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1951/01/22 第13回国会 参議院 参議院会議録情報 第013回国会 本会議 第4号
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1951/01/22 第13回国会 参議院

参議院会議録情報 第013回国会 本会議 第4号

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第013回国会 本会議 第4号
昭和二十七年一月二十二日(火曜日)
   ○開 会 式
 午前十時五十七分 参議院議長、衆議院、参議院の副議長及び議員、内閣総理大臣その他の国務大臣、最高裁判所長官及び会計検査院長は式場に入り、所定の位置に着いた。
 午前十時五十九分 天皇陛下は衆議院議長の前行で式場に出御、玉座に着かせられた。
   〔諸員敬礼〕
 午前十一時零分 衆議院議長林讓治君は式場の中央に進み、次の式辞を述べた。
   式 辞
  本日、天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第十三回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院及び参議院を代表して式辞を申し上げます。
  前国会において、承認を与えた平和条約がすみやかに効力を発生し、わが国の完全な独立が一日も早く達成されることを心から念願するものであります。
  われわれは、主権回復後の内外の諸情勢に対応するため、この際、産業貿易、教育文化、国民生活等の各般にわたつて適切な施策を進め、急速に国家態勢の整備、充実を図る必要を痛感いたします。
  国民もまた、国家の自立にともなう重大な責任と義務を自覚し、幾多の艱苦に耐えて協力一致、営々として祖国の再建に邁進し、もつて、わが国の独立と自由に寄せられた、各国の期待と信頼に報ゆる覚悟を新たにすることを望んでやみません。
  ここに国会は、憲法の崇高な精神を体し、最善をつくしてその使命を遂行し、もつて国民の委託に応えようとするものであります。
 次いで侍従長は勅語書を天皇陛下に奉り、天皇陛下は次の勅語を賜わつた。
   勅 語
  本日、第十三回国会の開会式に臨み、全国民を代表する諸君とともに、親しく一堂に会することは、わたくしの深く喜びとするところであります。
  平和条約については、すでに国会の承認を経て、批准を終り、その効力の発生を待つばかりとなつたことは、諸君とともに、まことに喜びに堪えません。
  永遠の平和を念願とする日本国憲法のもとに、世界の諸国と並び立つて、わが国がますます繁栄し、また、国際の平和と民主主義の発展に寄与するためには、わが国民の負うべき責務はいよいよ重大であると思います。
  わたくしは、全国民諸君が、六年余の長きにわたり終始かわらずわが国に寄せられた連合諸国の好意と援助とに対する感謝の念を新たにしつつ、新日本建設の抱負と誇りをもつて、今後の多くの困難を克服する不動の決意をさらに固めることを望むものであります。
  このときにあたり、国会が、国権の最高機関としての使命を遺憾なく果し、また全国民が憲法の諸原則をよく守り、互に協力して、各自の最善を尽すことを切に望みます。
   〔諸員敬礼〕
 衆議院議長は御前に参進して、勅語書を拜受した。
 天皇陛下は参議院議長の前行で入御。
 次いで諸員は式場を出た。
   午前十一時八分式終る。
ソース: 国立国会図書館
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