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1956/03/07 第26回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第026回国会 議院運営委員会 第18号
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1956/03/07 第26回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第026回国会 議院運営委員会 第18号

#1
第026回国会 議院運営委員会 第18号
昭和三十二年三月七日(木曜日)
    午後零時十二分開議
 出席委員
   委員長 保利  茂君
   理事 荒舩清十郎君 理事 佐々木秀世君
   理事 園田  直君 理事 池田 禎治君
   理事 野原  覺君
      内田 常雄君    大野 市郎君
      徳田與吉郎君    栗原 俊夫君
      小牧 次生君    佐々木良作君
      八木  昇君
 委員外の出席者
        議     長 益谷 秀次君
        副  議  長 杉山元治郎君
        事 務 総 長 鈴木 隆夫君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 売春対策審議会委員任命につき国会法第三十九
 条但書の規定により議決を求めるの件
 国会法第五十六条の二による本会議における議
 案の趣旨税明聴取の件
 議員大麻唯男君逝去にっき追悼演説の件
 本日の本会議の議事等に関する件
    ―――――――――――――
#2
○保利委員長 それでは会議を開きます。
 まず、売春策審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてであります。前会留保されておりますが、お持ち帰りになりました案件はいかがでございましょうか。
#3
○園田委員 異議ございません。
#4
○池田(禎)委員 私の方も異議ありません。
#5
○保利委員長 それでは、本件は本院議員世耕弘一君及び参議院議員佐野廣君の任命につき、本日の本会議において議決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○保利委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#7
○保利委員長 次に、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてであります。本院議員樋美省吾君の後任として、二階堂進君を任命いたしたいとの内閣よりの申し出でありますが、本件は本日は留保いたし、次会までに各派の態度をおきめ願うことにいたしたいと思います。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○保利委員長 次に、故大麻唯男君に対する追悼演説の件であります。追悼演説者は社会党の坂本泰良君にお願いいたすことといたし、本件は本日の本会議壁頭に行うことといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○保利委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#10
○保利委員長 次に、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、本件についての御意見はいかがでございましょうか。
#11
○園田委員 ただいまの件につきましては、両党で相談いたしました結果、社会党から要求されておりますもののうち、中小企業組織法案、中小企業組織法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案、以上の案件は、政府からこれに関する法律案が出されると同時に、これを本会議において説明を聴取する、次に租税特別措置法案、これは本日の本会議において説明を聴取し、質疑を行う、最低賃金法案、及び家内労働法案、これも適当な時期に本会議において説明を聴取する、地方交付税法の一部を改正する法律案、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これも適当な時期に本会議において説明を聴取する、裁判所法等の一部を改正する法律案、これは明日の本会議において説明を聴取することと予定し、揮発油税法案は本会議で説明を聴取しない、以上のように両党間で話し合いがきまりましたので、御了承を願います。
#12
○保利委員長 御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○小牧委員 ちょっと園田さんにお伺いしますが、この中で揮発油税法案の説明だけどうしてやらないのですか。
#14
○園田委員 どうしてということはありません。わが党の方では、中小企業の関係の法律案も、何ら本会議において質疑をしたいという申し出もないのであります。社会党の方では、これを上程をして説明をし、質疑を受けたいというのです。その他の問題も、わが党においては委員会で詳細説明を聞き、質疑をやればいいのであって、何も委員会本位の今日の国会においてやる必要はない、さほどの問題でないという意見であります。社会党の方は全部やれという意見。そこでいろいろ相談の結果、社会党の意見と私の方の意見といろいろ折衝の結果、こういうふうにきまったわけであります。
#15
○池田(禎)委員 今、両党の対策委員長、副委員長会議できまりましたのですから、その趣旨は私も了といたします。ただ、この際申し上げておきたいことは、中小企業の法案は、政府提出法案というのには、現に与党の中において、農林委員会等においては反対の意思を表明しておる。そういたしますと、政府案が出てくるまでは、社会党の案というものは留保されなければならぬ。これは現に二月十三日に社会党は提出をしておる。そこで、本来ならば官房長官に来ていただいて、いつごろ提出の責任が持てるかということを伺いたいのです。今の園田さんの話は、私ども了といたしますが、どうか政府においても、すみやかに提案できるように準備を進められたい。
#16
○野原委員 これに関連というわけでもありませんが、ちょっと法案を委員会に付託する件について、非常な疑義を生じてきた案件があるわけです。というのは、御承知のように、もみにもんだ国土開発縦貫自動車道建設法が、衆議院では三月五日の本会議で議決になった。ところが、三月四日の内閣提出の高速自動車国道法案があるわけですが、この国土開発縦貫自動車道建設法で与野党、政府との間に非常な論争の的であった第三条の三項、並びに第五条、つまり所管を運輸大臣または建設大臣にするか、内閣総理大臣にするかということが非常に問題になって、そうして内閣総理大臣ということに落ちついて、満場一致議決したにもかかわらず、高速自動車国道法案が三月四日、その前日に提出されておりますけれども、それによると、今度は内閣総理大臣のところを削除して、つまり国土開発縦貫自動華道建設法の第三条の三項並びに第五条、これに内閣総理大臣とあるのを、運輸大臣または建設大臣と読みかえる、三月五日の本会議で満場一致通しておきながら、手のひらを返すがごとく、この国会で満場一致通ったものを全然否定する提案が政府から出されてきておるわけです。私はこの問題は、法案の取扱いについて実は非常に疑義があると思う。たとえば一事不再議の問題も生じてくるでしょう。あるいはまた、議員立法に対する権威の問題ということも考えなければならぬと思う。だから、この疑義は、当然法案取扱い上の、形式上の疑義でございますから、この委員会の所管になろうかと思います。そこで、結論を申し上げますと、この疑義が解明されない限り、高速自動車国道法案をどの委員会かにあわてて付託するということは反対、この疑義が解明されたならば、いずれの委員会に付託するかは、問題のあった法案だけに、議運の委員会で慎重に検討して臨まれるようにお願いしたいと思うのであります。
#17
○荒舩委員 今、野原君の御意見のように、わが党においてもいろいろこれについて疑義もありますから、よく一つこの議運で疑義のある点をいろいろ審議をしてから付託する、というようなことでいいと思います。
#18
○保利委員長 それでは、本件の取扱いはさように取り扱うことにいたします。
 それでは、先ほど園田君から御発言の通り、本会議で趣旨説明を聴取すべき議案についての取扱いは、園田君御発言の通りに取り運ぶことにいたしまして、本日の本会議においては、租税特別措置法案について説明を聴取することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○保利委員長 さよう決定いたします。
 右の案については、平岡忠次郎君より質疑の通貨があります。これを許可することといたし、その質疑時間は大体十五分以内にいたすことにいたして御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#20
○保利委員 それでは、きょうの日程の順序を事務総長から……。
#21
○鈴木事務総長 ただいまおきめになりました追悼演説を第一にお願いいたします。これは坂本泰良さんがおやりになります。次に人事承認の件をやっていただきまして、それから第三番目に趣旨説明を聴取、平岡忠次郎さんの質問、こういう順序であります。
#22
○池田(禎)委員 わが党から提出せられた消費者米価値上げ反対の決議案、これはまだ印刷になっておりませんが、明日の本会議に上程できるように、自由民主党においても御考慮願います。
 さらにこの際申し上げておきます。一昨日の本会議のように、予算審議のさなかに本会議を開くというようなことは、社会党においても私ども十分な責任を感じておるが、同時に、国会の運営の責任を持っておる与党が、ああいう百名足らずの出席者、関係者が非常な御努力をなさっても百二十人しか寄れぬというようなことでは、国会の正常化とか、国会運営を軌道に乗せるといいながら、全く国権の最高機関たる国会を議員みずからが冒涜渡しておることになる。このことは、厳に野党においても私どもは注意すべきことであることは言うまでもありませんが、同時に与党たるの責任において、こういうことの再びなからんように、ぜひとも御協力願いたい。
#23
○野原委員 重ねて……。振鈴が鳴って十分も二十分も経過して、なおかつ定足数に達しない、ああいうふしだらなことを国民の前に見せるということは私はどうかと思う。私どもは、実はあの日の本会議は完全に流会すべきである、こう考えておりましたけれども、与党の議運の皆さんのたっての要望等もあって、ついにああいうようなふしだらなことになったのです。私は定足数に達しない、振鈴が鳴って議長が席に着いて、かなりの時間が経過して定足数に達しない、そういう事態の場合は、その日の本会議は成立しないものだと見て、流会すべきであろうと考えます。これは当然皆さんとしても養成だろうと思う。ぜひそういう方向に持っていくようにしなければ、いつまでも私は悪いくせというものは直らぬと思うし、国民に対して申しわけないと思う。このことだけ申し上げておきます。
#24
○荒舩委員 ただいま池田君、野原者の御発言、まことにごもっともでございます。この間の本会議の事態は、わが党といたしましても、遺憾千万だと思っております。今後は御趣旨の通り、わが党といたしましても、十分議会運営の正常化というような点に重点を置きまして、ああいう失態のないようにしたいと考えております。御了承を願います。
#25
○保利委員長 それでは、相互に御協力をお願いすることとして、本日の本会議の開会時間はいかがでしょう。
#26
○荒舩委員 定刻にやりましょう。
#27
○保利委員長 それでは、本会議は定刻開会ということで、できるだけ一つ御協力をお願いいたします。本日も定刻開会ということで御協力をお願いいたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後零時二十七分散会
ソース: 国立国会図書館
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