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2010/10/22 第176回国会 参議院 参議院会議録情報 第176回国会 本会議 第4号
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2010/10/22 第176回国会 参議院

参議院会議録情報 第176回国会 本会議 第4号

#1
第176回国会 本会議 第4号
平成二十二年十月二十二日(金曜日)
   午前十時一分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議事日程 第四号
  平成二十二年十月二十二日
   午前十時開議
 第一 平成二十二年四月以降において発生が確
  認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処
  するための手当金等についての所得税及び法
  人税の臨時特例に関する法律案(衆議院提出
  )
 第二 平成二十二年四月以降において発生が確
  認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処
  するための手当金等についての個人の道府県
  民税及び市町村民税の臨時特例に関する法律
  案(衆議院提出)
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、永年在職議員表彰の件
 以下 議事日程のとおり
     ─────・─────
#3
○議長(西岡武夫君) これより会議を開きます。
 この際、永年在職議員表彰の件についてお諮りいたします。
 議員自見庄三郎君は、国会議員として在職すること二十五年に達せられました。
 つきましては、院議をもって同君の永年の功労を表彰することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(西岡武夫君) 御異議ないと認めます。
 同君に対する表彰文を朗読いたします。
   〔自見庄三郎君起立〕
 議員自見庄三郎君 君は国会議員としてその職にあること二十五年に及び常に憲政のために力を尽くされました
 参議院は君の永年の功労に対しここに院議をもって表彰します
   〔拍手〕
    ─────────────
#5
○議長(西岡武夫君) 輿石東君から発言を求められました。発言を許します。輿石東君。
   〔輿石東君登壇、拍手〕
#6
○輿石東君 私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表させていただき、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました自見庄三郎先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。
 自見先生は、昭和五十八年の第三十七回衆議院総選挙において初当選をされて以来、連続七回の当選を数え、二十一年十か月の長きにわたり衆議院議員として御活躍をしてこられました。
 その後、平成十九年の第二十一回参議院通常選挙において当選され、本院議員に転じ、この度国会議員として在職二十五年に達せられたのであります。
 この間、自見先生は、衆議院におきましては、逓信委員長、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長、武力攻撃事態等への対処に関する特別委員長等の要職を歴任してこられました。また、宇野内閣及び第一次海部内閣の国土政務次官、第二次海部改造内閣の通商産業政務次官、第二次橋本改造内閣の郵政大臣として国政の中枢に参画され、さらに現在は、菅内閣において金融担当大臣及び郵政改革担当大臣の重責を担われ、その卓越した政治手腕を遺憾なく発揮しておられます。
 このように、自見先生は、高い見識と豊かな政治経験に基づき、我が国の議会政治発展のため多大の貢献をしてこられました。
 ここに、我々議員一同は、先生の二十五年間の御功績に対しまして深甚なる敬意を表しますとともに、本日、栄えある表彰を受けられたことに対し、心から祝意を表する次第であります。
 現在、山積する諸問題の解決に当たっては、国権の最高機関である国会が主導的に対応することが求められており、参議院の果たすべき役割も重要なものとなります。
 特に、本年は議会開設百二十周年となる節目の年であり、どうか自見先生におかれましては、この上とも御健康に留意をされ、今後とも、国民のため、さらには参議院の権威高揚と我が国の議会制民主主義の発展のため、なお一層の御尽力を賜りますよう切にお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。
 誠におめでとうございました。(拍手)
#7
○議長(西岡武夫君) 自見庄三郎君から発言を求められました。発言を許します。自見庄三郎君。
   〔自見庄三郎君登壇、拍手〕
#8
○自見庄三郎君 ただいま院議により永年勤続二十五年の表彰の栄に浴し、心からお礼を申し上げます。また、輿石東先生より身に余るお祝いの言葉をいただき、恐縮に存じます。本当にありがとうございます。
 私は、衆議院と参議院の両院にわたる政治活動にかかわってきました。それにもかかわらず、通算していただいての表彰だけに感激ひとしおであります。
 私は、昭和二十年、敗戦の年に生まれました。三歳のときに開業医であった父を失い、六人兄弟の末っ子として母子家庭に育ちました。我々の世代は、七〇年安保闘争による学園紛争に遭遇し、多感な学生時代を過ごした世代でもあります。
 私は、昭和五十八年、三十八歳で衆議院議員として奇跡の初当選をして以来、一隅を照らすを信条としています。五年前の郵政選挙により、私は、自分の政治的信念に逆らい踏み絵を踏むことはできませんでした。刺客によって衆議院選挙で落選し、いったんは政治生命を絶たれました。落選という天が与えられた試練を前進の糧とし、一年十か月を経て、ぶれない保守を唱える国民新党に入党し、平成十九年の参議院選挙で全国比例区で当選をさせていただきました。国民新党を結党した先人、同志、支援者の方々のおかげであり、幾ら感謝してもし過ぎることはありません。
 衆参両院、小、中、大の三選挙区制度を経験し、与党、野党、与党、野党、与党と貴重な経験をさせていただきました。そのことにより、与党というフィルターを通じてしか見えない日本社会の姿、人の心、野党というフィルターを通じてしか見えない日本社会の姿、人の心があると分かりました。一方にだけ偏していては、現代の日本社会と日本人の心の全体像が見えにくいと実感をいたしました。異なる視点や観点であっても、どちらもそれは現代の日本社会と日本人の心の多様性であるのだということを深く認識をいたしました。
 国会議員歴二十五年に当たる本年六月、民主党、国民新党による菅連立政権の金融・郵政改革担当の国務大臣に図らずも任ぜられました。さらに、九月十七日には、菅改造内閣において再任されました。誠に感謝に堪えません。郵政担当は、平成九年、第二次橋本改造内閣において郵政大臣を務めたことに続く重責であります。
 この夏、私は米国と中国を訪れました。米国では、金融の分野で一昨年のリーマン・ショックを受け、金融規制改革法、いわゆるドッド・フランク法が成立いたしておりました。市場を自由にし、とにかく競争にゆだねるべきだとの従来の方針を転換し、金融不安の再発防止、消費者保護等のために必要な規制を講ずべきだという法律であります。いわゆるハイリスク・ハイリターンの考え方が米国においても是正されつつありました。
 一方、中国では、都市部が目覚ましい経済成長を遂げる一方、農村部との格差是正が課題とされております。中国でも郵便局ネットワークを通じ、郵便サービスに加え、貯金、保険の三事業一体のサービスを提供し、多くの農村部の方々の暮らしを支えていこうとしております。
 郵便局の三事業一体やユニバーサルサービスの実現は、我が国だけではなく世界の様々な国々で重要な政策課題となっております。守るべき価値は守る、国民、利用者の視線に立った郵政改革の実現に努めてまいらねばならないと思っております。
 私は四十年間医師であります。医療も政治も、人間こそが主人公でなければならないと確信をいたしております。かつての共産主義のドグマ、冷戦の崩壊後、しょうけつを極めた新自由主義の金、マーケットが主人公とする考えには決してくみすることはできません。
 政治家にとっては世界観、歴史観、国家観、価値観が大切だと考えております。先輩から、政治家とは鳥の目と虫の目を持つべきだとも教えていただきました。政治の世界に教科書はありません。しかし、政治の世界では手段の正しさとともに結果のいかんが問われます。このことを心に刻み、重い責任を一歩一歩、いや半歩半歩果たすために全身全霊を尽くしていくしかありません。
 議員を始め多くの皆様方の御指導を切にお願いをいたします。
 最後に、いま一度、至らぬ私を親身になって支えてくださった郵政関係、医療関係の後援会の方々、そして何よりも私の地元、北九州、筑豊、京築の皆様方、秘書を始め事務所のスタッフと、特に我が妻礼子、息子、我が娘にも感謝し、謝辞といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
     ─────・─────
#9
○議長(西岡武夫君) この際、国会議員として永年にわたり在職されました前議員の表彰についてお諮りいたします。
 国会議員として二十四年の長きにわたり在職されました山下八洲夫君、広中和歌子君、青木幹雄君及び千葉景子君に対し、永年の功労を表彰することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○議長(西岡武夫君) 御異議ないと認めます。
 よって、四君を表彰することに決しました。
 表彰式は、追って議長において執り行います。
     ─────・─────
#11
○議長(西岡武夫君) 日程第一 平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案(衆議院提出)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。財政金融委員長藤田幸久君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔藤田幸久君登壇、拍手〕
#12
○藤田幸久君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、衆議院財務金融委員長提出によるものでありまして、平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等の交付を受けた個人及び法人について、所得税の免税及び法人税の損金算入の特例措置等を設けようとするものであります。
 委員会におきましては、提出者衆議院財務金融委員長石田勝之君より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#13
○議長(西岡武夫君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#14
○議長(西岡武夫君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#15
○議長(西岡武夫君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          二百十五  
  賛成            二百十五  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#16
○議長(西岡武夫君) 日程第二 平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等についての個人の道府県民税及び市町村民税の臨時特例に関する法律案(衆議院提出)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。総務委員長那谷屋正義君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔那谷屋正義君登壇、拍手〕
#17
○那谷屋正義君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等の交付を受けた個人について、当該手当金等の交付により生じた所得に係る道府県民税及び市町村民税の所得割の額として政令で定める額を免除しようとするものであります。
 委員会におきましては、衆議院総務委員長原口一博君から趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#18
○議長(西岡武夫君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#19
○議長(西岡武夫君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#20
○議長(西岡武夫君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          二百十五  
  賛成            二百十五  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
#21
○議長(西岡武夫君) 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時二十四分散会
ソース: 国立国会図書館
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