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1954/12/06 第20回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第020回国会 内閣委員会 第3号
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1954/12/06 第20回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第020回国会 内閣委員会 第3号

#1
第020回国会 内閣委員会 第3号
昭和二十九年十二月六日(月曜日)
    午前十一時九分開議
 出席委員
   委員長 稻村 順三君
   理事 平井 義一君 理事 前田 正男君
   理事 八木 一郎君 理事 大村 清一君
   理事 高瀬  傳君 理事 下川儀太郎君
   理事 鈴木 義男君
      生田 宏一君    大久保武雄君
      岡田 五郎君    永田 良吉君
      宮原幸三郎君    山崎  巖君
      吉田 重延君    辻  政信君
      粟山  博君    中村 高一君
      吉田 賢一君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣 木村篤太郎君
 出席政府委員
        防衛政務次官  江藤 夏雄君
        防衛庁長官官房
        長       門叶 宗雄君
 委員外の出席者
        防衛庁次長   増原 恵吉君
        防衛庁参事官
        (人事局長)  加藤 陽三君
        防衛庁参事官
        (経理局長)  石原 周夫君
        防衛庁参事官
        (装備局長)  久保 亀夫君
        專  門  員 亀卦川 浩君
        專  門  員 小関 紹夫君
    ―――――――――――――
十二月六日
 委員小澤佐重喜君、津雲國利君、長野長廣君及
 び船田中君辞任につき、その補欠として吉田重
 延君、宮原幸三郎君、生田宏一君及び岡田五郎
 君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
十二月四日
 恩給額調整に関する請願(山下春江君紹介)(
 第一号)
 同(黒金泰美君紹介)(第二号)
 同(始関伊平君紹介)(第三号)
 同(福田繁芳君紹介)(第四号)
 同(内藤友明君紹介)(第五号)
 同(小島徹三君紹介)(第六号)
 同(笹本一雄君紹介)(第七号)
 同外一件(田中龍夫君紹介)(第二七号)
 同(今井耕君紹介)(第二八号)
 同(鈴木幹雄君紹介)(第二九号)
 同外二件(小笠公韶君紹介)(第三〇号)
 同外一件(有田喜一君紹介)(第三一号)
 同外三件(倉石忠雄君紹介)(第三二号)
 同外一件(岡田五郎君紹介)(第三三号)
 同(福井勇君紹介)(第三四号)
 同(富田健治君紹介)(第三五号)
 同外一件(木村俊夫君紹介)(第六二号)
 同(西村直己君紹介)(第六三号)
 同外一件(鍛冶良作君紹介)(第六四号)
 同(富田健治君紹介)(第六五号)
 同(大西禎夫君紹介)(第六六号)
 同外一件(久野忠治君紹介)(第六七号)
 同(小林かなえ君紹介)(第六八号)
 同(八木一郎君紹介)(第六九号)
 同(堤康次郎君紹介)(第七〇号)
同月五日
 公務扶助料支給促進に関する請願(高橋禎一君
 紹介)(第一一二号)
 播磨灘における弾薬類引揚げに関する請願外二
 件(堀川恭平君紹介)(第一四七号)
 恩給額調整に関する請願外一件(小林かなえ君
 紹介)(第一七〇号)
 同(岡部得三君紹介)(第一七一号)
 同(佐竹晴記君紹介)(第一七二号)
 同(成田知巳君紹介)(第一七三号)
 同(三鍋義三君紹介)(第一七四号)
 同(長谷川保君紹介)(第一七五号)
 同(原茂君紹介)(第一七六号)
 同(柳田秀一君紹介)(第一七七号)
 同外一件(竹山祐太郎君紹介)(第一七八号)
 同(佐伯宗義君紹介)(第一七九号)
 同(中曽根康弘君紹介)(第一八〇号)
 同(古屋菊男君紹介)(第一八一号)
 同(高木松吉君紹介)(第一八二号)
 同外二件(神戸眞君紹介)(第一八三号)
 同外一件(藤枝泉介君紹介)(第一八四号)
 同(降旗徳弥君紹介)(第一八五号)
 同(山田彌一君紹介)(第一八六号)
 同(吉武惠市君紹介)(第一八七号)
 同(藤田義光君紹介)(第一八八号)
 同(遠藤三郎君紹介)((第一八九号)
 同(森清君紹介)(第一九〇号)
 同(中澤茂一君紹介)(第一九一号)
 同(今澄勇君紹介)(第一九二号)
 同(加藤常太郎君紹介)(第一九三号)
 同(熊谷憲一君紹介)(第一九四号)
 同(塩原時三郎君紹介)(第一九五号)
 同(鈴木正文君紹介)(第一九六号)
 同(萩元たけ子君紹介)(第一九七号)
 同(西村力弥君紹介)(第一九八号)
 同(前尾繁三郎君紹介)(第一九九号)
 同(關内正一君紹介)(第二〇〇号)
 同(江藤夏雄君紹介)(第二〇一号)
の審査を本委員会に付託された。
同日
 恩給法の一部改正に関する陳情書(愛媛県議会
 議長井部栄治)(第七三号)
 公務扶助料の迅速支給に関する陳情書(神奈川
 県旧軍人関係恩給権擁護会長仙波安芸)(第七
 四号)
 戦没者遺族の公務扶助料等に関する陳情書(兵
 庫県川西市田中言義外二十三名)(第七五号)
 地域青少年問題協議会に対する国庫補助に関す
 る陳情書(松江市殿町一番地伊藤恕介外六名)
 (第一〇一号)
を本委員会に送付された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 自衛隊法の一部を改正する法律案(内閣提出第
 二号)
    ―――――――――――――
#2
○稻村委員長 これより内閣委員会を開きます。
 先会に引続き自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行します。質疑の通告がありますので、これを許します。辻政信君。
#3
○辻(政)委員 この法案を通すかいなかを決定するに先だちまして、民主党を代表して対馬、壱岐等の不安な現状に対して、政府は将来どういう対策を講ぜられるかを結論的にお伺いいたしたいと思います。
#4
○木村国務大臣 対馬の問題はかねて申し上げましたように、日本の国防上重要な地点と考えております。これにつきましてはわれわれは相当の関心を持つておることは論をまたないのであります。しこうしてこれに対してどういう施設をするかということについては十分検討を要する問題でありまして、あるいは海を先にするかあるいは陸を先にするか、こういう問題があるのであります。また一面において国際的に見て非常な関心を要することはもとより議論をまたないところであります。もろもろの点を十分勘案いたしまして、将来これに力点を置いて考慮をめぐらしたい、こう考えております。
#5
○稻村委員長 この際暫時休憩します。
    午前十一時十一分休憩
     ――――◇―――――
    午前十一時二十一分開議
#6
○稻村委員長 休憩前に引続き会議を開きます。
 他に御質疑がございませんければ、これにて質疑は終了いたします。
 討論に移ります。下川儀太郎君。
#7
○下川委員 社会党左派を代表しまして簡単に討論をします。
 自衛隊法の一部改正につきましては、御承知の通り、わが党は党の性格の上から平和憲法擁護あるいは再軍備反対を主張しております。従つてこの管区の問題、あるいはまた一枚の看板を塗りかえるにいたしましても、すべてが反対でございます。われわれは今日のあらゆる面から徴してみましても、こうした自衛隊の存置それ自体に対しても常に反対を主張して参りました。従いまして、たといその予算が先般の国会において通りましても、現実的な面におきましては、こういう改正によつてあらゆる面がその要素を帯びて来る、あるいはこうした自衛隊の存置それ自体におきまして、われわれの今日まで主張して参りました再軍備反対の線がより強く破壊され、あるいはまた自衛隊の強化が今度の平和と独立の面におきまして、むしろ国民的な生活の不安あるいはまた混乱に陥るその前提をより強化するという立場を考えますると、わが党といたしましては、これは一応単にささたる問題のように考えるかもしれませんが、われわれにとつては重大な問題として、これに対して強く反対するものであります。はなはだ簡単でありますが、以上をもつて討論といたします。
#8
○稻村委員長 平井義一君。
#9
○平井委員 自由党を代表いたしまして、ただいま上程になつております自衛隊法の一部を改正する法律案に賛成をいたすものであります。
 本案は自衛隊法第十三条第二項の規定に基いて、国会閉会中の措置として去る八月陸上自衛隊について第五及び第六管区隊を増置いたしたのでありますが、右は次の国会で自衛隊法を改正する処置をとらなければならないことになつておりますので、同法中の別事を改正しようとするものでありまするこの管区隊増置のものであります陸上自衛官二万人は、すでに先国会で本委員会において認められたものであり、かつ予算にも計上されているのであります。特に今回新たに処置しようとするものではないのであります。さらにこれを二管区隊としたことも、現在の部隊編成にかんがみて不当ではなく、またこれを北海道及び宮城県に設置いたしたことも、現在の諸情勢にかんがみ、きわめて妥当な処置であると思うのであります。
 以上の観点から、本案は妥当なものとして賛成をいたすものであります。
#10
○稻村委員長 鈴木義男君。
#11
○鈴木(義)委員 わが党におきましてはこの提案そのものは事後にかかるものであり、重大なるものでございませんが、自衛隊そのものについて十分に考慮しなければならないという立場をとつているものでございます。従つてこういう問題については事前に国会の承認を求むべきものであるということについて遺憾の意をもつているわけであります。ただいまこれを承認することにつきましても、同じ理由に基きましてわれわれは反対であります。
#12
○稻村委員長 高瀬傳君。
#13
○高瀬委員 私は日本民主党を代表いたしまして自衛隊法の一部を改正する法律案に対して賛意を表するものであります。先ほど平井君から申されました通り、これは国会休会中に政府が自衛隊法に基いて政令をもつて処置した事項であります。これを追認するのは当然であろうと思います。
 なおわが党といたしましては、ただいま辻政信君より所見の開陳がありました通り、壱岐、対馬に対する防衛その他の自衛に関する適切なる処置を急速にやられることを前提といたしまして、しかもこれに対しましては、ただいま辻君の質問に対して木村防衛庁長官が誠意をもつてその適当なる処置を考慮するというお話がございましたので、わが党といたしましては十分その点の実現を確信いたしまして賛成いたす次第であります。
#14
○稻村委員長 これにて討論は終了いたしました。
 採決を行います。自衛隊法の一部を改正する法律案について賛成の諸君の起立を願います。
    〔賛成者起立〕
#15
○稻村委員長 起立多数。よつて本案は原案通り可決いたしました。(拍手)
 なお本案について委員会報告書の作成につきましては委員長に御一任願います。
 本日はこれにて散会いたします。
    午前十一時二十八分散会
ソース: 国立国会図書館
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