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1951/06/18 第13回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第013回国会 運輸委員会 第46号
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1951/06/18 第13回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第013回国会 運輸委員会 第46号

#1
第013回国会 運輸委員会 第46号
昭和二十七年六月十八日(水曜日)
    午後二時七分開議
 出席委員
   委員長 岡村利右衞門君
   理事 山崎 岩男君    大澤嘉平治君
      岡田 五郎君    尾崎 末吉君
      片岡伊三郎君    黒澤富次郎君
      關谷 勝利君    玉置 信一君
      坪内 八郎君    畠山 鶴吉君
      滿尾 君亮君    山口シヅエ君
      江崎 一治君
 出席国務大臣
        運 輸 大 臣 村上 義一君
 出席政府委員
        運輸事務官
        (大臣官房観光
        部長)     間嶋大治郎君
        航空庁長官   大庭 哲夫君
 委員外の出席者
        参議院議員   石村 幸作君
        専  門  員 岩村  勝君
        専  門  員 堤  正威君
    ―――――――――――――
六月十七日
 岩沼駅に急行列車停車に関する請願(庄司一郎
 君紹介)(第三七九八号)
 鶴岡、間沢間鉄道敷設の請願(上林與市郎君紹
 介)(第三七九九号)
 佐喜浜港拡張に関する請願(長野長廣君紹介)
 (第三八〇〇号)
 高知駅拡張に関する請願(長野長廣君紹介)(
 第三八〇一号)
 常磐線電車を有楽町まで延長の請願(島村一郎
 君紹介)(第三八〇二号)
 取手、平間電化促進の請願(松本善壽君紹介)
 (第三八〇三号)
 赤穂線全通促進に関する請願(逢澤寛君紹介)
 (第三八四二号)
 鹿屋市、敷根村間鉄道敷設の請願(前田郁君紹
 介)(第三八四三号)
 白城線に国営自動車運輸開始の請願(岡村利右
 衞門君紹介)(第三八四四号)
 築館、仙台間乗合自動車運輸開始の請願(内海
 安吉君外一名紹介)(第三八四五号)
 串木野駅改築に関する請願(前田郁君紹介)(
 第三八四六号)
 串木野駅に急行列車停車の請願(前田郁君紹
 介)(第三八四七号)
 串木野駅プラツトホームの延長等に関する請願
 (前田郁君紹介)(第三八四八号)
 武豊線に列車増発の請願(早稻田柳右エ門君紹
 介)(第三八八八号)
 水難救済に関する法的措置確立の請願(關谷勝
 利君紹介)(第三九二五号)
 中込、高崎間鉄道敷設の請願(黒澤富次郎君紹
 介)(第三九二七号)
 石越、本莊間鉄道敷設の請願(大石武一君紹
 介)(第三九二八号)
 大島港整備に関する請願(西村久之君紹介)(
 第三九三〇号)
の審査を本委員会に付託された。
同 日
 東北本線大宮、仙台間電化促進に関する陳情書
 (栃木県那須郡西那須野町議会議長前川次郎)
 (第二五四八号)
 同(栃木県那須郡狩野村議会議長相馬基)(第
 二五四九号)
 同(栃木県下都賀郡野木村議会議長真瀬光孝外
 一名)(第二五五〇号)
 同(栃木県下都賀郡間々田町議会議長日向野豊
 次)(第二五五一号)
 鉄道貨物運賃の値上げ反対に関する陳情書(鹿
 児島県議会議長米山恒治)(第二五五二号)
 元戦艦陸奥の引揚げ促進に関する陳情書(山口
 県大島郡沖浦村「陸奥英靈」引揚促進協力会代
 表理事尾本富一)(第二五五三号)
を本委員会に送付された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 航空法案(内閣提出第一七九号)
 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約
 に基く行政協定の実施に伴う航空法の特例に関
 する法律案(内閣提出第一八〇号)
 旅行あつ旋業法案(参議院提出、参法第七号)
    ―――――――――――――
#2
○岡村委員長 これより会議を開きます。
 旅行あつ旋業法を議題とし、これより討論に入ります。――通告もありませんので、省略するに異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○岡村委員長 異議なければさよう決定いたします。
 これより採決いたします。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の御起立を願います。
    〔賛成者起立〕
#4
○岡村委員長 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
    ―――――――――――――
#5
○岡村委員長 次に航空法案及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基く行政協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律案を議題といたします。
 航空法案に対して委員長の手元に尾崎君より修正案が提出されておりますので、その趣旨説明を求めます。君。
    ―――――――――――――
#6
○尾崎(末)委員 航空法案に対する修正案を提出いたします。
 まず修正案の提出理由を簡單に御説明申し上げます。本法案中の第十條第六須及び第七項の規定によりますと、航空機の耐空性に関する製造過程における検査は、製造工場の一定の従業者または通商産業大臣が運輸大臣に協議して指定する通商産業省の職員が行うことになつており、その指揮監督を航空庁長官ができることになつておりますが、これでは実施の運用に際しまして、航空機の安全性に関する責任の所在が明確を欠き、従つて完全な安全性の確保を期し得ないと見られます。従つてこの條項及びこれに関係ある條項を削除いたしまして、耐空性に関する検査は運輸省で一元的にこれは行うように修正しようというのであります。
 次に修正案を朗読いたします。
  航空法案に対する修正案
 航空法案の一部を次のように修正す
 る。
 第十條中第六項及び第七項を削る。
 第十六條第三項を削る。
 第十七條中第三項を削り、第四項を
 第三項とする。
 以上であります。
#7
○岡村委員長 これより航空法案並びに尾崎君提出の修正案及び特例に関する法律案を一括討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。江崎一治君。
#8
○江崎(一)委員 私はただいま上程されておりますところの航空法案並びにその修正案に対しまして、日本共産党を代表いたしまして反対をする次第であります。
 この航空法案はいわく因縁つきの法案でありました。これは通産委員会所管の航空機製造法と密接な関連において、運輸、通産両省が航空機検査についての権限の争奪にうき身をやつしておることまさに数十日の長きにわたりまして、その間、長い間たなざらしになつていた法案であります。この両省のなわ張り争いは、要するに航空関係業者の利潤の争奪戦がその本質でありまして、彼らの目標は、日本の民間航空にあらずして、アメリカの占領軍の発注する軍用航空機材であることは、今や明瞭となつたのであります。
 また本案に続きまして提案を準備されておりますところの行政協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律案を見ますと、今や日本の空は日本人の空ではありません。日本の空と日本の航空基地は、わが日本民族と血のつながりのあるアジアの人民に対する人民の殺戮の根拠地となつておるのであります。本法案は、わが国民間航空の基礎を確立し、航空の安全とその健全なる発達をはかるということが目的のように書いておりますが、その真のねらいは何かというと、侵略者アメリカ帝国主義者とその手先であるところの売国奴との合作によるところの、驚くべき好妙な立法詐術であると言わなければならないのであります。日本の民間航空事業並びに日本の航空関係従事者をあげてアメリカの帝国主義に奉仕させ、アジア侵略の要員に仕立てるというのが、その真のねらいであると考えるのであります。従いまして日本共産党は、かかる法案は絶対に見のがすことができない。このような理由によりまして、日本共産党はこの法案並びにその修正案に対して絶対反対をいたします。
#9
○岡村委員長 これにて討論は終局いたしました。
 これより採決いたします。まず尾崎君提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立を願います。
    〔賛成者起立〕
#10
○岡村委員長 起立多数。よつて修正案は可決いたしました。
 次に修正部分を除く原案について採決いたします。
 賛成の諸君の起立を願います。
    〔賛成者起立〕
#11
○岡村委員長 起立多数。よつて修正部分を除く原案を可決いたしました。従つて航空法案は修正議決いたしました。
 次に日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基く行政協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律案について採決いたします。本案を原案通り可決するに賛成の諸君の起立を願います。
    〔賛成者起立〕
#12
○岡村委員長 起立多数。よつて本案は原案通り可決いたしました。
 なお本日議決いたしました三法案に対する委員会報告については、委員長に御一任を願いたいと思います。御異議ありませんか。
    〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕
#13
○岡村委員長 異議なければさよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
    午後二時十五分散会
ソース: 国立国会図書館
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