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1956/11/15 第25回国会 参議院 参議院会議録情報 第025回国会 本会議 第3号
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1956/11/15 第25回国会 参議院

参議院会議録情報 第025回国会 本会議 第3号

#1
第025回国会 本会議 第3号
昭和三十一年十一月十五日(木曜日)
  〇開 会 式
 午前十時五十八分 参議院議長、衆議院参議院の副議長、常任委員長及び議員、内閣総理大臣その他の国務大臣、最高裁判所長官及び会計検査院長は、式場に入り、所定の位置に着いた。
 午前十一時 天皇陛下は衆議院議長の前行で式場に出御、玉座に着かせられた。
  〔諸員敬礼〕
 午前十一時一分 衆議院議長益谷秀次君は式場の中央に進み、次の式辞を述べた。
   式 辞
  天皇陛下の御臨席を仰ぎ、ここに第二十五回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。
  今次の臨時国会は、さきに調印をみた日ソ国交正常化に関する案件その他の審議のために召集されたものであります。
  われわれは、このときにあたり、外は、複雑なる国際関係に対処し、国連憲章の精神に則り、広く世界の諸国家と友好親善関係を深めるとともに、内は、国家の隆昌発展と国民の福祉増進のためいよいよ諸施策の推進に万全を期すべきことを痛感するものであります。
  ここに、開会式を行うにあたり、われわれに負荷された重大な使命にかんがみ、日本国憲法の精神を体し、おのおの、その最善を尽して任務を遂行し、もつて国民の委託に応えようとするものであります。次いで侍従長は御言葉書を天皇陛下に奉り、天皇陛下は次の御言葉を賜わった。
   御 言 葉
  本日、第二十五回国会の開会式に臨み、参議院議員通常選挙による新議員を迎え、ここに全国民を代表する諸君とともに、親しく一堂に会することは、わたくしの深く喜びとするところであります。
  わが国が、さきに国際社会に復帰してから既に四年有余、この間、いよいよ友邦諸国との国交を深め、内においては、文化・経済の発展と民生の安定とをもたらしつつあることは、国民の不断の努力によるところであり、深くその労を多とするものであります。
  しかしながら、国際情勢の推移に対処して国運の隆盛を期し、国民の福祉を高めるためには、今後なお幾多の努力を要することと思います。
  このときにあたり、国会が、国権の最高機関としての使命を遺憾なく果し、また全国民が、互に協力して各自の最善を尽すことを切に望みます。
  〔諸員敬礼〕
 衆議院議長は御前に参進して、御言葉書を拝受した。
 天皇陛下は参議院議長の前行で入御。
 次いで諸員は式場を出た。
   午前十一時七分式終る
ソース: 国立国会図書館
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