2012/08/10 第180回国会 参議院
参議院会議録情報 第180回国会 議院運営委員会 第26号
#1
第180回国会 議院運営委員会 第26号平成二十四年八月十日(金曜日)
午後一時四十分開会
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出席者は左のとおり。
委員長 鶴保 庸介君
理 事
川合 孝典君
川崎 稔君
榛葉賀津也君
古川 俊治君
松山 政司君
長沢 広明君
藤原 良信君
水野 賢一君
委 員
相原久美子君
梅村 聡君
中谷 智司君
藤本 祐司君
松浦 大悟君
水戸 将史君
吉川 沙織君
石井 浩郎君
磯崎 仁彦君
上野 通子君
大家 敏志君
中原 八一君
水落 敏栄君
渡辺 猛之君
石川 博崇君
谷 亮子君
委員以外の議員
議員 紙 智子君
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議長 平田 健二君
副議長 尾辻 秀久君
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事務局側
事務総長 橋本 雅史君
事務次長 中村 剛君
議事部長 吉岡 拓君
委員部長 郷原 悟君
記録部長 小野 伸一君
警務部長 秋谷 薫司君
庶務部長 美濃部寿彦君
管理部長 阿部 芳郎君
国際部長 花谷 卓治君
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本日の会議に付した案件
○決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する
件
○本日の本会議の議事に関する件
○決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する
件
○本日の再開後の本会議の議事に関する件
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#2
○委員長(鶴保庸介君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。まず、決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する件を議題といたします。
事務総長の報告を求めます。
#3
○事務総長(橋本雅史君) 去る七日、広野ただし君外六名から内閣総理大臣野田佳彦君問責決議案が提出されました。本決議案には、発議者全員から委員会の審査を省略されたい旨の要求書が付されております。
この要求につきまして御審議をお願いいたします。
#4
○委員長(鶴保庸介君) 本件につき御意見のある方は御発言願います。#5
○藤原良信君 お許しをいただきまして、意見表明をさせていただきたいと存じます。この問責決議の案につきましては、去る八月七日に平田議長さんに提出をさせていただきました。その理由を添付をさせていただいてございます。
その理由は、皆様御案内のとおり、消費税増税法案の進め方、内容についての異議を申しているわけであります。その法案が、今回、この本会議に提示されてございます。
しかも、この問責決議につきましては、七党・会派の議員、それから無所属二名、四十三名の国会議員でございます。四十三名の参議院議員が連名で出しております。これは、申し上げるまでもなく、第一野党ではございませんけれども、七つの会派が共同提案をしているという重さからいって、そして内容が、今申し上げましたその内容に基づく法案が、それに異議があるということで出している問責決議でございます。憲政の常道からいって、私は問責決議案を是非本会議に上程すべきであると思います。
参議院は良識の府と言われております。全国の地方議会も注視しております。模範を見せるべきだと思います。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
それから、もう一点付け加えますけれども、本会議が開催されますと、ベルを、ボタンを押すのが平田議長さんです。そこからは今度は平田議長さんの責任に発展をいたします。そこまで、委員会の皆様方、させちゃならぬと思います。賢明な良識ある議院運営委員会の委員の皆様方の御判断をよろしくお願い申し上げて、私からの意見表明といたします。
終わります。
#6
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。八月七日に、みんなの党を含む七党・会派が野田内閣総理大臣に対する問責決議案を提出いたしました。
そもそも、問責決議案は内閣不信任案と同様に全ての議案に先立って審議されるべきものです。しかも、今回の決議案は七党・会派から発議者、賛成者合わせて四十三名をもって提出されております。定数が二百四十二名と、衆議院のほぼ半分の参議院における四十三名という人数は、衆議院に当てはめていえば八十名以上に相当する数です。不信任案の発議要件が五十名の賛成者ということを勘案しても、不信任のように扱うべきことと考えます。
問責を本会議に上程しないまま増税法案を採決、可決、成立させようという動きがますます強まっていることに強く抗議の意を表明して、私の意見表明といたします。
#7
○委員長(鶴保庸介君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、本件につき採決を行います。本決議案の委員会審査を省略することに賛成の諸君の挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
#8
○委員長(鶴保庸介君) 少数と認めます。よって、委員会審査省略要求の件は否決されました。─────────────
#9
○委員長(鶴保庸介君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。#10
○川合孝典君 本日は、お手元に配付いたしました資料のとおり議事を進めることの動議を提出いたします。#11
○委員長(鶴保庸介君) ただいまの川合孝典君提出の動議に賛成の諸君の挙手を願います。〔賛成者挙手〕
#12
○委員長(鶴保庸介君) 多数と認めます。よって、川合孝典君提出の動議は可決されました。なお、予鈴は午後一時五十五分、本鈴は午後二時でございます。
暫時休憩いたします。
午後一時四十五分休憩
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午後三時十分開会
#13
○委員長(鶴保庸介君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。まず、決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する件を議題といたします。
事務総長の報告を求めます。
#14
○事務総長(橋本雅史君) 本日、広野ただし君外七名から議長不信任決議案が提出されました。本決議案には、発議者全員から委員会の審査を省略されたい旨の要求書が付されております。
この要求につきまして御審議をお願いいたします。
#15
○委員長(鶴保庸介君) ただいまの事務総長報告の決議案の委員会審査を省略することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○委員長(鶴保庸介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。─────────────
#17
○委員長(鶴保庸介君) 次に、本日の再開後の本会議の議事に関する件を議題といたします。#18
○川合孝典君 再開後の議事は、お手元に配付いたしました資料のとおり議事を進めることの動議を提出いたします。#19
○委員長(鶴保庸介君) ただいまの川合孝典君提出の動議に賛成の諸君の挙手を願います。〔賛成者挙手〕
#20
○委員長(鶴保庸介君) 多数と認めます。よって、川合孝典君提出の動議は可決されました。なお、予鈴は午後三時二十五分、本鈴は午後三時三十分でございます。
暫時休憩いたします。
午後三時十一分休憩
〔休憩後開会に至らなかった〕