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1951/04/03 第13回国会 参議院 参議院会議録情報 第013回国会 水産委員会 第26号
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1951/04/03 第13回国会 参議院

参議院会議録情報 第013回国会 水産委員会 第26号

#1
第013回国会 水産委員会 第26号
昭和二十七年四月三日(木曜日)
   午後三時五十五分開会
  ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     木下 辰雄君
   理事
           千田  正君
   委員
           秋山俊一郎君
           玉柳  實君
           藤野 繁雄君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       岡  尊信君
   常任委員会専門
   員       林  達磨君
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○十勝沖地震による漁業災害の復旧資
 金の融通に関する特別措置法案(衆
 議院提出)
  ―――――――――――――
#2
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
 十勝沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題に供します。御質問がありましたら、お願いいたします。御質問がありませんければ、御質問は終了したと認めて御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○委員長(木下辰雄君) 御異議ないと認めます。それでは討論に入ります。本法案に対し賛否を明らかにして御意見の御開陳を願います。
#4
○千田正君 このたびの十勝沖の地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法、私ども参議院としまして、この間現地に調査に参りまして、その災害の誠にひどいことと、殊に零細漁民の立場を考えます場合には、一日も速かに何らかの打開策を考えなければならんという感を深くしたのでありますが、幸い今回衆議院のほうから松田鐵藏君ほか十一名の提出によりまして、この案が出たということは誠に結構なことと思います。ただ私どもは審議の過程におきまして考えることは、北海道の現地におけるところの要望は、この法案に盛られた六億よりも遥かに多かつたことと、更にそれに附随しまして岩手、青森等も災害に遭つたのでございまするが、でき得べくんば現地のこうした漁民の要望を完全に満たして上げたいと思つたのでありますが、拙速を尊ぶ今日においては止むを得ないことであつて、この案が通過することによつて一日も速かに漁民が起ち上ることのできるという点においては、私は満腔の賛意を表するのであります。ただここに一言附随して申上げておきたい点は、こうした災害の起きて、幸いにしてこのたびはこういう法案が出たのでありますが、この前のルース台風も特別の措置法案が出たのであります。ルース台風及び十勝沖地震、この二つだけは皆さんの御協力によつて法案が通過したのでありますけれども、その以前にアイオン台風であるとか、キヤザリン台風であるとかいう大きな台風の被害があつた際に、政府がとにかくその当時の打開策として金融措置をやつた。ところがその利率の高いことと、行政措置が短期であつた、短期による融資であつたというために漁民が非常に苦しんでおるという点も考えられまして、今度の法案と比較した場合には格段の相違があるのでありますから、何かの次の機会におきまして、これを短期融資を長期融資に切替えて、そうした復旧はしたけれども、苦しんでおるところの漁民を救う方法を考えてもらいたい。それを附言しまして、この法案に賛意を表する次第であります。
#5
○委員長(木下辰雄君) ほかに御意見ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(木下辰雄君) 御意見ございませんければ、討論は終結したと認めて御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○委員長(木下辰雄君) 御異議ないと認めます。それでは採決に入ります。本法案に賛成のかたは挙手を願います。
   〔賛成者挙手〕
#8
○委員長(木下辰雄君) 全員賛成と認めます。よつて本法案は全会一致を以て可決すべきものと決定いたしました。なおこの法案に対する委員長の本会議における報告は、先例によりまして委員長に御一任になられたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(木下辰雄君) 御異議ないと認めます。それではさよう取計らいます。
 それから例により多数意見者の御署名を願います。
  多数意見者署名
   千田  正   秋山俊一郎
   玉柳  實   藤野 繁雄
#10
○委員長(木下辰雄君) 本日の委員会はこれを以て散会いたします。
   午後四時一分散会
ソース: 国立国会図書館
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