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1955/05/10 第24回国会 参議院 参議院会議録情報 第024回国会 建設委員会 第31号
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1955/05/10 第24回国会 参議院

参議院会議録情報 第024回国会 建設委員会 第31号

#1
第024回国会 建設委員会 第31号
昭和三十一年五月十日(木曜日)
   午前十時四十六分開会
    ―――――――――――――
  委員の異動
五月八日委員小笠原二三男君辞任につ
き、その補欠として森崎隆君を議長に
おいて指名した。
五月九日委員西岡ハル君辞任につき、
その補欠として森田豊壽君を議長にお
いて指名した。
本日委員森田豊壽君辞任につき、その
補欠として西岡ハル君を議長において
指名した。
    ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     赤木 正雄君
   理事
           石井  桂君
           小沢久太郎君
           近藤 信一君
   委員
           大谷 贇雄君
           斎藤  昇君
           酒井 利雄君
           西岡 ハル君
           平井 太郎君
           若木 勝藏君
  政府委員
   北海道開発企画
   室主幹     柏原益太郎君
   建設政務次官  堀川 恭平君
   建設大臣官房長 柴田 達夫君
   建設省計画局長 町田  稔君
   建設省住宅局長 鎌田 隆男君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       武井  篤君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○請願に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(赤木正雄君) これより委員会を開会いたします。
 委員変更の件を御報告申し上げます。五月八日小笠原二三男君が辞任され、補欠として森崎隆君が指名され、同月九日西岡ハル君が辞任され、補欠として森田豊壽君が指名され、また本日森田豊壽君が辞任され、補欠として西岡ハル君が指名されました。
    ―――――――――――――
#3
○委員長(赤木正雄君) それではただいまから請願の審査に入ります。ちょっと速記をとめて。
  〔午前十時四十七分速記中止〕
     ―――――・―――――
  〔午前十一時三十八分速記開始〕
#4
○委員長(赤木正雄君) 速記を起して
 本委員会では今朝来、住宅局関係、計画局関係、官房関係並びに北海道庁関係の請願を処理して参りました。なお、河川局関係及び道路局関係の請願がありますが、河川局長及び道路局長は御出席になっていないように認められますが、さよう認めて御異議ありませんか、政府に伺います。
#5
○政府委員(堀川恭平君) 実は、この請願の審議に当りましては、局長が必ず出なければならぬということはよくわかっておるのでありますが、御承知のように、河川局長は愛知、岐阜、三重、三県の水防演習がありまして、この水防演習の大きいのには局長が必ず出ることに今までの慣令としてなっている関係上、実はきょうの演習でありますので、昨日出かけたような次第で、現在不在でおることは確実であるのであります。また道路局長は名古屋−神戸間の高速度自動車道路の説明と御協力のために、愛知、岐阜、滋賀、大阪、京都、これらの沿道の市長、県知事、かような人を大阪に集めて、実は御説明とともに、今後の事項に対しての御協力を願いに行っている次第であります。はなはだ申しわけない次第でありますが、今回に限り、出張して不在でありますので、今後はさようなことはいたさせぬ考えでおりますので、どうぞかわりに河川局次長、道路局の課長が来ておりますので、何とぞそれで御了承を願いたいと、かように存じております。
#6
○委員長(赤木正雄君) 政務次官に申しますが、政務次官も衆議院の建設委員会で、この請願、陳情を十分処理されたことと思います。御承知の通りに、請願、陳情は、この新憲法の国会で非常に軽く取り扱われておる実情にあります。しかし、ものによりましては、あるいは請願を出す人にとりましては、法律以上に重視する人もあると思うのです。そういう観点からいたしまして、ことに建設関係の請願といたしましては、非常に被害関係も多いものがありますので、健来局長が来ないで課長が請願に当られた、請願の答弁に当られていた事例もありますが、しかし、この委員会といたしましては、それはあまりに請願を軽視する。また議院運営委員会におきましても、参議院では請願をもっと慎重に処理すべきものだというふうな意見もありました。さような観点から、本委員会におきましては、請願に対しては、関係の局長が委員会に来て答弁すべきものであるということを決定いたして、そういう慣行によって今まで処理して参りました。
 今承わりますと、河川局長あるいは道路局長は、公務のために地方に出ていて、来られない。しかし法案の審議のときに果して、そういう水防演習がある、あるいは道路計画があるというために、この委員会に出てこられないであろうかどうか、私はそれは非常に問題があると思う。おそらくそういうことはなかろうと思う。つまり、ざっくばらんに言えば、請願を非常に軽視している。われわれの委員会においてもそういうことがあったのです。これはお互いによくない。だからして、この悪習慣を十分に直して、お互いに請願を出す人の気持になって、参議院らしいものをやっていこう、国会の請願らしいものを処理したいという考えなんです。
 で、この際両局長がいられぬことに対しては非常に遺憾でありますが、また今政務次官の御答弁もありましたので、よくわかりました。しかし、この委員会といたしましては、局長がいない限りにおいては、請願を処理いたさない、こういう横行になっていますから、本日はこの河川局、あるいは道路局の請願を処理できません。この本委員会の今までのせっかく踏んできた正しいルールを、今後とも政府におきましても十分尊重してほしい。これを私は特にお願いしたい。委員長として強く要望するのです。今まで、端的に申し上げますと、私ども政府にはなるべく協力して参ったのです。ただ、この請願のために、そういうふうに軽視されるという、委員会を軽視されるということは非常に遺憾に思います。どうか、これはほんとうに国民に対して相済まぬのでありますから、これは十分に考えてほしいのです。
 それで、皆さんの御意向があれば、来週の火曜日にはこの請願を引き続き、各委員の御了承があれば、やりたいと思います。そのときには必ず御出席願いたいと思います。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○政府委員(堀川恭平君) よく委員長のお話を承わっておりますし、両局長が帰りましたら、その点よく申しつけまして、必ず今後は出席さすように申しつけるような次第であります。どうぞその点御了承願います。
#8
○石井桂君 私も委員長の御発言に全く同感の意を表するものでありまして、私はこの建設委員の与党の理事の立場から、法案と取っ組んで、野党の皆様方、非常に御協力下すって、各委員会の成績のうちでは、建設委員会が一番いいわけなんです。十五法案のうち、余すところ一つしか残っていない。そういうふうに勉強してきた出鼻を、最後にたたかれるというのは、私は非常に残念だと思います。で、もし河川局長、道路局長がほんとうにやむを得ない公用で出られるのであれば、おそらく議会の関係は今週どう触るのだろうという予定くらいな心やりはあったろうと思う。で、そういうことで調査室なり何なりに問い合せて、万全を期しておくのが、僕は役人としての道であろうと思います。私自身三十年ばかり役人をしておりましたから、役人の行き方は十分心得ておりまして、どうもきょうは委員長の言われる通り、少し気の抜けたところがあったのじゃないかということは、私はこれは端的に言いますと、そういう気がします。そこで今後はそういうことのないように、与党の立場から、ぜひ政務次官を通してお話しおき願いたいと思います。
#9
○委員長(赤木正雄君) 委員の諸君に申し上げます。本日は、せっかく請願を全部処理しようと思いましたが、お聞きの通り、両局長が出席いたしませんから、遺憾ながら本日の委員会はこれで散会といたします。
   午前十一時四十八分散会
ソース: 国立国会図書館
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