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1947/04/05 第2回国会 参議院 参議院会議録情報 第002回国会 予算委員会 第16号
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1947/04/05 第2回国会 参議院

参議院会議録情報 第002回国会 予算委員会 第16号

#1
第002回国会 予算委員会 第16号
昭和二十三年四月五日(月曜日)
   午後三時四十四分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○昭和二十三年度一般会計暫定予算補
 正(第一号)(内閣提出、衆議院送
 付)
  ―――――――――――――
#2
○委員長(櫻内辰郎君) 只今より委員会を開会いたします。議題は昭和二十三年度一般会計暫定予算補正第一号であります。前回に引続き質疑を行います。御質疑はございませんか。
#3
○東浦庄治君 私は委員会に割合出席が悪いので、以前に御質問があつたか、よく承知しないのでありますが、実は地方へ参りますと、新制中学の寄附金の問題が非常に大きな問題になつております。つきましては、一体五百乃至千戸ぐらいの村で、どれくらいの校舎を作つて、その校舎にはどれくらいの経費が掛かつておるかというような点について、当局にお調べがありますかどうかを伺いたい。
#4
○政府委員(河野一之君) 代表的な村について、特に調査は大藏省としては持合せておりません。或いは文部省において多少調査したものがあるようでありますが、新制中学の経費につきましては、大部分は教員の俸給だろうと思います。これは教員の数は学級数一に対して一・五人というのが大体の標準であります。それから給與は、これは今度変りまして、二千九百二十円ぺースになつたのでありますが、これは平均いたしますと、少し一般の職員より高いというような程度に相成つておるかと思うのであります。五百戸乃至千戸ぐらいのところでは児童数はどのくらいになりますか、予算の積算におきましては、大体児童数五十人、平均いたしますと四十八幾らということでありますが、五十人について「学級当り一・五人の教員、そうしてそれに対しまして現在の給與ベースで以て見て、その二分の一を負担する。こういうふうな恰好になつております。
#5
○東浦庄治君 私がお伺いしておるのは教員の問題ではなくて、村の学校新設にどのくらいの大きさで、大体どのくらいの金を一ケ村が使つておるかということをお尋ねしておるのであります。
#6
○政府委員(河野一之君) その資料をちよつと持合せておりません。
#7
○東浦庄治君 文部省ではございませんか。
#8
○政府委員(河野一之君) 文部省でも多少調べたものもあるようでありまするが、寄附金その他によつたものもありますし、的確な資料というものはなかなか求め難いようであります。或いはお調べになつたものもあるかも存じませんが、私まだ拝承いたしておりません。
#9
○東浦庄治君 実はどこに参りましても、村では学校建設のための寄附金が非常に多い。普通の村では一戸当り二千円とか、二千五百円とかいうような寄附を要求され、又出さざるを得ないということをしばしば聞くのでありますが、これが事実であるかどうかということを一つお願いいたしたいのであります。若しそういう寄附金が出されておるといたしますと、これは相当莫大な額になつておる。國の税金の徴収の上にも、又縣町村の今後の税金の徴収の上にも非常な問題があると同時に、村の、或いは農家の経済そのものに非常な影響があると思うのであります。そういう非常な大きな問題が何一つ調査ができておらんということは、これは非常な怠慢だと思う。そういう点について急速に一つお調べになつて我々にその材料を提出して頂くことを希望して置きます。
#10
○委員長(櫻内辰郎君) 他に御質疑はございませんか。別に御発言もないようでありますから、直ちに討論に移ることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認め討論に入ります。討論は賛否を先にお述べになりまして、お願いいたしたいと存じます。別に御発言もないようでありますから、討論は終局したものと認めて、採決いたすことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めて採決いたします。昭和二十三年度一般会計暫定予算補正第一号を原案通り可決することに賛成のお方の御起立を願います。
   〔総員起立〕
#13
○委員長(櫻内辰郎君) 全会一致と認めます。よつて本案は可決と決定いたしました。
 問本会議における委員長の口頭報告は予め多数意見者の承認を得なければならんことになつておりますが、これは委員長において、本案の内容、委員会における質疑應答並びに表決の結果を御報告することとし、御承認を願うことに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。これより委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の御署名を願います。
   〔多数意見者署名〕
#15
○委員長(櫻内辰郎君) 御署名洩れはございませんか……。なしと認めます。これにて散会いたします。
   午後三時五十五分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     櫻内 辰郎君
   理事
           木村禧八郎君
           西川 昌夫君
           西郷吉之助君
           中西  功君
   委員
           木下 源吾君
           中村 正雄君
           波多野 鼎君
           森下 政一君
           小野 光洋君
           寺尾  豊君
           伊東 隆治君
           木内 四郎君
           飯田精太郎君
           岡部  常君
           岡本 愛祐君
           奥 むめお君
           河野 正夫君
           服部 教一君
           東浦 庄治君
           姫井 伊介君
           渡邊 甚吉君
           藤田 芳雄君
  政府委員
   大藏事務官
   (主計局長)  福田 赳夫君
   大藏事務官
   (主計局次長) 河野 一之君
ソース: 国立国会図書館
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