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1947/01/22 第2回国会 参議院 参議院会議録情報 第002回国会 議院運営委員会 第3号
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1947/01/22 第2回国会 参議院

参議院会議録情報 第002回国会 議院運営委員会 第3号

#1
第002回国会 議院運営委員会 第3号
昭和二十三年一月二十二日(木曜日)
――――――――――――――――
  委員の異動
十二月十八日委員木下盛雄君死亡され
た。
一月二十二日その補欠として平沼彌太
郎君を議長において選定した。
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○最高裁判所規則制定諮問委員会の委
 員に関する件
○農業機械化委員会の委員に関する件
○議案の提出に関する件
  ―――――――――――――
   午後二時二十一分開会
#2
○委員長(木内四郎君) それでは只今より委員会を開きます。先ず最高裁判所規則制定諮問委員会の委員に関する件についてお諮りいたします。事務総長から御説明いたします。
#3
○事務総長(小林次郎君) 今度最高裁判所規則制定諮問委員会規則というものが昨年の十一月十三日に制定になりまして、これに基きましての構成委員として、こちらから三名だけ委員をお願いしたいということで、御依頼もあつたのでありますが、丁度最高裁判所の事務次長の五鬼上氏が見えておりますから詳細の御説明を願つたら如何かと思います。
#4
○説明員(五鬼上堅磐君) この憲法七十七条によりまして、最高裁判所に規則制定権を與えられておりますが、訴訟手続とか、裁判所の内部規律その他司法書記に関する事項、或いは弁護士に関する事項、例えばルールと法律との問題についても相当学者の間にまだ議論があるようでありまして、はつきりした点がないのでありますが、裁判所といたしましては、刑事訴訟、民事訴訟の改正と相まつて、どうしても規則を制定しなければならん立場に置かれておるのでありまして、昨年裁判所の規則によつて、規則制定委員会の規則を制定いたしまして、そうして民事規則制定委員会、刑事規則制定委員会、それから、一般に関する規則制定委員会この三つの委員会を設けるようにいたしまして、その委員は裁判所の裁判官、弁護士ばかりでなく、是非これは國会からも委員に出て頂いて、主としてこの國会の立法権の問題と、裁判所のルールの範囲の問題というような点にも関係して來ることでありますからして國会の方から各委員会に一名ずつの委員をお願いしたいというので、私の方から文書を以てお願いしてあつた次第であります。まだ、ただ委員会を作るという程度でありますが、委員会がいよいよ成立いたしましたら、制定諮問委員会のいろいろのルールの作成をお願いしたい、こういう次第であります。大体のことを御説明申上げます。
#5
○委員長(木内四郎君) この最高裁判所規則制定諮問委員会の委員に國会議員が就任するという問題につきましては、國会法第三十九条に規定しておりまするところの行政各部の委員に國会議員が就任する場合には、國会の同意を要するという規定に直接触れるのではないのでありまするが、これに対してやはり國会の同意を與えるかどうかということを御決定願つた方がいいと思うのであります。衆議院の方におきましては、これに同意を與えることにいたしておるのであります。この点につきまして、只今五鬼上事務次長からお話がありましたが、御決定になる前に何か御質問なり御意見をお願いいたします。
#6
○佐々木良作君 私後から來たので、説明があつたかも知れないのですが、この規則制定委員会のメンバー、数、それから大体どういうことをするのか話があつたのですか。
#7
○委員長(木内四郎君) 内容の詳細はありませんが、五鬼上事務次長から答弁して頂きます。
#8
○説明員(五鬼上堅磐君) 委員会の構成は、大体委員の数は民事、刑事、一般の三委員会共各二十五名の定員で、そうして裁判官、弁護士、学識経驗者というような範囲、檢察官、それから國会議員、こういうような内容を持つております。大体今の予定のところでは最高裁判所の裁判官は五名、弁護士は五名、あとは下級裁判所の裁判官から四名、檢察官が三名、学識経驗者、國会の方はこれはまだ……、大体國会は各委員会に一名ずつお願いしたいと我々考えております。
#9
○左藤義詮君 今の人数を伺いまして若し学識経驗者の中にお入れになるならば別ですけれども、國会を代表するということになりますと、相当國会として責任を持つことになるものでありますから、そうしますれば、僅か一名ということは、他の数の比重から申しまして少きに過ぎるのではないか。一ならば、むしろ入らないでおいてもよいのではないかという考えもしますが、どうですか。
#10
○説明員(五鬼上堅磐君) 私の方の考えは、ルール制定のいろいろ細かい規則を作つて行くにしても、むしろ内部的の規則とか、そういうことに主として國会の御参加を願うより、法律とルールの範囲をどこに置くか。これは國会との間の摩擦を生じてはいけないというために特にお願いするのであります。そういう大きな問題の点を、いわゆる議会の制定権によつて議会の立法権を侵害するようなことがあつてはいけない。一方最高裁判所は違憲審査権を持つておりますから、そういうような点から成るべく摩擦を生じないように、ルールの範囲と法律の範囲というものはおのずからその諮問委員会において決まつて行くのだろうというような、そういう極く根本的な問題について諮問する。細かな民事訴訟の規則とか、裁判所の規律とかいうようなことに出て頂ければ結構ですが、これは相当日数が掛かり、手数が掛かつて、お時間を割くだけであつて、それはむしろそういう方面に慣れた裁判官とか、弁護士とか或いは檢察官とかいうようなところでやつて、大きな問題が出て來た場合、これを諮問委員会のところに掛けて御決定を願う。こういうために特に國会の方面は一名ずつぐらい出て頂いた方がよいのではないかというような考えでございます。併し規則として臨時委員を置くことができるという規則もありますから、若し必要とあれば臨時委員とかいうことで数は殖やせるような工合にはなつております。
#11
○左藤義詮君 法律とルールとの関係は非常に根本的な問題で、非常に微妙な関係を持つものでありますが、その摩擦をなくするという責任を持つのでありましたならば、一委員会に一名では、私は選ばれる人が非常に全智全能でない限りは困難でないか。殊に國会議員には各党派の関係がありますのでそこに党派を超えて一人入つて、只今言つたようなルールと法律との関係を果して最高裁判所と國会との間の微妙な摩擦を防ぐような働きができるかどうか、選ばれた人も非常に責任が重過ぎて困るのじやないか、入らなければ別ですが、入るならば、他の数と比重の取れるような数でないと困るのじやないか、かように考えるのですが、如何ですか。
#12
○説明員(五鬼上堅磐君) まあいろいろ考え方もございますのですが、大体においてこのルールの範囲というものは、憲法七十七条によつておのずから範囲が決まつておると思うのでありますが、ただ訴訟手続に関しては、多少問題があると思うが、裁判所の内部処理規則とか、事務処理の規則とかについては、これはもう今までの裁判所の内部の規則だけを決めるのであります。訴訟手続に関しては、今言うようにどこまでが入るかまだはつきりしない。そういうようなことで、人数を増すことにおいては、私の方としては、臨時委員とかいうようなことで人数を増すということの途は開いております。先程申したような考えで、そういう極めてこの根本的な大きいところだけは、是非國会の御参加を願いたいという意味から考えてあるのですが、外の方面の委員の多いのは、これは技術的に裁判官や弁護士によつて規則を作つて行くことのために委員の数を多くしてある。從つて下級裁判所の檢察官というようなふうに出てあるのであります。併し御趣旨もよくあれしまして私の方としても帰りまして考慮いたしますが、結構だろうと思います。
#13
○佐々木良作君 ちよつとお伺いするのですが、今のやつは、人数は國会に一人というのは、参議院と衆議院両方を代表して一人という意味ですね。
#14
○説明員(五鬼上堅磐君) 各議院について……。
○佐々木良作君 一人ずつですか。そうすると二名ということですね。
#15
○説明員(五鬼上堅磐君) そうです。参議院一人、衆議院一人です。
#16
○佐々木良作君 そうすると、あと残つたのが学識経驗者ということになれば、学識経驗者が六人、こういうことですね。
#17
○説明員(五鬼上堅磐君) そうであります。
#18
○委員長(木内四郎君) ちよつと速記を止めて。
   〔速記中止〕
#19
○委員長(木内四郎君) 速記を始めてそれでは本件につきましては、更に研究した上で、本委員会の態度を決定することにいたしたいと思います。
 尚、農業機械化委員会委員に関する件についてお諮りしたします。
#20
○事務総長(小林次郎君) 戰後の農業改革に対應して、農業の機械化ということを研究したい。そうしてその研究と同時にそれを促進したいというために、農業機械化委員会というものが農林省に設けられたようであります。その委員として、参議院の帆足君と宿谷君をお願いしたい。こういう頼みが農林省からこちらへ來ておるのであります。これはどの程度の委員会か、内閣で聞いてみましたところが、閣議決定にも及ばない、何かもう少し下の委員会のように聞いております。尚詳しいことは、農林事務官の上瀧さんという方が見えておりますから、御説明を願つたら如何かと思います。
#21
○説明員(上瀧みのと君) 今お話がございました通り、機械化委員会というものが昨年の八月からできまして、本年もずつと続けてやつて行くつもりであります。昨年も、この機械化委員会ができますときに、参議院の帆足さんと宿谷さんに特に御援助を願つてありますが昨年は便宜的のお力添え程度であつたのでありますが、本年は正式にこの委員の中に加わつてやつて頂こうと考えておるわけであります。
 今御説明がありました通り、閣議決定になつたものではございませんが、一應農林省といたしましては、簡單な会規を作りまして設置しております。構成は、関係各官職とそれから諸團体及び学識経驗者を以て組織することになつております。目的は、農業機械化に関する調査研究、試驗並びに普及、指導に関する事項、それから農業機械化対策の樹立推進、関係各機関の連絡調整竝びに指導、こういう内容になつております。それで会長は農林次官がこれをやつております。その下に大体專門部といたしまして、機械部、それから技術委員会といたしまして、機械の基礎技術の部会、それから試驗試作研究の部会などいろいろ部会がありまして、例えばトラクター、自動耕耘機、畜力用農具とかいろいろな農機具を、主として技術的な見地から研究をやることになつております。尚その他に政策、施策の面も担当することになつております。大体予想しておるメンバーとしては、現在大体五十六、七名であります。只今申上げましたように委員長は農林次官でありますが、本省から農政局長、農事試驗場長、統計調査局長、安定本部の方から金属機械課長、或いは商工省の方から産業機械局長、或いは商工省の機械試驗場長とか、そういう方々でありますが、民間からは農業機械化協会の大島さん、農業協同組合の寺尾ざん、インターナシヨナル・ハーヴエスター会社の淺井さん、研究所になりますと大原農業研究所の吉岡さん、農業機械化協会の佐藤さん、各地方の試驗場のその方面の技官の人たち、各大学の農学部及び工学部の教授等、こういうメンバーであります。さてそこで帆足さんでありますが、この機械化委員会ができますと同時に、大体從來軍需品を作つておりました製造業者が農機具の方に轉換いたしまして、そういう方面が中心になつて農業機械化協会というものができましたが、この際日本産業協議会のバツクにあつて農業機械化協会の後からの支柱となつたのであり、帆足さんはこの日産協の理事長として非常な援助を下さいました。宿谷さんも御承知のように、現在でも日本農機具協同組合の專務理事をされております。現在まだ機械化は緒に就きましたばかりで不十分の点もございます。これを促進いたしますには大きな政治的な力が必要と思いまして、是非とも参議院の方から從來と同じように、十分の御援助を願いたいと思います。ここに委員の御就任の御許可をお願いいたした次第であります。
#22
○板野勝次君 今の説明ではちよつと分らない点があつたのですが、農業機械化の委員会というような、何か官制によつてできておるものでもなさそうに見えるし、それから農業機械化協会との関係が出て來て、果してこれは官廳の機構なのか、それとも半官半民的なものかということがはつきりしていないと思います。その点をもう一度説明して貰いたいと思います。
#23
○説明員(上瀧みのと君) 機械化協会の方は、これは純然たる民間の團体であります。併しながら機械化委員の方は官制で決つておりませんし、或いは農業機械化促進要綱という、こういう閣議決定があつて、それに基いたわけでもありませんが、農政局としては機械化を進める委員会として結成し、一つの予算的な措置としてできているものであります。
#24
○佐々木良作君 そうするとこの委員会の経費は役所から出るのですか。
#25
○説明員(上瀧みのと君) 全部役所から出るものです。
#26
○委員長(木内四郎君) 他に御質疑がなければ、これはいずれ他に研究をした上に進めたいと思います。今日は説明だけを聞くことにしては如何かと思いますが……。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○委員長(木内四郎君) それでは更に第二國会も休会が明けまして、ここに開会式を開かれたのでありますが、両予算法律案その他提出されておりません。ここで今後の國会の運営について考える参考として、ここに法制局長官大蔵当局からも來ておりますから、法案の提出状況或いは予算の提出時期の見込等について、この際一應説明を聞いて見ましては如何かと思いますが御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#28
○政府委員(佐藤達夫君) 今期國会に提案されますべきものとして、現在政府部内で準備しておりますものは、はつきり数字は承知いたしませんが、百数十件あるわけであります。その中では三十五、六件すでに関係方面の方へ持ち込んで、あちらの審議を受けているものが三十五、六件であります。そこで差当りまして今日のところにおいて、是非至急に成立さして頂きたいと考えております法案があるのであります。これが四件あります。
 その中でどうしても今月中に、一月中に成立さして頂きたいと考えておりますもの、その目途で鋭意準備しておりますものが、第一は例の〇・八の関係の法律案、即ち政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案これが第一であります。それから第二は例の終戰連絡事務局を総理廳に移管するという関係におきまして、連絡調整事務局臨時設置法案、これが第二であります。それからそれに関連がございますが、賠償廳の設置に関しまして、第三の法案といたしましては賠償廳臨時設置法案、以上の三件は是非今月中に成立さしで頂きたい。後に申しました終戰連絡事務局関係、賠償廳関係のものは、これは先方の強い要望がございまして、是非二月一日に発足せよ、これはポツダム政令でやつたらよかろうという示唆がありましたけれども、又國会も再開されておりますし、法案として成立の可能性があると我々は考えます結果、法律としてお願いするのが筋であるというわけで、これらのものは三件とも目下司令部の方で審査を受けております。それから後のもう一つはこれは今月中ということにはなりますまいが、例の郵便料金の関係で郵便法の一部改正を必要とするのでございます。これは政府といたしましては二月十五日から実施したいというふうに考えておりますので、それら併せて四件が今日のところ非常に急を要するものであります。御無理でもお願いしたいと思つておるものであります。
 その他の案件にはいろいろございます。閣議決定を済ましまして今明日それから明後日、この三日間の間に提出されるものと考えられます案件が三件ございます。一つは郵便爲替法、それから第二は郵便振替貯金法、それから第三は家畜用血清取締法案、これは目下向うのオーケーもありまして印刷中でありますから二、三日中に出ます。そういうものが準備中であります。
 で、その他のものを一々申上げましてもなんでありますがただすでに成立いたしております法律の中でいわゆる日限附で期限の切つてあるものがあります。その期限が切れるまでに法律上の手当をしなければならないというものがございますので、これを御参考までに申上げて置きます。先程申しましたものの外に、民事訴訟法の一部改正、刑事訴訟法は全部書き直しということになります。それから裁判官檢察官の報酬に関する法律、これが今年の三月十五日で失効するわけであります。十五日から効力を失うわけであります。それまでに新らしい法律の手当を必要とするということになつております。刑事訴訟法、民事訴訟法の関係は、刑事訴訟法につきましては昨年の十月に関係の向に持込み、それから民事訴訟法の方は昨年の十一月二十三日に先方の審議を受けております。それからもう一つ地方自治法の関係におきまして地方團体の公務員についての法律を作らなければならん。即ち地方公務員法案というようなものをすでに地方自治法で予定されておるのでありますが、これが四月一日までに成立を要するというように法律にはつきり書いてございます。日限の関係のものはさようなことになつております。
#29
○委員長(木内四郎君) とちよつと伺いますが、さつきあなたのいわれた一月中に成立しなければならん法案と、二月十五日実施の法案、これはいつ頃提出されますか。
#30
○政府委員(佐藤達夫君) これは今やきもきしてやつておりますが……。
#31
○委員長(木内四郎君) 何か御質問ございますか。御質問がなければ……
○佐々木良作君 今の委員長の質問なんですが、見込はどうですか。この四件ですが、大体いつ出せる見込なんですか。それがつかなければ今月中やれといつてもできません。
#32
○政府委員(佐藤達夫君) いつも見込の問題で私叱られておるのでありますが、政府側の準備としては整つておるわけなんです。結局一日も早くというわけで、関係の向と折衝をしております。これは少くとも後に申上げた二つの件は、先方で二月一日と言つておるのでありますから、これは先方もよく分つてくれておるものと考えております。
#33
○河井彌八君 それは衆議院、参議院と分れて出すのでありますか。
#34
○政府委員(佐藤達夫君) その点はまだ決めておりません。
#35
○河井彌八君 これも大変審議に影響があるのですがね。できるだけ両方に分けて出すといいですね。
#36
○政府委員(佐藤達夫君) 今岡の法案の取扱につきましては、極力お示しのような方法で進めたいと思つております。
#37
○委員長(木内四郎君) 法制局長官に伺いますが、この四件は四案ともGHQに出ておりますか。
#38
○政府委員(佐藤達夫君) 出ておる筈でありますが、少くとも最初に申しました今月中にという三件は、これは出ております。
#39
○委員長(木内四郎君) 他に法制局長官に御質問がなければ、大藏当局から予算の方の提出時期の見込等について御説明を願いたいと思います。
#40
○政府委員(森永貞一郎君) 昭和二十二年度一般会計の予算の補正と同特別会計の予算の補正を開会劈頭にお願いする予定で進行したして参つたのでありまするが、この内容は、御承知のように二・八ケ月の残り、〇・八ケ月の支給を中心とするものでありましてその財源その他の問題につきましていろいろ問題がございまして、今日に至るまでまだ提出できないような次第でございます。併し今明日中には内容もすつかり確定する予定でありまして、印刷を完了いたしまして、二十六日頃までには提出できる予定に相成つております。この予算に伴いまして法律案といたしまして、先程法制局長官からも御説明ございました通り〇・八ケ月を支給いたしますための法律案、これは今明日中に司令部のオーケーがある予定でございまして、予算と同時に提出できる予定でございます。尚預金部の問題、これは内容簡單でございますから、やはり同時に提出できるのじやないかと思つております。尚先程の御説明ございませんでしたが、予算に伴う法律案といたしまして預金部特別会計その他に対する一般会計からの繰入金の法律案、これはやはり予算に伴いまして必要でございますが、予算案と並行して進行いたしております。同時に提出できる予定でございます。
 尚予算関係ではございませんのでございますが、今月中乃至は來月早々に成立させる必要のある法律案が若干ございますので、お願い申上げて置きたいと思うのでございますが、復興金融金庫の増資の問題、これは復興金融金庫の資金繰りからいたしまして、二月の上旬までに法律案の成立を必要とするというような事情に相成つておりますので、今月中に提案の予定で今折角準備中でございます。尚もう一つ金融機関の整備に関連いたしまして、三月末までに、最終処理をいたしますために金融機関再建整備法等につきまして若干改正を要する問題がございますがこれもできるだけ早く提出して成立させて頂くようにお願いをいたす次第でございます。目下鋭意準備をいたしておるような次第でございます。
 予算関係並びに大藏省関係で特に急速処理を要する法律案は以上の通りであります。
#41
○委員長(木内四郎君) 何か御質問ありますか。ちよつと森永官房長に伺いますが今の復金増資法は二月上旬に実施しなくちやなら心ということになつて來ると、仮りに國会は数日中に休会にでも入るということであれば、それまでに審議し得るように出して貰わんと困るのですが、提出の見込はいつ頃になるのですか。
#42
○政府委員(森永貞一郎君) これはもう條文並びに内容自体は非常に簡單でございますので決定いたしますれば両三日中にも出せるような性質のものでございますが、まあ今月中に成立させるとして、二十五、六日頃までには提出するように取運びたいというように存じております。
#43
○委員長(木内四郎君) それでは大藏当局の説明はこの程度にして置くことにいたしまして、外に皆さん何か議題にすべきものがありますか……。それでは本日はこの程度で散会いたします。
   午後二時五十八分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     木内 四郎君
   理事
           藤井 新一君
           河井 彌八君
   委員
           島   清君
           松本治一郎君
           左藤 義詮君
           櫻内 辰郎君
           梅原 眞隆君
           佐伯卯四郎君
           佐佐 弘雄君
           鈴木 憲一君
           堀越 儀郎君
           板野 勝次君
           佐々木良作君
  政府委員
   法制局長官   佐藤 達夫君
   (大臣官房長)
   大蔵事務官   森永貞一郎君
  事務局側
   事 務 総 長 小林 次郎君
  説明員
   農林事務官   上瀧みのと君
   最高裁判所事務
   次長      五鬼上堅磐君
ソース: 国立国会図書館
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