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1953/05/21 第19回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第019回国会 議院運営委員会 第62号
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1953/05/21 第19回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第019回国会 議院運営委員会 第62号

#1
第019回国会 議院運営委員会 第62号
昭和二十九年五月二十一日(金曜日)
    午後一時三十八分開議
 出席委員
   委員長 菅家 喜六君
   理事 荒舩清十郎君 理事 坪川 信三君
   理事 渡邊 良夫君 理事 椎熊 三郎君
      生田 宏一君    江藤 夏雄君
      田渕 光一君    森   清君
      山中 貞則君    園田  直君
      青野 武一君    山本 幸一君
      池田 禎治君    長  正路君
      松井 政吉君    中村 英男君
 委員外の出席者
        副  議  長 原   彪君
        事 務 総 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
五月二十一日
 委員相川勝六君、小林絹治君、三和精一君、村
 上勇君、田中織之進君及び三鍋義三君辞任につ
 き、その補欠として鍛冶良作君、加藤常太郎君、
 田嶋好文君、助川良平君、井手以誠君及び青野
 武一君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 会期延長に関する件
 回付案の取扱いの件
 決議案の取扱いの件
 本日の本会議の議事に関する件
    ―――――――――――――
#2
○菅家委員長 それでは開会いたします。
 会期延長の件ですが、これは理事会に御一任になつておりますから、理事会の結果を御報告申し上げます。昨日も理事会を開きまして、その結果、今回は参議院の方から申し入れて来るのが順序である、主体は参議院であるから、参議院の結果を待とうということでありました。先刻一時ちよつと過ぎでありましたが、参議院議長と事務総長が衆議院を訪問されまして、参議院の議運においては、会期は二十三日より九日間、すなわち今月三十一日まで延長ということに決定を見たというお話でありました。今ただちに議長より報告を受けまして、理事会を開いて、理事会の経過は、社会党左右両派の理事諸君は九日間延長に反対の態度であり、自由党、改進党の理事諸君は参議院の申入れに賛成するというので、意見の一致を見ませんために、やむを得ず採決をいたしました。採決の結果、多数で九日間会期を延長するということに決定した次第であります。右御報告申し上げます。
    ―――――――――――――
#3
○菅家委員長 次に、参議院よりの回付案の取扱いですが、義務教育二法案ば、その取扱いについては先日来しばしば延期になつておりました。理事会においても社会党の両派からは、すみやかにこれを取扱え、土曜日に取扱えという主張がありました。改進党並びに自由党の方は、まだ党議等も決定していないし、その他の事情もあるので、来週にこれを取扱つてもらいたいということで、これも採決によつて右のような決定をいたしました。これは一応本委員会において御一任を願つたことでありますが、理事会においては、さような結果を見た次第であります。
#4
○山本(幸)委員 会期延長の問題については、昨日理事会一任ということになつて、委員長報告のように、採決をやつた結果、ただいまのような報告を議運に願えばそれでいいわけですが、教育二法案については、理事会に一任をしていないのです。従つて、理事会の結果を委員長が報告なさつただけですが、この議院運営委員会で採決をやれば、おそらく理事会の結果通りのことになると思います。そこで、ここに至つてそれ以上私どもは無理やりに押そうとは思わないが、一応ここでめどをつけてもらいたい。会期中便々として、いつまでも延ばしておくということは、どんな理由があるにしても、その理由は通らないと思うのです。従つて、来週のいつの議運で取扱う、あるいはいつ上程するかということの一応めどをおつけ願いたい。事態の推移によつては、そのめどは、必ずしもその通りそのときに行くとは保証できがたい点がたくさんあろうと思いますが、一応めどをおつけ願つて、それぞれ各党で一応態勢も整えて、堂々とやれるようにめどをつけていただければ幸いであります。
#5
○菅家委員長 山本君の御希望でありますが、理事会においても、そういう御発言があつたのであります。大体そのめどは、来週の定例日、すなわち火曜日前後を目途として委員長は考えております。今からはつきりその日にやるということをきめますと、種々なる支障を来すおそれもありますが、大体のめどがなければ、各党もお困りだろうと思いますので……。
#6
○松井(政)委員 本会議でどう取扱うかということはわからないけれども、たとえば明日は土曜日で、二十三日が日曜日になります。定例日に議運をやるとすれば火曜日になるので、月曜日に議運を開いて、この取扱いのめどだけは、あらかじめきめておいてもらいたい。
#7
○菅家委員長 今のところ、明日は本会議はむろん開かなければなりませんし、会期を延長しておる建前からいつて、法案の明日のぐあいを見て、また月曜日にやるかやらないかということも決定したいと思います。法案があれば、やはり月曜日に、定例日でなくても本会議を開かなければならない場合においては、月曜日に教育二法案の取扱いのことを議題として協議いたしたいと思つております。もしそれができない場合は、火曜日に取扱いを協議いたしたい。今のところの予想では、月曜日も本会議を開くことになるのではないかと思いますが、会期を延長しておるのであつて、大部分参議院に行つておるのであるから、本院として月曜日に開かなくてもいい状態になるかどうかということは、明日になつてみればはつきりすると思います。いずれ明日この委員会を開きますから、その問題は、さらに明日もう一度重ねて議題として協議いたしたいと思います。そういうことで御了承願いたいと思います。
    ―――――――――――――
#8
○菅家委員長 次に、本日は決議案その他は取扱わないで、次の委員会において取扱いたいと思います。
    ―――――――――――――
#9
○菅家委員長 次に、日程でありますが、日程について事務総長より御説明申し上げます。
#10
○大池事務総長 それでは、議事日程について御報告かたがた御協議を願いたいと思います。ただいま御決定願いました会期延長の問題は、最優先的の問題でありますので、会期延長を議長発議で議題といたしましてこれを御決定願う。これについては左社の小川豊明君、右社の長正路君から反対討論がございます。このお二人の反対討論のあと、採決は起立採決、こういうことにお願いをいたしたいと思います。それから日程第一、第二は、一括いたしまして大蔵委員会の理事内藤友明君が御報告になります。その中で、日程の第二は全会一致で問題ございませんが、日程第一の修正につきましては、左右両派の反対がございます。これについては、お手元の印刷物にありますように、討論として右派の平岡忠次郎君が反対、賛成討論として山本勝市君、その討論のあと、採決になるわけであります。従来ならば、委員長報告が修正の場合には、委員長報告を一括いたしまして、日程第一は修正であるが、委員長報告の通り決するに賛成の諸君の起立を願いますということで採決をいたすのでありますが、この修正をされた部分に、全会一致で修正をされた部分と、左右両派だけが反対ではあるが、修正が通つたというものが一項目あるわけであります。それはすでに御存じのことと思いますが、貸金業者の金利の最高限度の日歩三十銭を三十五銭に引上げる修正であります。この三十銭を三十五銭に引上げるというところだけが左右両派が反対でありますが、全部で八項目の修正中、その以外の七項目は全会一致でありますので、従来通りこれを一括して委員長報告を問いますと、全部に左右両派が反対しなければならぬという建前になりますから、委員長報告中、第五条の三十五銭に引上げる部分の修正だけを一応切り離して採決をいたしまして、左右両派が反対、その他は賛成ということで、その部分だけ反対を願いまして、それ以外の修正部分及び原案を一括採決し、これは満場一致になる、こういうように、わけて採決をいたしたいと思いますから、御了承を願います。
#11
○園田委員 二回になるわけですね。
#12
○大池事務総長 二回になります。そこで、三十銭を三十五銭に上げることの委員長報告の修正に賛成の諸君の起立を願いますということで、そこで左右両派が反対、その他は、それ以外の修正部分、原案を委員長報告の通り決するに御異議ありませんかということで、採決を願いたいと思います。日程第三は、内閣委員会の理事平井義一君が報告をされます。これについては左派の田中稔男君、右派の中村高一君から反対の討論がありまして、採決は起立採決、こういうことにお願いをいたしたいと思います。
 なおこれ以外に、お手元にあります審議中の議案という中の、白マルのついております法務省設置法の一部を改正する法律案、航空技術審議会設置法案、調達庁設置法等の一部を改正する法律案、この三案が全会一致で上りましたから、これを緊急上程をお願いし、委員長報告のあと、採決を願いたいと思います。
#13
○菅家委員長 討論時間は、従来通り十分でいかがですか。
#14
○山本(幸)委員 あとのものは十分以内で済むと思いますが、恩給法の一部を改正する法律案については、ちよつと十分では行かないのじやないかと思います。
#15
○菅家委員長 それは二、三分のところは議長の裁量におまかせすることにして、今まで会期延長反対の討論なども七分くらいで行つておりますので、これも十分程度ということでお願いしたいと思います。
#16
○青野委員 反対討論をやるのは小川豊明君ときめておりますけれども、最終的には場内で申し上げます。
#17
○菅家委員長 どなたでも異議ありません。けつこうです。
#18
○松井(政)委員 もう一ぺん事務総長に聞いておきたいのですが、日程第一の採決は、委員長報告が修正で、その修正部分の中の第五条に関する問題について、採決を最初行うわけですね。
#19
○大池事務総長 そういうわけです。
#20
○松井(政)委員 あとは一括ですね。
#21
○大池事務総長 あとは全部賛成ですから、その他の修正部分並びに原案は委員長報告の通り決するに御異議ありませんか、こういうことでお諮りするわけです。
#22
○菅家委員長 それでは、ただいまの事務総長報告の通りでよろしゆうございますね。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#23
○菅家委員長 それではそのように決します。
 本会議は二時十五分でよろしゆうございますか。
#24
○山本(幸)委員 十五分から二十分くらいならいいと思います。
#25
○菅家委員長 これも各党の御都合を聞きましていたします。
 それでは、明日は定刻より本会議を開くことにいたします。従いまして、委員会は午前十一時より開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
    午後一時五十三分散会
ソース: 国立国会図書館
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