
  一、地方行政の改革に関する調査
 文教委員会
  一、教育、文化及び学術に関する調査
     ―――――・―――――
#32
○議長(松野鶴平君) この際、日程に追加して、委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#33
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
 ただいま参事に報告させました通り、各委員長から継続審査及び継続調査の要求書が提出されております。各委員長要求の通り、委員会の審査及び調査を閉会中も継続することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#34
○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって、各委員長要求の通り、委員会の審査及び調査を閉会中も継続することに決しました。
 これにて休憩いたします。
   午後七時十六分休憩
  〔休憩後開議に至らなかった〕
     ―――――・―――――
○本日の会議に付した案件
 一、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案
 一、日程第一 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案
 一、日程第二 国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案
 一、地方自治の確立に関する請願外二百二十六件の請願
 一、委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件
 一、義務教育学校の学級編成基準等に関する請願外官四十九件の請願
 一、岩手県花巻市等の寒冷地手当に関する請願外二院・一件
ソース: 国立国会図書館
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