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1951/07/08 第13回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第013回国会 地方行政委員会 第75号
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1951/07/08 第13回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第013回国会 地方行政委員会 第75号

#1
第013回国会 地方行政委員会 第75号
昭和二十七年七月八日(火曜日)
    午前十一時四十九分開議
 出席委員
   委員長 金光 義邦君
   理事 河原伊三郎君 理事 野村專太郎君
      淺香 忠雄君    今村長太郎君
      大泉 寛三君    川本 末治君
      小玉 治行君    永井 要造君
      前尾繁三郎君    門司  亮君
      八百板 正君    大石ヨシエ君
 委員外の出席者
        外務事務官
        (国際協力局第
        三課長)    田中 弘人君
        専  門  員 有松  昇君
        専  門  員 長橋 茂男君
    ―――――――――――――
七月四日
 委員門司亮君辞任につき、その補欠として松澤
 兼人君が議長の指名で委員に選任された。
同月八日
 委員池見茂隆君、佐藤親弘君、龍野喜一郎君及
 び松澤兼人君辞任につき、その補欠として淺香
 忠雄君、永井要造君、今村長太郎君及び門司亮
 君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 地方自治に関する件
 委員派遣に関する件
    ―――――――――――――
#2
○金光委員長 これより会議を開きます。
 まず委員派遣に関する件についてお諮りいたします。本委員会におきましては、呉市における治安状況について、すでに政府当局に対し種々質疑を行つて参りましたが、ただいま本院はいわゆる自然休会でもありますので、この際呉市に委員を派遣して、その実情を調査することにいたしたいと思います。つきましては、派遣委員の氏名、調査期間等はすべて委員長に御一任を願うことにして、この旨議長にその承認を申請いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○金光委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
#4
○金光委員長 次に地方自治に関する件について調査を進めます。
 まず駐留軍の防空演習に関する件について、政府当局より説明を聴取いたします。田中説明員。――ちよつと申し上げますが、田中説明員は国際協力局第三課長でございます。
#5
○田中説明員 今度の防空演習の問題につきましては、実は私、すぐに参るようにということでございましたので、あわてまして軍の指令を持つて来るのを忘れたのでありますが、日付を正確に記憶しておりませんが、先月中ごろでございます。軍の内部の指令によりまして、従来もしばしば各飛行場を中心といたしまして、防空訓練をやつておつたのでございますが、これは純然たる軍内部の訓練として行つて来ておつたわけでございます。それが先月の指令によりますと、地方的に各飛行場その他軍施設の責任者が、その周辺の地方自治体に諮りまして、その自発的な協力を要請するようにという字句が入つております。そのため、軍の地方部隊は関係地区におきまして市、町当局に協力を要請いたしました。その情報が私どもの方へ入りましたので、講和後のこの種の問題の措置の方法としては、合同委員会によつて正式にそれが討議され、かつ日本政府としてたといその協力の形式が、自発的なものであるにいたしましても、日本政府として一応それを決定した後、日本政府の筋を通じて地方の協力を要請するのが、正しい方法であるということを先方に述べまして、アメリカ側はこれを了承いたしました。その後もしそういう計画があるのであつたら、正式に外務省に通知をしてもらいたいということを申しまして、昨日最初の具体的な通報に接したわけでございます。現在事務的に内容を検討中でございまして、ほぼ米国側との打合せは終つたわけでございますが、講和後の事態でもあり、一応閣議の了解を求めるということで、外務大臣よりけさの閣議に諮られたと聞いております。その結果につきましては、まだ外務大臣から私ども事務当局は何も聞いておりません。そこで一応事務的な準備といたしまして、外務大臣からの訓令を待ちまして、これをなるべく早く公表をしたいと考えております。
 次に、まだ正式発表前のことでございますが、内容について申し上げたいと思います。このたびの防空訓練は、日本を三地区にわけまして、九州及び中国の西を一応南部といたしまして、その次は東京周辺地区、それから本州の北端及び北海道を北部といたしまして、二十一、二十二、二十三日に軍側では行うという計画を立てております。その具体的な地区につきましては、南部地区では岩国飛行場周辺、芦屋飛行場、築城飛行場、板付飛行場、その他兵舎の関係で小倉、熊本、佐世保、博多、別府、その地区が予定されております。関東地区につきましては立川、昭和、府中でございます。北部地区は三沢、それから北海道へ参りまして稚内、留萌、奥尻島、松前、それから畠というのがありますが、これは秋田であります。尻屋崎、襟裳岬、根室、網走の各地区でございます。そこで日本側に対する協力要請の内容でございますが、この三日間各地区につきまして一日ずつ、大体日没より十時くらいの間のうち、約三十分間の燈火管制を要請して来ております。その管制の内容は、家の中から燈火が漏れるのを防ぐように、これは燈を消してくれというのではないようでございまして、燈火が外に漏れることを防ぐような措置をしてほしいということでございます。それから外部の街燈、交通機関などにつきましては、何ら燈火についての管制は私の方へ要請して来ておりません。以上が大体現在までのアメリカ側との打合せの概要でございます。現在、もちろん燈火管制その他につきまして、これを強要する基礎もございませんし、そういうことも好ましいこととも考えておりませんので、きようの閣議の結果によりまして、外務大臣からそういう通達を関係者に発するようになりましても、あくまで協力は自発的な基礎において行われるというふうに要請をしたいと考えております。以上が概要であります。
#6
○金光委員長 質疑があればこれを許します。
#7
○門司委員 場所は今御指摘になつたところはわかりましたが、何か一つの市といいますか、設備を中心とした五マイル半径だというような話を聞いておりましたが、大体そのくらいでありますか。
#8
○田中説明員 その点申し忘れました。その施設の半径五マイル以内ということが、一応の基準になつております。
#9
○大石(ヨ)委員 ちよつとお尋ねしますが、二十一日、二日、三日とおつしやいましたが、七月の二十一日、二日、三日ですか。
#10
○田中説明員 そうです。
#11
○大石(ヨ)委員 それから近畿地区をおつしやいませんでしたが、ちよつと教えていただきたい。
#12
○田中説明員 近畿地区はこのたびのあれには、含まれておりません。
#13
○金光委員長 それでは駐留軍の防空慣習に関する問題につきましては、この程度にいたします。なお申し添えますが、呉市における治安状況につきましては、その後の経過につき委員長名義をもつて呉市長に対し、書面による報告を求めることにいたしたいと存じます。
 本日はお暑いところを御参集いただきまして、感謝にたえません。この程度で本日は散会いたします。
    午後零時一分散会
ソース: 国立国会図書館
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