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1953/05/28 第19回国会 参議院 参議院会議録情報 第019回国会 電気通信委員会 第23号
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1953/05/28 第19回国会 参議院

参議院会議録情報 第019回国会 電気通信委員会 第23号

#1
第019回国会 電気通信委員会 第23号
昭和二十九年五月二十八日(金曜日)
   午後二時三十七分開会
  ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     左藤 義詮君
   理事
           島津 忠彦君
           久保  等君
   委員
           津島 壽一君
           新谷寅三郎君
           山田 節男君
  政府委員
   郵政政務次官  飯塚 定輔君
   郵政省電波監理
   局長      長谷 慎一君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       後藤 隆吉君
   常任委員会専門
   員       柏原 栄一君
  説明員
   郵政大臣官房電
   気通信監理官  庄司 新治君
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○電気通信事業運営状況に関する調査
 の件
 (報告書に関する件)
 (電柱広告に関する)
○電波行政に関する件
 (報告書に関する件)
 (放送事業に関する件)
○継続調査要求の件
○議員派遣要求の件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(左藤義詮君) 只今より委員会を開会いたします。
 電気通信事業運営状況に関する調査及び電波行政に関する調査を一括議題といたします。
 先ずお諮りいたします。今期国会の会期末も近くなりましたので、慣例により右の件に関し調査報告書を議長宛拠出したいと存じますが、その報告書の案文の作成及び爾後の手続等、すべて委員長に一任することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないと認め、さよう決定します。
 報告書に多数意見者の署名を附することになつておりますから、順次御署名を願います。
  多数意見者署名
    烏津 忠彦  久保  等
    山田 節男  津島 壽一
    新谷寅三郎
  ―――――――――――――
#4
○委員長(左藤義詮君) なお右の件については、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長宛提出いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
  [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお要求書の案文の作成及び爾後の手続等は委員長に一任することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
  ―――――――――――――
#7
○委員長(左藤義詮君) 次に、議員派遣要求書の件についてお諮りいたします。
 本院規則第百八十条により、電気通信事業の運営状況調査及び電波行政調査のため、議員派遣要求書を議院宛提出することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
 なお派遣議員の選定、派遣期間及び派遣地域等、すべて委員長及び理事に一任することに御異議ありませんか。
   〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
  ―――――――――――――
#10
○委員長(左藤義詮君) ちよつとこの際、お尋ねしておきたいと思いますが、従来電信電話の電柱には広告を許さなかつたようでありますが、公社になりましてこれを許しておいでになる。その状況について実は二、三の方面から、かなりいかがわしい広吉といいますか、或いはまあ学校の前に、一番生徒の目につく学校の出入り口に、妙な演劇や映画等の広告が出ておつたり縁起を祝う商売の前に葬儀屋の広告が出ておつたり、いろいろそういう余り野放しでも非常に困るというような話があるのですが、この電信電話の公社の所有物に対する広告はどういうふうに扱つておるかどうか、その概略の御説明を伺つておきたい。
#11
○説明員(庄司新治君) お答え申上げたいと思います。電柱の広告につきましては、只今のお話のように公社になりまして電柱広告をするということで、或る程度実施しておるようでございます。現在どの程度に実施しておるかと申上げますと、現在主としてやつておるのは東京都、それからほかに広島、千葉等で若干ある程度でございまして、全面的な実施という段階にはまだ至つておらないというのが現状であるというふうに聞いております。
 それから只今特に御指摘のありました広告事項の点でございますが、これに対しましては、現在のところ特にどういう広告をしてはいけないというふうな制限は置いておらないようでございます。ただ電話ブローカーの広告でございますね、電話を買いますとか、そういう電話ブローカーの関係の広告だけは、これはどうも電電公社の電柱に電話ブローカーの広告が出るのはおかしいというので、口頭で遠慮をしてもらつておるというふうな実情でございまして、只今のようなお話の件がございまするようでございますから、公社にもよく調べさせまして、詳しいお答えは後刻申上げたいと思います。
#12
○委員長(左藤義詮君) 広告はどこに請負わしているのですか。公社が直営でやつているのですか、或いは幾つかの広告取扱者がやつているのか、入札制度になつているのか、その扱いが大体年間どのくらいの収入を予定し、又実際収入を得ておるのか。
#13
○説明員(庄司新治君) ちよつとわかりかねるのでございますが、資料がないので、あとでご報告申上げたいと思いますが、如何でございましようか。
#14
○委員長(左藤義詮君) 郵政の共済会ですか、ああいうようなものに一括してやらしているというようなことはなのですか。
#15
○説明員(庄司新治君) 契約は郵政でなくて、電電公社の共済会に任しておるようでございます。
#16
○委員長(左藤義詮君) 鉄道のほうでも共済会の問題がいろいろあつて、国会でもいろいろあつたのですが、まあ共済会もこちらのほうは発足したばかりですから、そう弊はないと思いますが、初めからそういうことについてもよほど注意してスタートしなければいけなと思うのですが、殊にまあブローカー広吉はいかんというのは御尤もでありますが、それ以外にも最近いろいろな出版物とかその他のものには、青年に対する悪影響ありと見られるものがあつて、如何に公共企業体だからといつて、そういうようにただ取入だけを図るということだけでなしに、公共性を考えなくちやならんと思うのですが、そういう点についてよく御調査頂いて、他日の機会に御答弁を願いたいと思います。又最初からいろいろな問題の起らんように、特に社会風教、道義の維持という点からも、十分公社としての品格という点、社会的な責任という点からも十分注意されるように、その点を当局としても公社のほうへよく御指導願いたいと思います。
#17
○久保等君 ちよつと電波管理局長出おられるので、最近の一つ問題を聞たいと思いますが、文例の放送協会の問題なんですが、この前の電通委員会で一度取上げまして、当時日曜番組の例の「ユーモア劇場」の問題なんですが、この問題について、つい一日、二日前に読売新聞でしたか、これが大きく取止げられておるのですが、この問題について、当時この電通委員会でも放送協会の料金値上げ問題と関連いたしておりまして、事が公共放送の重要性から考えて、何らかの形で若し放送協会の自由な番組編成の立場というものが侵されるというようなことであつては非常に重要問題だというので経緯を一応お伺いいたしたのですが、今回の場合、勿論直接郵政当局自体の問題でないわけですから、果して経過について十分実情をお聞きになつておるかどうか存じませんが、お聞きいたしたい点は、先般あの問題が問題になつてた以後、郵政当局として一般のまあ輿論の反響として、何らか郵政当局そのものに対して圧力といいますか、或いはこの「ユーモア劇場」の番組を何とか考慮する余地があるのじやないかとか何とかいう、そういうう輿論の反響、そういつたようなものが郵政当局自体に寄せられた事実があるかないか。
 それから又、今度の三木鶏郎氏の外遊問題と関連して、事実上「ユーモア劇場」が立消えになるというような実情がどうやら新聞でも報道せられておるのですが、こういつた問題について、何らか郵政当局としてこういつた経緯をお聞きになつておるかどうか、一つ御説明を願いたいと思うのですが。
#18
○政府委員(長谷慎一君) お答え申上げます。只今のお話の件につきましては、先ず第一にこの前に「ユーモア劇場」のことにつきましていろいろ新聞紙上にも謳われ、又国会においてもいろいろ御調査になりましたのでありますが、そのことにつきまして、郵政当局に何か要望なり何らかのなにが外部からあつたか、こういうお話でございますが、私の承知いたしておるところでは、何にもございません。投書というようなものもございませんし、外部及び内部においてこれに対してどうということはございませんでした。
 又、第二点の昨日でございますか、新聞紙上に出ましたことにつきましては、協会からその以前におきましても又そり後におきましても、何らの説明も連絡もない状態でございます。
#19
○久保等君 まあそういうお答えですと、まだ実情については郵政当局にお伺いしてもよく明確にならんと思うのですが、ただまあ私どもの危惧することは、非常に公共放送の重要なな中立性といいますか、そういう問題がこの前の料金値上げの際にも非日常に、正式の御答弁では、勿論何ら料金値上げの問題と関連させて放送協会の番組編成の自由に対する圧力はかけておらないというお話だつたのですが、併し実際問題として、まああの当時も我々としてはやはり郵政当局がたまたま大臣のあの大阪における発言等と関連いたして考えて見ましても、やはりこれが無形の形で放送協会に一つの力となつて影響力を及ぼしたことは、これは客観的に考えて見た場合に、私ども全然なかつた、何らの圧力が加わらなかつたとは実は判断しかねるような事情もありたのでしてまああの当時も郵政大臣という立場においての言動の点については、非常にまあ反省を要する点があつたのじやないかというようなことを申上げたのですが、少くとも公共放送事業に対する郵政当局の立場というものは、どうしても優位に置かれておりますだけに、まあ結果的には一つの圧力になりかねない場合が多いと思うのですが、今度の場合についても、事実そういうことがあつたかないかは別としても、私はよほど郵政当局として考慮を要する問題じやないかと実は思うのです。今回の問題はかねがね問題になつておりました「ユーモア劇場」が、まあ三木鶏郎氏の外遊という形において処理をしなければならん、処分をしなければならんという、まあ放送協会がどういう考え方の下にやつておられるか知りませんけれども、若し私はこれがやはり郵政大臣が、この前申しておりましたような批判的な立場から、やはりこういつたような番組はやめたほうがいいんじやないだろうかというような意思表示がやはりなされたことによつて放送協会が今回のような措置をとつたとするならば、これはやはり一半の責任は郵政当局自体にもあるというふうにも考えられますし、非常にこういつた問題に対する郵政当局の態度というものはデリケートな立場にあると思うのです。そういう点で十分に一つ御配鷹を願わなければならんのじやないかというように思つておるわけなんです。
 なお、この問題についてこれ以上電波監理局長に御質問をいたす必要はないと思うのですが、ただ扱い方について非常に慎重の上にも慎重な考慮を一つ払つておかれることを私はこの機会に重ねて要望いたしておきたいと思うりです。
#20
○委員長(左藤義詮君) ちよつと速記をとめて。
   午後二時五十五分速記中止
   ―――――・―――――
   午後三時十四分速記開始
#21
○委員長(左藤義詮君) 速記を始めて。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後三時十五分散会
ソース: 国立国会図書館
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