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1956/05/14 第26回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第026回国会 建設委員会 第22号
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1956/05/14 第26回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第026回国会 建設委員会 第22号

#1
第026回国会 建設委員会 第22号
昭和三十二年五月十四日(火曜日)
    午前十時五十七分開議
 出席委員
   委員長 薩摩 雄次君
   理事 荻野 豊平君 理事 瀬戸山三男君
   理事 二階堂 進君 理事 前田榮之助君
   理事 三鍋 義三君
      生田 宏一君    大高  康君
      高木 松吉君    徳安 實藏君
      堀川 恭平君    松澤 雄藏君
      井谷 正吉君    中島  巖君
      山下 榮二君
 出席政府委員
        建設事務官
        (住宅局長事務
        取扱)     鬼丸 勝之君
 委員外の出席者
        参議院議員   石井  桂君
        参議院議員   田中  一君
        専  門  員 山口 乾治君
    ―――――――――――――
五月十三日
 委員佐々木良作君辞任につき、その補欠として
 伊瀬幸太郎君が議長の指名で委員に選任され
 た。
    ―――――――――――――
五月十三日
 建築士法の一部を改正する法律案(参議院提出
 、参法第五号)
同月十一日
 県道檮原野村線貫通促進等に関する請願(井谷
 正吉君紹介)(第三〇四四号)
 県道本庄、富岡、野沢線国道編入に関する請願
 (西村彰一君紹介)(第三〇四五号)
 一級国道十九号線松本、長野間舗装改修促進に
 関する請願(西村彰一君紹介)(第三〇四六号)
 県道鹿屋都城線の二級国道編入に関する請願(
 二階堂進君紹介)(第三一四三号)
 垂水町、串長町間道路の舗装に関する請願(二
 階堂進君紹介)(第三一四四号
の審査を本委員会に付託された。
五月十一日
 雪害対策推進に関する陳情書(新潟市学校町通
 二番町五二九二新潟県町村会長渡辺幸太郎)(
 第九五八号)
 庶民住宅増設に関する陳情書(岸和田市議会議
 長東京為三郎外六十四名)(第九七九号)
 二級国道明石、舞鶴線舗装促進に関する陳情書
 外一件(西脇市議会議長戸田平吉外一名)(第
 九八一号)
 駐車場法制定に関する陳情書(東京都交通対策
 協議会長警視総監川合寿人)(第一〇二一号)
を本委員会に参考送付された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 建築士法の一部を改正する法律案(参議院提
 出、参法第五号)
    ―――――――――――――
#2
○薩摩委員長 これより会議を開きます。
 昨日付託になりました建築士法の一部を改正する法律案を議題とし審査を進めます。まず提出者より提案の趣旨につきまして説明を聴取いたします。田中一君。
#3
○田中(一)参議院議員 ただいま議題となりました建築士法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨をご説明申し上げます。
 建築士法は、建築物の設計、工事監理等を行う技術者の資格を定めて業務と責任の範囲を明らかにし、建築物の災害等に対する安全性の確保と国民の生命財産の保護をはかり、もって社会公共の福祉の増進に資することを目的として、昭和二十五年に制定されたものであります。以来六年余にわたり、わが国の建築物の質の向上に寄与して参ったのでありますが、最近における建築事情や同法施行の状況にかんがみまして、次の諸点を改正する必要がありますので、ここに本法律案を提出した次第であります。
 すなわち第一点は、建築士の業務の範囲についてであります。現在一級建築士または二級建築士でなければ設計または工事監理をしてはならない建築物の範囲は、鉄筋コンクリート造等にあっては延べ面積が三十平方メートルをこえるもの、木造にあっては延べ面積が百五十平方メートルをこえまたは三階以上の建築物と規定されております。さらに土地の状況によっては都道府県条例で規模の制限を変えることができることになっておりますが、最近におきましては相当数の府県におきまして規模の限界を百平方メートルに下げている状況にありますので、この際木造建築物の質の向上と確保をはかるため建築士の取り扱う業務の範囲を拡張して、木造については延べ面積百平方メートル以上の建築物を対象としたことであります。
 第二点は、建築士の素質の改善と技術の進歩向上のため、新たに建築士会に関する規定を設けたことであります。すなわち、現在は建築士の有志が任意に全国都道府県に建築士会を設けて、会員相互の親睦、協調、監督官庁との連絡等に努めてきているのにすぎませんので、このたび公的機関としての建築士会を設け、建築士の品位の保持と業務の進歩改善をさらにはかるようにしたことであります。
 なお、第一に申し述べました建築士の業務の拡張に伴いまして、この際特例として、一定の学歴または建築に関して一定年数の実務の経験を有する者については、都道府県知事の選考を受けて、試験を受けないで二級建築士の免許を受けることができるようにし、木造建物の設計監理等の需要に対し渋滞を来たさないようにいたしたことであります。
 以上が本法律案の提案の理由及びその要旨でありますが、何とぞ慎重御審議の上すみやかに御可決下さるようお願いいたします。
#4
○薩摩委員長 本案に対する質疑を行います。――御質疑がないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終局することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○薩摩委員長 御異議なしと認めます。
 これより本案を討論に付します。――討論の通告がないようでございますから、討論は省略し、直ちに採決を行います。
 建築士法の一部を改正する法律案につき、賛成の諸君の御起立を願います。
  〔総員起立〕
#6
○薩摩委員長 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
 なお、本案に関する報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○薩摩委員長 御異議なしと認めます。
 本日はこれにて散会することとし、次会は公報をもってお知らせいたします。
  午前十一時二分散会
ソース: 国立国会図書館
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