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1952/08/27 第14回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第014回国会 大蔵委員会 第1号
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1952/08/27 第14回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第014回国会 大蔵委員会 第1号

#1
第014回国会 大蔵委員会 第1号
昭和二十七年八月二十七日(水曜日)
    午後一時五十分開議
 出席委員
   委員長 佐藤 重遠君
   理事 奧村又十郎君 理事 内藤 友明君
      有田 二郎君    大上  司君
      島村 一郎君    清水 逸平君
      庄司 一郎君    苫米地英俊君
      夏堀源三郎君    三宅 則義君
      宮幡  靖君    宮原幸三郎君
 委員外の出席者
        專  門  員 椎木 文也君
        專  門  員 黒田 久太君
    ―――――――――――――
八月二十七日
 委員庄司一郎君辞任につき、その補欠として武
 藤嘉一君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
八月二十六日
 高金利等の取締に関する法律案(内閣提出、第
 十三回国会閣法第一八四号)
 簡易生命保險及郵便年金特別会計法の一部を改
 正する法律案(内閣提出、第十三回国会閣法第
 二四一号)
 資金運用部資金法の一部を改正する法律案(内
 閣提出、第十三回国会閣法第二四二号)
の審査を本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 国政調査承認要求に関する件
 小委員会設置に関する件
    ―――――――――――――
#2
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
 第十四国会の初頭にあたりまして、一言簡單にごあいさつ申し上げます。
 第十三回国会におきましては、御承知のごとく、皆様の絶大なる御支援と御鞭撻とによりまして、実に七十数件の議案を審議し、委員会開会数も百回を突破して記録をつくつたのでありまして、委員長としても感謝にたえない次第でありますが、今国会におきましても、ひとえに皆様の御援助を賜わりたいと存じます。
 この際公認会計士法改正に関する閉会中審査小委員会の小委員長より、閉会中の審査報告をするため発言を求めておられますので、これを許します。公認会計士法改正に関する閉会中審査小委員長大上司君。
#3
○大上委員 第十三国会におきまして、公認会計士法改正に関する小委員会を本大蔵委員会に設置せられ、従いまして、この十四国会に至るまでにわれわれ小委員といたしましては、本案件につきまして十分なる審査と審議をすべく予定をいたしましたが、まず最初から本委員会におきまして速記をとるよりも、小委員諸君の御意見なり、あるいは経済事象が本件には非常にからんで参る。すなわち法案の趣旨から参りまして、りつぱなるところの計理士あるいは公認会計士等の使命は、経済的な現象が非常に影響が大きいという面から、各委員におきまして懇談会の形式をもちましていろいろ審議をしたのでございます。その結論といたしまして、本小委員会におきましては、次のごとく大体の要綱をとりまとめたので、それを御報告申し上げたいと思います。
 まず第一に、現業の十五年以上の計理士、すなわちこれは法第六十三條第一項または第二項により計理士となつた者、この計理士に対しては、公認会計士となる機会を與えるために、公認会計士特別考査を受けることとし、この特別考査に合格した者に公認会計士となる資格を與えることとすることときめたのであります。
 次に第二といたしましては、公認会計士特別考査は、公認会計士となるのに必要な專門的応用能力を有するかどうかを判定するのに、最も適切妥当な方法をもつて行うことといたした。
 第三点は、公認会計士特別考査の時期、場所、考査科目及び考査の方法については、大蔵省令で定めることとすること。
 第四は、この特別考査は昭和二十八年八月一日から五年間を限つて行うこととすること。
 第五は、特別公認会計士試験の施行は現行法通り昭和二十八年七月までとし、延長しないこととすること。
 第六は、現業三年以上の計理士は、右五の特別試験の修了後において、公認会計士となる最終試験である公認会計士試験第三次試験の受験資格検定を受けることができることとし、この検定に合格した者には第三次試験の受験資格を與えることとすること。
 この検定は、第三次試験を受けるのに必要な專門的学識を有するかどうかを判定するのに最も適切妥当な方法をもつて行うものとすること。
 この検定を行う時期、場所、検定科目及び検定方法については、大蔵省令で定めることとする。
 以上のごとく大体六項にまとめてみたのでございます。ところが、ごらんの通りこういうふうな会計業務と申しますか、現在ではまだ生きておりますが、計理士法がございます。それから公認会計士法もございます。あるいはこれとは趣を異にするけれども、同じ会計等を扱うところの税理士法等もある。そういうふうないろいろの面から見まして、いわゆる時期的にも、なおかつまた本第六項にございます件において、この省令で定める件としておるところの一番最後の問題、あるいは第三項におきましては、同じく「公認会計士特別考査の時期、場所、考査科目及び考査の方法については、大蔵省令で定める」このように二項において大蔵省令が入つておるわけであります。ところがさいぜん申し上げましたこの三業につきましては、いわゆる昭和二十一年以来大体議員立法で出て参つております。ところがたびたび申し上げまする通り、この法案を実際上の行政事務に移すについては、なお研究の余地がございます。われわれ議員立法として持つて来た場合に、これが行政面でいわゆる予期せざる方向に持つて行くということで、われわれとしては立法の趣旨それ自体に疑問があるというような点で、もう少し研究をしたいと思います。こういうような意味をもちまして、いわゆる閉会中におきましては立法化する段階に立ち至つておりません。でき得れば本国会も本小委員会を設置いたしまして、さらに審議をせられて、この法制化に努力せられんことを小委員長として希望いたしまして、御報告を終ります。
    ―――――――――――――
#4
○佐藤委員長 次に、国政調査承認要求に関する件を議題として、お諮りいたします。本委員会におきましては、第十三国会に引続いて、閉会中に税制に関する件、金融制度に関する件、公認会計士法改正に関する件等を鋭意調査いたして参りましたが、調査を終了いたしませんでしたので、今国会におきましても、これらの調査を進めるため議長の承認を得たいと存じますが、この点御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○佐藤委員長 御異議ないようですから、さよう決定いたします。
 なお手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。
#6
○佐藤委員長 それから小委員会設置の件につきましてお諮りいたします。
 先ほど大上小委員長から御報告がありましたような次第でありまするが、国政調査の承認がありました場合、さつそく公認会計士法改正に関する調査を進めるため、小委員会を設置する必要が生ずることと存じますので、この際あらかじめお諮りいたしておきます。
 国政調査の承認がありました場合に、公認会計士法改正に関する小委員会を設置することとし、小委員及び小委員長の選任は委員長に御一任願つておくことに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○佐藤委員長 御異議ないようですから、さよう決定いたします。
 それでは、次会は追つて公報をもつて御報告申すことにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。
    午後二時散会
ソース: 国立国会図書館
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