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1947/04/07 第2回国会 参議院 参議院会議録情報 第002回国会 本会議 第31号
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1947/04/07 第2回国会 参議院

参議院会議録情報 第002回国会 本会議 第31号

#1
第002回国会 本会議 第31号
昭和二十三年四月七日(水曜日)
   午後三時二十二分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
 議事日程 第二十九号
  昭和二十三年四月七日
   午後二時開議
 第一 政務次官の臨時設置に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告)
 第二 自由討議(前会の続)
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議長(松平恒雄君) 諸般の報告は御異議がなければ朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#3
○議長(松平恒雄君) これより本日の会議を開きます。この際お諮りいたすことがございます。西田天香君より病氣のたあ十四日間請暇の申出がございました。許可をいたして御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(松平恒雄君) 御異議ないと認めます。
     ―――――・―――――
#5
○議長(松平恒雄君) 尚本日、中西功君より在外同胞引揚問題に関する特別委員を、稻垣平太郎君より議院運営委員を、おのおの理由を附して辞任の申出がございました。許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(松平恒雄君) 御異議ないと認めます。つきましては、その補欠として細川嘉六君を在外同胞引揚問題に関する特別委員に、門屋盛一君を議院運営委員に指名いたします。
     ―――――・―――――
#7
○議長(松平恒雄君) 日程第一、政務次官の臨時設置に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。決算委員長下條康麿君。
#8
○下條康麿君 只今議題に上りました政務次官の臨時設置に関する法律案につきまして、委員長の審議の状況を御報告申上げます。この法案の趣旨は、第二國会終了の時までの臨時措置として、現在の政務次官の数を二十二名に増加し、衆議院議員と参議院議員とからおのおの十一名を超えない程度に任命いたしまして、各省の外、内閣総理大臣その他の國務大臣を長とする政府機関に配置して、政府と國会との連絡を緊密にしたいということであります尚これと同様に、從來ありました各省参與官を廃止いたしまして、又衆議院議員選挙法中に改正を加えまして、國今議員は秘書官を兼ねられないことにいたしたのであります。
 決算委員会におきましては、いろいろ審議をいたしましたのでありまするが、問題となりました主なる点を二三申上げたいと存じます。第一に、政務次官の設置を第二回國会限りとするという点につきまして種々論議が交されたのでありまするが、それに対しまして政府からは、この制度の可否についていろいろ研究すべきところありますので、取敢えず第二國会限りの暫定措置として提案したのでありまして、將來の問題、恒久的制度としては改めて今後よく研究したいという説明でありました。第二の問題は、政務次官の数を増加した理由についてでありまするが、政府からは、從來は政務次官が衆議院議員から多く採られておりまするが、参議院議員にもその機会があることが適当であると考えまして、数を二十二名に増加して、参議院からも衆議院と同様の数に政務次官を配置したい。こういうような答弁でありました。尚政務官制度は果して必要かどうかという根本の問題につきましては政府の答弁としては、政務宮制度というものは、政府と國会との連絡を図る必要な制度である。そうして政治家が政府に入つて行政事務に明るくなることも結構であるし、又一般國民の意向を政府に、政府の意向を國民に傳える一つの傳達機関でもあるのである。かような長所があるから、是非この制度を置きたい。こういうような答弁でありました。
 討論に入りまして、一委員から、反対の意見の陳述がありました。それは政府の言明では、従来この制度が有効に働いたから、今後更に調査研究して恒久的立法を立案したいというような考えであるが、それが果していろいろの関係におきまして可能であるかという疑いがある。若しそれが都合よく行かなかつた場合には、この法案が第二回國会限りで効力を失うことになります。從いまして第三條の規定、例えば國大臣又は内閣官房長官は國会議員を兼ねることができるというような規定も自然に効力を失うことになりまして、いろいろ不都合な結果生ずるから、前途を確かに見極めて、そうして恒久立法を審議した方がよい。從つてそれまでは現行法でやつた方がよいのじやないか、かような見地からこの案に反対せられたのであります。これに対して原案賛成の御意見といたしましては、新憲法下の國会運営につきまして、政府と國会との連絡を一層緊密にする必要がある。又國会は國家の権力の中心であるから、衆議院、参議院両方から若干代表者が入つて政治の運用に参加することが適当であるというような御意見の下に御賛成であつたのであります。
 かくて採決の結果、原案賛成が多数でありまして、この法案は原案通り可決せられたのであります。甚だ簡單でありますが、委員会の経過の御報告を終ります。(拍手)
#9
○議長(松平恒雄君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を請います。
   〔〔起立者多数〕
#10
○議長(松平恒雄君) 過半数と認めます。よつて本案は可決せられました。(拍手)
     ―――――・―――――
#11
○議長(松平恒雄君) この際日程に追加して、警察法の一部を改正する法律案(内閣提出や衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○議長(松平恒雄君) 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます治安及び地方制度委員長吉川末次郎君。
   〔吉川末次郎君登壇、拍手〕
#13
○吉川末次郎君 只今議題となりました警察法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会の審議の経過並びに結果につきまして御報告申上げます。
 先ずその趣旨内容について申上げますれば、第一には國家公安委員の報酬に関する規定の改正でございますが、警察法第九條の規定によりまして、國家公安委員は檢事総長の俸給に準ずる報酬を受けることとなつておつたのでございますが、國家公安委員の職務の重要性に鑑みまして、その地位の向上を図る趣旨を以て、これを法務総裁に準ずる報酬を受けることといたしたのでございます。
 第二には、市町村警察職員、の任命は、警察法の第四十八條の規定によりまして、市町村公安委員会の定める基準によりまして、市町村の警察長がこれを任命することとなつておつたのでございまするが、これをば直接に市町村公安委員会の承認を得て任命することと改正せんとするのでございます。
 以上が本法案の趣旨内容でございますが、我々の委員会におきましては、数名の委員と苫米地官房長官並びに齋藤国家地方警察本部長官との間に、いろいろと熱心なる質疑應答が重ねられました。その結果、大体において政府提案の趣旨を了解するところがあつたのでございます。右の質疑應答の内容の詳細のことにつきましては、これを速記録に譲りたいと存じます。
 かくて討論に入りましたが、別に発言もなく、次いで採決に入りましたところ、全会一致を以て可決すべきものと決定いたしました次第でございます。以上御報告申上げる次第でございます。(拍手)
#14
○議長(松平恒雄君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を請います。
   〔〔総員起立〕
#15
○議長(松平恒雄君) 総員起立と認めます。よつて本案は全会一致を以て可決せられました。
     ―――――・―――――
#16
○議長(松平恒雄君) この際日程に追加して、復興金融金庫法の一部を改正する法律案、財政法第三條の特例に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○議長(松平恒雄君) 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。財政及び金融委員長黒田英雄君。
   〔黒田英雄君登壇、拍手〕
#18
○黒田英雄君 只今議題となりました復興金融金庫法の一部を改正する法律案並びに財政法第三條の特例に関する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。
 先ず復興金融金庫法の一部を改正する法律案でありまするが、復興金融金庫は昨年開設いたしましてから今回で五回目の増資となるのであります。本年の二月に三月までの所要の資金といたしまして百五十億の増資をしたのでありまするが、今日すでにその貸出高は資本金の限度一ぱいにならんといたしておるのでありますので、更に本年度の第一四事期末までに必要といたしまする所要資金の最小限度を見込んで、二百億円を増加して、七百億円とありまするのを九百億円にしようとするのであるのであります。尚復興金融金庫の貸出につきましては、國会の要望に從いまして極力圧縮制限をし、尚苟しくもその放漫に流れるようなことのないように努めておるということであるのであります。又復金融資の相当部分を占めておつた公團資金を、將來は全面的に市中資金を活用するように切り換えたということであるのであります又復金債券の市中消化は近時著しく好轉して参りまして、一二月中の平均市中消化率は三八%に達しておるのであるが、今後とも一段の努力を傾注して、通貨面に対する影響を極力抑止する対策を講じたいというのであります。復金の機構並びに運営の方法につきましては、本委員会におきましても小委員会を設けて研究しておるのでありまするが、政府におきましても國会その他の要望に應えまして、今後関係各方面の協力を得て、愼重檢討の上、逐次実行に移したいと考えておるということであります。これらの措置の中で法制的措置を要しまするものは、成案を得次第、國会に提案して御審議を願うということであるのであります。
 委員会におきまする質疑應答につきましては、詳細は速記録に譲りたいと考えるのでありまするが、その主なる一二を御紹介申上げますれば、復興金融金庫の貸出についての責任者は誰であるか、大藏大臣ということであるのであるが、大藏大臣は辞められてしまえばその責任がなくなるようになるのであつて、これでは不都合ではないか、又委員会の組織の中に、理事長、副理事長が委員に加わつておらないが、これでは十分に責任が取れないではないかというような御質問に対しまして、委員会は大体復興金融金庫を監督するような立場にあるのでありまするからして、その者がその委員になるということは適当でないというような趣旨で、入つておらないのであるが、併し、今後は委員会の組織を強化拡充しようという計画になつておるのであるからして、そういう際には、理事長、副理事長等はこれに入るようにすることが適当ではないかと考えておるというふうな答弁であつたのであります。尚政府の考えておることとしては、復興金融金庫の産業金融の円滑を図りまするために、復興金融金庫の貸出ばかりでなく、日銀を中心とする融資斡旋機構を拡充したいというような説明があつたのでありまして、これに対して、日銀の融資の斡旋というものはいろいろ弊害がありはしないかというふうなことについてのいろいろ御質問もあつたのであります。
 かくて討論採決に移りまして、本案は政府提案通り多数を以て可決すべきものなりと決定いたしたのであります。
 次に、財政法第三條の特例に関する法律案でありまするが、財政法第三條は、御承知の通り「租税を除く外國が國権に基いて収納する課徴金及び法律上又は事実上図の独占に属する事業における專賣價格若しくは事業料金については、すべて法律又は國会の議決に基いて定めなければならない。」ということに相成つておるのでありまするが、この財政法第三條は、今日までまだ施行されておらないのであります。今回この財政法第三條を施行いたしますると同時に、現在の経済緊急事態の存続しておる間は、この規定中、製造煙草の定價、郵便、電信、電話、郵便貯金、郵便為替及び振替貯金に関する料金、それから國有鉄道における旅客及び貨物運賃の基本賃率というふうな、この三つのも一は國会に、或いは法律或いは議決を求めるのでありまするが、その他のものは緊急事態の存続する間におきましては、法律の定めとか、或いは國会の議決を経なくても、これを決定し、又は改定することができるということに、例外の法律を設けたいというのであります。從いまして、この法律が廃止されましたならば、これは全部第三條の適用を受けることになるのでありますが、この法律は経済緊急事態の存続する限りとありまするが、これは物價統制令の廃止とともにその効力を失うということを規定しておるのでありまして、物價統制令の廃止が、ありますれば、当然この法律はその効力を失いまして、財政法第三條がそのまま活用されることになるのであります。
 本案につきましての質疑の一、二を御紹介しますれば、主要食糧或いは薪炭というようなものの販賣價格を決めることは、この法律に除外していないのであるが、どうするのかということにつきましは、これらのものは、主要食糧につきましては、食糧管理法に基いて決めておるのでありまして、薪炭におきましても物資需給調整法によつて決められておるのでありまして、これは配給操作に属するものでありまして、これは專賣とは考えない。從いましてこの專賣という中には入らない、本法の適用がないものであるというふうな答弁であつたのであります。尚この法律は甚だ不徹底である。むしろ物價の水準とか、或いは根本限度というふうなものを一体定めるのが適当ではないかというふうか御議論もあつたのであります。それから通信料金等につきまして、どの程度までを國会の議決を経るのかというふうな御質問に対しましては、一々細かいところまでしますというと非常な廣汎なものになるのでありまして、大体その基準となるものを定めて、それの何倍とかいうようなふうにして、議会の議決を願いたいという考えである。これに鉄道運賃につきましては基本賃率とあるのでありまするが、これを基本料金としなかつたのは、これらについては、基本料金というふうな定めがしにくいので、趣旨はそういう趣旨であるということであつたのであります。施行期日はこの法律の成立の日から十日を超えない期間において定めるとなつておるのでありまするが、いつ頃定めるつもりであるかということにつきましては、成るべく早く、來週中にも決めたいということであつたのであります。又現在の段階では、むしろ財政に最も関係が深いものが除外されておる感があるのであつて、こういうものこそ政府が決めたいといふものではないかというふうな御質問もあつたのでありまするが、これに対しましては、余り明確な答弁もできなかつたようでありまするが、要するにこれらのものは、國民生活に最も密接た関係の深いものであるからして、これは國会の議決を求めることが適当と考えたので、他のものにつきましては、いろいろ調査し、或いは輸出と輸入等の関係でなかなか決め難いものがあるので、これらは政府において決めることにいたしておるのであるというふうな答弁であつたのであります。
 かくて討論採決に入りまして、本案につきましては、多数を以て可決すべきものなりと決定をいたしたのであります。これを以て報告を終ります。(拍手)
#19
○議長(松平恒雄君) 別に御発言もなければ、これより両案の採決をいたします。両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を請います。
   〔起立者多数〕
#20
○議長(松平恒雄君) 過半数と認めます。よつて両案は可決せられました。
     ―――――・―――――
#21
○議長(松平恒雄君) 日程第二、自由討議、本日の自由討議は前会の続きでございます。発言者はそれぞれ発言時間を遵守せられんことを望みます。これより発言を許します。
   〔小林勝馬君発言者指名の許可を求む〕
#22
○議長(松平恒雄君) 小林勝馬君。
#23
○小林勝馬君 民主党は高良とみ君を指名いたします。
#24
○議長(松平恒雄君) 高良とみ君に発言を許します。(拍手)
   〔高良とみ君登壇、拍手〕
#25
○高良とみ君 本日は皆さんのお許しを得まして、(「笑わんでやれ」と呼ぶ者あり)少しく自己反省をさぜて頂きたい。殊に議員の勉強についてということについて反省して見たいと思うのであります。(笑声、拍手)
 私共凡そ一年間、初めての参議院議員といたしまして、責任を以て國民に良き政治を誓つて参りたのでありますが、果していつになりましたならば議員みずから、又参議院独得の立場から議案を提出するようなことになるであろうかということが、予ねて私共の心に往來しておつたことであります。勿論各自が勉強をして、又十分な政策を立て、各党各派においてそれぞれ御研究であることには敬意を表するものでありまするが、もつと高度の国民輿論が結集されることが非常な必要事にあるのではないかということを秘かに憂うるものであります。
 その理由の一つといたしましては、最近のドレーパー使節その他の意見によりますと、日本はすでに講和條約を経ておつた筈であるというような言葉までありますので、若しも今日のような状態が講和條約を経て後の日本の政治の、上院の姿であるといたしましたならば、或いは立法府全体の姿であるといたしましたならば、私共はこの多大な犠牲を拂いました國民に対し、又世界の平和を愛好する人たちに対して、これで日本が更生したどいうことがいえるかどうかということをみずから顧みて誠に忸怩たるものを感ずるのであります。幸いに若し御同感下さる方がございまするならば、お互い何とかして、もつと活發なる又自発性に富み、計画を持つたところの、立法府の権威を高めるために協力したいものだと思うのが私の念願でございます。平和国家、文化國家というように申しましても、高度の輿論が集結し、又國民の学界、産業界、或いはその他の各部面の権威がお集りになつておられる立法府でございまするが故に、それらの部面が多少沈滞いたしましても、國会こそは意見の集結した所であわ、そこから行政府に対しましてもはつきりして立案ができるのが本当の姿であろうと秘かに考える者でございます。お互いがいろいろな勉強をいてこの議会に出席を差しますけれども、秘かに私の観察いたしますところによれば、ただ身体を朝晩ここに運んで來、そうしてそこに高度の意見が纏らないといたしますと、皆さんの鬱憤は、私共の観察によれば、熱心な囲碁の盤上に、或いは各控室におけるところのいろいろな少数の方々の御意見の中にある。そうしてその意見は各控室よりは出ないということを考えますると、もつと控室を超越したところのいわゆるロビングと申しまするか、廊下における、各党問における意見が盛んに行われて一つの意見を形成し、こういう法案を、ああいう政策をというような盛り上つて來るものも生じて來ていい時期ではないかと思うのであります。
 勿論ロビングに対しましてはいろいろな欠点もありましようけれども、その点につきまして私の一つ提案いたしたいことは、國策、敢えて政策と申しませんが、國策の樹立に対しまして専門の方々の御意見を御発表になる機関を、各常任委員会及びその他の機会においてお持ち頂くように、運営委員等で御計画願いたいということであります。これにつきましては過日或る常任委員会におきまして労働問題の権威を招いて大層丁寧な臨時研究会があつたのでありまするが、出席された議員は極く少数でありまして、議員外の方方の御出席の方が遥かに多く、この御意見は非常に参考になり、而も委員長の御鄭重なもてなしもあつたのでありまするが、かかる労働問題、国際上における労働問題のごときものは、多くの議員の方が御希望になつたと思いまするにつけましても、その発表が極く小範囲であつたことを遺憾に思つた次第であります。水産、農林或いは國土、人口、経済、各方面におきまして、それぞれの専門家であらせられまするところの諸兄氏が、願くぱその薀畜を傾けられまして、私共に御教示を願う機会をもつと多くお與え下さいまするならば、そうしてこれを公報において御発表になり、今日は何々議員の何々の御調査研究があるということならば、私共は勇んで参加し、これに質問もし、又そこにおいて意見が、或いは高度の輿論が形成されるのではないかということを考えるものであります。幸いにそういう機関が予算委員室において、或いは議長の應接室において、或いは各控室同志の社交においてできまするならば、ここに立法の府とし、特に上院の特色を持つた一つの輿論の集成となりまして、党派を超越し、国民に應うるに、もつと血の通つた、もつと生きた意見が生れると信じまして、皆さんの御賛同を得て、そういう日が一日も早く参りましたならば、私共三年或いは六年の任期を以ちまして、ここに参加いたしまする者が勉強さして頂き、又國民に新らしい見解を披擁して應えることができるのではないかということを思うものであります。私の自由意見といたしまして御賛同を得たいと思います。(拍手)
#26
○議長(松平恒雄君) 本日はこれにて延会いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○議長(松平恒雄君) 御異議ないと認めます。次会の議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。本日はこれにて散会いたします。
   午後三時五十七分散会
ソース: 国立国会図書館
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