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2015/04/14 第189回国会 参議院 参議院会議録情報 第189回国会 内閣委員会 第5号
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2015/04/14 第189回国会 参議院

参議院会議録情報 第189回国会 内閣委員会 第5号

#1
第189回国会 内閣委員会 第5号
平成二十七年四月十四日(火曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 四月八日
    辞任         補欠選任
     田村 智子君     山下 芳生君
 四月十三日
    辞任         補欠選任
     山下 芳生君     大門実紀史君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         大島九州男君
    理 事
                石井 準一君
                上月 良祐君
                藤本 祐司君
    委 員
                上野 通子君
                岡田 直樹君
                岡田  広君
                岸  宏一君
                山東 昭子君
                世耕 弘成君
                松下 新平君
                山崎  力君
                相原久美子君
                芝  博一君
                蓮   舫君
                若松 謙維君
                大門実紀史君
                井上 義行君
                江口 克彦君
                山本 太郎君
   国務大臣
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)    山谷えり子君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        藤田 昌三君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○道路交通法の一部を改正する法律案(内閣提出
 )
    ─────────────
#2
○委員長(大島九州男君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、田村智子君が委員を辞任され、その補欠として大門実紀史君が選任されました。
    ─────────────
#3
○委員長(大島九州男君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○委員長(大島九州男君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に石井準一君を指名いたします。
 なお、あと一名の理事につきましては、後日これを指名いたします。
    ─────────────
#5
○委員長(大島九州男君) 道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 政府から趣旨説明を聴取いたします。山谷国家公安委員会委員長。
#6
○国務大臣(山谷えり子君) ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。
 この法律案は、最近の交通情勢に鑑み、七十五歳以上の運転者に対する臨時の認知機能検査制度を導入するとともに、運転免許の種類として準中型自動車免許を新設すること等をその内容としております。
 以下、項目ごとにその概要を御説明いたします。
 第一は、高齢運転者対策の推進を図るための規定の整備であります。
 その一は、公安委員会は、七十五歳以上の運転免許を受けた者が認知機能が低下した場合に行われやすい一定の違反行為をしたときは、その者に対し、臨時に認知機能検査を行うこととするものであります。
 その二は、公安委員会は、臨時の認知機能検査を受けた者が、一定の基準に該当するときは、その者に対し、当該認知機能検査の結果に基づいて高齢者講習を行うこととするものであります。
 その三は、公安委員会は、認知機能検査を受けた者が、認知症のおそれがあることを示す一定の基準に該当したときは、その者の違反状況にかかわらず、臨時に適性検査を行い、又はその者に対し一定の要件を満たす医師の診断書を提出すべき旨を命ずることとするものであります。
 第二は、運転免許の種類等に関する規定の整備であります。
 その一は、自動車の種類として、新たに準中型自動車を、運転免許の種類として、新たに準中型自動車免許及び準中型自動車仮免許を設けるものであります。
 その二は、運転免許の欠格事由として、十八歳に満たない者に対しては、準中型自動車免許及び準中型自動車仮免許を与えないこととするものであります。
 その三は、公安委員会は、準中型自動車免許を受けた者で当該免許を受けた日から一年間に違反行為をし、一定の基準に該当することとなった者に対し、再試験を行うこととするなどするものであります。
 第三は、その他の規定の整備についてであります。
 これは、酒気帯び運転又は過労運転等の違反行為をし、よって交通事故を起こし、人を傷つけた場合について、運転免許の効力の仮停止の対象とするものであります。
 なお、この法律の施行日は、運転免許の効力の仮停止の要件に関する規定については公布の日、その他の部分については公布の日から起算して二年を超えない範囲内において政令で定める日としております。
 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同賜らんことをお願いいたします。
#7
○委員長(大島九州男君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
 本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
   午前十時三分散会
ソース: 国立国会図書館
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