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1951/05/26 第13回国会 参議院 参議院会議録情報 第013回国会 議院運営委員会 第51号
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1951/05/26 第13回国会 参議院

参議院会議録情報 第013回国会 議院運営委員会 第51号

#1
第013回国会 議院運営委員会 第51号
昭和二十七年五月二十六日(月曜日)
   午前九時五十四分開会
  ―――――――――――――
 出席者は左の通り。
   委員長     川村 松助君
   理事
           加藤 武徳君
           木村 守江君
           赤木 正雄君
          小笠原二三男君
   委員
           石川 榮一君
           草葉 隆圓君
           寺尾  豊君
           安井  謙君
           加賀  操君
           菊川 孝夫君
           相馬 助治君
           中村 正雄君
           大隈 信幸君
           石川 清一君
           矢嶋 三義君
           水橋 藤作君
           兼岩 傳一君
  委員外議員
   人事委員長   カニエ邦彦君
  ―――――――――――――
   議長      佐藤 尚武君
   副議長     三木 治朗君
  ―――――――――――――
  事務局側
   事 務 総 長 近藤 英明君
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (記録部長)  小野寺五一君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (警務部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
  法制局側
   法 制 局 長 奧野 健一君
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○委員の辞任及び補欠選任の件
○労働基準法の一部を改正する法律案
 外二法案の審査に資するための議員
 派遣要求の件
○国家行政組織法の一部を改正する法
 律案の委員会審査省略要求の件
○人事委員会の運営に関する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(川村松助君) それでは開会いたします。
 常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
#3
○参事(河野義克君) 日本社会党第四控室から予算委員の金子洋文君、図書館運営委員の中田吉雄君、大蔵委員の椿繁夫君、運輸委員の江田三郎君がそれぞれ辞任せられ、予算委員に中田吉雄君、図書館運営委員に金子洋文君、大蔵委員に江田三郎君、運輸委員に椿繁夫君を後任として指名せられたいというお申出がございます。
#4
○委員長(川村松助君) 只今御報告いたしましたように、常任委員の辞任及び補欠に関する件を承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ承認することに決定いたします。
  ―――――――――――――
#6
○委員長(川村松助君) 只今労働委員長から議員派遣に関する件の要望が申込まれて参りましたのでお諮りいたします。
#7
○参事(宮坂完孝君) 労働委員長中村正雄君から議員派遣の要求が出ております。派遣の目的は、労働基準法の一部を改正する法律案、労働関係調整法等の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法案の審査に資するため、各地方における利害関係者及び学識経験者から意見を聽取し実情を的確に把握する必要がある。その派遣議員は第一班中村正雄君、一松政二君、堀眞琴君、第二班中村正雄君、重盛壽治君、堀木鎌三君、第三班中村正雄君、村尾重雄君、九鬼紋十郎君。派遣期間は第一班は第十三国会会期中三日間、第二班第十三国会中三日間、第三班同じく四日間であります。派遣地は、第一班札幌、第二班大阪、第三班福岡でありまして、札幌は往復共に飛行機でございます。それから第三班の福岡が片道だけ飛行機でございまして、費用概算は十二万四千五百六十円であります。飛行機代が六万四千五百六十円、日当が六万円、それから一年の割当が労働は十八万五千二百五十円であります。それからもう一つ問題は、労働委員長として御出席になりますので、大阪は出身の県でございますので、一応労働委員長として……。
#8
○委員長(川村松助君) 只今委員部長から御報告いたしましたように、労働委員長からの議員派遣要求に関する件をお諮りいたします。
#9
○加藤武徳君 先般来の議運で度々問題になつておるのですが、この前も議運のベテランの相馬君或いは我が党の木村君、緑風会の高橋君等も派遣議員としておいでになりましたし、又今日も議運のベテランの中村君が委員長をしておられます労働委員会でこうやつて一、二、三班に分れて派遣要求をされておるのですが、我々具体的に実情が十分わかつておらないのです。幸い中村君が御出席になつておりますので、中村君から派遣要求をなさつた理由、或いは具体的に必要な理由等を承われれば、大変好都合であろう、こう考えます。
#10
○中村正雄君 御質問御尤もだと思うわけですが一応要点だけ申上げまして御了解を得たいと思います。一応要求しました議員派遣は形式では議員派遣となつておりますけれども、各地におきまする公聽会ということのために議員が出席するわけなんです。御承知のように議員全部が一カ所に集まりましてやるとなれば正規の公聽会も開けるということもあるわけです。併し一カ所に議員が行くわけには参りませんので、議員派遣という形式で、一応札幌、福岡、大阪で労働関係に関しまする公聽会を開くというので、議員派遣をやるわけなんです。もともとこの問題につきましては、私の委員会の問題でありましても、今政府の三大政策の一つになつております労働関係法の改正につきましては、今まで政府が大体これを出す場合におきましては、政府の案件がきまつて各地で経営者なり労働組合等と膝を交えて公聽会をやりまして、それから国会に出して来る、こういうことはしばしば言明しておつたわけでありますが、いろいろな御事情もあつたと思います。従つて今、各地で相当問題が起きております非難の第一点に、公聽会を開いてから提案するといつたことをやらなかつたことは政府の態度が民主主義に反するのではないかという声が相当起きておるわけなんです。従つてそういう関係で、衆議院は別といたしまして、第二院の性格を持つ参議院としては、こういう輿論の反感に対しましては一応納得のできる審議法をやらなければならないということで、大体常任委員会の運営は委員長の権限ではありますが、理事会を開き、打合せ会を開きまして、一応いろいろ議論にはなりましたけれども、搾りまして、札幌と福岡、大阪で、実質上の公聽会をやる、こういうふうに一応決定いたしたのであります。而も会期の関係もありますので、相当日子を狭めなければいかんというので、ぎりぎり一ぱいの三十一日まで一応予定を組んで破防法と労働関係の審議をやります関係上どうしても北海道だけは飛行機を利用しなければ時間が間に合わないと、こういうわけで、北海道、福岡、大阪を短時日の間に搾つてやろう、こういうわけでありますので、形式は議員の派遣要求になつておりますけれども、実質上は地方で公聽会を開くというふうに御了解願いまして一応御承認を願いたいと思うのです。なお会期延長の関係もありますので、それは何日になるかわからないというわけで、御承知のように会期末までということで御承認願いまして、これは会期延長にならなければやめる分もあるということを御了解願いたいと思います。
#11
○加藤武徳君 只今の御説明で、公聽会を開くところを開かずに、政府の法案を持込んで現地で公聽会に近いものを持ちたいという御趣旨はわかりました。派遣要求の日数ですが、一班、二班が三日間、三班が四日間、これを通じまして十日間、こういうふうになつておりますが、恐らく今月中には行けないということになりますと、来月の会期中のスケジユールとして、一班、二班、三班をお組みになつておられるのじやなく、若し万一会期延長等があれば三カ所全部できるが、そうでない場合にはカツトしなくちやいかんという箇所がある。こういうことに承わつてよろしゆうございますか。
#12
○中村正雄君 その通りでございます。
#13
○加藤武徳君 如何ですか。会期延長を前提とした議員派遣日数の決定等にはどうも我々割切れない気持を持つのですが、この会期中に三カ所をしつかり終り得るという見通しなり、或いはそのような計画は立て得ないものでしようか。この点如何ですか。
#14
○中村正雄君 いろいろ検討いたしましたが、搾りましても会期中に全部やるということは不可能で、従つて三カ所に搾つても、はみ出すわけですが、併し形式も今言つておりますように一応会期末までといたしておりまして、若し会期延長ができないとなれば、今審議中の法案がそのまま流れるわけでありますから、いきおい、それに関します議員の派遣も一部分はカツトされるということは一応実質的には御説明できると思います。
#15
○加藤武徳君 ちよつと今の御意見で了解しかねるふしがあるのですが、三カ所を会期中に全部おやりになるのじやないですか。
#16
○中村正雄君 会期中に三カ所はできません。と申しますのは、議員が出張しまして実情調査するのであれば、これはいいわけでありますが、御承知のように人を集めなければいけませんし、準備もしなければならない関係で、相当前から準備しなくちやならん。従つて單なる議員派遣でない関係で、準備の関係等もあつて、六月一日以降でなければできない。而も六月一日以降に三カ所会期中にやるということは不可能だ。これは実際上の問題で、併しながら一応派遣要求としては一日から会期末まで、こういたしておりますので、会期延長になれば自然予定通りにできるわけで、全然延長にならないとすれば三班の一部分はドロツプする。こういうように御了解願いたい。
#17
○加藤武徳君 会期が延長されると仮定いたしまして、三カ所おやりになります場合に、日数はどの程度になりましようか。御要求によれば十日まで、こうなるわけですか。
#18
○中村正雄君 大体九日には終了すると思います。
#19
○加藤武徳君 それで、如何なものでしようか。これは相談ですが、この会期中に仮に二カ所がやれて一カ所がやり得ない、こういう御予定なら、一応ここで二カ所の議員派遣は認めるという運びにいたして、あとの一カ所は、会期延長が仮にきまればその上でというようなことは考え得られないでしようか。この点は如何でしよう。
#20
○中村正雄君 結構でありますが、そういう意味合で実際上会期延長になれば認めるというのであれば、一応一括して認めてもらいたい、というのは、そのために形式は一応日にちは一日から会期末までとしまして、一班、二班、二班と六日以内に全部やるわけでありますから、御承認願う形式については何ら支障のないような要求をいたしておるわけなんです。従つて内容を御説明せんとわからないから実質上のお話を申上げたわけなんですから、一班が残つて二班でなくちややれないという意味で二班だけ認めるというなら別でありますけれども、延長になれば次のやつも認めるというお話であれば、形式は十分皆さんがたの審議のできるように整えて出しておるわけでありますから、一括して御承認願いたい。延長にならなければドロツプするということは当然なんです。そういうことでどうか御承認願いたい。
#21
○小笠原二三男君 たまたま中村君が委員長として出られておるから、議運でこれだけ詳しく実質的な内容を聞いたわけです。それにしましても、結局は準備の期間を要するということと、再度会期が延長になる時期というものとを考え合わせたときに、加藤君の言うような意見が実際上実現できるかどうかということも、疑問が起るのです。その土壇場になつて認めたからといつて、実現不可能なことを認められてもそれはどうにもならんだろう。それで、いろいろ中村君が話したことを聞いたから実質的な内容に触れて論議になつたのですが、従来とても議員の都合その他によつて或る認められた話が取りやめになつたりするような場合はあつたとしても、形式上整つておる……従来一般的な問題として認めて来ている実情ですから、この際、私たちとしましては、立ち入ることなしに、いろいろ審査の実情も考慮した上で委員会が責任を以て要求して来ておることでしようから、この際承認したらいいと考えます。
#22
○矢嶋三義君 議員派遣を承認するかしないかという点については、私、小笠原さんの御意見と同様でありますが、ただこの際飛行機を使用されるということになつておりますので、その点についてちよつと中村君にお伺いいたしたい。即ちこの会期が延長にならなければ第三班の視察は打切りになるであろうということと、会期が延長になつた場合は第三班の視察を行えるわけです。ところが第三班の片道は飛行機ということになつておりますが、その飛行機と会期延長との関連はどうでありますか。
#23
○中村正雄君 実際上のお話を申上げますと、会期延長にならなければ取りやめになるのは第二班のほうなんです。順序を申上げますと、第一回を札幌でやつて、第二回を福岡でやつて第三回は大阪になるわけで、会期延長にならない場合にとりやめになるのは第二班でありまして、第一班、第三班は会期中にやるわけです。従つて御承知の三十一日までぎりぎりに委員会をやるわけで、札幌はどうしてもこれは飛行機で行かなければ間に合わないというので、三名全員行くと、私はどうしても福岡に行かなければなりませんから、福岡に行く場合は飛行機を利用させて頂きたい。大阪に行く場合は時間が十分ありますから、普通の汽車でいい。こういうわけです。
#24
○木村守江君 先ほどから中村君の御説明で大体わかりましたのですが、今度の公聽会を開かなければならない、公聴会のような議員派遣をやらなければできないという理由はよくわかりますが、そういう点からついつて三カ所は成るべくできるように、三カ所でやつたほうがいいと思うのです。そういう点で、これは御相談ですが、中村君は公聽会のような恰好だから委員長として出席したい。出席しなければできないということはわかりますが、会期中の六日までにやるというようなところから、誰か代りに一カ所行つてもらつて、三カ所会期中に終らせるというような方法をとつてもらつてもいいじやないかと思うのですが、どうでございましようか。
#25
○中村正雄君 その点につきましては議運の問題じやなくして、労働委員会におきまして理事会でも相談し、全委員の打合会でも相談しましてきまつたことでありますから、それはちよつと議運の範囲外であると思うので、労働委員会に任して頂きたい。而も労働委員会は全会一致できまつておりますので、その点御了解願いたい。
#26
○委員長(川村松助君) 事務総長からちよつと発言があります。
#27
○事務総長(近藤英明君) 飛行機に関する件は今回初めてのようでございますが、飛行機に関することにつきましては、先般議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部改正で第四條の二というのが追加になりまして、「議長、副議長及び議員が議院の公務により派遣され、その用務が特に緊急を要する場合で、議院運営委員会の承認を経て国内航空機を利用したときは、前條の日額旅費の外、現に支拂つた航空賃を支給する。但し国会閉会中議長が特に必要と認めた場合は、議院運営委員会の承認を経ないで航空賃を支給することができる。」と、かように「議院運営委員会の承認を経て」云々ということで、派遣に関連いたしまして、飛行機賃を更に支給するかどうかという点を、別に議院運営委員会で承認を経なければならないという点が一つ。それから規程審議に際しまして、飛行機賃の支給又は予算の範囲内というお話があつたということになつております。
 それから、なお、その問題にも関連いたしますが、今回の飛行機賃及び旅費総額は、只今委員部長の報告では実は十二万四千五百六十円、それから労働委員会の年間割当が十八万五千二百五十円、それから第一四半期分の旅費の割当は従つて四万六千百三十円ということになつておりますので、年間予算といたしますと、労働委員会の予算の十八万円の中の十二万余円でございますから、第一四半期の四万六千云々というものはオーバーした計算になる。つまり第一四半期分を超えておるということをどうするかという点、飛行機賃を特に支給するということを議院運営委員会で決定するかどうかという、この点が、派遣と関連して、同時に個別的に御決定願わなければならん問題であります。
 それからもう一つ、先刻委員部長の申しました委員長であるから出身地の大阪においでになることがよろしいかどうかという点、このことは議員派遣と関連して御決定を願わなければならん問題があるということを申上げておきます。
#28
○加藤武徳君 飛行機賃のことにつきましては私は異論はございません。
 それから各期にわけました第一四半期分の額をオーバーしておることも、労働委員会独自の御判断でお話合いになつたので異議を挟む余地はないと思います。
 それから、中村君は出身は大阪ですが、選挙区は全国区でありますので、労働委員長として行かれるという点、全国区であるという点、両方から、私は、さして問題にはならないと考えるのです。ただ併し議員派遣を承認をするというそのことについて、実は我々も会派内で十分まだ検討を行なつておらないのです。私の党からも二人参加しておるようですが、その人の御意見を聞いて、そうしてきめたいと考えますので、今日は一つ留保して頂きたい、かように考えます。
#29
○中村正雄君 一応留保は止むを得ないと思いますので、できるだけ早い機会に決定して頂きたいと思いますが、併せて、これはこの問題とは別でありまするけれども、私の委員会だけではなくして、ほかの委員会も関係することだと思いますのは、国会で開きます公聽会の関係です。私のほうも、大体会期が延びることになれば、十二、三日頃に公聽会を開かなくちやいかんということを一応考えておるのです。又はかの地方行政その他でもそういう問題は相当にあると思います。ところが会期のぎりぎりになつてきまつたのでは、御承知のように公聽会には一定の告示期間が必要なわけです。そういう場合に準備ができないので、私はこれは今日議運の問題として一遍考慮を願いたいと思いますのは、政府のほうは、法案を出すのは、これはいつでも勝手に出して来る。会期は国会がきめるのだ。一応形式上はそれでいいかも知れないけれども、やはり議院内閣制をとつております政府は、この法案を出す場合は、どのくらいの会期が必要だということは十分わかると思いますし、又実際上の会期の延長はたとえ国会がきめるにいたしましても、やはり與党でありまする党としては、政府の意向によつて今までやはり要求されておつたわけです。従つて僕は、政府が重要な法案を出す場合は、現在の会期と睨み合せて、たとえ会期の末日にならなくても、この法案を出すためにはこの程度の会期の延長は願いたいということを一緒に附加して来るのが当然だと思うのであります。従つて恐らく会期は延長しなくてもいいと思つておりますけれども、若しどうしても延長するという意思が政府なり與党なりにあるならば、六月六日を待たずして近々のうちに会期延長に対する一応の意思表示をしてもらいたい。そうしなければ、会期延長になりましても、そういうような手続問題におきまして議事の進行ができない面が相当あるので、若しも会期延長の意思が與党なり政府にあるならば、遅くとも今月中に意思表示を願いたいということを皆さんにお願いしておきたいと思います。
#30
○加藤武徳君 これは私、先ほど発言いたしましたように、党へ持ち帰りまして十分検討を加えたいと思いますから、一つ今日は留保して頂きたいと思います。
#31
○小笠原二三男君 今日留保して、次の機会になると、いつですか。
#32
○加藤武徳君 まあお互いのこの委員会は明後日でなければないわけなんですが、併し若し仮にはつきり日をきめることが更に必要ならば、これは早い機会にもあるのじやないかと、こういうふうに考えております。いずれにしても今ここで態度をはつきりしかねるので、今日は一つ留保を願いたいと思います。
#33
○小笠原二三男君 その点がはつきりしてなければ、認められた地方派遣による実質的な効果を挙げるということは期目的に不可能になる場合があると思うので、ただ單に本日はだめだというなら、それでもいいとして、いつ、それではきめるかということだけはつきりしておいて貰いたいと思います。
#34
○加藤武徳君 中村君にこの点を伺いたいと思いますが、明後日議運で決定して事務的に間に合いまするかどうか、この点を一つ……。
#35
○中村正雄君 実質的な問題になるわけでありますが、各会派から出ておりまする労働委員会におきまして一応要求が決定したものでありますから、議運も通過する予定の下に準備をやつておりますので、明後日一応御承認願えれば十分間に合いまするので、できるだけ遅くなつても明後日にはお願いしたいという希望を付して了解したいと思います。
#36
○委員長(川村松助君) それでは労働委員長から要求の議員派遣の件につきましては、明後日の議運でこれを決定することに取計らつて御異議ありませんか。
#37
○赤木正雄君 明後日の議運で決定しないと間に合いませんが、出る人の都合もありますでしようから、午後もう一回議運をやつて、それで決定してもいいと思いますがね。
#38
○委員長(川村松助君) 只今赤木さんから午後もう一回議運を開きましてその際に決定しておくほうがいいのではないかという御発言であります。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#39
○水橋藤作君 只今加藤さんの御意見で党へ帰つて相談すると言われますが、労働委員会が全会一致できめておられるので、お帰りになつてお話なさつても、これは、もう、はつきりしておると思うので、今日中に話がわからない問題じやないと思います。赤木さんの言われるように、今日の午後でも、もう一回委員会を開きまして決定したほうがはつきりしていいと思いますので、赤木さんの御意見に賛成いたします。
#40
○加藤武徳君 私のほうも極力早く結論を出すように努力いたしてみます。ただ午後一時に間に合いまするかどうかやや心配があるのです。私のほうの結論が早く出ますれば、今の赤木委員の御意見のようにお願いしたいと思いますが、そうでない場合には若干留保して頂きたいと思います。
#41
○小笠原二三男君 私、今朝も黙つて聞いておりましたが、議員派遣の件について、帰つて相談しなくちやならんというが、公報で見ますと、あなたたちのほうは国会対策委員会を九時二十分から内談室で毎朝開いております。政府與党として何をやつておるか、あなたたちこういう問題が各委員会で何がどうなつて出て来ておるかということはあなたたちがイニシアテイブをとつて、責任を持つたそれぞれ態度を持つて出て来なければならんと思われるし、又事務当局にも、この議運にどういうものが諮られるかというようなことは、事前にあなたたちのほうでもこれに合わして、そうして或る程度の態度を持つて来て頂かないと、今後困ると思います。少くとも議員派遣の件について、ちよつとこれはうまくないから待つてくれ、あとだ、こういうような前例を作れば、ことごとく何についても議がまとまらないで、次回というようなことになる。それは或る種の重要なポイントを掴むような問題になれば、お互いそれは了解し合つているから、事回ということもいいのですけれども、常任委員会が、常任委員会の殆んどこれは責任的な部門のことで決定されて来ておることについてですよ、又これを引延ばして、そうして会派の態度を持つて来てというような、そうした改まつたとになるならば、今後さまざまなことに微妙に影響すると思うのです。今回だけはその点十分あなたたちのほうで連絡がなかつたというならば、これは止むを得ないから、ここは休憩することが差支えない。併し次回に持越すとか何とかということでなくて、そういうことなら、そういうことは会派が他の会派に対して責任を持つべき問題なんですから、あなたたちのほうが早く態度をきめられて、休憩を要求しておいて、再開後に意思を代表してはつきりきめてやるという、こういうふうに積極的になつて欲しいと思う。(「その通り」と呼ぶ者あり)
#42
○安井謙君 小笠原君の言うのはその通りの筋だと思うのですが、それから労働委員会から出された説明も私として一応事実である。今日は、私は、労働委員ですしするから、この問題に関して、私は発言したくなかつたのですが、ただ会期が迫つて来ておるという、こういう問題が出て、それに而も会期中で……、一般常識ではその形式だけで割切れない問題がどうしても残つておることは、これは常識上事実なんです。そこはただむやみに引延ばしによつて、うやむやにしようと思つておるのではなくて、日限を切つて本月中なり、或いは明日くらいまでに一つおきめ願いたいという点は御了承願いたい。
#43
○小笠原二三男君 だからここは休憩したほうがいい、休憩して再開したほうがいい。
#44
○安井謙君 で、問題が残つておるのは常識上事実なんですから……。(「了解了解」と呼ぶ者あり)
#45
○加藤武徳君 さつきの赤木委員の御発言のように、午後一時まで休憩して……。
#46
○事務総長(近藤英明君) その点で、ちよつとその前に私の関係につきまして、加藤さんの第一四半期は年間の範囲内だからいいというお話は、そういうふうな御決定ならそれでいいわけですが……。
#47
○小笠原二三男君 まだきまつていない。
#48
○事務総長(近藤英明君) いやそういう御意見でありますが、それで御参考までにおきめになります前に申し上げておきたいと思います。つまり第一四半期分の割当が四万六千円、旅費に要する総額が十二万四千五百六十円であるということは、つまり約八万円だと思いますが、この八万円が第一四半期分において当委員会はオーバーする、当委員会がオーバーするということを御承認なさるということであれば別ですが、ただ予算が年間においてはあるわけですから使えるのですが、その代りこの第一四半期分において他の委員会の支出がこの予算額より八万円少くなければいかん。それが全部オーバーするならば、支出ができなくなることもあり得ることを申上げましたということを、もう一遍申上げておきます。
#49
○中村正雄君 その点につきまして、一応決定なさる前であれば加藤君の発言について僕は発言しようと思つたのですが、今事務総長が御発言になつたので、一応私の希望を申上げて御決定のとき併せて御討議願いたいと思います。この第一四半期の割当につきまして、八万円をオーバーいたしておりますが、今事務総長のおつしやいますように、八万円がほかの委員会に制約を與えることは私はないと思うのですが、御承知のように旅費につきましては、約二割五分乃至三割は予備費を持つておるわけです。従つて予備金は八万円や十万円ばかりでは第一四半期はないわけですが、私のほうが八万円オーバーしても、特別ほかの委員会に御迷惑をかけることは一応ないということを御了解頂きたいのと、それから年間十何万円のうち大体その範囲内において十二万円であると、こうなつておりますが、できれば、これは必要欠くべからざるものでありますし、大体予備費が三割近くあるわけでありますから、一四半期のオーバー額の八万円は一応予備費から御承認願いたいということを、併せて御考慮願つて、決定のときお考え願いたい。
#50
○委員長(川村松助君) 一応休憩しまして、午後一時乃至二時頃再開いたしたいと思います。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#51
○委員長(川村松助君) 休憩いたします。
   午前十時二十六分休憩
   ―――――・―――――
   午後二時五十二分開会
#52
○委員長(川村松助君) 只今から再開いたします。前回に引続きまして議員派遣要求に関する件をお諮りいたします。
#53
○参事(宮坂完孝君) 費用概算につきまして先ほどの数字を訂正させて頂きます。費用概算総計が十五万五千七百六十円、内訳、航空運賃が九万五千七百六十円、派遣旅費が六万円、以上です。
#54
○小笠原二三男君 自由党のほうから休憩を求めていろいろ御相談になつたんだろうと思いますから、あなたのほうから御発言がなければ……。
#55
○加藤武徳君 私のほうが結論をよう出さなくて何回も他の会派に迷惑をかけたことは大変恐縮に存じております。党に持帰りましていろいろ相談をいたして見ましたが、実はまだ十分な結論が出ていない節が若干あるのです。私どもの意見といたしましては、もつとよく御再考願いたいという工合に考えております。成るほど形の上では会期中に三班の議員派遣が結了するようでありますが、実際問題として、この会期中に三班の議員派遣が全部結了しない、その点が論議の中心になつておるわけであります。従いまして、例えば半数を削るとか、日数を縮めるとか、何らか会期中に結了する、こういう結論が出せないものだろうか、この点が私どもの方で問題にされた一つのポイントであつてこの点についての御再考を願いたい。こういう工合に考えるわけであります。
#56
○中村正雄君 ちよつと私、腑に落ちない点があるわけです。本日は二十六日ですから、本日から六月六日までその間十一日あるわけです。出張は三日、三日、四日、こうなつておりますので、この会期中十分できると思うわけです。従つて何日にどこに行くということはこれは労働委員会の問題であつて、これは議運の問題じやないと思います。今まで各委員会の要請も、その期間については今期会期中なら何日というふうに大幅に枠をきめましてそのうち適当な日に行くということは、すべて各委員会に委せておることで、私のほうで出したものだけについて何日では困るということは、今までと違つて議運ですべての派遣につきまして何月の何日までに動けというふうにおきめになるならば別ですが、私どもは今までの原則に従つて何ら非難のない議論のないものを出して来ておるわけです。従つて何日に行くということは労働委員会の問題で、議運の問題じやない、私はかように考えておりますので、加藤君のお説はちよつと議運の問題としてピント外れじやないかと思います。
#57
○加藤武徳君 中村君のお話の通り、今までのこの運営委員会の決定は何日から何日までと、日にちは相当幅を持たして参つておりますし、具体的にその委員会の計画に従つて視察が行われておつたということもこれはお話の通りと考えております。ところが、今回のこの場合は、何分にも会期が六月六日という工合に制約を受けておりますし、仮りに明日御出発になられるといたしましてもこれは丁度ぎりぎり一ぱいということで、私どもは法安審議の立場からいたしましても、何がしかの余裕を是非持つて頂きたいという念願を持つておるわけでありまして、会期までにそれぞれ三班に分れて労働委員の大部分のかたがお出掛けになるという点で、今回はこれは私は特別の扱いとしてここで十分検討を加えるべきである、こういうふうに考えておるわけであります。
#58
○中村正雄君 そういう点につきましては、労働委員会がどういうふうに運営するか、労働委員会の日程をどうするかという問題であつて、それは労働委員会におきまして十分検討して労働委員会の承認を得て出して来ておるもので、自由党から出ておる議員のかたも発言をし検討済の問題で、この議運で労働委員会の日程についてとかく言うのは、僕は運営委員会の範囲外だと思います。
#59
○木村守江君 大変に理窟のようになりましたのですが、実際問題は、先ほどのお話は、これは勿論今会期の中の六日までは実地の調査が終らない、丁度会期延長を見越して実地調査というような恰好になつたということが議論の焦点だつたのです。そういうことなのです。私は中村君の言われるこの重要法案について各地の公聽会的な意見を聞くのは非常にいいと、私は非常に賛成です。賛成ですが、これは会期を又延長するかどうかわからないときに、会期延長を見越したような計算でなければどうしてもできないような、いわゆる派遣に対しては、これは我が党としてはどうしても承服できないので、若しも中村君の言われるように、やることは結構ですが、中村君が三カ所に行くということによつて、大体日数が延びるということになつておるので、何か理事のかたに代つてもらつて、同時に三カ所やるということによつてこの会期中に実地調査を終るというようなことにしてもらいたいというのが我が党の意見なのです。
#60
○中村正雄君 その点につきましては、さつき申上げましたように、純然たる労働委員会の問題であつて、従つて答弁の必要なしとも言えますが、そういう具体的なことを指摘されて御質問になるのであれば、労働委員会におきましても、これは正規の公聽会はできないけれども一応実質上は公聽会という形式でやるということで、一応三班とも、三カ所とも全員の十五名が行つてやるのがいいわけでありますけれども、これは費用関係、時間の関係でむずかしいということで、やはり委員会を主宰する委員長だけは三カ所とも行かなくちやいかんという労働委員会の全会一致の決定で、こうなつておるわけなんで、この点も労働委員会でもう議論はすんでおるわけなので、運営委員会でとやかく言われる問題でないと考えております。若しも会期延長を考えてのプランであるといたしましたならば、会期延長ができない場合は自然にドロツプするわけでありまするから、そういうことも議運としては問題にならない。かように考えております。
#61
○小笠原二三男君 どうもこの労働委員の派遣については、議運である立場の中村君の発言と、労働委員長である中村君の発言と、同一人間ですから止むを得ませんが、こつちやになつて答弁されたり、説明されたり、意見が出たり、混線する状態がしばしばあつたように私は思います。それで、まあこういう問題限りにおいては、従来ともに委員長をここへ呼んで事情を聽取するということは、まあ異例に属する程度のことで、問題を解決し、議運は議運で、独自の議運の意見をきめて、或る場合には当該委員会に対しても要請し、再考を促すという場合があつたやに思うのであります。それがまあ直接答弁できるような環境と基盤にあるもんだから、やつさもつさと話合いをするということで、却つて話合いが議運としてまとまるのが混乱するのじやないかと思うのです。率直にこれは各会派で意見を述べたほうが私はいいと思うので、うちの会派の意見を申上げますが、うちの会派ではこの趣旨による地方への議員派遣については賛成でございます。但しこれにつきましては、うちのほうとしましては、従来の各委員会における班別で行く場合に、委員長であるからどこまでも行かなくちやならんとか、行くべきであるとか、そういうようなことも、前例と申しますか、例として固くあつたものでもないし、又先ほど来再三言つておりますが、地方において意見を聽取するということが主たる仕事であつて、それは法律上の公聽会ではないわけでありますし、こういうやり方については各種の委員会においてもやつておることであります。人事委員会は人事委員会で、或いは例えば私は電通委員会の委員でございますが、最近大阪に行つて各階層のかたがたより意見を聞きましてこういう場合もこれは公聽会類似のものでございます。或いは去年私行きましたが、選挙法の改正などというのは、各派から分れて行つて、各階層の意見を公聽会形式を以て伺つたことがあります。で、労働委員会において労働委員会だけは委員長が主宰すべきである。従つて委員長はどこにも行かなければならない、こうおきまりになつておるということであれば、これについては、私、議運の一人としてはいざこざ申上げません。併しそういう方法でなくとも、地方の実状を的確に把握し、或いは各階層の関係者から意見を聽取するということは、これは班別に分れてやつてやれないことではない、従来各委員会でやつていることであります。即ち地方においてデイスカツシヨンして、委員会はそれによつて豊富に資料を取つて、そうして的確に持ち帰つて委員会に客観的に報告され、それをそれぞれ有効にお使いになつて審査を進められるだけの手段に用いられる特別の議員派遣なんでございますから、従つて、中村君のおつしやるように、それは議運の問題でないということではなくて、短時日を以て結論を出して行こうということのためには、労働委員会として人を差し換えてでもやはり同時に開催してやつて行けるような、そうして延日数にならないように工夫して頂けないかということについては、議運として扱つて扱えないことではないと思います。それを労働委員会としてこれは認められないということがあつていいと思うのですし、まあ一部認めてその考えを練りましようということもあつていいと思うのであります。だからこの点は、私は、かたくなに当該委員長としてお託しになるという点ではなくて、一応はそういう議運の意見として出たということであるならば、持ち帰つて頂いて御相談になるという私は雅量はあつていいと思う。
 それで、うちの会派としての結論としては、第一として、委員長が各地に行つて、延日数になつて議員海溝が行われる点については、必らずしも賛成いたしません。どうしても労働委員会に再考して頂きたいと考えます。
 それからもう一つは、公聽会類似のものであろうが、何であろうが、いずれ出身地に対する議員の派遣は原則がある限りこれはいけないということであります。それで、この原則はゆるめてしまえというようなことで、今後はそうはしないのだということであれば問題は別であります。別でありますが、従来採つて来たものが、このことに関してだけは派遣はこうこうだからというようなことになつている、この原則を覆えすことは、うちの会派としてはできない。これは根本的なものを少しゆるめて行こうというようなことになつて行くならば、私はその派遣も賛成でございます。どこに誰が行こうと自由だという線になるならばこれは賛成でございます。これは附言しますが、長年議運においていろいろやつて来た中村君が、そつちのほうの委員会で公聽会のようなもので委員長が主宰しなければならぬという事情があるから出身地に行つてもかまわぬ、こういうふうに持つて来られることについては、個人的には私は大変困る立場に立つ、そういうことを附言したいのであります。
 それから第三点としましては、当然この費用のことでありますが、先ほど中村委員長はこの費用の超過分については予備費から出してくれということでございましたが、それは立替えて出してくれということでなくて、保有分は保有分として委員会のものは持つて行きたい。そうして今回予備費からその超過分は別途支出をしてもらいたいというふうに私お聞きしましたのですが、これについては、私のほうの考え方は又別でございます。二十七年度会計になつてこれは当初の派遣等の問題ですが、そういう場合から、こういう予備費をここへ持つて来て使うということについては、私は望ましくないと考えます。労働委員会が賄えるだけの金は年間分の金として持つておるはずでございますから、一応それから出すとして、そして現実的に支拂の問題になる場合に金がないということであるならば、予備費から立替えて拂う、こういうことでやつて頂きたい。そうして各種委員会が第一四半期、第二四半期とそれぞれ使つて行つて、最後のほうに行つて、労働委員会は最初に余計使つたがために議員海港の必要があるけれども予算がない、こういうような問題になつた場合に、改めてこれは予備費から出すのが至当であろうというような実態に印して労働委員会においても動脈硬化にならないように運用して行くというふうにして頂きたい。始めからその分は取り得だ、そうは労働委員会としては全然お考えにならないでございましようが、そういう結果になることは各種の委員会の今後の会計年度前半中における議員派遣等に望ましい影響を與えるものではないと私は考えます。従つてあと先の順序だけのことになるだろうと考えますが、形式上は、やはり労働委員会自体の持分をお使いになつたという形にして頂いて、航空便等で行くというようなことは特殊な事情でございますから、これらは会計年度後半に行つてそれぞれの委員会の金の使い方等を勘案して、予備費のほうと振合いを付けて労働委員会も困らないように考えて行つたらいいと、私はそういう考え方を持つております。
 以上三点、條件と申しますと固くなりますけれども、再考を願うようにしたいというふうに思います。
#62
○赤木正雄君 緑風会は、三つの地点に、三ヵ所に行かれる二とはこれは止むを得ぬ、こういう意見であります。但しその他の点においては偶然小笠原さんの意見と一致しております。予備費のことについては丁度私の言おうと思つたことを小笠原君がおつしやいましたわけです。
#63
○小笠原二三男君 それで、中村君との関係において、こういうことは言い辛いことだから一つ再考を願いたいという要望にして行きたいと私は思つております次第ですが、中村君とほうで持ち帰つて緊急に相談して見るというような向きには行かんものでしようか。
 それから私のほうの委員で先ほど実情を調査したのですけれども、これは私はどつちの話がどういうふうに違つているのかわかりません。又うちの委員のほうが委員会出席率が悪いために、途中で飛ばして、あるために考えが違うのかは知りませんけれども、又こういうことをお話しすれば中村君はそれは怪しからんというようなことで又論争になるというようなこともあつては困りますけれども、念のために一つ関係委員で中村君のほうとも相談して頂きたいと思うのですが、うちの委員では三班に分れて議員を派遣しなくちやならないということの決定はした、併し委員長は各地に行つてそれを主宰しなければならないということは、きめていないと申しますか、うちの委員としては了解していない。で、どこの委員会、理事会できまつたのか知らないという話だつたんです。それから、中村君のほうが北海道へ行かれるというので、各班を主宰する者が大体誰であればいいか、九州なれば村尾君か、大阪のほうは重盛君が行こうか、こういうような気持であつたのだが、そういう要求の形になつたことについては、自分が怠けているせいか、はつきり何したということは聞いていない。それからこの人選については、理事会に任せるとか委員長に任せるとか、そういうようなこともきめていない、こういうような話もありました。これは電話連絡でありましたから、中村君のおつしやるほうが正しくて、私のほうの委員の言うことは、さつき申しましたように途中すつ飛ばしている関係上、理解が足りない点もあるかも知れません。併しそういう話もあるのでして、何とかまあ、議運の立場に立つてお話しすれば、中村君も議運の立場に立つて……委員長なので、相当苦しい点もあるでしようが、再考してみて、容れられないことは容れられないでよし、まあ、こういう意見があるというようなことで、一部でも採入れられる点があつたら採入れられるというふうにやつて頂けないものでしようか。
#64
○中村正雄君 今社会党の第四控室、それから緑風会の御意見を聞いたわけなんですが、一応各会派それぞれ御意見があると思いますので、それを聞きました上で私の見解を申述べたいと思います。
#65
○水橋藤作君 労農党といたしましては、三班に分れて、委員長が一緒に行くという問題については、これは委員会で決定さるべきだと思います。
 それから派遣についての日限その他は、やはり労働委員会で決定されたことは、それにお任せしていいと思います。それから予備費で補填するということについては、小笠原君の言われるようにやはり同意できないということです。
#66
○矢嶋三義君 私は午前中と午後の論議の焦点が変つて来たと思いますが、午前中議運では私は若干は意見はありましたけれども、委員長は三カ所に行くことも異議なし、それから委員長が大阪に行くことも全国区なるが故に異議なし、こういうように加藤君の発言があつて、どなたも異議を挟まれなかつた、而もこれが労働委員会で決定されたことだとすれば、本国会期中に出張すると言われるんだから、本国会期中に三個班全部行かれるかも知れない、場合によつたら一個班も行かれないこともあるだろう。そういうようなことは何も議運の関知することでなくて、議運としてはとにかく同一期間の出張に同一人が三班のいずれにも行くことがよろしいかどうか、それから予算方面がそれでよろしいか、それから選挙区との関係はよろしいか、その観点だけで論ずればいい、こういうように私は考えておりましたところ、午前中は加藤君の発言でどなたも異議がないようで、ございましたので、そうだとあらばそれに賛成だと、こういう態度で実はここに出て参つたわけでございますが、話はずつと今度は変つて参りまして、小笠原君の発言がございましたし、それの真偽は私にはわかりません。従つて、その真僞次第では私は又発言いたしたいと思いますが、と申しますのは、結局私は労働委員会の全会一致の決定ということを前提として私は判断しているわけです。それが若しも崩れて来るとなると、又別の意見を持つておるわけです。一応それだけ申し上げておきます。
#67
○小笠原二三男君 今朝ほど何も言わないから異議なかつたというふうに取られたとすれば、甚だ以てそれは早呑み込みをされたのであつて、自由党の加藤君が、それもいいでしよう、これもいいでしよう、それは自由党の態度だと思うのです。私は議員派遣そのものについては異議がない。その派遣するということについて、即戦即決できまる方向に議事を持つて行くべきである、こういうことだけ申し上げているのであつて、その派遣の内容については、一切触れて申上げなかつた。それは休憩後、話が出て来るということでございましてから、私、何も申上げなかつたのでして、この点は誤解のないように願いたいと思います。
#68
○中村正雄君 私まあ午前の会議のときの関係と、再開後にどういう話合いが各会派でついたのか知りませんが、相当空気が変つておるということを意外に思つておるわけです。矢嶋君がおつしやつたのと同じような感じを僕は持つておるわけです。午前中内容につきましての議論はなかつたわけでございますけれども、一応会期等の関係で、自由党が一応相談さしてもらいたいということだけが残つたのであつて、然るにそれがこんな問題で持ち帰るのはおかしいじやないか、即決すべしというのが大体の空気だと理解しておつたのです。それは小笠原君の発言によると、思い違いかも知れませんが、大体の空気がそうであつたと思う。実は来まして、私、意外に思つておるのです。併し、それが議題になつておるということであれば、一応私は労働委員長として弁明する必要があると思いますので申上げたいと思うのです。三点につきまして、緑風会なり、第四控室から御意見があつたわけですから、その点について申上げますが、ただ最後に小笠原君から、労働委員会に出ておる第四控室の委員の話ではこうだとの話でありますが、その点だけは、内容は控えまして、私の申上げておるのが間違いないということだけ申上げまして、内容については触れません。
 三点につきまして申上げますならば、日程につきましても、これは三日、三日、四日となつておりますが、これはすべて延日数十日要るというわけのものではございません。取りあえず三班に分れております関係上、会議するのは一日でありますけれども、往復の日程を要するという関係で三、三、四合計十日になつておりますが、委員長が参加したからといつて延日数十日要るというのではない。これはやはり会期その他の関係からできるだけ縮めるということで、問題になつておりまする飛行機等の設備があるのだからということでやつておるわけであります。第一の問題でありまする延日数十日を短くしろということにつきましては、短くいたしまして三、三、四といたしたのでありまして、延日数が十日、現実の日数として十日間要るというわけのものではないということを一応御了解願いたいと思います。
 それから、この三カ所云々につきましての問題でありますが、実は最初理事会を開きまして検討したわけで、そのときには、ちよつと午前中の委員会で申上げましたけれども、委員からは、全国で七カ所やつてもらいたい、こういう話も出たわけです。自由党のほうからは、七カ所は多い、何とかやめてもらいたい、こうついう話がありまして、非常に反対を押し切つたわけでありますが、大体の運営については、御承知のように、委員長に権限があるわけだから、七カ所は一応やめてもらいたい、従つて委員長が決定するというので、中をとりまして三カ所に理事会で満場一致きまり、全員の打合会におきまして、この問題を諮りまして、いろいろ議論はありましたけれども、全会一致できまつたわけです。従つて三カ所にするにつきましては、相当苦労して三カ所に搾つておるのだということを御了解願いたいと思います。
 それから、その次の委員長が三カ所とも行くという点につきまして、これは一番最初の構想としましては、正規の公聽会を開こうということで、話を進めて参つたわけでありまするけれども、現在の国会法や参議院規則で参りますると、当院を離れて、参議院の延長としてこの議事堂以外でやるということにつきましては、いろいろ参議院規則上疑義があります。従つて実際上は公聽会だけれども、形式は議員派遣で参考人の意見を聞くという形式にやろうということでありまして、従つて、委員長は三カ所とも行くということについては、飛行機の問題と共に解決して一応きまつた問題なんです。
 それから、もう一つ選挙区の問題でありますが、これは私も議運のときにきめた問題であります。そのときには、いよいよ国会が終わりまして、国に帰るのについて出張等の形式で帰郷旅費以外に旅費をとるということが問題になつて、この原則をきめたわけです。そのときには、全国選挙区の人はどうするか、これはどこにも出張できないではないかということになりまして、そのときは一応全国区の人は住所地を一応選挙区と認めようじやないかということで話がきまつたわけでありますが、そのときも絶対にいけないというわけではないのであつて、余人を以て代えがたい場合にはこれは差支えないということは、皆さん御承知の通りであります。従つて、労働委員長という職にある限りにおきましては、これは余人を以て代えがたいわけなんであります。従つて大阪に行くということも議運の決定に何ら支障ない、こういうことを考えて一応要求したわけなんです。
 それから第三点の予算の問題につきましては、これは午前中も言いましたように、一応別枠でやつてもらいたいということを言つておりますが、一応年度末或いは下半期になりますると、各委員会の出張等と睨み合せまして予備費が相当残る場合がある。従つてそのときに、一応使つてしまつたあとで足らない場合にはお願いするという形式でも結構なんでありますから、この点につきましては小笠原君、或いは緑風会のかたの御意見で結構だ、一応三点につきましての労働委員会の関係なり私の見解を述べて置きます。
#69
○赤木正雄君 ちよつと速記を止めて下さい。
#70
○委員長(川村松助君) 速記を止めて下さい。
   午後三時二十九分速記中止
   ―――――・―――――
   午後四時九分速記開始
#71
○委員長(川村松助君) 速記を付けて下さい。
 再開いたします。
#72
○小笠原二三男君 議員派遣のことについては懇談会中にいろいろ話もされて関係労働委員長のお話も十分伺い、又その御意見も伺つたので、早急に労働委員長のお話になるような線で手続を進めて頂くように議運としてはお願いしたいのであります。それで、第二段の問題としまして、附帯して、懇談会中、委員から出ておりました強い意見としまして、この会期の問題が最終的に見通しがはつきりしなければ各種の法案審議に支障を来たすという点は、やはり議運として取上げなければならない重要な問題であると考えます。従つて、この点については、本日も相当時間の関係もございますので、改めて明日でも議院運営委員会を開いて頂いて、各会派から意見を出して頂いて結論を出すように努力したいと私は考えます。そのための運営のポイントとなるものは何としても政府與党である自由党の考え方というものが重大なるキイポイントだろうと思いますので、でき得ますならば関係幹部等の間においても話合いがあつて自由党の現状における見解等を御発表願いたいと思う。それが明日までにそういう結論を得るということが不可能でありますれば私は明後日でも、日時の点は問題ないように考えます。但しそういうふうに逐次延びて行きますと、議員派遣に関係して委員長等からもお話のあつたように、法案審査の見通しが立たない、澁滞するということだけでないと思いますので、その点も十分考慮の上、機動性を発揮して、一つ的確に自由党の御見解を発表して頂くように、我々野党側といいますか、議運として強く自由党にお願いしておきます。
#73
○加藤武徳君 会期延長の問題については、まだ会期が今日入れますと十二日、明日から計算しても十一日あることですし、我々として具体的に延長の問題は考えておりません。併し中村君の御発言もあり、小笠原君の御発言もありますので、この問題については十分早急に検討を加えて参りたい、こういう工合に考えております。なお明日議運を開いてこの問題について検討を加えるということについては、私は賛成しかねるのであります。と申しますのは、明後日定例の議運もあることでありますし、若しこの日までに私のほうの具体的な意見等が固まればこれは開陳いたしますが、明日議運を開くということについては私は賛成しかねるわけであります。
#74
○小笠原二三男君 賛成しないで結構です。日時の変更については、その前提に立つて今話しておりました通り明後日でも結構です。ところが加藤君の話では、明後日固まつて来れば話もするが、固まらなければ明後日もできないということであればそれもようございます。併し私たちの要望している前提は、そうなればこの法案審査の見通しが立たず、日常の委員会開催なり、その内容の討議等において見通しが立たない状態になるので、その点については私たちは非常に困るのだが、困つてもいいということで自由党さんがそういう態度でおられるならば、これはあえて私は協力を拒否される形であるから、その程度でいいと思います。
#75
○加藤武徳君 これは会期延長について私は実質的に御議論したくありません。小笠原君の御発言のように又機会を改めて意見の開陳をする時期があると思います。ただ私たちは会期が来月の六日までと一応きまつておりますし、やはりこの法案の審議等はこれを目途としてやつて行きたいと我々は考えております。
#76
○小笠原二三男君 加藤君のその話で済むものならそれで済んでいいでしようが、少くとも具体的に労働委員会の議員派遣の問題はきまつておる。白紙といつて一応戻つたにしたところで、これは審査の前提條件として絶対やらなければならないときまつておるものが、逐次荏苒日を送つて行くことによつてどういう結果が生ずるかということは、客観的に見てこれは物差で計るように明らかなんです。そういう明らかな事態になつた場合において、あなたのほうで善処せらるるというお覚悟があつて、見通しがあれば、これはあなたの意見はそれでもいいと思う。併しそのときにおいてですよ、野党が勝手にそういうことをしたんだ、お前たちの責任だなどということを爪のかけらほどでも言うようなことがあるならば、我々は承服できない。ですから、その点だけは、はつきりとしておいて頂いて、あと適当の機会において意見が開陳されることについては、私は何ら異議はございません。
#77
○加藤武徳君 いや、会期延長は與党の責任でも野党の責任でもなく、これは院議できめることなんでして、私はこの議論は先ほども言いましたように改めてやるということで了解願いたいと思います。
#78
○中村正雄君 一言お願いしておきたいことは、先ほどいろいろ議論がありまして皆さん方の御意見もありましたので、会期延長ということが議論の中心になつておつたということで、私は労働委員会の議員派遣要求を一応取下げたわけですが、併しこの問題につきましては一応国会の会期について早急に見通しを立ててもらいたいということを申上げているわけなんで、従つて皆さん方もこれは内容につきましては一々不満な点もある会派もあるわけですけれども、派遣すべきであるという点については大体御異存がないように思つたわけです。従つて若し会期の見通しが遅れまして、そうして一応の会期の見通しの付いた上で私のほうが出して参りましたときには、これはもう会期末期になつているから困るということだけは一応言わないように、これだけは私は念を押しておきたいと思います。御了解を願いたいと思います。
#79
○小笠原二三男君 その前提條件に立つての話なんだから……。
#80
○委員長(川村松助君) 議員派遣要求の問題に関しては一応この程度で保留して異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#81
○委員長(川村松助君) それでは保留いたします。
  ―――――――――――――
#82
○委員長(川村松助君) 次に法律案の委員会審査省略要求に関する件をお諮りいたします。
#83
○参事(河野義克君) 本日国家行政組織法の一部を改正する法律案というものを内閣委員会の河井彌八君ほか八名から発議されました。それは大体本日委員会におられた全部のかたから出されたものと了承しております。この趣旨としますことは、これは只今内閣委員会におきましては予備審査において国家行政組織法の一部を改正する法律案、法第二百号、これを審査しておりますが、その中で、現行の国家行政組織法の、昭和二十七年五月三十一日までを限り暫定的に措置を認められておるところの官房又は局内における部及び庁の局の存置期間を六月三十日に改めるという内容でございますが、その條項を含んだ国家行政組織法の一部を改正する法律案の全体の審議は、行政機構の改革に関する諸法案と密接な関係がありますので、その諸法案の審査が終らなければ全体を議了するわけには参らないわけであります、ところでこの期限である五月三十一日というのが間もなく到来いたしますので、その五月三十一日を六月三十日に改めるという点だけは少くともすぐ法律化しなければならないということで、その点だけを抽出いたしまして新たに発議されたわけでありまして、この点につきましては、発議者の御説明によると、衆議院の内閣委員会とも密接な連絡を取つて、本院から発議するという了承の下に出された、こういうことであります。この法律案の委員会審査省略を認めるかどうかということについてお諮り願いたいということであります。
#84
○加藤武徳君 参考のために発議者の名前をお伺いいたします。
#85
○参事(河野義克君) 発議者を読み上げます。河井彌八君、竹下豐次君、楠見義男君、成瀬幡治君、松原一彦君、三好始君、上條愛一君、中川幸平君、栗栖赳夫君。
#86
○小笠原二三男君 当該委員会から私たち委員に連絡がございません。内容においてそれぞれ日切れになる問題等は特殊にそれだけが委員会審査省略になるというふうに聞いておる。関係する法律案等を見ても検討を加える必要があると思います。これは事情もございますからその点は保留して頂きたいと思います。
#87
○委員長(川村松助君) ほかに御発言はございませんか。
#88
○加藤武徳君 私一点了解できかねる点は、今の小笠原君の発言とはやや違いますが、五月三十一日までにまだ若干の期日があるわけですし、委員会の審査省略は異例中の異例なのであつて、できれば私はその委員会で審議をして欲しい、こういう希望を持つておりますのですが、併し小笠原君の今の発言の今日は見送るということについては異議ございません。
#89
○委員長(川村松助君) ほかに御発言ございませんか。法律案の委員会審査省略要求に関する件につきまして、御異議がなければ一応保留いたしたいと思います。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#90
○委員長(川村松助君) 御異議がないようでありますから保留いたします。
   ―――――・―――――
#91
○委員長(川村松助君) 人事委員長から発言を求められましたので、許可することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#92
○委員長(川村松助君) それでは人事委員長。
#93
○委員外議員(カニエ邦彦君) 実は人事委員会として議運のほうにお考えを一つ願えないか、と申しますのは、人事委員会には相当法案も付託されておりますし、又今日以後にも付託されると想像されるものも実はあるわけであります。ところがこの運営についてでありますが、これは御承知のように人事委員会は十名の委員ですが、ところがこの十名の中で三名が、つまり政府委員、というのは、溝口君が労働、それから平井君が電気、それから村上君がこれは運輸、即ち三分の一がそういう状態であります。従つてそのほかに病気で休まれるかたがあるということで、出席人員がなくて殆んど委員会が進まんのです。今日まではどうにかこうにか自由党の宮田君とか或いは又北村君が非常に熱心で出て来られまして、どうにかこうにかやつておつたのです。ところがその人たちがお代りになつて、工藤さんと、それから高田さんですか、それと平井さんとになつたわけです。このかたはお聞きすると平素お見えにならんようなかたばかりになつたのであります。そうしますると、実際上やれないということと等しいことになるのでありますが、このままやつておつたのでは法案はちつとも進まないのであります。今日も無理して、実のところは定足数だけどうにか本人の御了承を願つて、そうして二、三時間やつたのです。ところが質問者が千葉君なんです。これは理事なんです。私が委員長で二人でやつておるのです。そうしますると、途中で用便にも行けないのです。代る理事もないし、これでは全く不能であると極言しても差支えないようなことになつておる。そうして会期終りに至つて、そうしてどうもやれなんだというようなことを申上げると、委員長の僕が野党であるがために、故意にやつておるように思われることは私としては心外であります。そこで会期もあと十日ほどあるのですから、今のうちに一つ議運のほうへ実情を申上げて、そうして何とか一つ委員会がやれるようにお考えを願いたい。そうしなければ、最悪の事態が来たときも一つ各派で委員長の責任であるというようなことをおつしやらないようにお願いしたい。こういうことで議運の皆さま方に一つお考えを煩わしたい、こう思つた次第であります。よろしくお願いいたします。
#94
○小笠原二三男君 私どものほうの会派は了承いたします。併しこれは了承というだけで済まん問題であります。やはり常任委員会の機能が発揮できるようにすることについては、各会派において責任を持つて頂くということは当然言えることだと思います。それでちよつと人事委員長にお伺いしますが、出席率の最も悪いのはどこの会派であるか、政府委員が議員としての本職ではなくて、議員のほうが本職なのですから、その点を明らかにせられたい。
#95
○委員外議員(カニエ邦彦君) 大体はやはり人事委員会の構成人員がほかの委員会より一番数が少い。だからそこに問題があるのじやないかと思います。従つて大臣、政務次官が三人あるということになると、これが三分の一になるわけです。問題はそこにあるわけです。そこで、かてて加えて病気で来ないという人ばかりが三人ほど御選任になつておるのでは、実際にやれないのです。どことどこが出席率が悪いかという今小笠原君の御質問ですが、これはどこが悪いということは委員長からは一つ差し控えさして頂きまして、とにかく委員のさし替えをするなり或いは速かに委員会の運営ができるように、それを一つお考えを願いたいと、こう思います。
#96
○小笠原二三男君 よく事情はわかりました。それで、これは私はどの会派ということがわかつたときにはちよつと困るので、追及はしないことにしまして、結局定足数が欠けない程度の各派代表が責任委員だけはこれはおきめ願つて、そうして党を代表するというふうにして、各会派が責任を持つてやつて頂くように了承して、人事委員長の苦労に協力したらいいのじやないかと思うので、各会派でそういうことに賛成のかたは了承と言つて欲しい。
#97
○委員長(川村松助君) 只今の小笠原君の御意見に皆さん御異議ないと思います。御了承を願います。
 ほかに御発言がなければ本日はこれを以て散会いたします。
   午後四時二十九分散会
ソース: 国立国会図書館
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