くにさくロゴ
1954/12/05 第20回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第020回国会 議院運営委員会 第6号
姉妹サイト
 
1954/12/05 第20回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第020回国会 議院運営委員会 第6号

#1
第020回国会 議院運営委員会 第6号
昭和二十九年十二月五日(日曜日)
   午後一時四十九分開議
 出席委員
   委員長 菅家 喜六君
   理事 坪川 信三君 理事 三和 精一君
   理事 椎熊 三郎君 理事 山村新治郎君
   理事 山本 幸一君
      助川 良平君    山中 貞則君
      山本 友一君    渡邊 良夫君
      木村 文男君    青野 武一君
      井手 以誠君    池田 禎治君
      松井 政吉君    岡田 春夫君
 委員外の出席者
        事 務 総 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 国会法の一部を改正する法律案(菅家喜六君外
 七名提出、衆法第一〇号)
    ―――――――――――――
#2
○菅家委員長 これより委員会を開会いたします。
 昨日は、事務総長より国会法改正案の大体の御説明がありましたが、質問等がありましたら、この際御質問を願いたいと思います。
#3
○椎熊委員 われわれがきようこれを審議しておるのは、各党大体共通の点だけを原案にして出そうということなんだが、重要な部分で、ぜひそれを出したいと思つておる部分が、反対があるために出せないというのがあるわけです。そういう部分について、この委員会で原案を修正する意見を出して、採決が何かまでしてやるというようなことにするのかどうか、その扱いはどうするのですか。
#4
○菅家委員長 大体私の考えは、今まで長い間やつて来て、いろいろ議論を闘わしたのであるが、一応小委員会案という線が出て来た。その小委員会案を各党に持つて参りますと、党には前前からの意見があつて、最後の共同提案となつた部分に、小委員会の案の中から抜けたものが出て来た。それは第四十一条、第五十一条、第五十二条、第五十六条、第五十七条、第百四条、それらの部分は、各党から出た国会法改正の小委員会案には発表になつたわけですが、この共同提案からは抜けておるわけです。私の考えは、この点について一応この委員会で修正して行きたいと思うのです。なるべく小委員会案をとつて行きたい、だから修正意見を出して行きたい、こういう考えを持つております。必ずしも全部そうやらなくちやならぬということはないのですが、また採決によつてでもやむを得ないのだという点が出て来たらなんですが、どうしてもそこまでして行かないといけないのだということなら、また考慮してみなくちやならぬのですけれども、しかし国会法のことですし、選挙法のごとく、情勢によつて絶えずかえて行くというような性質のものでないし、当分これが改正されたら改正をやることができないと思うので、野党とか与党とかを離れて、やはり国会運営の面からやつて行かなくちやならぬものだと思うんです。従つて、この際は小委員会案というものを私は貫いて行きたいと考えておるのです。
#5
○山本(幸)委員 そこで、一応われわれには四党提案のまとまつたものについては質問はございません。ただ昨日言つた「議案」と「案件」の点だけを直していただけば、もう質問はありません。しかし、私以外の方々は質問があるかもしれませんから、その質問をやつてもらつて、その質問が済んだら御意見も伺う、それが済んだら委員長のおつしやつたように、小委員会案なるものを一つ一つ相談にかけて行く、そうかた苦しく考えないでも、ひとつ懇談的に腹を割つて相談し合つて、もしとれるところがあつたらお互いにとつて行つて、まとまるものなら、できるだけまとめる、こうしていただきたいと思うのです。
#6
○菅家委員長 そうしたいと思います。どうぞ質問があればお願いいたします。
#7
○椎熊委員 第四十一条の常任委員会の点ですが、きよう手元に渡つておるものを見ると、懲罰委員会というものが出ているわけです。これはどうして入つたのですか。
#8
○菅家委員長 この懲罰委員会を入れるか入れないかということは、しばしばわれわれ議論をしたことなんです。ところが会期の一番最終の時間切れに起きた懲罰というものは、これがないと懲罰の対象にならなくなつてしまう。次の国会でも取扱い得ない。そうすると、最終日の時間切れに起きた懲罰は、どんな懲罰事犯があつても懲罰の対象にならないという議論もあるわけです。われわれそれを救う方法もあるじやないかというわけなんですが、この点も話し合つてみたいと思います。
#9
○椎熊委員 もう一つ、保安委員会については、社会党両派が反対したということで、これには書いてないのですが、その通りですか。
#10
○山本(幸)委員 そうです。
#11
○椎熊委員 現に保安庁があるので、これはなければ困るんじやないですか。あそこの取扱いはどこでやるのですか、内閣委員会ですか。
#12
○山本(幸)委員 あなたの言うこともわかるのですが、私の考えを率直に言うと、内閣委員会でやつてもらいたいと思うのです。これはものの言い方ですが、私の方の政策的な関係もありますし、内閣委員会でやつてもらいたいと思うのです。もう一つ、保安庁という役所が現にあるのだから、保安委員会をつくつてもいいじやないかということはわかるのですが、そうなると、電通にしても郵政にしても、厚生、労働にしても、それぞれ役所が独立しているから、その委員会をつくるという理由にもなるわけなんです。そこで、むしろ私どもの立場から言うと、この際はそれは内閣委員会でやつてもらつたらどうかという考え方なんです。
#13
○菅家委員長 どうでしよう。しばらく懇談にしてやることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○菅家委員長 御異議ありませんから、一応懇談に移します。速記をとめてください。
  〔速記中止〕
#15
○菅家委員長 それでは懇談をとじて、委員会に移します。速記を始めてください。
 懇談中に話合いがついたのは、大体第四十一条、第五十一条、第五十二条、第五十六条、第五十七条、第百四条、これだけの部分は、ひとつ事務局の方で抜書きをしまして、さらにこれを小委員会に移す、大体歩み寄りができる問題は、そうしたいと思います。歩み寄りができない不一致の問題をどうするかということは、さらに小委員会で御協議願い、その結果を本委員会において最終決定をする。これは明日中にその結論を出さないと間に合わなくなりますから、明日中に本会議に上程するかしないかという結論まで出したいと思います。そういう審議の状況で進めて行きたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○菅家委員長 御異議がなければ、さようとりはからうことにいたします。
 それから松井さんからの両院法規委員会の問題は、小委員会にあなたの意見を伝えまして検討することにいたします。
  〔秘書の手当の問題はどういたしますか」と呼ぶ者あり〕
#17
○菅家委員長 それは明日御協議願いたいと思います。
 それでは明日は午前十時から小委員会を開きたいと思います。本委員会は午前十一時から開会いたしたいと思います。
#18
○山本(幸)委員 なお、肥料審議会の委員の氏名が事務局にまわつて来ておりませんか。
#19
○大池事務総長 まだ正式に来ておりません。これは参議院の方と人数の割当をしなければなりませんから……。
#20
○菅家委員長 なお何か御相談願うことがありますか。
#21
○山本(幸)委員 私は、理事会でなお二、三国会法改正に伴う問題について御協議願いたいと思いますが……。
#22
○菅家委員長 それでは本委員会はこれにて散会いたします。
   午後二時五十二分散会
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト