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2019/11/28 第200回国会 参議院 第200回国会 参議院 農林水産委員会 第7号 令和元年11月28日
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2019/11/28 第200回国会 参議院

第200回国会 参議院 農林水産委員会 第7号 令和元年11月28日

#1
令和元年十一月二十八日(木曜日)
   午後一時開会
    ─────────────
   委員の異動
 十一月二十六日
    辞任         補欠選任
     宮崎 雅夫君     古賀友一郎君
 十一月二十七日
    辞任         補欠選任
     古賀友一郎君     宮崎 雅夫君
     吉田 忠智君     塩村あやか君
     杉  久武君     谷合 正明君
 十一月二十八日
    辞任         補欠選任
     塩村あやか君     勝部 賢志君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         江島  潔君
    理 事
                高野光二郎君
                堂故  茂君
                舞立 昇治君
                徳永 エリ君
                宮沢 由佳君
    委 員
                岩井 茂樹君
                野村 哲郎君
                藤木 眞也君
                宮崎 雅夫君
                山田 修路君
                山田 俊男君
                石垣のりこ君
                勝部 賢志君
                郡司  彰君
                森 ゆうこ君
                河野 義博君
                塩田 博昭君
                谷合 正明君
                石井 苗子君
                紙  智子君
   国務大臣
       農林水産大臣   江藤  拓君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        大川 昭隆君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○農林水産に関する調査
 (商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実
 施に関する法律の一部を改正する法律案に関す
 る件)
    ─────────────
#2
○委員長(江島潔君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告申し上げます。
 昨日までに、杉久武君及び吉田忠智君が委員を辞任され、その補欠として谷合正明君及び塩村あやか君が選任されました。
 また、本日、塩村あやか君が委員を辞任され、その補欠として勝部賢志君が選任されました。
    ─────────────
#3
○委員長(江島潔君) 農林水産に関する調査のうち、商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律の一部を改正する法律案に関する件を議題といたします。
 本件につきましては、徳永エリ君から委員長の手元に商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律の一部を改正する法律案の草案が提出されております。内容はお手元に配付のとおりでございます。
 この際、まず提案者から草案の趣旨について説明を聴取いたします。徳永エリ君。
#4
○徳永エリ君 ただいま議題となりました商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律の一部を改正する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。
 商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律は、商業捕鯨の再開等を目指し、調査捕鯨を実施するための法律として、平成二十九年、参議院の超党派による議員立法により制定されました。その後も、国際捕鯨委員会、IWCにおいて、収集した科学的データを基に誠意を持って対話を進め、解決策を模索してきました。平成三十年九月のIWC総会でも、我が国は、立場の異なる加盟国の共存を真摯に訴えました。しかしながら、条約に明記されている捕鯨産業の秩序ある発展という目的はおよそ顧みられることはなく、鯨類に対する異なる意見や立場が共存する可能性すらないことが、誠に残念ながら明らかとなりました。このため、本年六月、国際捕鯨取締条約から脱退をいたしました。脱退後も、我が国は、IWCにオブザーバーとして参加するなど、国際機関と連携しながら、科学的知見に基づく鯨類の資源管理に貢献し、また、水産資源の持続的な利用という我が国の立場を共有する国々との更なる連携強化、我が国の立場に対する国際社会の支持拡大に取り組んでいるところです。
 その中で、本年七月には、科学的根拠に基づいて水産資源を持続的に利用するとの基本姿勢の下、三十一年ぶりに商業捕鯨が再開されましたが、現行法では、現在行われている非致死的調査中心の調査や、捕鯨業に対する妨害行為等に法律上対応できていない状況にあります。
 本法律案は、これらに対応するため、鯨類科学調査について、捕獲を伴うとの位置付けを変更し、また、捕鯨業について、科学的知見、条約等に基づき適切に行われることを明確にするとともに、円滑な実施に必要な措置を講ずることにより、鯨類の持続的な利用が確保されるようにするものであります。
 以下、本法律案の主な内容を御説明申し上げます。
 第一に、法律の題名を鯨類の持続的な利用の確保に関する法律と改めることとしております。
 第二に、法律の基本的な概念である鯨類の持続的な利用について定義を設け、資源管理を伴うことを明らかにすることとしております。
 また、鯨類科学調査について、捕獲を伴うとの原則を改めるとともに、現行法では対象となっていない小型鯨類の調査についても、その対象に含めることとしております。
 あわせて、妨害行為への対応等のための措置の対象に、捕鯨業の操業等を含めることとしております。
 第三に、捕鯨業に関し、科学的根拠に基づき算出した捕獲可能量の範囲内での実施、条約等に基づく実施、円滑な実施の支援という基本原則を設けた上で、捕獲可能量、捕獲枠の設定、捕獲枠の遵守の確保、船舶、乗組員の確保の支援、鯨類の捕獲、解体の技術開発等の促進等の措置を講ずることとしております。
 第四に、鯨類科学調査の実施体制の整備について、捕鯨業によって得られた鯨類を調査に使用することがあることから、調査の実施に当たっての捕鯨業者の協力の確保に係る措置を講ずることとしております。
 第五に、鯨類科学調査によって得られた科学的知見等は、国際的な鯨類の持続的な利用の取組においても必要とされているものであることから、それらの国際機関への提供等の国際協力の推進に努めることとしております。
 第六に、違法に捕獲された鯨類の流通を防止するための措置を講ずることとしております。
 なお、この法律は、公布の日から施行することとしております。
 以上がこの法律案の草案の趣旨及び主な内容であります。
 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
#5
○委員長(江島潔君) 本草案に対し、質疑、御意見等がございましたら御発言願います。──別に御発言もないようですから、本草案を商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律の一部を改正する法律案として本委員会から提出することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(江島潔君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、本会議における趣旨説明の内容につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○委員長(江島潔君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後一時六分散会
ソース: 国立国会図書館
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