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1956/12/06 第25回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第025回国会 内閣委員会 第6号
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1956/12/06 第25回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第025回国会 内閣委員会 第6号

#1
第025回国会 内閣委員会 第6号
昭和三十一年十二月六日(木曜日)
    午後三時四分開議
 出席委員
   委員長 山本 粂吉君
   理事 大平 正芳君 理事 高橋  等君
   理事 保科善四郎君 理事 宮澤 胤勇君
   理事 石橋 政嗣君 理事 受田 新吉君
      辻  政信君    床次 徳二君
      眞崎 勝次君   茜ケ久保重光君
      片島  港君    西村 力弥君
      細田 綱吉君    森 三樹二君
 委員外の出席者
        専  門  員 安倍 三郎君
    ―――――――――――――
十二月六日
 委員川村継義君辞任につき、その補欠として西
 村力弥君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
十二月五日
 増加恩給及び傷病年金増額に関する請願(山下
 榮二君紹介)(第六九八号)
の審査を本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査申出に関する件
 元沖繩県有給吏員の恩給に関する件
 国家公務員等の給与改善に関する件
 請願
 一 元外地鉄道職員に関する恩給法等の特例制
   定に関する請願(高瀬傳君紹介)(第一
   号)
 二 明治、大正年代における殊勲者特権復活に
   関する請願(横井太郎君紹介)(第五七
   号)
 三 駐留軍使用道路の損害補償に関する請願(
   田中彰治君紹介)(第一二四号)
 四 湘南観光道路の演習地貫通等に関する請願
   (片山哲君紹介)(第一七五号)
 五 金鶏勲章年金復活に関する請願(林讓治君
   紹介)(第二〇一号)
 六 同(植木庚子郎君紹介)(第二〇二号)
 七 元外地鉄道職員に関する恩給法等の特例制
   定に関する請願(高瀬傳君紹介)(第二〇
   三号)
 八 長野市の地域給引上げの請願(小坂善太郎
   君紹介)(第二〇四号)
 九 一般職の職員の給与に関する法律の一部改
   正に関する請願(片島港君紹介)(第二八
   四号)
一〇 元外地鉄道職員に関する恩給法等の特例制
   定に関する請願(横山利秋君紹介)(第三
   一一号)
一一 明治、大正年代における殊勲者特権復活に
   関する請願(加藤鐐五郎君紹介)(第三一
   二号)
一二 世論調査に関する請願(森三樹二君紹介)
   (第三一三号)
一三 太子町の地域給引上げの請願(河本敏夫君
   紹介)(第三七二号)
一四 揖保川町の地域給引上げの請願(河本敏夫
   君紹介)(第三七三号)
一五 農地局定員外職員の定員化に関する請願(
   芳賀貢君紹介)(第四〇七号)
一六 同(笹山茂太郎君紹介)(第四三四号)
一七 元沖縄県特定郵便局長の恩給等に関する請
   願(淵上房太郎君紹介)(第四〇八号)
一八 行政機関職員定員法の一部改正に関する請
   願(茜ケ久保重光君紹介)(第四〇九号)
一九 小諸市の地域給引上げの請願(井出一太郎
   君紹介)(第四六四号)
二〇 小諸市の寒冷地手当引上げの請願(井出一
   太郎君紹介)(第四六五号)
二一 化学分析中央機関設置に関する請願(野澤
   清人君紹介)(第五〇〇号)
二二 元満州国日本人官吏に恩給法適用に関する
   請願(中居英太郎君紹介)(第五〇一号)
二三 小諸市の寒冷地手当引上げの請願(松平忠
   久君紹介)(第六二五号)
二四 小諸市の地域給引上げの請願(松平忠久君
   紹介)(第六二六号)
二五 新市における地域給の差異是正に関する請
   願(山崎巖君紹介)(第六二七号)
二六 増加恩給及び傷病年金増額に関する請願(
   山下榮二君紹介)(第六九八号)
    ―――――――――――――
#2
○山本委員長 これより会議を開きます。
 床次委員より、元沖縄県有給吏員の恩給に関しまして、発言を求められておりますので、これを許します。床次君。
#3
○床次委員 沖縄の事態につきましては、たびたびいろいろの決議が出ておりますが、最も今日同情にたえないのは、元有給吏員の恩給に関する問題でありますので、これに対して次の決議案を提案いたしたいと存じます。
 まず、朗読いたします。
  元沖縄県有給吏員の恩給の支給について、昭和二十三年九月まではその支給の途が開かれていたが、それ以降の分が打切られている。現在沖縄が米国の施政権の下にあるといえども、我国に主権が存在する以上は、これら吏員の恩給の支給について政府は速かに善処せられたい。
右決議する。
 かような意味であります。これに関しましては、後刻地元から陳情者が来ておりますから、お聞き取りいただきたいと思いますが、今日政府の取扱いといたしましては、一般の国家公務員に対しましては、完全に恩給の道が認められておりまするが、この県の有給吏員に対しましては、台湾、朝鮮等の関係から停止せられておるようであります。しかし沖縄に関しましては、島民等からも希望がありまして二十三年九月までは、現地において支給の道が開かれておったのでありますが、それ以後については道が講じてございません。すみやかにこの道を作っていただきたい、かように存じまして、この決議案を出すわけでありますが、特に強調せられておりまするごとく、沖縄は他の区域と違いまして、日本が現実に潜在主権を有しておるところであります。この点は台湾、朝鮮とは著しく異なり、従って恩給を支給することに関しましては、十分なる根拠があるものと考えておるのであります。どうぞ一つ満場の皆様の御賛成を得たいと思います。
#4
○山本委員長 ただいまの床次君提出の決議案を採決いたします。本決議案に賛政の諸君の起立を求めます。
    〔総員起立〕
#5
○山本委員長 起立総員。よって本決議案は決定いたしました。
    ―――――――――――――
#6
○山本委員長 次に片島委員より国家公務員等の給与改善に関して発言を求められておりますので、これを許します。片島君。
#7
○片島委員 私は国家公務員等の給与改善に関する決議案をここに提案いたしたいと思うのでありますが、まずその案文を朗読いたします。
  本年三月三公社五現業職員の給与に関し、中央調停委員より調停案が提出せられ、更に本年七月国家公務員の給与に関して人事院より政府及び国会に対し勧告が行われたにかかわらず、いずれも今日まで放置せられていることは誠に遺憾である。よって、政府は、官公職員の給与問題に関して本年度内にこれが解決を見るべく努力すべきである。
 右決議する。
 申し上げるまでもなく、三公社五現業については本年の三月調停案が提示せられまして、それぞれの三公社の内部において、また五現業においてもいろいろと労使双方間に協議交渉が行われておるのであります。また近く解決するのもあると思うのでありますが、同時にまた、七月に国家公務員に対する給与の勧告が行われましたので、やはりこういう三公社五現業、国家公務員といったような同じ政府機関の職員は、できるだけ歩調を合せてこの給与問題が解決せられることが望ましいと思いますので、おそらく通常国会に入りましたならば、政府はこの緊急な問題について、こういう決議案を出さなくても、最初にこれは必ず実現していただくのではないかと私は思うのでありますけれども、念のためにここに一つ、非常にゆるやかではありますが、決議案を上程して、皆さんの御賛同を得たいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
#8
○山本委員長 いまの片島君の国家公務員等の給与改善に関する決議案について採決いたします。本決議案に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔総員起立〕
#9
○山本委員長 起立総員。よって本決議は決定いたしました。
    ―――――――――――――
#10
○山本委員長 これより請願の審査に入ります。本委員会に付託となりました請願は、本日の請願日程に掲載いたしました通り、二十六件であります。この際本日の請願の日程全部を一括議題といたします。
 お諮りいたします。これら請願の趣旨は、すでに配付せられております文書表により御承知のことと思いますので、紹介議員の説明並びに政府の所見聴取等を省略し、直ちにその採否を決定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○山本委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 これより採否の決定をいたします。先ほどの理事会で協議いたしました通り、本日の請願日程中、第一、第三、第四、第七ないし第一〇、第一二ないし第二六の各請願は、いずれも議院の会議に付して採択の上、内閣に送付すべきものと議決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○山本委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。ただいま議決いたしました各請願の会員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○山本委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
    ―――――――――――――
#14
○山本委員長 この際御報告申し上げます。本委員会に参考送付となりましに陳情書は、ただいまお手元にその件名を印刷して配付いたしました通り二十五件であります。以上御報告申し上げます。
    ―――――――――――――
#15
○山本委員長 次に、閉会中審査に関する件について、お諮りいたします。
 御承知の通り、国会法第四十七条第二項の規定によりまして、委員会に議院の議決で特に付託された案件については、閉会中もなおこれを審査することができることになっております。
 当委員会といたしましては、閉会中もその審査を進めて参りたいと存じますので、閉会中審査案件を議長に申し出ることとし、その案件といたしましては一、国家行政組織法の一部を改正する法律案、一、大蔵省設置法の一部を改正する法律案、一、内閣法等一部を改正する法律案、一、国家公務員法の一部を改正する法律案、一、事務次官補を設置するための外務省設置法等の一部を改正する法律案、一、内政省設置法案、一、経済企画庁設置法の一部を改正する法律案、一、内政省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、一、国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案、一、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、一、行政機構並びにその運営に関する件、一、恩給及び法制一般に関する件、一、自衛隊に関する件一、調達庁に関する件一、公務員の制度及び給与に関する件といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○山本委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
 なお、その手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。
 暫時休憩いたします。
    午後三時十三分休憩
     ――――◇―――――
    〔休憩後は開会に至らなかった〕
     ――――◇―――――
    〔参照〕
請願に関する報告書
    〔別冊附録に掲載〕
ソース: 国立国会図書館
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