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1947/07/05 第2回国会 両院協議会・合同審査会等 両院協議会会議録情報 第002回国会 国家行政組織法案、刑事訴訟法を改正する法律案両院協議会 第1号
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1947/07/05 第2回国会 両院協議会・合同審査会等

両院協議会会議録情報 第002回国会 国家行政組織法案、刑事訴訟法を改正する法律案両院協議会 第1号

#1
第002回国会 国家行政組織法案、刑事訴訟法を改正する法律案両院協議会 第1号
昭和二十三年七月五日(月曜日)
    午後十一時九分開会
    ―――――――――――――
昭和二十三年七月五日(月曜日)衆議院議長にお
いて、協議委員を左の通り指名された。
      工藤 鐵男君    小澤佐重喜君
      高橋 英吉君    米窪 滿亮君
      竹谷源太郎君    笹口  晃君
      椎熊 三郎君    坪川 信三君
      松原 一彦君    成重 光眞君
同日、互選の結果、正副議長を左の通り選定した。
        議     長 米窪 滿亮君
        副  議  長 高橋 英吉君
又同日参議院議長において、協議委員を左の通り
指名された。
      下條 康麿君    松井 道夫君
      小野  哲君    鈴木 安孝君
      岡田喜久治君    中井 光次君
     前之園喜一郎君    太田 敏兄君
      伊藤  修君    千田  正君
同日互選の結果、正副議長を左の通り選定した。
        議     長 伊藤  修君
        副  議  長 下條 康麿君
    ―――――――――――――
 出席委員
  衆議院側
   議長           米窪 滿亮君
   副議長          高橋 英吉君
      工藤 鐵男君    小澤佐重喜君
      竹谷源太郎君    笹口  晃君
      椎熊 三郎君    坪川 信三君
      松原 一彦君    成重 光眞君
  参議院側
   議長           伊藤  修君
   副議長          下條 康麿君
      松井 道夫君    小野  哲君
      鈴木 安孝君    岡田喜久治君
      中井 光次君   前之園喜一郎君
      太田 敏兄君    千田  正君
  衆議院事務局側
        参     事
        (委員部長)  鈴木 隆夫君
  参議院事務局側
        参     事
        (委員部長)  河野 義克君
        参     事
        (委員部勤務) 佐藤 吉弘君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○國家行政組織法案
○刑事訴訟法を改正する法律案
    ―――――――――――――
    〔抽籖により米窪滿亮君議長席に著く〕
#2
○議長(米窪滿亮君) それでは籖によりまして、私が本日の両院協議会の議長を勤めることに相成りました。尚参議院の協議委員議長には伊藤修君、副議長には下條康麿君、衆議院の協議委員議長には不肖私、副議長には高橋英吉君が当選されました。右御報告申上げます。
 これより國家行政組織法案について両院協議会を開きます。両院協議会は國会法第九十七條によりまして傍聽を許さないことになつておりますから、協議委員及び協議会の事務を掌理する者以外の方は御退席を願います。先ず各院の議決の御趣旨を御説明願うのでありまするが、時間もありませんので、衆議院側から両院協議会を求めた趣旨について御説明を願いまして、直ちに御協議に入つて頂きたいと存じます。では衆議院側から御説明を願います。小沢君。
#3
○小澤佐重喜君 只今議長のお話になりました國家行政組織法案中、議題になりました衆議院側の意向を極く端的に結論だけを申上げることにいたします。それは十七條の、「各省に次官一人を置く。次官は、特別職とする。次官は、大臣の命を受け、政策及び企画に参画し、大臣不在の場合その職務を代行する。」という衆議院の議決に対しまして、参議院側におきましては、これから申上げるように修正して参つたのであります。即ち第二項中、「次官は、大臣の命を受け、政策及び企画に参画し、省務を整理する。」こういう趣旨の修正でございまするが、衆議院側といたしましては、やはり衆議院で大体決定いたしましたように、「大蔵不在の場合その職務を代行する。」こういう点は復活さして貰いたいというのが衆議院側の意向であります。併しそれ以外の修正点につきましては、全部認めてもよろしいという考え方になつておりまするが、ただ十八條の総務長官が参議院の修正によりましてなくなる関係上、この修正案にもない、又衆議院の原決議にもない文字を多少変更することが適当と考えまするので、最後の結論でありまする十七條の衆議院側の意向を申上げて、御協議を願いたいと存じます。即ち衆議院側といたしましては、第十七條を、「各省の次省一人を置く。次官は、特別職とする。次官は大を臣助け、政策及び企画に参画し、省務を整理し、大臣不在の場合その職務を代行する。」こういう文案に是非御同調願いたいと存ずる次第であります。從いまして十八條以外、若しくは十八條の修正によりまして、関係條文が当然変更になることに対しましては異議はないのであります。ただこの二十四條、即ち修正案に基く二十五條でありまするが、その五行目に「次官及び総務長省は、」というのを参議院側で修正されずに來たことは、恐らくこれは何かの手落ち、手落ちと言いますか、事務かなんかの間違いだろうと思います。十八條が変更されますれば「及び総務長官」というものは同時に修正されて來なければならん文字だと思いまするが、この点に対しましては、私共は改めて「次官は」ということにしまして、総務長官というものを削ることだけを申上げて置きます。この点につきましては、恐らく御同意下さることと思いまするが、念のために申上げて置きます。その他は全部参議院の修正案を認めることにいたします。
#4
○議長(米窪滿亮君) 只今衆議院側の御説明をお聽きの通りでありまするが、この際懇談に移して、時間もありませんから、早急に成案を協議しては如何かと思います。
#5
○小野哲君 甚だ恐れ入りますが、今お示しになりました衆議院の十七條の結論は、これはもう一度ゆつくりお聽かせ下さい。それと十八條の関係でございます。
#6
○小澤佐重喜君 それでは先に文案だけを申上げて置きます。十七條の第一項は動きません。第二項、「次官は大臣を助け、政策及び企画に参画し、省務を整理し、大臣不在の場合その職務を代行する。」そうしてこういうふうに文字を直した理由は、これも簡單に申上げますが、從來のいわゆる次官とは異なりまして、実質的には副大臣というのが、この條項の元でありますから「大臣の命を受け」という文字では、從來の次官と殆んど変りがない、それよりもむしろ「大臣を助け」と言つた方が実質的な副大臣の職務を活かすのに感じがぴつたり來るのじやないか、こういう意味からでありますし、更に「省務を整理し」ということは、総務長官の職務事項の中に「上官を助け、省務を整理し」という言葉がありますので、いわゆる総務長官の職務も次官がとるのだという趣旨におきまして「省務を整理し」という言葉を加えたわけであります。実質的に申しますれば從來の事務次官の職務と、更に副大臣的の立場とを一切総括した職務にしたいというのが、十七條の只今申上げた修正の趣旨でございます。
#7
○議長(米窪滿亮君) 衆議院側の説明お分かりになりましたか。
#8
○下條康麿君 二十四條の第二項の「次官及び総務長官」の「及び総務長官」を削るのですね。
#9
○小澤佐重喜君 そうです。ですから、これは恐らく当然削られて來るわけです、総務長官を削つた以上は、ちよつと見落しだろうと想像されます。
#10
○下條康麿君 原案に削つてあつたが、後で書くときに議事部の方で落したのだそうです。悪しからず……
#11
○小澤佐重喜君 そういうことなら、訂正を衆議院まで出して頂けば……
#12
○議長(米窪滿亮君) それでは御懇談に移ります。
    〔午後十一時十九分懇談会に移る〕
#13
○下條康麿君 今の十七條第二項の「次官は省務を整理し、」これはこちらに入つておるのですか。
#14
○小澤佐重喜君 「省務を整理し」は、あなたの方で入れたのを受けたわけです。
#15
○下條康麿君 要するに「次官は大臣の命を受け」を「大臣を助け」、それから整理の下は「大臣不在の場合」云々として副大臣の職務、これを活かすというわけですか。
#16
○小澤佐重喜君 そうです。
#17
○下條康麿君 十八條は削除ですね。
#18
○小澤佐重喜君 その他は、二十四條を除いては全部参議院の修正を認めるという趣旨です。
#19
○岡田喜久治君 ちよつと小沢さんにお尋ねしますが「次官は、特別職とする。」と書いてある。これは別途規定されておる特別職の中に、次官を挿入するということであれば、つまりこの次官なるものは國会議員をしてこれに充てるということを明示した規定は、書かんでもよろしいものですか。書くというと極めて明瞭になるように思うのですが、心持はどうですか。
#20
○小澤佐重喜君 これは衆議院の方で、國会法改正と、この行政組織法の改正について、この問題が可なり論議されたのであります。それで御承知の通り國会法の三十九條には、総理大臣、國務大臣、官房長官は國会議会と兼ねることができるという規定があります。その規定の方で、この改正された行政組織法の十七條の次官をそこで活かした方がよろしいという意味におきまして、この「総理大臣、國務大臣、官房長官」の次に「及び各省次官」ということを入れて、これは衆議院の案通りあなた方の方から御決定下さいまして、確定しておる案なんであります。從いましてこの次官は特別職ではあるが、而も國会議員がこれを兼ねることができるというのは、國会法によつて、二つ合せることによつてはつきりするわけであります。從つて特別職ということには変りはありませんが、その特別職は、國会議員が國会法の第三十九條によつて兼職禁止の規定がありますから、そちらの方の規定を持つて來て國会議員が兼ねることになつておりますから、実際問題といたしましては國会議員でなくてもできるのでありますけれども、事実上においては、必ずこの内閣は恐らくは國会議員を以てこれに充てることと私共も想像するに難くないのであります。恐らくはそうした意味におきまして、我々は今後のこの行政組織法の施行後におきましては、必ずこの十七條の次官には、衆参両院の議員がこれに任命されることと確信いたしております。
#21
○岡田喜久治君 つまり明瞭に、むしろ國会議員を以てこれに充つということをここに書いていいわけなんでございますが、如何でございましようか。
#22
○下條康麿君 私の決算委員会の関係上これを承諾いたします。衆議院案に賛成いたします。正式に後で申しますが、懇談会ですから今……
#23
○小澤佐重喜君 今の岡田委員のお言葉でありまするが、法の一般的建前は、例えば國務大臣にいたしましても、三十九條で國務議員と兼ねることができると規定し、官房長官もそういう建前になつておりますから、次官だけを國会議員を以て充つということにしてしまうと、原則として國会議員の兼職禁止ということが三十九條にありますから、その精神とちよつと背反するようなことにならんかというような趣旨で、國会議員も兼ねるというようなことになつて、事実上は國会議員がこれに当るのだという考え方でありまして、むしろこの國会法を全面的に改正しない限りは、他の國務大臣若しくは官房長官の関係等から……
#24
○議長(米窪滿亮君) 懇談はこれで大体終つたものと認めてよろしうございますか。
#25
○岡田喜久治君 簡單なお尋ねですが、もう一つお答え願います。これはどういうふうなお扱いでございますか、これに絡まつておりますが。
#26
○小澤佐重喜君 これは勿論法律的には確定したことではございませんか、大体衆議院における運営委員会の空気、或いはその他の外部の空気を総合いたしますと、少くともこれが認められた外に、政務官を……、一名か或はは二名かは決まつておりませんけれども、やはり設けて、そうして國会と各省との連絡を取ろうという気持は各派にあると思います。但し具体的に一名になるか、二名になるかということは、その法律の政務官法が改正される場合でなければ断言することはできないと思います。
    〔「討論終結」と呼ぶ者あり〕
#27
○議長(米窪滿亮君) 以上を以て懇談会を終ることに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#28
○議長(米窪滿亮君) それでは懇談会を終ります。
    〔午後十一時二十九分懇談会を終る〕
#29
○議長(米窪滿亮君) それでは只今の懇談会における結果について小沢君から一つ纏めて御報告願いたいと思います。
#30
○小澤佐重喜君 そうしますと、十七條は「各省に次官一人を置く。次官は、特別職とする。次官は、大臣の命を受け、政策及び企画に参画し、大臣不在の場合その職務を代行する。」ということを満場一致で決めて頂きました。その他は全部参議院の修正通りに應ずる。但し第二十四條の問題は後日事務的の問題でありまするから、「及び総務長官」という文字を削ることを参議院の方から正式の手続をお願いしたいと思います。
#31
○下條康麿君 数多くありました参議院の修正案に対して、殆んど全部的に御賛成頂いたことを感謝いたします。殊に十八條の修正が眼目でありまして、それに対し御同意頂いたことは非常に感謝いたします。それで今お話になりました十七條の修正というのは、修正の趣旨は、私共の考えておりました趣旨に少しも違つておりません。御賛成申上げてよろしいと思います。
#32
○議長(米窪滿亮君) 以上を以て討論を終ることにいたします。採決に入ります。只今小沢君から御報告されました協議案に御賛成の諸君の起立を求めます。
    〔総員起立〕
#33
○議長(米窪滿亮君) 起立総員、よつて只今の協議案は両院協議会の案となりました。
 次に刑事訴訟法を改正する法律案について両院協議会を開きます。衆議院側から協議会請求の趣旨を説明願います。小澤君。
#34
○小澤佐重喜君 刑事訴訟法につきましてはいろいろの修正個所があるようでありますが、大体その修正個所のうち、第六十條、第三百九十三條の問題につきましては、すでに衆議院側委員会といたしましてもこの修正が適当であるという前提の下に、交渉したのでありますが、いろいろな開係で、この修正をせずに参議院の方へ回付するに至つたのであります。幸い参議院の諸君の御盡力によりまして、我々の希望しておりました二つの点が実現するところになつて、而も参議院側で修正をして下すつたということは我々誠に感謝し、希望しておつたところでありまするから、この二点につきましては説明を省略いたしまするが、全部賛意を表します。併しその他の点につきましても相当考慮すべき点もあるのでございまするけれども、現段階におれる衆議院側におきましては、その他の点については同調しかねるのでございまするが、この二点だけは同調したい。その他の点は衆議院の決定通りに御決定あらんことを希望する次第であります。
#35
○議長(米窪滿亮君) 只今の小澤君の御説明について尚お尋ねの点があれば……
#36
○伊藤修君 衆議院側の賛意の点はよく分りましたが、その余の点は絶対にどうしてもこれは同調願えませんですか。どうですか。
#37
○小澤佐重喜君 大体衆議院側といたしましては、その他の点につきましては現段階においては同調できないから、よく研究した上で、その施行期日は一月一日でありますから、その上で更に修正すべき点が見付かつたならば、あとで修正して適当に処置してもいいのではないか、現段階ではこの二点以外には全然應じないという趣旨に立つております。
#38
○伊藤修君 衆議院側のお説はよく分りますが、少くとも刑事訴訟法が來年の一月一日から施行されるのでありまして、施行される前に再び又國会が議決したものを変更するということは、ちよつと國会の権威にも関すると考えまして、我々としましては、できる限りよき法律を作りたい、ここに盛られたのは、一々説明するまでもないと思いますが、いずれも朝野の考慮を必要としておつて、常に強く主張しておつた点を我々は盛つた次第でありますから、尚一つこの点に対しまして懇談会を開いてその点の考慮を煩わしたいと思います。
#39
○議長(米窪滿亮君) それではこれから懇談会に入ることに御異議ございませんか。
    〔「時間がないよ」と呼ぶ者あり〕
#40
○議長(米窪滿亮君) いや、極めて簡單に五分くらい懇談をしたいと思うのですが、どうぞ……。
   午後十一時三十一分懇談会に移る
    ―――――――――――――
   午後十一時三十三分懇談会を終る
#41
○議長(米窪滿亮君) それでは懇談会を終ります。引続き協議に入ります。只今小澤君から説明された衆議院側の意見に対して、参議院側から御意見を伺います。
#42
○伊藤修君 先程も申しました通り、参議院側といたしましては非常な努力と確信を以てこの法案を修正したした次第であります。この修正に対して衆議院側として全部御同意願いたいと考える次第でありますが、時間もすでに切迫しておる次第でありますから、衆議院側の御趣旨を我々としては呑んで、少くともこの第四十條及び第三百四條だけは是非とも御同意願いたいと思います。
#43
○小澤佐重喜君 いろいろその点につきましては、先程もたびたび申上げました通り、すでに協議会を開くというときには、各党々々で代議士会を開きまして、そうして、これとこれということで漸く一致した問題でありまして、今ここで非常な名論を承わつたといたしましても、又私共が伺うといたしましても、現在の段階におきましては、これ以上どうにもできんような情勢に置かれておりますので、今回の問題にいたしましても、差当りこの二つだけを呑んで後は我慢して頂くように、折入つてお願いいたします。
#44
○伊藤修君 重ねてちよつと申上げたいのですが、四十條ですね。これは弁護士のお方ならくどくどと申上げるまでもないが、常に危險にさらされておることでして、今後の新刑事訴訟法の上におきましても、とにかく公判事前に相当の調査をしなければならん。檢事の方は調査ができても、弁護士の方は調査ができない。若し調査した場合には常に僞証として迷惑を被むる、現に最近坂本博士はそのために難儀をして來たというような事例もある。我々在野法曹としては常に脅威を受ける。これを明らかにすることは在野法曹の弁護権行使の上にも大きな力となる。この点だけは是非御考慮煩わしたいと考える次第であります。第三百四條は御承知の通り、新らしい刑事訴訟法が英米主義を採つておるのでありますから、これを首尾一貫いたしまして、どうしても交互尋問主議というものを採用いたしたい。これは在野法曹として常に我々の方にも要求されておることは夙に御承知のことと思います。かようにいたしまして現在の法規と明確に区別をして、この新計事訴訟法の運用に入りたいと思う。少くともこの二点げけは抂げて一つ御賛意を煩わしたいと考えておるのであります。この点においてどうか本協議会の成果を收めたいと思います。重ねてお願いする次第でございます。
#45
○小澤佐重喜君 たびたび同じような話が出まして誠に失礼でありますが、御所論の趣旨については相当首肯すべき点もあると思います。併しながら今申上げました通り各党が党議を決定し、そうして各派交渉会で一致した意見でありまして、この時間のないときに、この問題について更に檢討する余地は絶対にございませんので、若しどうしても強く御主張なさるとすれば、我々の立場としては全部主張を変えるより外ないような誠に残念な立場になつておりますから、どうか抂げて折角、たとえ二つの点だけでも協調できたのでございますから、どうぞ抂げてこの協議会が成立するようにお願いいたします。
#46
○伊藤修君 重ねて申し上げるようで甚だ恐縮でございますけれども、只今申上げました通りの理由でありまして、この刑事訴訟法を活かすという御趣旨ならば、是非ともこの二点を御賛成煩わしたいと思います。殊にこの両院協議会においてこれができないということになりますれば、甚だ遺憾な点も多いと存じますが、(「議長時間がない」「駄目です」「反対」と呼ぶ者あり)尚一つの御考慮煩わしたいと思います。
#47
○高橋英吉君 第三國会で修正すればできんことはないのですから、國会の威信とか何とかいう問題は枝葉末節じやないかと思うのですが、そういう点で、一つ時間もないのですから、この程度で結論を付けて頂きたいと思います。
#48
○下條康麿君 討論を終結しないと時間がないです。
    〔「採決」と呼ぶ者あり〕
#49
○議長(米窪滿亮君) ちよつと待つて下さい。如何ですか。討論を終結することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#50
○議長(米窪滿亮君) それでは討論を終結します。小澤君から説明されました衆議院側の御意見に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔起立者多数〕
#51
○議長(米窪滿亮君) 起立多数、三分の二以上に達しました。よつて小澤君から説明された案は両院協議会の案となりました。これを以て両院協議会を終ることにいたします。
    午後十一時四十一分散会
 出席委員は左の通り。
  参議院
        議     長 伊藤  修君
        副  議  長 下條 康麿君
                太田 敏兄君
                中井 光次君
               前之園喜一郎君
                岡田喜久治君
                鈴木 安孝君
                小野  哲君
                松井 道夫君
                千田  正君
  衆議院
        議     長 米窪 滿亮君
        副  議  長 高橋 英吉君
                工藤 鐵男君
                小澤佐重喜君
                竹谷源太郎君
                笹口  晃君
                椎熊 三郎君
                坪川 信三君
                松原 一彦君
                成重 光眞君
 出席事務局員
       参議院
        委 員 部 長 河野 義克君
        参     事 佐藤 吉弘君
       衆議院
        委 員 部 長 鈴木 隆夫君
付託議案
 一、國家行政組織法案
 一、刑事訴訟法を改正する法律案
ソース: 国立国会図書館
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