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1951/12/14 第13回国会 参議院 参議院会議録情報 第013回国会 本会議 第2号
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1951/12/14 第13回国会 参議院

参議院会議録情報 第013回国会 本会議 第2号

#1
第013回国会 本会議 第2号
昭和二十六年十二月十四日(金曜日)
   午前十時三十四分開議
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 議事日程 第二号
  昭和二十六年十二月十四日
   午前十時開議
 第一 公益事業委員会委員の任命に関する件
 第二 宮内庁法の一部を改正する法律案(内閣提出)(委員長報告)
 第三 昭和二十五年度及び昭和二十六年度参議院予備金支出の件(承諾を求める件)(委員長報告)
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#2
○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#3
○議長(佐藤尚武君) これより本日の会議を開きます。
 この際お諮りいたします。高瀬荘太郎君から海外旅行のため二十八日間請暇の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(佐藤尚武君) 御異議ないと認めます。よつて許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#5
○議長(佐藤尚武君) 日程第一、公益事業委員会委員の任命に関する件を議題といたします。
 去る十一日、内閣総理大臣から、公共事業令第七條の規定により、伊藤忠兵衛君を公益事業委員会委員に任命することについて、本院の同意を求めて参りました。本件に関し同意を與えることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#6
○議長(佐藤尚武君) 過半数と認めます。よつて本件は同意を與えることに決しました。
     ―――――・―――――
#7
○議長(佐藤尚武君) 日程第二、宮内庁法の一部を改正する法律案(内閣提出)を議題といたします。
 先ず委員長の報告を求めます。内閣委員長河井彌八君。
   〔河井彌八君登壇、拍手〕
#8
○河井彌八君 宮内庁法の一部を改正する法律案の内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申します。
 先ずこの法律案の要点を説明いたします。総理府の外局であるところの宮内庁、この宮内庁の機構は宮内庁法によつて規定せられてあるのであります。その宮内庁には長官官房及び六つの部局を規定してあるのでありまするが、この六つの部局の中で、皇太后に関する事務を掌る皇太后宮職は、貞明皇后の崩御に伴いまして、これを存置しておく必要がなくなつたのであります。そして今日におきましては、その残務の整理も一段落いたしておりまするので、この際、皇太后官職を廃止せんとするのであります。なお、この皇太后官職の廃止に伴いまして、当然、皇太后宮大夫並びに皇太后宮女官長及び皇太后宮女官、この三つの特別職も廃止せられるのでありまして、従つて特別職の職員の給與に関する法律の一部を改正いたしまして、これらの三つの職に関する部分を削ることにしようとするものであります。そして、この改正法律は昭和二十七年一月一日から施行するということになつておるのであります。
 委員会は去る十一日に開会いたしまして、本案について愼重に審議いたしました。その結果明らかになつた点を申上げておきます。その第一は、本年五月十七日に貞明皇后の崩御の当時、皇太后宮職の職員の現在員は、特別職の者八名、一般職の者四十四名でありましたが、現在におきましては、その半数は他に配置転換し得る見込が立つておるのでありまするが、残りの者につきましては、他に転職がまだきまつておらないという状態であります。元来この職務の性質が、ほかの一般の公務員と比べますると特殊のものがあるのであります。即ち女官等におきましては、長い間独身で御奉公を申上げておりまして、今更どこに転職するというような途もないのであります。そういう人も相当あるのであります。これらの人は然らば将来をどうするかと申しますれば、今度行われまするところの行政整理の定員の整理の枠内に繰入れまして、従つて退職金即ち国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部改正が前の国会で通過いたしましたので、その取扱を受けまして、相当多額の給與金を受けるということになるようにいたすということであります。即ち定額の八割増、而うして免税の特典を受けるということになるのであります。そういうようなことをいたして老後の安定を図りたいということであつたのであります。なお、その第二点は、貞明皇后の崩御の後においては、すべて物品であるとか書類等の残務整理が大部分はもう完成しております。ただ、権殿において、御一年祭までは権殿は存置せられるのでありますから、その祭祀は祭官がこれを掌つて奉仕するのであるという説明であります。
 かような点を明らかにいたしまして、内閣委員会では、討論を省略いたしまして、全員一致を以て可決すべきものと議決いたした次第であります。(拍手)
#9
○議長(佐藤尚武君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#10
○議長(佐藤尚武君) 総員起立と認めます。よつて本案は全会一致を以て可決せられました。
     ―――――・―――――
#11
○議長(佐藤尚武君) 日程第三、昭和二十五年度及び昭和二十六年度参議院予備金支出の件(承諾を求める件)を議題といたします。
 先ず委員長の報告を求めます。議院運営委員長川村松助君。
   〔川村松助君登壇、拍手〕
#12
○川村松助君 只今議題となりました参議院予備金支出の件について御報告いたします。
 ここに御報告いたします参議院予備金の支出額は、昭和二十五年度に属する分百三十七万七千六百円、昭和二十六年度に属する分五十一万六千円、合計百八十九万三千六百円であります。而うして参議院の予備金は、昭和二十五年度、二十六年度共にその予算額はおのおの五百万円でありまして、このうち昭和二十五年度分については、すでに二百十三万六千八百円が第十国会において御報告の上承諾を得ておりますから、それを合せて三百五十一万四千四百円が支出済となるのであります。従つて百四十八万五千六百円が不用額となつたわけであります。
 前回御報告の後、支出済となつた金額の内容を申上げますと、昭和二十五年度、二十六年度共に在職中死亡せられました議員の遺族に支給する弔慰金でありまして、昭和二十五年度は三名分百三十七万七千六百円、昭和二十六年度は一名分五十一万六千円であります。従つて昭和二十六年度予備金はなお四百四十八万四千円の支出未済額を残しておる計算となります。なお、以上の支出については、いずれもその都度議院運営委員会の承認を経たものでありますが、ここに国会予備金支出に関する法律第三條の規定により御報告を申上げる次第であります。
 御審議の上御承諾あらんことを希望いたします。(拍手)
#13
○議長(佐藤尚武君) 別に御発言もなければ、これより本件の採決をいたします。本件を問題に供します。本件は委員長報告の通り承諾を與えることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○議長(佐藤尚武君) 御異議ないと認めます。よつて本件は承諾を與えることに決しました。
     ―――――・―――――
#15
○議長(佐藤尚武君) 本日の議事日程はこれにて終了いたしました。次会の議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時四十六分散会
     ―――――・―――――
○本日の会議に付した事件
 一、議員の請暇
 一、日程第一 公益事業委員会委員の任命に関する件
 一、日程第二 宮内庁法の一部を改正する法律案
 一、日程第三 昭和二十五年度及び昭和二十六年度参議院予備金支出の件
ソース: 国立国会図書館
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