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1957/11/02 第27回国会 参議院 参議院会議録情報 第027回国会 議院運営委員会 第2号
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1957/11/02 第27回国会 参議院

参議院会議録情報 第027回国会 議院運営委員会 第2号

#1
第027回国会 議院運営委員会 第2号
昭和三十二年十一月二日(土曜日)
   午後一時三十一分開会
  ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     安井  謙君
   理事
           斎藤  昇君
           佐野  廣君
           小酒井義男君
           小林 孝平君
   委員
           田中 茂穂君
           中野 文門君
           仲原 善一君
           前田佳都男君
           阿部 竹松君
           坂本  昭君
           柴谷  要君
           田畑 金光君
           成瀬 幡治君
           上林 忠次君
        ―――――
   副  議  長 寺尾  豊君
        ―――――
  政府委員
   内閣官房副長官 岡崎 英城君
   総理府総務副長
   官       藤原 節夫君
   法務政務次官  横川 信夫君
   厚生省保険局長 高田 正巳君
   運輸政務次官  木村 俊夫君
   郵政政務次官  最上 英子君
   労働政務次官  二階堂 進君
  事務局側
   事 務 総 長 河野 義克君
   参     事
   (事務次長)  宮坂 完孝君
   参     事
   (委員部長)  渡邊  猛君
   参     事
   (記録部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (警務部長)  佐藤 忠雄君
   参     事
   (庶務部長)  小澤 俊郎君
  法制局側
   法 制 局 長 齋藤 朔郎君
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○国家行政組織に関する調査承認要求
 の件
○国の防衛に関する調査承認要求の件
○国家公務員制度及び恩給に関する調
 査承認要求の件
○地方行政の改革に関する調査承認要
 求の件
○農林水産政策に関する調査承認要求
 の件
○運輸事情等に関する調査承認要求の
 件
○中央厚生保護審査会委員の任命につ
 き事後承認に関する件
○鉄道建設審議会委員の任命同意に関
 する件
○運輸審議会委員の任命につき事後承
 認に関する件
○日本放送協会経営委員会委員の任命
 につき事後同意に関する件
○労働保険審査会委員の任命につき事
 後承認に関する件
○原子力委員会委員の任命につき事後
 承認に関する件
○公正取引委員会委員長の任命につき
 事後承認に関する件
○社会保険審査会委員の任命につき事
 後承認に関する件
○日本銀行政策委員会委員の任命同意
 に関する件
○検査官の任命につき事後承認に関す
 る件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(安井謙君) ただいまより議院運営委員会を開きます。
 調査承認要求の取扱いに関する件、委員部長から報告いたさせます。
#3
○参事(渡邊猛君) お手元に配付いたしました資料の通り内閣、地方行政、農林水産、運輸の各委員長から、それぞれ調査承認要求の件が提出されております。
 調査期間は今期国会開会中でございます。
#4
○委員長(安井謙君) 本要求に対し承認を与えることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(安井謙君) 御異議ないと認めまして、さように決定いたします。
  ―――――――――――――
#6
○委員長(安井謙君) 次に、内閣から、日本銀行政策委員会委員ほか九件の人事案件が提出されております。
 時間の関係もございますので、本日は説明を聞くにとどめ、審議決定は次回に譲りたいと存じますが、御異議ございませんか。
  [「異議なし」と呼ぶ者あり]
#7
○委員長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 それでは、便宜、一括議題とし、順次、政府側から御説明を願います。
 中央更生保護審査会委員の任命につき事後承認に関する件。
#8
○政府委員(横川信夫君) 中央更生保護審査会委員木内良胤君は、本年七月三十一日任期満了となりましたが、翌日付再任いたしましたので、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知のように、木内君は、大正十年四月大学卒業後、外務省に入り、以後、領事官補、外交官補、大使館三等書記官、公使館一等書記官、総領事、大使館参事官等を歴任し、その間、広東、仏国、伊国、スイス国、トルコ国等に在勤し、また、国際会議帝国事務局事務官等の職にもありましたが、昭和二十一年四月退任いたしました。その後、約三年半にわたり、財団法人日本文化放送協会常務理事として文化活動に従事していたものでありますが、昨三十一年五月二十六日、中央更生保護審査会委員に任命され、本年七月三十一日任期満了となりましたので、翌日付同審査会委員に再任され、現在に至っておるものであります。
 同君の属歴は以上の通りであります。が、戦犯関係または刑余者保護等の問題について深き理解と熱意のあるところよりして、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権の実施について法務大臣に申し出をなし、並びに地方更生保護委員会のなした決定に基いて審査決定をする等の処分であるとか、同審査委員会の委員として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認賜わりますようお願い申し上げます。
  ―――――――――――――
#9
○委員長(安井謙君) 次に、鉄道建設審議会委員の任命同意に関する件並びに運輸審議会委員の任命につき事後承認に関する件。
#10
○政府委員(木村俊夫君) まず、最初に鉄道建設審議会委員の任命につき両議院の同意を求める件について御説明申し上げます。
 鉄道建設審議会委員佐藤博夫、平山孝、今里廣記、關桂三、島田孝一及び山崎匡輔の六君は、本年七月二十六日任期満了となりましたので再任いたしたく、また、同日任期満了となりました湯河元威、迫静二の両君の後任といたしまして、楠見義男、酒井杏之助の両君を任命いたしたく、鉄道敷設法第六条第二項の規定によりまして両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知の通り、佐藤君は、明治四十年阪神急行電鉄の前身であります箕面有馬電気軌道株式会社に入りました。阪神急行電鉄及び東洋映画の各株式会社の取締役社長を歴任いたし、現に京阪神急行電鉄株式会社取締役会長等の職にあるものであります。昭和二十八年七月及び同三十年七月にそれぞれ鉄道建設審議会委員に任命され、本年七月二十六日任期満了いたしましたが、引き続きその職務を行っていたものでございます。
 平山君は、大正十年四月大学卒業後、鉄道省に入りました。以来、鉄道官吏として多年勤務し、その間、名古屋鉄道局長、東京鉄道局長、鉄道省経理局長、総務局長及び運輸通信省鉄道総局総務局長等を歴任いたしました。昭和十九四月退官、その後、東京急行電鉄株式会社の副社長及び社長を経て、同二十年八月運輸次官、同二十二年二月退官、現に全日本観光連盟の副会長等の職にあるものであります。同二十六年六月、同二十八年七月及び同三十年七月にそれぞれ鉄道建設審議会委員に任命され、本年七月二十六日任期満了いたしましたが、引き続きその職務を行なっていたものでございます。
 今里君は、昭和十四年四月、航空機材工業株式会社取締役に就任し、その後、日本特殊鋼材工業及び日本航空機工業の各株式会社の専務取締役、日本金属産業株式会社取締役社長等を経まして、現に日本精工株式会社取締役社長等の職にあるものでありまして、同三十年七月、鉄道建設審議会委員に任命され、本年七月二十六日任期満了いたしましたが、引き続きその職務を行なっていたものであります。
 關君は、明治四十一年七月大学卒業後、大阪紡績株式会社に入社し、その後、東洋紡績株式会社の常務取締役、専務取締役、副社長、社長及び繊維統制会、日本繊維協会の各会長を歴任いたしました。現に東洋紡績株式会社相談役等の職務にあるものであります。昭和二十八年七月及び同三十年七月に、それぞれ鉄道建設審議会委員に任命され、本年七月二十六日に任期満了いたしましたが、引き続きその職務を行なっていたものであります。
 楠見君は、昭和三年三月大学卒業後、農林省に入り、以来、農林官吏とし多年勤務し、その間、農商省総務局長、同資材局長、食糧管理局長官及び農林次官等を歴任し、昭和二十二年四月退官、その後、参議院議員に当選いたしまして、現に農林中央金庫理事長等の職にあるものであります。
 酒井君は、大正十一年四月株式会社第一銀行に入り、同行調査課長を経て、株式会社帝国銀行取締役、次いで第一銀行取締役副頭取を歴任し、現に同行頭取の職にあるものであります。
 島田君は、大正六年七月大学を卒業し、昭和十一年三月早稲田大学講師に就任いたしました。その後、同大学教授、総長を経て、現に同大学教授の職にあるものであります。昭和二十六年六月、同二十八年七月及び同三十年七月に、それぞれ鉄道建設審議会委員に任命されました。本年七月二十六日任期満了いたしましたが、引き続きその職務を行なっていたものであります。
 山崎君は、大正五年四月大学卒業後、翌六年六月鉄道院に入りまして、鉄道院技師、東京帝国大学の助教授及び教授、文部省科学教育局長、文部次官等を歴任いたしまして、昭和二十二年二月退官、その後、東京都教育委員会の委員及び委員長、日本放送協会の常務理事及び顧問等を経て、現に成城学園長の職にあるものでありますが、昭和二十六年六月、同二十八年七月及び同三十年七月に、それぞれ鉄道建設審議会委員に任命され、本年七月二十六日任期満了いたしましたが、引き続きその職務を行なっていたものであります。
 以上、申し述べましたように、佐藤、平山の両君は運輸業について今里君は鉱工業について、關君は商業について、楠見君は農林水産業、また酒井君は金融業につきまして、それぞれすぐれたる識見と経験とを有するものでございます。柴田、山崎の両君は鉄道建設に関し、すぐれた学識と経験を有するものでありますので、鉄道建設審議会委員として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意下さいますようお願いいたします。
 続きまして、運輸審議会委員の任命につき両議院の承認を求める件について御説明申し上げます。
 運輸審議会委員岩村勝及び中島登喜治の両君は、本年六月十五日任期満了となりましたが、両君を翌日付任命いたしましたので、運輸省設置法第九条第三項の規定により両議院の承認を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知の通り、岩村君は、大正十四年三月大学卒業後、鉄道省に入りました。以来、新潟鉄道局経理部長、本省の鉄道調査部第四課長、監理局財務課長等を歴任いたしまして、昭和二十一年四月、運輸大臣官房考査室長となりましたが、翌二十二年二月退官いたしました。その後、約七年間にわたり衆議院常任委員会専門員の職にあり、次いで昭和二十九年六月運輸審議会委員に任命され、本年六月十五日任期満了となりましたので、翌日付同審議会委員に任命されまして現在に至っておる者でございます。
 中島君は、大正五年五月大学卒業後、司法省に入り、以来、静岡地方裁判所長、大審院判事及び広島控訴院長等を歴任、昭和二十二年九月、東京高等裁判所判事となりましたが、昭和二十七年五月退官いたしました。その後、弁護士となり、次いで昭和二十九年六月、運輸審議会委員に任命され、本年六月十五日任期満了となりましたので、翌日付同審議会委員に任命され、現在に至っておる者でございます。
 以上、申し述べましたように、両君はその経歴から見ましても、いずれも広い経験と深い識見を有するものでございますので、運輸審議会委員として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認下さいますようお願いいたします。
  ―――――――――――――
#11
○委員長(安井謙君) 次に、日本放送協会経営委員会委員の任命について事後同意に関する件。
#12
○政府委員(最上英子君) 日本放送協会経営委員会委員阿部清、俵田明及び伊藤豊次の三君は、いずれも本年六月三日任期満了となりましたが、同君等を同月十四日再任いたしましたので、放送法第十六条第三項の規定により両議院の事後の同意を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知のように、阿部君は、大正七年七月大学卒業後、財団法人青柳研究所技師となり、次いで京都帝国大学の講師及び助教授を経て、昭和十五年三月同大学教授となりましたが、同三十年六月退官、その後、翌三十一年四月、日本放送協会経営委員会委員に任命されましたが、本年六月三日任期満了となりましたので、同月十四日再任され、現在に至っているものでありまして、現に同志社大学教授及び同大学院教授の職にもあるものであります。
 俵田君は、大正元年九月東京工学院電気工学高等科卒業後、大正十二年九月、宇部セメント製造株式会社取締役になり、次いで沖ノ山炭鉱及び宇部窒素工業の各株式会社の専務取締役、宇部窒素工業及び宇部油化工業の各株株式会社の取締役社長を経て、現に宇部興産株式会社の取締役社長に就任しているものでありまして、この間、朝鮮セメント、山陽化学、中国電力等の各株式会社の役員の職にあったものであります。その後、昭和二十九年六月、日本放送協会経営委員会委員に任命されましたが、本年六月三日任期満了となりましたので、同月十四日再任され、現在に至っているものであります。
 伊藤君は、明治四十五年三月札幌中学校卒業後、株式会社伊藤組に入社し、鉄工、木材、土木建築の業務に従事しておりましたが、昭和二十一年一月、伊藤組土建株式会社取締役社長となり、次いで伊藤組鉄工、伊藤組木材及び伊藤組農林の各株式会社等の取締役社長に就任しました。その後、同二十九年六月、日本放送協会経営委員会委員に任命されましたが、本年六月三日任期満了となりましたので、同月十四日再任され、現在に至っているものでありまして、現に前記各株式会社及び北海道機械開発株式会社の取締役会長等の職にもあるものであります。
 以上申し述べましたように、三君は、その経歴から見まして、いずれも公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、教育、科学、産業の各分野において、広い知識と経験を有し、放送法付則別表に定める地区に居住しておりまして、日本放送協会経営委員として、その手腕と経験を生かすためにも最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意下さいまするようにお願いいたします。
  ―――――――――――――
#13
○委員長(安井謙君) 次に、労働保険審査会委員の任命につき事後承認に関する件。
#14
○政府委員(二階堂進君) 御説明申し上げます。
 労働保険審査会委員大西清治君は、本年七月三十一日任期満了となりましたが、翌日付再任いたしましたので、労働保険審査官及び労働保険審査会法第二十七条第三項の規定により、両議院の事後承認を求めるために本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知のように、大西君は、大正五年五月金沢医学専門学校を卒業後、農商務省に入り、以来、労務、工場、鉱務の各監督官等を歴任いたしましたが、昭和十九年七月退官、同時に満洲国厚生科学研究所研究官となり、その後、大阪及び栃木の各労働者災害補償審査会会長、労働者災害補償保険審査会会長、中央労働基準審議会委員、けい肺対策審議会会長等の職にありましたが、昨年八月、労働保険審査会委員に任命され、本年七月三十一日任期満了となりましたので、翌日付再任され、現在に至っておるものでありまして、また現に、けい肺労災病院長及び中央けい肺診査医の各職にもあるものであります。
 以上申し述べましたように、同君は、その経歴から見まして、人格高潔であって、労働問題に関する見識を有し、かつ労働保険に関し豊富な学識経験を有するものでありますので、同審査会委員として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されるようお願いいたします。
  ―――――――――――――
#15
○委員長(安井謙君) 次に、原子力委員会委員の任命につき事後承認に関する件並びに公正取引委員会委員長の任命につき事後承認に関する件。
#16
○政府委員(藤原節夫君) 最初に、原子力委員会委員の任命につき両議院の事後の承認を求める件について御説明申し上げます。
 原子力委員会委員有澤廣巳及び藤岡由夫の両君は、本年六月三十日任期満了となりましたが、両君を翌日付再任いたしましたので、原子力委員会設置法第八条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知のように、有澤君は、大正十一年三月大学卒業後、東京帝国大学助教授等を経て、昭和二十年十一月回大学教授に任ぜられましたが、同三十一年三月退官したものでありまして、この間、大学の経済学部長、経済安定本部及び通商産業省の各顧問、社会保障制度審議会及び統計審議会の各委員等の職にあったほか、昨三十一年一月、原子力委員会委員に任命されたものであります。その後、本年六月同委員会委員は任期満了となりましたので再任され、現在に至ったものでありまして、また、現に国土総合開発審議会、雇用審議会、経済審議会の各委員等の職にもあるものであります。
 藤岡君は、大正十四年三月大学卒業後、東京文理科大学助教授等を経て、昭和十六年五月同大学教授に任ぜられましたが、同三十年十二月退官したものでありまして、この間、大学の理学部長及び大学の光学研究所長等の職にあったものであります。その後、翌三十一年一月原子力委員会委員に任命されましたが、本年六月任期満了となりましたので再任され、現在に至っているものでありまして、また、現に日本工業標準調査会委員の職にもあるものであります。
 以上申し述べましたように、両君は、その経歴から見ましても原子力委員会委員として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されるようお願いいたします。
 次に、公正取引委員会委員長の任命につき両議院の事後承認を求める件について御説明申し上げます。
 公正取引委員会委員長横田正俊君は、本年七月三十日任期満了となりましたが、同君は翌日付任命いたしましたので、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第三十条第四項の規定により、両議院の事後の承認を求めるために本件を提出いたしました。
 公正取引委員会委員長は、年令が三十五年以上で、法律または経済に関する学識経験のある者のうちから、内閣総理大臣が両議院の同意を得てこれを任命することになっております。
 お手元の履歴書で御承知のように、横田君は、大正十二年三月大学卒業後、司法省に入り、判事、司法書記官、民事局第一誤長、東京控訴院判事を歴任の後、東京民事地方裁判所及び東京控訴院の各部長、大審院判事、甲府地方裁判所長等を経て臨時企画部部長を命ぜられました。その後、昭和二十二年七月公正取引委員会委員に、次いで同二十七年二月及び同年七月にそれぞれ同委員会委員長に任命されましたが、本年七月三十日任期満了となりましたので、翌日付同委員会委員長に任命され現在に至っているものであり、また、法制審議会委員の職にもあるものであります。
 以上申し述べましたように、同君は、その経歴から見まして、同委員会委員長として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されますようお願いいたします。
  ―――――――――――――
#17
○委員長(安井謙君) 次に、社会保険審査会委員の任命につき事後承認に関する件。
#18
○政府委員(高田正巳君) 御説明申し上げます。
 社会保険審査会委員簗誠君は、去る八月三十一日に任期満了となりましたが、翌日付で再任いたしましたので、社会保険審査官及び社会保険審査会法第二十二条第三項の規定に基き両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。
 簗君は、お手元にございます履歴書で御承知のように、大学卒業後、当時の東京府を初めとして、長野県、大阪府及び京都府の健康保険課長を経て、昭和十年五月厚生省社会局に入り、以来、社会局、総務局、人口局及び健民局の各課長を歴任の上、昭和二十四年九月退官いたしましたが、同年十月、厚生省調査員として保険局に勤務し、昭和二十七年六月に社会保険審査会委員に任命され、その後、昭和二十八年九月及び昭和二十九年九月にそれぞれ再任され、また引き続き本年九月一日に再任されたものであります。
 以上申し述べましたように、同君は、その経歴から見まして社会保障に関する識見を有し、かつ社会保険に関する学識経験を有するものであり、社会保険審査会委員として最も適任であると存じますので、何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されるようお願い申し上げます。
  ―――――――――――――
#19
○委員長(安井謙君) 次に、日本銀行政策委員会委員の任命同意に関する件並びに検査官の任命につき事後承認に関する件。
#20
○政府委員(岡崎英城君) 御説明申し上げます。
 日本銀行政策委員会委員原邦造君は、本年六月十六日任期満了となりましたので再任いたしたく、日本銀行法第十条ノ四第三項の規定により両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知のように、原君は、明治四十年七月大学卒業後、大正三年二月、日本製麻株式会社取締役となり、以来、横浜船渠、東武鉄道、電気化学工業、明治製糖、日興証券、日本土地山林、高島屋、同和火災保険、東洋高圧工業、日本アルミニウム、王子製紙工業、中山製鋼所、三井物産等の各株式会社の役員及び帝都高速度交通営団総裁の職にあった者であり、昨三十一年二月十四日、日本銀行政策委員会委員を命ぜられ、本年六月十六日任期満了となりましたが、引き続き再任しているものでありまして、また、現に東京瓦斯株式会社顧問及び日本航空株式会社相談役の各職にもある者であります。
 以上申し述べましたように、同君は、商業及び工業に関しすぐれた経験と識見を有するものでありまして、日本銀行政策委員会委員として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
 次に、検査官東谷傳次郎君は、本年八月二十二日任期満了となりましたが、同君の後任として、翌二十三日、芥川治君を任命いたしましたので、会計検査院法第四条第四項の規定により両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。
 お手元の履歴書で御承知のように、芥川治君は、昭和五年三月大学卒業後、鉄道省に入り、鉄道局書記に任命せられ、以来、鉄道局副参事、鉄道省事務官、鉄道調査部書記官、鉄道監察官、運輸通信書記官、運輸事務官等を歴任し、この間、門司鉄道局総務部長、本省の課長等を経て四国鉄道局長となり、次いで大臣官房長を命ぜられた後、翌二十四年六月、日本国有鉄道の鉄道公安局長となりましたが、同年八月退職いたしました。その後、同年十月参議院参事に任ぜられ、総務部長、事務次長を経て、同二十八年六月参議院事務総長に当選し、約四年間にわたりその要職にありましたが、本年八月、検査官に任命され、現在に至っているものであります。
 以上申し述べましたように、同君は、その経歴から見まして、検査官として最も適任であると存じます。
 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されるようお願いいたします。
#21
○事務総長(河野義克君) ちょっと誤植がございましたので正誤をさせていただきます。
 運輸審議会委員の政府からの提出文がありますが、その中の最後に「中村登喜治」とありますのは「中島登喜治」君の誤まりであります。履歴書は政府の方から出ますが、上の提出文は私どもの方でつけますので、私どもの手落ちでございまして、まことに恐縮でございますが、直さしていただきます。
#22
○委員長(安井謙君) 別に御発言もなければ、以上十件は各会派へお持ち帰りを願いまして、本日はこれにて散会いたします。
   午後二時三分散会
   ――――・――――
ソース: 国立国会図書館
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