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1947/10/03 第1回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第001回国会 国土計画委員会 第14号
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1947/10/03 第1回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第001回国会 国土計画委員会 第14号

#1
第001回国会 国土計画委員会 第14号
昭和二十二年十月三日(金曜日)
    午前十時三十三分開議
 出席委員
   委員長 荒木萬壽夫君
   理事 細野三千雄君 理事 内海 安吉君
  理事 的場金右衞門君
      足立 梅市君    伊瀬幸太郎君
      松澤  一君    宮村 又八君
      守田 道輔君    生方 大吉君
      田中 角榮君    原  孝吉君
      村瀬 宣親君    今村 忠助君
      松浦 東介君    野本 品吉君
      只野直三郎君
 出席政府委員
        内務事務官   岩澤 忠恭君
        運 輸 技 官 後藤 憲一君
 委員外の出席者
        議     員 園田  直君
        議     員 橘  直治君
        議     員 原 健三郎君
        議     員 小島 徹三君
        議     員 神田  博君
        議     員 河野 金昇君
        議     員 岡田 勢一君
        議     員 山下 榮二君
        專門調査員   西畑 正倫君
    ―――――――――――――
十月二日
 關門國道隊道建設工事促進の請願(坂本實君外
 四名紹介)(第七二九號)
 關門港を貿易港に指定その他に關する請願(坂
 本實君外四名紹介)(第七三〇號)
 大野川改修工事費増額の請願(金光義邦君紹
 介)(第七三九號)
 舊飾磨市役所前、妻鹿間道路改修の請願(堀川
 恭平君紹介)(第七四六號)
 加古川中流改修工事施行の請願(河合義一君紹
 介)(第七五〇號)
 紀伊由良港を開港場に指定の請願(松本眞一君
 紹介)(第七五七號)
 早川、須雲川及び千歳川砂防工事促進の請願
 (鈴木雄二君紹介)(第七五九號)
 河内川改修工事促進の請願(梶川靜雄君紹介)
 (第七六〇號)
 五ヶ瀬川、北川及び祝子川改修工事施行の請願
 (片島港君紹介)(第七六一號)
 夏井、土々呂港間道路改修促進の請願(片島港
 君紹介)(第七六二號)
 周布川及び三隅川災害復舊工事促進の請願(生
 越三郎君外三名紹介)(第七六九號)
 美嚢川改修工事施行の請願(田中源三郎君紹
 介)(第七七三號)
 伏木港浚渫費國庫補助の請願(橘直治君紹介)
 (第七七八號)
の審査を本委員會に付託された。
    ―――――――――――――
本日の會議に付した事件
 本渡港修築促進の請願(園田直君外一名紹介)
 (第三七九號)
 庄川及び小矢部川改修工事施行促進の請願(橘
 直治君紹介)(第三八〇號)
 兵庫縣津名郡下における各河川の砂防工事施行
 の請願(原健三郎君紹介)(第三八七號)
 圓山川改修工事施行の請願(小島徹三君紹介)
 (第三八八號)
 清水港修築の請願(神田博君外十一名紹介)
 (第三八九號)
 清水、甲府間道路改修工事促進の請願(神田博
 君紹介)(第三九三號)
 木曽川上流改修工事促進の請願(河野金昇君紹
 介)(第三九四號)
 小松島港修築の請願(岡田勢一君外三名紹介)
 (第四〇三號)
 谷川砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)
 (第四二六號)
 烏川砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹
 介)(第四二七號)
 荒久澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)
 (第四二八號)
 湯ヶ澤川砂防工事施行の請願(生方大吉君紹
 介)(第四二九號)
 西方寺澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹
 介)(第四三〇號)
 鳥居澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)
 (第四三一號)
 村松澤外三渓流に砂防工事施行の請願(生方大
 吉君紹介)(第四三二號)
 本川治水工事施行の請願外三件(生方大吉君紹
 介)(第四三四號)
 群馬縣利根郡内の各河川に砂防工事施行の請願
 外四件(生方大吉君紹介)(第四三五號)
 岩島村大字松谷地内砂防工事繼續施行の請願
 (生方大吉君紹介)(第四三六號)
 五領澤砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹
 介)(第四三七號)
 大竹川及び上澤渡川砂防工事施行の請願(生方
 大吉君紹介)(第四三八號)
 矢川川、市野萱川及び西牧川砂防工事施行の請
 願(生方大吉君紹介)(第四三九號)
 大嫗澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)
 (第四四〇號)
 九十九川上流治水工事施行の請願(生方大吉君
 紹介)(第四四一號)
 大栃澤砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹
 介)(第四四二號)
 神崎川防災工事増費額竝びに尼崎港改良工事施
 行の請願(山下榮二君外一名紹介)(第三一〇
 號)
 亂川及び押切川の上流にダム築設の請願(松浦
 東介君紹介)(第三四七號)
    ―――――――――――――
#2
○荒木委員長 これより會議を開きます。
 日程第一本渡港修築促進の請願へ園田直君外一名紹介、文書表番號第三七九號を議題にいたします。紹介議員の説明を求めます。園田直君。
#3
○園田直君 本渡港は先般請願いたしました國立公園指定地の天草島の中央に位します九州本土との連絡の唯一の要港であります。本島の門戸に當りまして、本島の大半を占める主要物資の呑吐港として重要なる使命をもつておりますので、港灣修築の必要性を認められて、去る昭和十二年度から、縣の繼續事業として國庫補助を仰ぎまして著工したのでありますが、工事半ばにして今次戰爭に遭遇し、資材竝びに勞力不足等のために、工程意のごとく進捗せず、現在延長三百二十メートルの導水堤、三百五十メートルの防波堤、これは竣功いたしましたが、荷役用の物揚場も基礎並びに壁體、これが大半終了いたしまして、港灣としての形状は一應整えておりますけれども、計畫中の埋立工事が未完成のために、その主要なる本渡町との連絡が全然できず、現在の港灣設備は全然利用し得ざる状態であります。天草島唯一の港でありますが、ここに往復する旅客も、小さい連絡船でさん橋をもつて陸揚げするという状況であります。今後のこの島の開發計畫に伴いまして、本島の産物である陶石並びに石炭。こういうものの工業の發展、薪炭類の増産等に伴いまして、港灣の取扱貨物數量も將來増加の一途をたどることは明白であります。でございますので、本港の修築完成はまつたく焦眉の急務であります。なおまた一面の港は、この附近唯一の避難港でございまして、一朝しけの場合においては、各種船舶の保護にあたつておつたのでありますけれども、現在のごとき状況でございますので、年々數件の死傷者あるいは事故者を出すような状況でございます。さらに先般請願いたしましたように、観光地天草の表玄關寄港地として、急速にこれが完成を實現していただきたいと思うのであります。以上申しました通り、本港修築の基礎はすでに大半竣功し、殘工事はこれに對する仕上工事のみとなつておる實状でありますので、このまま放置せられるということは、今の工事の關係からしましても、地元の切實なる要求からしましても、はなはだ遺憾なことであります。つきましては特別の御詮議を經まして、以上述べました請状御了察の上、來年度よりぜひこれが著手完成方を取計らわれますように、ここに請願いたした次第であります。よろしく御審議の上御採擇あらんことを切にお願いいたします。
#4
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#5
○後藤政府委員 本渡港の重要性につきましては、すでに政府におきましても十分にこれを承知しておりまして、昭和十二年から工事に着手いたしたのでありますが、戰爭のために一時工事を休止いたしました。しかし天草方面の開發といい、殊に觀光だけでなしに、陶石の搬出というところの、非常に重大な點もあり、また離島間の連絡という點からいいましても、きわめて重大でありますので、ぜひとも二十三年度には殘工事を續行いたしまして、所期の目的を達成いたしたいと思いまして、ただいま港内泊地の水深が十分でありませんので、それを特に浚渫いたし、その浚渫いたした殘土をもつてこの埋立地を完成いたしまして、早く使えるようにいたしたい。こういうふうに政府では考えております。
#6
○荒木委員長 御質疑等はございませんか。
 お諮りいたします。後藤政府委員の都合によりまして、港灣關係を一括して御審査願いたいという申出であります。日程の順位を繰上げまして、港灣關係だけ順次審査するに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○荒木委員長 それではさよう取計らいます。
    ―――――――――――――
#8
○荒木委員長 次は日程第六、清水港修築の請願、文書表第三八九號、神田博君外十一名紹介、紹介議員の説明を求めます。神田博君。
#9
○神田博君 ただいま議題になりました清水港修築の件につきまして、紹介いたしたいと思います。清水港は、御承知のようにまれに見る天與の立地條件と、また中央、地方の絶大なる御援助と努力によりまして、逐年その規模を増しまして、施設を整えてまいりましたことは、御承知の通りであります。今や各種輸入物資の陸揚港として、また表日本におきまする最も安全至便なる漁港の一といたしまして、國家の再建に貢獻しつつありますことは、われわれ地方民の欣幸とするところであります。今囘御當局の御明察により、戰災による上屋、岸壁等、被害個所の復舊工事を初めとして荷揚設備の改良や、折戸灣口の浚渫工事に著手せられましたことは、感激にたえないのであります。敗戰の結果、國家經濟がもつぱら外國貿易に依存しなければならないという現況と、民間貿易の再開に伴いまして、とみに擴大すべき港灣の重要性に鑑みまして、將來甲信地方を初め、裏日本各地に對する港勢圏の擴張を豫想せらるる本港といたしまして、その施設に幾多改良すべき點のあることは、ここで申し上げるまでもないことでございます。由來本港は港口北より東に展開しておりまするため、東北風が常にその暴威をたくましゆうし、船舶の接岸に危險を感じ、あるいは沖艀荷役を妨げらるること多く、そのため港灣運營上非常に大なる支障があるのでありまして、多年港界線における大防波堤の築造が、要望せられておる次第であります。資材、資金逼迫の折からでありますので、萬一防波堤の築造の速急なる實現が困難といたしますれば、折戸灣の改修計畫を中心として、適當なる擴張計畫を實施することが、焦眉の急務と考えます。殊に本港はわが國の中央に位しまして、遠江、甲斐あるいは信州を通じまして裏日本に連ります海陸接續の要衝にあたつておりまして、漁獲物の水揚、必需品の仕込みに至便でありまして、水陸の設備を完備いたしますれば、わが國遠洋漁業の根據地といたしましても、無二の立地條件に惠まれておるのでございます。逼迫いたしておりまする現下食糧事情下、動物蛋白質の給源といたしまして、また輸出加工品の資源としての漁業の重要性が、畫期的に増大しつつあります際、本港におきまする漁港の完成についても、特に一段の御配慮を懇請いたしたいと思うのであります。今囘時局に鑑みまして、地方におきましても官民を打つて一丸とし、靜岡、山梨兩縣知事を初め、官民有志の絶大なる支持協力を得まして、清水港振興會を結成いたしまして、本港の改良工事等につき、研究調査を遂げ、工事施行にあたり全力をあげて協力の誠をいたし、港灣の利用増進に邁進して、當局の御期待の趣旨に副わんことを期しておる次第でございます。さような意味でありますので、どうか實情御賢察を願いまして、格別の御詮議をもちまして、昭和二十三年度以降も引続きこの清水港改良工事を御實施相なりまするよう、請願申し上げる次第でございます。
#10
○荒木委員長 これに對する政府側の意見を求めます。
#11
○後藤政府委員 清水港につきましては、貿易再開前におきまして、食糧の緊急輸入港として、非常に重大な役割を果しておりました。また貿易再開になりまして、なお今後も重大なる使命をもちますので、これの陸上の設備は二十一年度から鋭意著手いたしております。港内の各設備の整理をいたしまして、漁港については江尻地區を特に考えておる次第であります。また請願の中に、東北風をよける防波堤をつくつておきたいという點がありますが、これはきわめて多量の資材を要します。從つて現在の資材状況ではなかなか實現が困難であります。從つてただいまのところ、これに對する著工の豫定はないのであります。しかし清水港の機能を十分に發揮させるよう、あらゆる設備を現在の資材の許す限りにおいてやつておるという點を、御了承願いたいと思います。
#12
○荒木委員長 御質疑等ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ―――――――――――――
#13
○荒木委員長 次に日程第二、庄川及び小矢部川改修工事施行促進の請願、文書表第三八〇號、橘直治君紹介、紹介議員の説明を求めます。
#14
○橘直治君 庄川及び小矢部川改修工事施行促進に關しまする請願について、あらましの趣旨を御説明いたしたいと思います。御承知のごとく富山縣におきましては黒部川、常願寺川、神通川、庄川、小矢部川、いわゆる五大河川がありまして、地勢のしからしむる點からいたしまして、各河川ともいずれもきわめて急流でありまして、年々大きな災害をこうむつておるような實状であります。私はこの五大河川のうち、殊に小矢部川竝びに庄川の二河川について、特に急速なる改修工事の促進方について、お願いを申し上げたいと存ずる次第であります。
 まず小矢部川から御説明を申し上げますると、小矢部川は御承知のごとく、その下流におきまして、日本海におきまする良港の伏木港を有しておる。いわば港灣河川であります。小矢部川は戦争開始以來、きわめて遥々とした改修工事の進捗状況でありまして、その結果としてあるいは土砂崩壊、あるいは破堤等の損傷によりまして、いきおいこれが下流にありまする伏木港、これまた絶大な被害をこうむつておる次第であります。伏木港におきまして現在年々二十五萬立方メートルの土石が堆積をいたしておる實状であり、かつまた戰時中浚渫を放置しておきました關係上、今日約百五十萬立方メートルの土砂を浚渫いたしませんと、港灣としての機能を全ういたしがたいという状況にも相なつておりまするし、特に小矢部川の改修につきまして、政府の絶大な御注意をお願いいたしたいと考えておる次第であります。小矢部川は去る大正八年の七月に稀有の大洪水に見舞われました。當時の價格におきまして二百二十三萬圓見當の大きな水害の損失をこうむつているのでありまして、爾来年々大正八年におきまする水害に匹敵いたすべき水害をこうむつているわけでありますが、殊に昭和八年の七月におきまして大きな災害をこうむりまして、爾來内務省の直轄改修工事の御指定を受けまして、やつているわけでありますが、現在の進捗状況を申しますると、豫定工事の量に比較いたしまして、約二割程度しか進捗いたしていないというふうな状況であります。先刻申しましたことく下流におきまして伏木港あり、かつまた本河川は緩流をなしておりまして、東礪波、西礪波、射水、こういつたいわゆる富山縣における穀倉地帶の灌漑にも非常に大きな影響を來しておるよろなわけであります。詳細は政府當局においてよく御承知のことと思いますが、地元民としては、一日も早く改修を實行いたされまして、灌漑用水の取入れ關係、ひいては下流の伏木港の浚渫維持、こういつた面からいつて、速やかなる實行を希望しておるようなわけであります。
 次ぎは庄川でありますが、これは天下に有名なる急流河川でありまして、今さら喋々御説明を申し上げる必要もないのでありますが、昭和九年に一大水害をこうむりました。本年におきまする東北の水害ないしは關東の水害にも匹敵いたします大水害をこうむつた事實もあるのであります。御承知のごとく、本庄川の上流におきましては、全國有数の水力の電源を有しておる次第でありまして、むしろ堰堤築造以來、中流方面の河床が年々高積をいたしましてむしろ流域の平野よりも河床が高いといつたような現象を生じておるような次第であります、今囘の關東の大水害の原因も、いささかこういつた點が原因であつたかのように聞いておるのでありますが、この實状は庄川において非常な危険を感ぜしめておるようなわけであります。詳細な工事關係は政府におかれまして十分御承知のはずでありますが、この小矢部川といい、庄川といい、地勢のいからしめる點とは申せ、何分急流でありまして、縣民といたしましては日夜危險を感じておるような次第でありますから、何とぞこの兩川改修工事に關しまして、絶大なる御考慮をお拂いになつていただきたいということを、陳情申し上げたいと存ずるわけであります。
#15
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。岩澤政府委員。
#16
○岩澤政府委員 お答え申し上げます。御承知の通りに庄川と小矢部川とはもともと一つの河川でありまして、片方は有數な荒れ川であつて、小矢部は富山縣の地勢といたしましては非常に緩流に属しておるのであります。そういうような關系から庄川、小矢部川を改修する際において、從來庄川にはいつておつた小矢部川を分流いたしまして荒川と緩流とを別々にしたのが直轄工事の本旨であつたのであります。そういうような關係から、庄川と小矢部川とのこの性質を全部辨えまして直轄工事に從事しておつたのでありまして、現在庄川はお話の通りに、上流に大きなダムがありまして、そのダムの影響でダムから相當の距離は河床がだんだん掘れていき、その掘れた土砂がまた中流部において堆積をして、相當その河床が上つているのが實情であります。しかしながら庄川の性質に鑑みまして、これを放任することは、また從來の荒川そのままの性質が出ると、非常に災害をこうむることは火を見るよりも明らかでありますから、政府におきましてもこの點十分考慮して、できる限り速やかに堆積土砂竝びに改修についての實積を收めるように努力している次第であります。また小矢部川につきましては、先ほど申しましたように、相當緩流河川でありますから、實際は小矢部川というものは西頸城の用水として相當な効果を上げておるのに鑑みまして、大體今われわれの考えておるところは、用水關係のところをまずもつて優先的にやる。すなわち耕地を保護するという意味から、そういうようなものを選擇して現在やりつつあるのでありますが、何分にも最近における物價高のために、相當の工費は本年度においても支出はしておるのでありますけれども、工事の實績はこれに伴わない。しかしながら現在のような食糧事情に鑑みまして、できるだけこの小矢部川の穀倉地帶を防備するという意味において、來年度においては相當大幅に工費を増して工事を促進していきたい。こういうふうに考えております。
#17
○荒木委員長 御質疑はございませんか。
    ―――――――――――――
#18
○荒木委員長 次に日程第三は紹介議員の御出席がないようでありますから、日程第四兵庫縣津名郡下における各河川の砂防工事施行の請願、文書表第三八七號、紹介議員原健三郎君
#19
○原健三郎君 この請願は兵庫縣の淡路島の津名郡における河川の砂防工事をやつていただきたいという請願であります。御承知のように、淡路島でも殊に津名郡の方におきましては、山が大體裸山になつておりまして、少し雨が降ると直ぐ大水が出て大變なことになる。そこでこの請願をちよつと讀みまして説明に代えたいと思います。
 この淡路の津名郡の多くの川は昭和十三年、昭和十六年及び昭和二十年十月と、三囘にわたつて大災害をこうむつて、水源から多量の土砂を流し、そうして沿岸の耕地を削り、堤防を破壊し、下流區域に堆積して耕地も一大河床となり、ために手を施す術もない惨状を呈し、また人家の浸水、道路、堤防、橋梁の決壊など、沿岸住民の生活に大きな脅威を與えたのであります。そういう被害をこうむつて以來まだ一度も工事をやつておりません。その原因はもちろん材木の濫伐、松根採取などのためであることは申すまでもないのであります。それで大雨等に土砂を流下して河床を高め、各河川ともこれを除却するに困つておるという實情であります。しかも各河川は灌漑のみでなく、飲料水の唯一の供給源であるのであります。以上の状態にありますので出水期を控えてその災害を防止するために次のことをやつてもらいたい。すなわち上流水源地帶に砂防堰堤を、下流荒廢箇所に護岸工と床止工を築造して、流水の安歪流下をはかつていただくとともに護岸施工後の裏地は食糧増産のため開墾地と床止により灌漑用水の取入をはかりたく、これは砂防工事の施行よりほかに災害に備える途がないと思惟せられます雲、この事情とくと御賢察の上、何とぞ政府として早急の対策を講ぜられたいという請願であります。しかもこの請願は淡路の津名郡の十六箇町村から出ております。すなわち志筑町、生穗町、佐野町、釜口町、假屋町、浦村、岩屋町、野島村、富島町、浅野村、育波町、室津村、尾崎村、山田村、都志町、鮎原村、淡路津名郡の三十箇町村のうち半分の町村から、ぜひ至急対策を講じてもらいたいという切なる請願でありまして、御採擇の上特に至急方途を講じていただきますよう請願申し上げます。
#20
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#21
○岩澤政府委員 ただいまの津名郡一帶は昭和十三年に非常な大災害が起つたのでありまして、それに鑑みまして、この淡路を横斷している各小さい河川は、砂防工事以外にはないという斷定のもとに、昭和十四年から淡路一體に砂防工事を縣の方でやらすようにいたしまして、これに對して政府は相當の補助を與えておつたのであります。しかし日支事變以來土木事費が非常に縮減せられたために、昭和二十年度までに大體四十二萬圓餘を支出するに止まつておりますから、當初計畫したものよりも、相當工事はまだ遲れているという現状であります。それで昨年の十一月の調査によりますと、津名郡一帶の砂防工事は今後五千五百萬圓くらいの工費を要するのでありますから、われわれといたしましては、できるだけ早く豫算化して、津名郡一帶のいろいろの障害を除去することに努めたいと考えております。
#22
○荒木委員長 御質疑ございませんか――ないようでありますから、次に移ります。
    ―――――――――――――
#23
○荒木委員長 次は日程第五、圓山川改修工事施行の請願、紹介議員小島徹三君、文書表番號第三八八號。紹介議員の説明を求めます。小島徹三君。
#24
○小島徹三君 本件は圓山川の上流部分の改修工事をお願いする請願であります。圓山川は兵庫縣の中央から流れまして、裏日本に注ぐ唯一の大河川でありまして、その近邊を但馬地方と申しまするが、その近邊の平野はほとんど全部この大河川の流域にあるのであります。ところがこれが毎年氾濫して、たいへんな損害を及ぼしまするので、十數年前に陳情した結果、圓山川の下流地域の改修工事がなりまして、それ以後というものは、下流地域には全然水害がないのであります。ところが半面河川が氾濫いたしましたときに、實は下流地域が非常に氾濫した結果、上流の方は比較的災害が少く濟んでおつたのでありますけれども、下流地域のおいて河川の工事が完成した結果、逆に今度は河川の氾濫が上流地域に及び、現在においては毎年のごとく非常なる損害をこの上流流域方面に及ぼしているのであります。昭和九年の水害の例を見ましても、その當時の氾濫面積は千四百ヘクタール、水害面積は七十四ヘクタール、損害額はその當時の時價にいたしまして千五百二十五萬七千四百八十五圓というような厖大なる損害を受けているのでありまして、人畜の被害は二百七十人、家屋流失が百五十戸、家屋の破壊が五百十戸、浸水家屋が八千戸というような大きな被害が起きておりまして、それに近いような水害が年々起きておるのであります。一體圓山川は全體として改修すべきものであつたにかかわらず、當時の事情上やむを得ず、まず下流區域を先に改修しましたために、先ほど申した通り、今度はその水害の氾濫中よる被害は全部上流地域に及んできているのであります。これを改修すると、大體において耕地の復舊も約百町歩ばかりは確實に回復することができまするし、そうするとこれからできるところの米にしても、段當り約三石としてこの地方は非常に地味のいいところで、段當り約三石ばかりとれるのでありますが、それから見ても約三千石くらいの収穫は確實に得られるのであります。でありまするから、上流地域の町村長は、毎年のごとく相携えて内務省に陳情いたしておつたのであります。内務省としてはその必要性を認め、これが調査もすでに十分完了しておるのでありまするれけども、遺憾ながら豫算の關係とかいろんなことで、今まで延び延びになつておつた。この圓山川の上流地域というものは、非常な山林地帶でありますが、戰爭のために非常な濫伐が行われ、はげ山が殖えてまいりましたので、このままで放置しておくと、その上流地域の損害は非常な額に及ぶのではないか、こういうことを恐れておりまするので、一刻も早くこれが改修工事をやつていただきたい。かようにお願いしている次第であります。何とぞ委員諸君の御判斷によりまして、一刻も早くこれが改修工事ができるように、お取計らい願いたいと存じます。
#25
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#26
○岩澤政府委員 圓山川はすでに下流を内務省の直轄工事として改修したのでありますが、今御請願の區域は、下流を改修した後は上流が目立つて悪くなつたというようなことで、またその被害の影響するところは相當大である關係上、政府においても、これはやはり直轄工事として引續きやるという必要を感じまして、數年前から調査を了えて、すでに改修計畫を立てておるのでありますけれども、國庫財政の都合上、今日まで工事に著手するまでに相なつておりませんけれども、できる限り早く、この圓山川の改修工事に著手したいと考えております。
#27
○小島徹三君 ただいまの政府委員の御答辯にありました通りに、内務省としてはこれが改修については絶対必要だとして、もう數年前から調査にかかり、調査は完了しておるという現状であるにかかわらず、實のところは豫算關係と申しまするか、安本の方で常にこの豫算を削られるということになつておりまして、まことに殘念な次第でありますので、何とぞ委員の諸君におかれまして、内務省の方はこの通りはつきり必要性を認めておるのでありまするから、安本長官に對してひとつ強硬に談判の上、一日も早く御改修をしていただきたいと思う次第であります。
#28
○荒木委員長 ほかに御質疑等ございませんか――別にございませんようですから次に移ります。
    ―――――――――――――
#29
○荒木委員長 次の日程第七は、所管につきまして幾分疑義がございますので留保いたしまして、日程第八、清水、甲府間道路改修工事促進の請願、紹介議員神田博君、文書表番號三九三號。紹介議員の説明を求めます。神田博君。
#30
○神田博君 ただいま議題になりました清水港、甲府市の間の道路の國道編入と改築工事促進に關する陳情でございます。御承知のように日本再建の途は、産業の開發とこれに伴う輸送の完備にまたなければならないことは、申すまでもないことでございます。中部地方の貿易港といたしまして、地方産業の開發上、今後いよいよ重大なる使命を擔うてまいりました清水港の、その後方地帶たる山梨、長野兩縣方面との物資の交流でありまして、清水港につきましては、先ほどの議題としてこの改修を請願いたしたのでありまするが、今までの山梨、長野兩懸方面との物資の交流は、富士身延鐵道に依存しておつたようなことでございますが、同線は御承知のように單線でありますのと、また輸送力が勾配等のために著しく制限を受けております。由來甲州街道の稱をもつて甲駿兩地を結んで、現在においても靜岡、山梨兩懸間の最短距離であります縣道が、方々に急勾配や屈曲はなはだしき箇所がありまして、幅員また狹く、自動車の使用まつたく不可能の状態でありますから、これを改修いたしまして、清水港、甲府市間を直結する自動車道路を完成せられんことを希望いたしまして、昭和十六年二月沿道關係市町村協議の上、開會中の貴衆兩院に請願いたしまして、同年三月二十五日それぞれ採擇になつたのでありまするが、御承知のようにその後戰爭勃發等のため、一時中絶のやむなきに至つた次第で、非常に殘念であつたわけであります。本計畫路線は清水港、甲府市問わずかに八十五キロでありまして、富士身延鐵道による清水、甲府間百二十キロに比しまして、距離のおいては三十五キロ、時間にして二時間半を短縮し得ることのできる經濟産業道路でありまして、表日本と裏日本とを結ぶ重要路線の一部となるものであります。静岡及び山梨縣當局におかれましても、深く本道路の重要性を認識せられておることはもとよりでありまして、殊に今囘靜岡縣下小島村地内において改修工事に著手せられるに至つたことは、多年本道路完成を熱望しておりまする地方民の、ひとしく感激にたえないところでありまするが、特別の御考察と特別の御詮議をもつて、速やかに本路線を國道に編入していただきたい。同時にまた改良工事を急速に施行していただきまして、清水港、甲府市間、またひいては長野等に物資の交流が十分圓滑に行くようにお取計らい願いたい。このことがこの委員會の委員の各位を通じまして、特別の御詮議をお願いしたいという趣旨であります。よろしくお願いいたします。
#31
○荒木委員長 それに對する政府側の意見を求めます。
#32
○岩澤政府委員 ただいま御請願の路線は、政府といたしましても、これは山梨縣竝びに静岡縣の山中部における産業開發の見地から、非常な重要路線であることを認めております。ただ現在におきましては、大體山梨縣の富士川の沿線における道路は、一應は自動車が通過し得るような状態でありますけれども、これは全體的に見て完全なものではありません。ただ問題は最も悪いのは靜岡縣の縣界附近でありまして、この點はやはり早く改修しなければならぬという關係から、二十年度からこれに國庫補助を與えて、ただいま工事をやりつつあります。なお來年度以降においても、引續きこの工事は完成するように促進していきたいと考えております。また國道に編入してくれというようなお話でありますけれども、日本全體で見ますると、横斷的な國道というものは全然ないのであります。これは道路法を改正した曉においては、日本國を横斷する重要路線を國道と認定することが最も策の得たものと考えておりますけれども、ただいまの道路法を一應改正しないと、御希望に副うことができませんから、將來においてそれは十分考慮いたしたいと考えております。
#33
○神田博君 ただいま政府委員から御懇篤なる御説明がございまして、非常に要を得たのでありますが、國道編入の點については、現行道路法によつては横斷的なものについてはやつておらないから、將來この道路法の改正ができたならばこのことは考えたい。こういうような御答辯のように承つておりますが、將來といつても遠いことも将來であり、近いことも將來でありますので、道路法の改正については、最近の議會にお出しになるような御準備でもなされておりますかどうか。そういうような手配が進んでおりますれば、われわれこの請願を扱う上においても、非常に希望が近いなというようにも考えられるのでありますが、その點についての御意向をお漏らし願えれば、非常に仕合せだと思います。
#34
○岩澤政府委員 この道路法は新憲法下に照らしますと、多少齟齬する點がありますので、今それを是正して準備をしておりまして、できれば次の通常國會までに出したいと考えておりますけれども、なおそれ以上の重要法案について改正を要するものが山積しておるような状態であるために、法制局などに持ち込みます場合において、やはりランキングの關係上、後回しというようなのが實情であります。しかしわれわれとしては新憲法に應ずるよう、道路法をできるだけ早く改正して、そうして先ほど申した通り、日本の幹線道路を一つの道路網として認定したいというふうに考えておりますので、できるだけ早く道路法の改正案を本國會に提出したいものと努力しております。
#35
○生方委員 關連して……。ただいま道路局長さんから、國道の横斷的なものはまだないとおつしやられたようでありますが、私の現に關係しております御承知の東京・新潟の横斷國道第九號線は認定され、戰爭中たしか十七年だつたと思いましたが、それの改修工事をやつたのでありますが、起工式をやつて一年にして中絶しておるのであります。それでちよつとよけいなことになりますが、この改修道を促進するように請願が近いうちに出る豫定になつておるのでありますが、しかもさような例があるのでありますが、その後改正されて、横斷國道はできないことになつたのでありますか。
#36
○岩澤政府委員 先ほど横斷的のものはないというように申し上げましたけれども、これは現在の道路法に準據して認定することができる横斷國道というものは、先ほど生方さんがお話になりました前橋から新潟に行く九號線とか、あるいはまた現在兵庫縣を横斷しておる山陽道と山陰道とを連絡しておる路線が一、二ありますけれども、しかし日本全體から見ますと、もともと日本の幹線道路としては、國道は取上げるべき横斷道路は必要であるということを申し上げたのであります。
#37
○生方委員 わかりました。
#38
○神田博君 はなはだくどいようでありますが、もう一度重ねてお願い申し上げたいと思います。横斷道路ではないというようなことで、私も實はあきらめたのでありますが、ただいま生方議員から、それは例があるというようなことのお話がございまして、また政府委員の國土局長のお話を伺いますと、その例はあるが、きわめてまれのようであるというようにお聽きいたしたのであります。いずれにしても清水港・甲府市間の道路の國道編入、それから改築工事の促進の陳情でありまして、私どもは形式だけを急ぐという意味でもございません。改築工事の促進と併せて國道編入を陳情しておるわけでありまして、できるだけ一段の御配慮をいただき、また道路法の改正をなさつた方がよりよく國道編入の機會が早くくるのだということでありますれば、他の方との關係もあることはもとよりでありましようが、その方の御配慮をひとついただきまして、本件御採擇の上、速やかに御實行していただくように、重ねて御配慮あらんことをお願いいたしたいと思います。
#39
○荒木委員長 次は日程第九、木曽川上流改修工事促進の請願、河野金昇君紹介。文書表番號第三九四號。紹介議員の説明を求めます。
#40
○河野金昇君 御承知のように、木曽川は日本でも有数の大きな河川でありまして、これが改修工事は大正十年から十箇年の繼續事業として、二千萬圓の経費を計上されてやりかけたのでありますが、歴代の内閣は財政の困難やら、その後戰爭の勃發等によりまして、豫算は使つてしまつたにもかかわらず、ほとんど未完成の分が多いのであります。しかも大正十年以前に内務省が測量し、計畫を立てたのでありますから、現在でも計畫の面においても、非常に齟齬を來しておると思います。特に岐阜縣と愛知縣の中間に笠松という橋がかかつておりますが、そこでは計畫當時よりも一・一メートルくらい川底が上つておるような状況になつております。從つて今度少し水が出れば必ず切れるということは、その邊の住民の不安の種となつておるのであります。特に今度の關東、東北の水害をまのあたり見た關係上、附近住民はこの際いかなる犠牲を拂つても、ぜひともこの工事を完成してもらいたいとの希望をもつておるのであります。もしもこの木曽川が一たび切れたならば、濃尾の大平野は水浸しとなり、しかも日本の織物の大半を占めておる尾西地方の毛織物、綿織物、人絹織物の工場は、ほとんど水浸しとなつてしまう。そういうようなわけで、關係住民はこの際勞務の提供、あるいは地方で賄うことのできる資材ならばこれを提供しても、政府の仕事に全面的な協力をしたいという熱意が今日あふれておるのであります。そこで内務省におかれましても、この形畫が二十數年以前の計畫でありますから、もう一度この計畫をし直して、この關係住民の熱の上つおるときに、ぜひこの工事を繼續していただいて、そうしてあの中部地方の大河川たる木曽川の決壊によつて、ふたたび今度の關東、東北の水害のようなものが起らないよう、一日も速やかにこれが改修工事に著手していただきたいというのが、この四十一箇町村からの請願であります。この際これに對する内務當局の説明を承ると同時に、本委員會におきましても、この中部地方の最大の河川たる木曽川が、今危胎に瀕しておるということを御理解くださいまして、何とぞこの改修工事が一日も早く促進されるよう、この請願を御採擇あらんことをお願いする次第であります。
#41
○荒木委員長 これに對する政府側の意見を求めます。
#42
○岩澤政府委員 木曽川の上流改修につきましては、今お話になつた通りでありまして、すでに一應は木曽川は改修をいたしたのでありますけれども、その後だんだん川表が變化いたしまするし、またそれに流入する中小河川の關係もあり、昭和十年から工を起したのでありますが、中途戰爭のために工費が非常に削減せられまして、未完成の部分がなお相當殘つておることは事實であります。しかしながら木曽川の緊要性に鑑みまして、私どもはできるだけ早くこの未完成部分を完成したいという意味をもちまして、今年度においても二度にわたつて工費の増額をはかり、特に緊急箇所の促進をはかつておるのでありますが、しかしながら御承知の通り、戰爭中における山林の過伐というか、あるいはその他の原因によつて、いわゆる水源地帶の様相が一變したために土砂を下流にもつてきておるのが、今日の日本の河川全體の様相でありますが、特に木曽川方面におけるような大河川においては、今お話になりましたような笠松下流において、相當土砂が沈澱しておることは認めております。それにつきまして、ふたたび今度の關東、東北の大水害のような災害をこうむることは、國家的にまことに相濟まぬという考えから、今すでに中部土木出張所に命じて、その應急對策を立てつつありまして、いずれ來週あたり全國の土木出張所の擔當者を集めて、根本的にこういう大河川の改修計畫を検討して、それに即應するような工事を今後できるだけ速やかに進めていきたいと考えております。
#43
○荒木委員長 御質疑等はございませんか――別にございませんようですから、次に移ります。
    ―――――――――――――
#44
○荒木委員長 次の日程第一〇ないし第一四は、だ紹介議員の御出席がございませんので、後囘しにいたします。
    ―――――――――――――
#45
○荒木委員長 次に日程
 一五 谷川砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四二六號)
 一六 烏川砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹介)(第四二七號)
 一七 荒久澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四二八號)
 一八 湯ヶ澤川砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四二九號)
 一九 西方寺澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三〇號)
 二〇 鳥居澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三一號)
 二一 村松澤外三渓流に砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三二號)
 二二 本川治水工事施行の請願外三件(生方大吉君紹介)(第四三四號)
 二三 群馬縣利根郡内の各河川に砂防工事施行の請願外四件(生方大吉君紹介)(第四三五號)
 二四 岩島村大字松谷地内砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三六號)
 二三 五領澤砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三七號)
 二六 大竹川及び上澤渡川砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三八號)
 二七 矢川川、市野萱川及び西牧川砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四三九號)
 二八 大嫗澤砂防工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四四〇號)
 二九 九十九川上流治水工事施行の請願(生方大吉君紹介)(第四四一號)
 三〇 大栃澤砂防工事繼續施行の請願(生方大吉君紹介)(第四四二號)以上十六件を一
   括議題といたします。紹介議員の説明を求めます。生方大吉君。
#46
○生方委員 あまり一どきに多数の請願を出して恐縮でありまするが、わが群馬縣は從來砂防工事を他府縣より比較的多く施行せられておると私は思うのであります、その結果、この請願は關東大水害のない前に出した請願でありまするが、昨年あたりも小水害はありましたが、砂防工事が完成しておるところは斷然被害がなく、砂防工事がない小河川が、非常にわずかな水でも兩方の耕地へこぼれるというような、被害の多い状態を目のあたり見ておつた次第であります。治山、治水ということにおきましては、どういたしましても私どもは本縣の事情、並びに先般山梨縣を視察いたしましても、砂防工事が水源地において徹底的に完成しておりますれば、今回の災害のごときも、下流における埼玉、茨城、千葉、東京というようなところの災害がなかつたと私どもは思います。すなわち今囘の災害に見ましても、山間水源地の山崩れ、土砂が多く出ますために――この間の水害におきましても、赤城山麓から出ましたわずかな沼尾川という小さな川が荒まわつて、あの大利根の濁流を一時はせき止めたというくらいに、大きな石や土砂が出て水を止めて、對岸へ被害を及ぼしたというくらいな状態でありまするから、この群馬縣においてここで請願しておりまするのは、小さい川もしくは小さい澤というようなものでありまするが、かようなものの砂防工事が完成いたしますれば、大利根の荒れ狂いに對する治水工事になるのでありまして、下流の防禦もでき得ると私どもは信ずるのであります。さような意味におきましてぜひ群馬縣のこの請願を當局におきもましてお容れくだされ、また委員の皆様方におきましても、ぜひともその意味に御了承くださいまして、この請願の採擇をすると同時に、群馬縣の砂防工事の完成するように、當局等にひとえにお願いするのが、私の請願の趣旨でございますので、何分とも皆様方の御了解を得て、一日も早く完成するようお願いする次第であります。
#47
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#48
○岩澤政府委員 今回の利根川の水害の根本原因は、群馬縣の利根川の本支流の荒廢と、水源の崩壊によると言つても、過言ではないと考えております。そうして先年來からすでに砂防工事を施した。たとえば利根川水系にしましても、吾妻川の小野上村とか、あるいは利根川の奥の深澤川、澁川とか、あるいは古巻、また赤谷川水系の新治とか、あるいは烏川というようなものは、相當砂防工事があつたために今回の群馬縣下における水災においては、ほとんど被害がないというようなことは、不幸中の幸だと私は考えております。かくのごとく水源地における砂防工事というものは、永源の涵養あるいは河川の崩壊ということについては、非常な効力があるのでありまして、特に榛名水系は、すでに先年の大水害によつて、大體砂防工事を施したのでありまして、今回は比較的群馬縣の大水害におきましても被害を受けなかつたことは、御存じの通りだろうと思います。しみるに赤城水系におきましては、これからかかろうというときに、今囘の水害で非當な被害をこうむつたのであります。しかしながら利根川の根本對策を立てるにおきましては、少くとも水源地帶である群馬縣の渓流砂防というものを等閑視することは、絶對にできないのでありまして、私どもは、この利根川の根本改修を再檢討する上においては、第一に群馬縣の各渓流施設の砂防というものについて、重點的にこれを検討して、並行的にすべてのことをやつていきたいと、こういうように考えております。この水害がない以前において、去年の十一月に、群馬縣の利根水源の砂防はどのくらいかかるかということを、一應調査した金額はありますが、これによりますと大體七千八百萬圓くらいかかるという豫定をしておつたのでありますが、しかしながら今囘の大水害によつてこれは一應解消いたしまして、もつと根本的に計畫して、利根川の治水の完璧を期したいというように考えております。
#49
○荒木委員長 御質疑等ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#50
○荒木委員長 お諮りいたします。前回の委員會の日程に上つておりました案件につきまして、山下榮二君より日程追加の要求が出ております。これを承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#51
○荒木委員長 それでは日程は追加いたされました。神崎川防災工事費増額並びに尼崎港改良工事施行の請願、文書表第三一〇號、山下榮二君外一名紹介、紹介議員の説明を求めます。山下榮二君。
#52
○山下榮二君 ただいま上程されました瀞神崎川防災工事費増額並びに尼崎港改良工事施行に關する請願の趣旨を説明申し上げまして、各位の御厚配を煩わしたいと存じます。
 御承知のごとく神崎川は大阪府と兵庫縣との境を流れておる川でございます。大阪府と兵庫縣の境ということは、大阪市と尼崎市の境になつておるのであります。ところが御承知のごとく昭和九年に阪神間を襲いました高潮の結果、西大阪から尼崎にかけまして、年々歳々土地が沈下いたしておるのであります。ために尼崎地方の工場地帶は、非常な災害を毎年受けつつあるのでございまして、殊に同地帶は阪神間における有數の工場地帶でありまして、重工業がたくさん竝んでおるのであります。昭和九年以來毎年九月、十月になりますと、ほとんどの工場はモーターを上に吊り上げる、吊り上げることのできない大きなモーターは、それぞれ煉瓦あるいはコンクリートでカバーしまして、潮を防がなければ作業ができないという實情でありまして、非常に苦慮をいたし、ために尼崎地方の工業の生産が非常に減退いたしてまいつておるのであります。これに對して何らかの方法を講じなければ、とうてい同地帶は工場地帶としての運命もなくなるし、殊に既存の工場地帶の生産が思うようにいかない、こういうことからしばしば本省關係にも陳情申し上げ、あるいは縣當局にもいろいろ陳情申し上げて、神崎川を中心とす。る防砦工事のお願いを申し上げてきたのであります。ようやく本省でも了承されまして、大阪府が中心となりまして、この工事を施行することに相なつてきたのであります。ところが當時は戰事下でありまして、まだ今日のごとく物價が高騰いたしていなかつたのであります。今日の豫算は昔の物價安の豫算そのまま繼續されておる状態でありまして、今日施行に非常に支障を來したので、從つてこの機會に最近の物價指数に相應する豫算を計上願つて、一日も速やかに同工事が完成するようにお願い申し上げたいのであります。
 さらに同地方が先ほど申し上げるように工場地帯であるということは、ただちに港が必要になつてくるのであります。同川を中心といたしまして、港が完成されなければならないのでありますが、防砦工事を行うのと併行いたしまして、港の改良工事を行うことが、何よりもわれわれは必要なことであると考えておるのであります。從つてまことに國家支出の多いときではありまするけれども、同地帶の産業の發展の上から考えましても、尼崎港を完備することが、今日焦眉の急であるとわれわれは考えておるのであります。港の荷物出荷状況から考えましても、日本屈指の移出量をもつておるのであります。ところがその港は舊態依然たる姿で、とうてい今日の工場地帶にふさわしく受入れられるだけの港の設備をもつておらないのであります。どうかこの機會に同地方の産業發展の上に鑑みましても、あるいは既存の工場の生産増強の上から鑑みましても、港の改良工事を併行して防砦工事を完成していただきたい。これがまた一面土地沈下の對策に併行してまいるとわれわれは考えております。土地沈下の状況は、終戰後やや沈下が停止いたしたかのような報道をわれわれは受けておるのでありますが、いずれにいたしましても防砦工事と併行いたしまして、港の完成を行つていただくのでなければ、防砦工事は防砦工事として行い港の改良は港の改良として別に行うということになりますと、二重の負擔を受けなければならず、經費がかかる。そういうことになつてまいりますので、それと同時に併行して行つていただきたいということをお願い申上げたいのであります。以上が大體神崎川の防砦工事の主事費増額と尼崎港改良工事の請願の要旨でありまして、特に皆様方の御高配を煩わし、本請願の趣旨のかなうように、格段の御援助をお願い申し上げる次第であります。
#53
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#54
○岩澤政府委員 ただいまの御請願の一個所の神崎川下流の防砦工事は、すでに十九年度から工事に著手いたしまして、著々工事を進めておるのでありますが、これはやはりこの一帶は御承知の通りに、阪神間における工業地帶としての生産の地でありますから、政府といたしましても、できるだけこれを防禦するという方針を相變らずもつておるのであります。しかしながら最近における物價の騰貴によつて、最初の工事費が計畫よりうんと突破したために、この點はやはり設計變更によつて工事費の増額はわれわれとしては認めておるのでありますから、その點は十分縣の方とも打合わせてそういう方針で工事の促進を進んでやりたいと考えております。
#55
○後藤政府委員 尼崎港は元來尼崎築港會社の手によりまして築港をいたしたのでありますが、地盤沈下の影響が非常に激しい、またそこにできております工場が、現在の日本の産業復興に非常に重大な關連をもつ重要工場ばかりなのであります。しかるに現在の經濟状態におきましては、築港會社をしてこれを獨行せしめるようなことは、ほとんど不可能な状態に立至つておりますので、築港の、主體、その經營者を兵庫縣で擔當するように、兩者の間に話をいろいろと進めておりまして、最近に両者の意見が一致いたしまして、從つて二十三年度からは兵庫縣の經營の下に、尼崎港の修築をいたすことになりました。國におきましても、縣營の工事に對しては助成し得る途も開けておりますから、これによつて、尼崎港の修築を十分助成いたしたいと思います。なお築港の港灣設備ということだけでなしに、請願にもありましたように、港灣地域内が非常に地盤沈下をいたしております。そのためにほとんど港として使えない個所もかなりありますので、それに對する防砦的處置をも合せて築港の計畫にとり入れていきたいと考えております。
#56
○荒木委員長 御質疑等はありませんか。
    〔「質問なし」と呼ぶ者あり〕
    ―――――――――――――
#57
○荒木委員長 それでは次にお諮りいたしますが、前會の委員會の日程に上つておりました件につきまして、松浦東介より日程追加の要望がございます。この要望を認めるに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#58
○荒木委員長 それでは日程は追加いたされました。亂川及び押切川の上流にダム築設の請願、松浦東介君紹介、文書表第三四七號、紹介議員の説明を求めます。松浦東介君。
#59
○松浦委員 亂川及び押切川の上流にダム築設の請願でありますが、これは大體請願書に書いた通りでございます。
 亂川は奥羽の脊梁山脈であるところの山から發しまして、宮城、山形縣境より山形縣側に流れるところの河川でございます。山形縣北村山郡高崎村同じく東郷村同じく山口村同じく大富村、また東村山郡成生村から流れまして、途中押切川を併合いたしまして西村山郡溝述村で最上川にはいつておるのであります。亂川、押切川は、ともにその名の示すごとく實に荒川であります。しかも平時は水は一滴も流れていないのでありますが、一雨降ると濁水が滔々として流れるという、實に厄介千萬な川でございます。私も先年その。上流まで實地調査をした経験がございますが、上流の方にまいりますと、崩澤、上悪土、下悪土というような地名がざらにあるのであります。そういうわけで最上川の支流中でも屈指の荒川となつております。この川は昔から土砂の崩壊がはげしく、流域の住民は長年大いに悩まされてきたのでございますが、押切川の方は東村山郡の成生村が主體となりまして、明治年間に河川改修をやつたことがあり、また大正年間には、當時の金としては厖大な三十數萬圓を費して河川改修を斷行したのでありますが、その後も土砂の堆積が著しく、せつかくの改修もほとんどむだになろうとしているような状態にあるのであります。東村山郡成生村と北村山郡大富村を通ずるところの中亂川橋の方は、改修當時橋の下に馬を繋いでいるような高さであつたのでありますが、最近では土砂が埋まりまして、二尺くらいしかなくなりました。その橋も九月の出水で流れてしまつたのであります。この兩河川は、早急に手を打たれなければならないということは、地元民の切なる要望でございます。この流域地帶の北村山郡神町は進駐軍に町が築かれておるのでありまして、今ならいろいろ工事等の便宜が多いと存じます。この川が一朝堤防が決壊することになれば、美田約二千町歩が荒廢に期しますので、流域の住民は戰々競々としております。ひとつ最上川上流の改修と同時に、この兩河川も併合して内務省の直轄工事として改修をしていただきたいというお願いであります。
 なお亂川、押切川は、先ほど申し上げましたように、平常は水がない川でありまして、地下水となつて下流地域の飲料水となり、また灌漑用水となるのでありますが、最近神町の特建工事中上水道の工事が落成いたしまして、水を上流でせき止めて使つておりますので非常に問題となつております。洪水にも困るしまた灌漑にも困るということになつたのであります。それで上流にダムをつくつて水害豫防と灌漑防止と一鳥二石の施策をやつていただきたい。こういうのが本請願の要旨でございます。
#60
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#61
○岩澤政府委員 御存じの通りに、最上川の改修工事は先年より繼續しておるのでありますが、何しろ大河川で、しかも大規模な改修工事を施行している關係上、なお数年を要するような状態でありますために、今御請願の、最上川の支流である亂川及び押切川に直轄工事の區域を擴大して、しかもここにダムをつくるということは、現在の國庫財政状態としてははなはだ困難な事情にあると思います。しかしながらこの水源地帯が相當に荒れて、しかも土砂を非常に流下しているということは、治水上等閑に附することはできないのでありますから、治水上土砂の流下を防止するという意味において、ダムの築造は緊急を要することと考えておりますから、十分現地を調査した上において、至急善處したいと考えております。
#62
○松浦委員 先ほど申し上げました神町の水道落成の際に、地方民が將來の飲料水と灌漑ということに非常におそれをなしまして、いろいろ陳情いたしました結果、もう一つダムをつくらなければならぬということになりまして、これも特建工事でございますが、實は穴を堀つたのでございます。しかしその後セメントの事情が窮屈になつたために工事が中止になつているような状態であります。これは途中までできているのですから、一つ資材の事情が許す限り、なるべく工事を御繼續くださることを希望いたします。
#63
○岩澤政府委員 ただいまお話の、ダムを中途で中止したことについては、資材が許す限り繼續いたしますけれども、現在における川の状態から見ますと、一つのダムではほとんど効果がない。やはり根本的にもつと二つ三つのダムを上流につくつて、いわゆる砂防堰堤を完備しなければこの問題は解決しないのだ、こういうように考えますので、そのためにこの亂川及び押切川の砂防については、全面的に計畫を進めて至急工事にかかりたいと考えております。
    ―――――――――――――
#64
○荒木委員長 次は日程第一二、小松島港修築の請願、岡田勢一君ほか三名紹介、文書表番號第四〇三號、紹介議員の説明を求めます。岡田勢一君
#65
○岡田勢一君 本請願は徳島縣の小松島港の改良工事を速やかに施行せられんことをお願いするのであります。
 請願の理由は、この小松島港は四國東部におけるただ一つの門戸でありまして、重要な港灣となつております。この背後地ほ徳島縣、高知縣、香川縣三縣に跨がりまして廣大なる地域があり、また厖大なる物産がありまして、水陸の設備も交通機關も完成いたしております。もちろん臨港鐵道も小松島港にまいつております。そして出入する船舶、貨物は年々に増加をいたしております。昭和十八年度においては出入船舶が百萬トンを超え、出入貨物の数量は九十萬トンの多きに達しております。かつ本港を経由いたします輸出入の貨物におきましても、昭和十五年度においてすでに二十萬トンを算するに至つたのであります。しかるところ、本港におきましては、この地方特有の北東の強風に襲われることがしばしばありまして、この風浪に面しまして港口を破壊されております關係上、激浪のときには港内において船舶を破壊、沈没せしめ、またあるいは岩壁にある船や陸上の諸施設を毀損しまして、人家にまで浸水することがしばしばあつたのでありまして、その損害は、今日までの實積によりますと、すこぶる大なるものがあります。小風のときでも、風浪のために小型船の荷役作業が港内においてできにくいことが度々あるのであありまして、これがために本港の機能を減殺しておりますことは、過去に認められたる事實であります。この際この改良工事を適當に施工していただきましたならば、本港における荷役能力は優に現在の三倍以上となりまして、前記のごとき災害を完全に防止いたしますと同時に、今日以後のこの貿易の再開に際しまして、本港の機能を十分に發揮いたすことができるようになるのであります。縣民は全部本港の改良工事の速やかならんことをお願いしておるのであります。またこの點については、技術的にも運輸省の御當局はよく御存知のはずでありまして、先般來もこの復舊工事の促進について、御努力くださつておるということを承つておるのであります。どうか國土計畫委員會におかれましても、本港の實情をとくと御了承くださいまして、この請願を御採擇あらんことを切にお願い申し上げる次第であります。
#66
○荒木委員長 本件に對する政府側の意見を求めます。
#67
○後藤政府委員 小松島港は昭和九年に一應完成いたしたのでありますが、完成後、港の入口の位置につきまして不備な點を發見いたしております。それにつきましては、この改造を政府といたしましてもいろいろ研究いたしておりましたが、戰時中でこれを實行する機會がなかつたのは殘念でありました。財政の許す限り、できるだけ近い機會におきまして、この港の入口の不備な點を改良いたしまして、十分完全な港にいたしたい。こう心得ておるわけであります。
#68
○岡田勢一君 ちよつと申し落しましたが、本工事は港口施設の改良工事でありますので、當局におかれても非常に御心配くださつて、豫算の要求をしていただいておるように漏れ承つております。ぜひとも二十三年度に工事が行われますように、重ねて各委員諸氏の御了解をお願いいたしたいと思います。
#69
○荒木委員長 ほかに御質疑等はございませんか。
 次の委員會の日時は公報をもつて御通知申し上げます。本日はこれをもつて散會いたします。
    午後零時四分散會
ソース: 国立国会図書館
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