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1956/03/09 第26回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第026回国会 議院運営委員会 第20号
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1956/03/09 第26回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第026回国会 議院運営委員会 第20号

#1
第026回国会 議院運営委員会 第20号
昭和三十二年三月九日(土曜日)
    午後零時四十分開議
 出席委員
   委員長代理理事 園田  直君
   理事 荒舩清十郎君 理事 佐々木秀世君
   理事 福永 健司君 理事 池田 禎治君
   理事 野原  覺君
      岡崎 英城君    徳田與吉郎君
      山本 友一君    栗原 俊夫君
      小牧 次生君    佐々木良作君
      八木  昇君    吉川 兼光君
 委員外の出席者
        議     長 益谷 秀次君
        副  議  長 杉山元治郎君
        事 務 総 長 鈴木 隆夫君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 本日の本会議の議事等に関する件
    ―――――――――――――
#2
○園田委員長代理 ただいまから運営委員会を開会いたします。
 昭和三十二年度一般会計予算外二件は、先ほど委員会の審査を終了いたしましたので、右三件を本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○園田委員長代理 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。
 予算の議事順序についてでありますが、総予算三件を一括して議題といたし、山崎予算委員長が報告を行い、次いで討論に入ります。井手以誠君より反対討論、河野金昇君より賛成討論の通告があります。討論の時間はおのおの大体二十分とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○園田委員長代理 御異議なしと認め、そのように決定いたします。本日は討論は二名だけですから、若干のあれがありましても御了承を願います。
 採決は、総予算三件を一括して記名投票によることといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○園田委員長代理 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 次に、本日の議事の順序についてお諮りをいたします。
#6
○野原委員 その前に……。先ほど理事会を開きましたときに、社会党としては、消費者米価値上げ反対決議案、それから春季闘争に対する緊急質問、この二つをすでに前から提出しておりますので、ぜひとも本日の本会議に上程してもらえないかという要請をいたしましたけれども、きょうは最も重大な本予算のことでもあるから、本予算一本にしぼりたい、こういうことで、私どもは、まあ理事会としては了承を与えたのであります。しかしながら、なおその間に、昨日の本会議で江崎真澄君が、大蔵大臣は予算委員会において、消費者米価は絶対に値上げをしない、こういうことを言ったという重大な発言が、本会議における討論の中でなされております。このことは、私どもの知る限りにおいて、予算委員会での大蔵大臣の消費者米価に対する発言は、値上げするかしないかは、実はまだきまっていない、そのために調査会を設けたのです、こういうことになっておるにもかかわらず、与党の予算理事の重職にある江崎君が、大蔵大臣の答弁を曲げて本会議で述べるということは、きわめてこれは事重大であるとわが党は考えておるわけであります。従って、消費者米価値上げ反対決議案並びに緊急質問、同時に江崎真澄君のこのような偽わりの内容を持った討論というものは全面的にこれは削除すべきである、この主つの要請をいたしました。ところが、このわが党の要請に対して、先ほど申し上げましたように、与党の理事としては、本予算一本にしぼりたい、そこで社会党の要請も無理からぬところもあるから、誠意を持って応ずる、本日は本予算一本にするけれどもこの三つの問題については誠意を持って応ずるということであったのであります。私どもはその誠意を期待いたしております。従って、来週早々の本会議におきましては、消費者米価の問題は国民注視の的でもあるし、自民党も反対のようでもありまするし、なお大蔵大臣も、与党の江崎君の理解によれば、絶対に米価の値上げはしないということでもあるそうでございまするから、これは国会として、国民の前に一日も早く、米価は値上げしないという、値上げ反対決議案を上程すべきではないか。なおそれから、春季闘争はわが党だけから質問が出ておるのではありません。わが党が出す前に、松岡松平君が自由民主党を代表して春季闘争について質問をする。春季闘争の山は来たる十一日であります。これに対しては、新聞で見るように、政府はいろんな通牒を地方長官なり、あるいは各組合の担当の長官に対して出しておる。こういうときでもありまするから、本日が最も上程する好機でありましたけれども、以上申し述べましたような次第で、上程することになっておりませんから、この問題も来週早々議運としては解決しなければならぬ、このように考えるわけであります。従って、私がただいま申し上げましたことを、この議院運営委員会としては、先ほどの理事会における申し合せであることを確認していただきたい。その上で次の議事日程に入られんことを委員長に要望いたします。
#7
○福永(健)委員 ただいま野原君から重要な諸点について御発言があったのでありますが、私どもといたしましても、これらの重要な諸点につきましては、もとより誠意を持って対処することにやぶさかではございません。野原君の発言中、月曜日には、たとえば消費者米価値上げ反対決議案等を上程云々とまでのことを申されたのでありますが、私どもといたしましても、実はわが党はわが党としての最終的な決定等につきまして、なお若干党内での意見調整等も必要でもございますので、直ちにもって本日の委員会において、上程それ自体をとまで申し上げることは、社会党さんの御意見としてはそう申されるのも当然かと存じますが、私どもとしては、さようにいたしますとまでは申しませんけれども、いずれにいたしましても、今御主張の点につきましては、各位の御意見、御意の存するところを拝しまして、党内でよく検討いたし、先ほど申し上げましたような方針において、次会に誠意を持って対処いたしたいと思います。
 江崎君の発言につきましては、これは穏当を欠く節があるやに私どもも考えるのでございます。全面削除云々というようなお言葉もございましたが、どの程度に削除するかにつきましても、先ほどのお話のごとく、誠意を持って私どもも対処いたしまするから、われわれの意の存するところも了承されまして――従来ややもすれば予算案を本会議に上程するのは、おおむね深夜国会等になることが多かったのでありますが、今回は神武以来のような(笑声)定刻に本会議を開いて、予算案が上程されるというようなことになりまするよう、今までも国民の期待に沿って社会党が十分御協力下さったことに対しては、つつしんで感謝いたすわけでございますが、この仕上げの段階におきましても、何とぞよろしくお願いいたします。皆様の誠意のあるところを十分私ども感謝いたしまして、先ほど申し上げました趣旨によって善処いたしたいと思います。
#8
○園田委員長代理 野原覺君及び福永健司君の発言を確認して、次会の議運並びに本会議等におきましては、社会党の方で本日の予算決定前に態度を決定せよと言われた三件の問題は、与党においても誠意を持って、このいきさつから考えて、次会においてこれが処理をされることを確認をいたして、次に進みます。
 なお本日の議事日程に載っております第一、特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案、第二、臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案、以上の両案は、三件と同じく次会にこれを持ち越し、留保いたします。従って、本日の本会議は予算のみを議題といたします。
 それでは本日の開会は……。
#9
○佐々木(秀)委員 一応定刻にしておいて下さい。
#10
○園田委員長代理 それでは予鈴が終ったら、定刻一時に本鈴を鳴らします。なお本鈴直前に両党で話し合いをしまして……。
 なお事後承認になりますが、本日は委員長は風邪のために別室で休んでおりますから、私が代行いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後零時五十一分散会
ソース: 国立国会図書館
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