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1955/04/20 第24回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第024回国会 議院運営委員会 第38号
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1955/04/20 第24回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第024回国会 議院運営委員会 第38号

#1
第024回国会 議院運営委員会 第38号
昭和三十一年四月二十日(金曜日)
    午前一時十五分開議(衆議院規則第六十
    七条の二による)
 出席委員
   委員長 椎熊 三郎君
   理事 荒舩清十郎君 理事 園田  直君
   理事 長谷川四郎君 理事 福永 健司君
   理事 松岡 松平君 理事 井上 良二君
   理事 野原  覺君
      内田 常雄君    小川 半次君
      荻野 豊平君    菅  太郎君
      薩摩 雄次君    中山 榮一君
      坊  秀男君    松澤 雄藏君
      山中 貞則君    山本 正一君
      池田 禎治君    栗原 俊夫君
      小牧 次生君    八木  昇君
      山本 幸一君    渡辺 惣蔵君
 委員外の出席者
        議     長 益谷 秀次君
        副  議  長 杉山元治郎君
        事 務 総 長 鈴木 隆夫君
    ―――――――――――――
四月二十日
 委員菅太郎君及び松澤雄藏君辞任につき、その
 補欠として中山榮一君及び小川半次君が議長の
 指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 議員請暇の件
 本日の本会議の議事等に関する件
    ―――――――――――――
#2
○椎熊委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。
 ただいま自由民主党福永健司君外六名から、動議の提出がございました。この動議を朗読してみます。
  地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案について本日の本会議において文教委員長の中間報告を求めるの動議。
  右の動議を提出する。
  昭和三十一年四月二十日
でございます。よってこの動議の扱いについてお諮りいたします。本日は午前零時五分より本会議を開くことになっておりましたが、諸般の事情によってこの時間までおくれました。なるべくこの委員会が終り次第、即刻本会議を開きたいと思います。つきましては、この動議は議長から宣告発言がありまして、この動議を諮りまして、討論は省略いたします。記名採決をせずに、起立採決で決定することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○椎熊委員長 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、この動議の採決が終りました後、休憩をしていただきまして、再開は本日午後一時ということに相なります。そのように計らってよろしゅうございますか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○椎熊委員長 異議なしと認めます。従って、議運はなお本日午前十時半に理事会、続いて十一時に委員会を開きたいと思います。従ってこの議運は休憩にしておきたいと思います。
 日程は、開会劈頭に、議長の命により参事から朗読することに御了承を願います。
 そこで、本会議は一時三十分でいかがでしょう。
#5
○井上委員 私ども、すぐ代議士会を開いて報告しますから、それでけっこうです。
#6
○椎熊委員長 それでは、予告をせずに、すぐ一時三十分に振鈴を鳴らします。
 それでは、運営委員会はこれで休憩いたします。
   午前一時十九分休憩
     ――――◇―――――
   午後四時七分開議
#7
○椎熊委員長 休憩前に引き続き、議運を再開いたします。
 本日の本会議は、午前一時過ぎより御承知のごとく開会されました。その後休憩となって、この時間に至っております。
 そこで本日の議事について御相談申し上げます。議員河野一郎君が、日ソ漁業交渉の政府代表として訪ソのため、四月二十一日より五月十五日まで二十五日間、請暇を求めて参っております。議員請暇の件でございますが、これを許可することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○椎熊委員長 異議なしと認めます。許可することに決定いたしました。
#9
○椎熊委員長 次に、日本電信電話公社経営委員会委員任命につき同意を求めるの件、これは本日のところ留保いたします。
    ―――――――――――――
#10
○椎熊委員長 次に、特定郵便局長の任免等に関する特別措置法案及び国家公務員法等の一部を改正する法律案、右二案の撤回を求めるの動議が勝間田清一君外五名から提出されておりましたが、本日はこれを留保にしておきます。
    ―――――――――――――
#11
○椎熊委員長 そこで、これから本会議をなるべくすみやかに開きたいと思いますが、日程に入る前に、継続になっております北洋漁業に関する日ソ交渉の経緯についての外務大臣の報告に対する質疑、社会党日野吉夫君、持ち時間十五分程度、これはすでに何回も再確認しておる問題でございますが、本日は総理大臣、外務大臣の出席を求めて答弁の要求がございます。これを許すことにいたします。これが終りまして、今朝の本会議の動議で、地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案についての文教委員長の中間報告を求めることになっております。これについて質疑の通告がございます。社会党八木昇君、質疑の時間は十五分程度ということですが、多少延びるやもしれないということで、先刻の理事会では多少のことは黙認しょうということでございました。そこで委員長の中間報告に対して、自由民主党から動議がでております。時間の制限に対する要求が出ております。
#12
○福永(健)委員 この種の発言につきましては、おのずからなる常識があるわけでございますが、過去の、と申しましても、特に最近の事例等にかんがみまして、私は四十分程度にこの時間を制限していただきたい、こう思います。
#13
○渡辺(惣)委員 ただいま福永君から中間報告に対する時間制限の御意見がありましたが、これは非常に奇怪な言葉と思う。それは、この中間報告については特に自民党側からの要求で、わざわざこの中間報告を求めておいて、中間報告を否定するに近いような時間制限を付するということは、要求した側としてはおかしいと思います。それから従来の慣行上からいっても、委員長の報告については時間制限を加えておりません。しかも、特に本日みずから要求した中間報告に対してのみ時間の制約を加えようということは、非常に議事の上からいって不当だと考えます。ことに昨日の議運におきましても、文相の不信任案を提出した高津さんの趣旨弁明に対しましても、時間制限は全然加えておりません。ことに、昨晩の高津さんの倒れられた後において、特に追加の質問すらも認めておきながら、本日になってのみ時間制限を加えるという、ことに四十分というような、全く従来の常識を乗り越えた時間制限を加えるということは、非常に不当な措置であると考えますので、そういう動議は撤回されて、従来の慣行に基くところの、当該委員長の良識に待つところの行為によって、やらしていただきたいと思います。ただいまの福永君の動議には反対でございます。
#14
○福永(健)委員 ただいまの渡辺君の御趣旨に関しまして、私ども考えておりますことを簡単に申し上げますと、昨日の清瀬国務大臣不信任決議案に対する趣旨弁明につきましては、私どもは、その前に行われた議院運営委員会において、社会党さんからのお話の、常識的な云々という言葉を信頼いたしまして、それならば、別段制限を付することもなかろう、かように考えたわけでございます。なおさらに、自分の方で中間報告を求めておきながら、時間制限をするのはおかしいとおっしゃいますが、私どもは、そう何時間も御報告していただきたいということを申し上げておるのじゃないのです。大体四十分程度御報告をいただけばわかるのであります。そういう趣旨で申し上げておる次第でございますから、御了承をいただきたいと思います。
#15
○井上委員 福永君から異例の要求がございましたが、大体、委員長報告というものに対して、時間を制限した前例はほとんどないと思います。そういう悪例を残したら大へんなことになる。私どもも、本日何もそんなにもみ上げていこうという野望を持っておるわけじゃありませんから、きわめて紳土的に、堂々と戦おうと思っております。従って、文教委員長の中間報告を与党側から求められておるのに対して、十分中間報告をする必要がございますので、時間をことさらに制限するということはやめていただきたい。
#16
○椎熊委員長 社会党はどの程度あったらいいですか。
#17
○山本(幸)委員 三時間、五時間、八時間、十一時間、いろいろあるわけです。
#18
○福永(健)委員 そういうことは常識的でない。そういう話だったら……。
#19
○野原委員 皆さんの要望もあるから、時間制限という悪例だけはやめる意味で、私どもにおいても、議運でそういう時間制限をやめるという意味におきまして、二時間ということで、時間制限については、これは制限したのじゃないのだ、二時間ということで社会党側が積極的に協力する、そういうことでどうですか。
#20
○椎熊委員長 社会党は二時間と主張しております。
#21
○福永(健)委員 これは純然たる動議でなくて、むしろ話し合いでございますから、申し上げますが、これは、お互いに言えば言うことがあります。ありますが、いろいろ今までの経緯等にかんがみまして、私どもとしては、この二時間ということは、ちょっと常識から申しますと、われわれは通常の事例とは受け取れないのです。せっかくそこまでおっしゃるのなら、私ども四十分と申しましたけれども、ぜひ一時間程度にしていただくということなら、私どもも、何とか、せっかくの皆さんの申し入れでございますし、これにつきましては、あまり議論していても、ますます時間が経過するばかりでございますから、すでに時間が切迫しておる事情にかんがみて本委員会はどのくらいにするかということを、むしろ採決等の方法によって、この際確定的にきめていただきたいと私は思います。これも不本意です。普通ならこういうことをしたくないのですが、今置かれておる諸般の客観的情勢からかんがみて、心ならずもその処置をとらざるを得ないと私は判断いたします。その意味において、委員長においてその措置をとられんことを望みます。
#22
○椎熊委員長 意見が対立いたしましたが、福永君から採決を要求されております。こういうことで採決するということもあまり前例がないようでございますが、諸般の事情にかんがみて、採決できめていただきます。
#23
○池田(禎)委員 私は率直に言いまして、昨日来の経過もあって、私ども十分に責任も感じております。その点、私ども毛頭この際避けようと思っておりません。しかしながら、国会で、福永委員の言うがごとく、はなはだしく非常識なことはという点、私は必ずしもこれを拒否しませんけれども、この委員会で時間を制限するというのは、そういう事例だけは、何とかしてなくしたい。むしろ、そういう事態になるなら、やはりそこは、私は何とかお互いにルールを守るという基本線に立って、悪例だけは残したくないという念願に燃えております。
#24
○福永(健)委員 それでは、私の申し出の趣旨に沿っていただけるというお約束をいただけるなら、私はあえて今の採決の方法というものを好むものではありません。
  〔「そんな約束はできない」と呼び、その他発言する者あり〕
#25
○椎熊委員長 それでは、時間をとりますから、はなはだ遺憾でございますが、中間報告の時間を一時間ということに賛成の方の……。
#26
○山中委員 それはおかしい、四十分ということだったのですから。
#27
○福永(健)委員 そこで、今両方ここまで話がきたのだから、そういうことで、お互いに徳義を守ろう、信義を守ろうということで……。
#28
○八木(昇)委員 それは文教委員長が何と言うかわからぬ。
#29
○椎熊委員長 それでは採決できめます。佐藤觀次郎君の中間報告の時間を一時間程度とすることに賛成の諸君の挙手を願います。
  〔賛成者挙手〕
#30
○椎熊委員長 挙手多数。よって、中間報告の時間は一時間程度に確定いたしました。
 この際、自由民主党から動議が出ております。
#31
○福永(健)委員 その前に、質疑があるのじゃないですか。
#32
○椎熊委員長 質疑のことは言いました。時間も確定しております。八木君の質疑があって、その質疑が終りました後に、動議が出ております。質疑の時間は十五分と前会きめてあります。動議を朗読いたします。
  文教委員長から中間報告があった地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案は議事日程に追加し直ちに一括議題となし審議すべしとの動議。
  右の動議を提出する。
ですから、中間報告と質疑の終った後、直ちにこれが討論に入り、採決に入るという意味でございます。
  〔「賛成」「反対」と呼ぶ者あり〕
#33
○椎熊委員長 意見が対立しておりますから、この動議は議長の宣告で本会議に問われます。その採決は記名投票。
#34
○福永(健)委員 これは、社会党さんが御承知にならなければ、記名投票でけっこうですが、その直後の二つの法律案についての採決は、これは記名投票ということにいずれなりましょうから、この動議そのものについては、なるたけなら起立採決ということに願いたいと思います。
#35
○井上委員 交渉してみます。
#36
○池田(禎)委員 党に持ち帰りまして、交渉いたしますけれども、今日の状況で言えば、やはりやむを得ない場合があるということを御了承願いたい、と思います。
#37
○渡辺(惣)委員 ここでは、むしろ、そういうことでなしに、記名投票にしておいて下さい。
#38
○椎熊委員長 そこで採決が確定いたしますと、討論が行われます。討論の通告はまだございませんが、院内交渉。討論の時間は十五分ずつ。
#39
○福永(健)委員 わが党は米田吉盛君の予定でございます。
#40
○椎熊委員長 賛成討論米田君。
#41
○井上委員 わが党は小牧次生君。
#42
○椎熊委員長 討論が終りましたら、採決いたします。本案の採決は記名採決。こういう際ですから、なるべく時間はお守り願います。それが終りましてから日程第一から第十まで、これは記載の通り逐次進めて参りたいと思います。なお、それらについては、院内交渉等で打ち切り等のことがある場合がございます。そうすると、開会時間はいかがいたしましょうか。
#43
○野原委員 これは御承知の通りの状態に持ち込まれましたから、御無理は申し上げませんが、これから代議士会を開いて、私ども本日は代議士会に臨んでいない、国会対策で今までやってきておるしするので、井上さん、社会党はどのくらい時間があったらいいでしょうかね。
#44
○福永(健)委員 四時五十分。
#45
○椎熊委員長 それでは、本会議の開会は四時五十分。四時四十分に予告振鈴を鳴らします。なお、その際各党の御都合も伺います。
 明日の本会議を開くやいなやは、後刻理事会等でお諮り申し上げます。
 議運は暫時休憩にいたしておきます。
   午後四時二十七分休憩
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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